テイスティング・レポート 2000年8月1日実施

テーマ:ブルゴーニュ(J.I.S.インデント輸入)

参加者:藤井社長、藤井主任、太田、菅谷、永井、藤井(智)、藤井(理),山内(ゲスト)
場所  :主任宅

このレポートは弊社が商品開発のために毎週行っている試飲結果の一部です。 なお、この試飲で評価の低かったワインについてはレポートに載せていませんのでご了承下さい。


今日の一押し (Michel Gaunoux Pommar 1er Cru Grands Epenots '87

Chanzy Bourgogne Rouge "Clos de la Fotune" '97   \2,000
シャンズィ ブルゴーニュ ルージュ ”クロ ド ラ フォーチュン”
生産地 コート ド シャロネイズ 生産者 シャンズィ 規格 A.O.C. 葡萄品種 ピノ ノワール 輸入元 J.I.S.
鮮やかな赤、しっかりとした色、縁は少々薄くなっている
香り 瓜の香り(社長)、梅じその香り(社長)、イチゴジャムの香り(太田)、炭の香り(主任)
辛口、酸味有り、タンニンやや強い、ライトボディーからミディアムボディー、果実味がある、味にもイチゴジャムの風味(太田)、焦げた風味(永井)、グズベリー(北海道特産の瓜系の果物)の味(主任)
味の変化 ベリー系の風味が落ち着くと木樽の味が強くなってくる
総評 バランスのとれたワイン。 そのイチゴの風味と梅を思わせる酸味がとても楽しい。 ややタンニンは強いがワインのアクセントと考えられる範囲内である。
Capitain Gagnerot Ladoix Rouge '95  \2,600
キャピタン ガニュロー ラドワ ルージュ
生産地 コート ド ボーヌ 生産者 キャピタン ガニュロー 規格 A.O.C. 葡萄品種 ピノ ノワール 輸入元 J.I.S.
赤、色の濃さは普通、縁はオレンジの色合い
香り さくらんぼの香り(主任)、やや熟成香がある、
辛口、酸味有り、ライトボディーからミディアムボディー、果実味がある、こなれた味わい、
味の変化 酸味と果実味の風味がより良くなってくる
総評 果実味や酸味に対して木樽の風味が強すぎないので今飲むのに丁度良い。 やや熟成した風味も食事とあわせやすくお奨めの逸品。
Capitain Gagnerot Ladoix 1er Cru la Micaude Rouge '95  \3,200
キャピタン ガニュロー ラドワ プルミエクリュ ラ ミコード ルージュ
生産地 コート ド ボーヌ 生産者 キャピタン ガニュロー 規格 A.O.C. 葡萄品種 ピノ ノワール 輸入元 J.I.S.
赤、やや濃い色、縁はオレンジの色合い
香り さくらんぼの香り(主任)、木樽の香り、やや熟成香あり
辛口、酸味有り、ミディアムボディー、果実味がやや強い、タンニンが強い、
味の変化 堅くて表情がまだ出てきていない、後味に果実の風味がより強くなってくる
総評 まだタンニンが豊富なので時間をかけて飲んだ方がよい。 来春あたりが飲み頃か? ポテンシャルの高さは感じる。
Leroy Bourgogne Rouge '96  \3,200
ルロワ ブルゴーニュ ルージュ
生産地 ブルゴーニュ 生産者 ルロワ 規格 A.O.C. 葡萄品種 ピノ ノワール 輸入元 J.I.S.
赤、やや濃い色、縁は少々薄くなる
香り グリオッティーヌ(さくらんぼのコアントロー漬け)の香り(社長)、スパイシーな香り(菅谷)、ミント系のハーブの香り(菅谷)
辛口、果実味が強い、凝縮感がある、タンニンも豊富、酸味もしっかりしている、さくらんぼの風味、プルーンの風味(永井)、カシスリキュールの味わい(主任)
味の変化 熟したプルーンの風味とタンニンがより強調されてくる
総評 果実味、酸味、タンニン、全ての要素がこの価格帯の中では1枚上手。 ブルゴーニュは薄いと感じている方にもお薦めできるワイン。
Parent Beaune 1er Cru les Epenottes Rouge '95  \3,900
パラン ボーヌ プルミエクリュ レ ゼペノット ルージュ
生産地 ボーヌ 生産者 パラン 規格 A.O.C. 葡萄品種 ピノ ノワール 輸入元 J.I.S.
ほんのりと朱の混じった赤、濃さは普通、縁は少々薄くなる
香り シシトウの香り(理江)、ホオズキの香り(主任)、ミルキーな樽の香り(菅谷)、プラムの香り(山内)
辛口、果実味が強い、ミディアムボディーからフルボディー、ミネラルを感じる味(山内)、塩気を感じる(菅谷)、
味の変化 紅茶の風味(理江)、硬い風味(社長)
総評 果実味にミネラルの味が入り交じり複雑な風味を醸し出している。 まだまだ硬いがこれからどんどん成長していくと思う。
Jean Gros Chambolle Musigny '95  \4,700
ジャン グロ シャンボール ミュジニー
生産地 シャンボール ミュジニー 生産者 ジャン グロ 規格 A.O.C. 葡萄品種 ピノ ノワール 輸入元 J.I.S.
鮮やかな赤、濃さは普通、縁はオレンジの色調
香り 柑橘系の皮の香り(主任)、泡盛の香り(主任)、シメジの香り(智子)、
辛口、ミディアムボディー、フルーツの酸味(菅谷)、タンニンがある、クラシカルな味筋(菅谷)
味の変化 木樽の風味が増してくる、香木の香りが出てくる(理江)
