テイスティング・レポート 2000年8月29日実施

テーマ:ボルドー

参加者:藤井社長、藤井主任、太田、菅谷、永井、藤井(智)、藤井(理)
場所  :社長宅

このレポートは弊社が商品開発のために毎週行っている試飲結果の一部です。 なお、この試飲で評価の低かったワインについてはレポートに載せていませんのでご了承下さい。


今日の一押し (Domaine de la Gaffeliere '87 Saint-Emilion

Chateau Petit