総評 素直で嘘のない味。 果実味が落ち着いてきたがまだ熟成による風味が香りにしか出てきていないので後1年ぐらい待ちたい。 血筋の良さはよく分かるワイン
Pierre Bouree Gevrey Chambertin "Clos de la Justice" '95  \4,500
ピエール ブーレ ジュブレー シャンベルタン ”クロ ド ラ ジャスティス”
生産地 ジュブレー シャンベルタン 生産者 ピエール ブーレ 規格 A.O.C. 葡萄品種 ピノ ノワール 輸入元 J.I.S.
鮮やかな赤、濃さは普通、縁はオレンジの色調
香り 硫黄の香り(社長)、ヴァニラの香り(主任)、きのこの香り(永井)
辛口、ミディアムボディーからフルボディー、しっかりとした酸味(山内)、落ち着いてきたタンニン、甘酸っぱい果実味、美味しい
味の変化 焦がした風味(太田)
総評 格付けされた畑ではないのに1級と同等の味わいを楽しめる。 やはりこの蔵元の十八番のワインだけのことはある。
Albert Morot Beaune 1er Cru Cent Vigne '93  \4,100
アルベール モロー ボーヌ プルミエクリュ ソン ヴィーニュ
生産地 ボーヌ 生産者 アルベール モロー 規格 A.O.C. 葡萄品種 ピノ ノワール 輸入元 J.I.S.
黒っぽい赤、やや濃い色、縁までしっかりとした色合い
香り 動物の香り(理江)、グズベリーの香り(永井)、焦がした樽の香り(社長)
辛口、ミディアムボディーからフルボディー、酸味が心地よい、果実味がとっても豊か、塩気を感じる(理江)、スケール感のある濃密さ(菅谷)
味の変化 昆布の風味、熟したプラムの風味(永井)、火薬の香り(菅谷)
総評 今日、今まで飲んだワイン中で一回り大きさの違いを感じる。 最近はブルゴーニュでも酸味主体のワインが減ってきたが、その中にあって美味しい酸味で飲ましてくれるワイン。
Jean Gros Vosne Romanee 1er Cru Clos des Reas '96  \7,800
ジャン グロ ヴォーヌ ロマネ プルミエクリュ クロ デ レア
生産地 ヴォーヌ ロマネ 生産者 ジャン グロ 規格 A.O.C. 葡萄品種 ピノ ノワール 輸入元 J.I.S.
黒っぽい赤、やや濃い色、縁は少々薄い
香り 動物の香り(社長)、木の香り、ヨードの香り(菅谷)
辛口、ミディアムボディーからフルボディー、さくらんぼのような酸味(主任)、軽やかな風味、旨味のある味わい(菅谷)、美味しい
味の変化 動物の香りがよりはっきりとしてくる、タンニンが丸い(主任)
総評 今、まさに青年から大人の男性へと変身しようとしている。 もう1年ほどでもっと美味しくなると思う
Robert Ampeau et Fils Beaune 1er Cru Clos du Roi '87  \5,500
ロベール アルヌー エ フィス ボーヌ プルミエクリュ クロ デュ ロワ
生産地 ボーヌ 生産者 ロベール アルヌー 規格 A.O.C. 葡萄品種 ピノ ノワール 輸入元 J.I.S.
黒っぽい赤、濃さは普通、縁は少々オレンジの色調、
香り 動物の皮の香り、茹でた大豆の香り、野菜の香り、
辛口、ミディアムボディー、酸味はあるが優しくなっている、熟成した風味、醤油ぽい味(理江)
味の変化 熟成感がよりハッキリと現れる、枯れた風味が口の中に広がる
総評 果実味は枯れ始めているがとっても良い枯れ方をしている。 だしをたっぷりと使った野菜の煮込みに合いそうな味
Michel Gaunoux Pommar 1er Cru Grands Epenots '87  \8,300
ミッシェル ゴーヌー ポマール プルミエクリュ グラン ゼペノ
生産地 ポマール 生産者 ミッシェル ゴーヌー 規格 A.O.C. 葡萄品種 ピノ ノワール 輸入元 サントリー
黒っぽい赤、濃さは普通、縁までしっかりとした色
香り 干したプラムの香り(社長)、干しイチジクの香り(太田)、ミントの香り(主任)
辛口、フルボディー、果実味の甘み有り、酸味が美味しい、凝縮感のある味(理江)、チョコレートの風味、あんこの風味(太田)、シャルトリューズ ヴェールの風味(主任)
味の変化 カカオの風味(理江)、草餅の味(主任)、セロリやミツバの香り(菅谷)
総評 13年を経てもなお、成長し続けているワイン。 バックボーンがしっかりとした味でこの価格はお買得だと思う。 このワインを飲むと「グラン ゼペノ」はブルゴーニュのグランクリュと同等に扱われている理由がよくわかる。

テイスティング参加者のプロフィール
 
社長

 

弊社社長。 人間ガスクロマトグラフィーの異名をとる。 安酒をこよなく愛する。 主任

 

弊社主任。 寡黙な職人気質の男。 シニアワインアドヴァイザーの資格を持つ。 好きなワインはブルゴーニュ。 このホ−ムページの管理者
太田

 

ハードリカー担当のバイヤー。 女性独特の感性を生かした視点に光るものあり。 菅谷

 
D.Jを続けている異色のニューカマー。 ハードリカーを含め酒全般に精通する。日が沈んでからが彼の本領発揮の時間らしい。 現在ワイン担当バイヤー。


 

新入社員。 その秘めたるパワーは未知数。 今後の成長に期待


 

ゲスト。 某イタリアン レストランの元店長。 現在は本社勤務。 ソムリエの資格を持つ。

ワインの輸入元、弊社担当。 ワインに対する造詣の深さは今日のコメントからも十分伺える      

Topに戻る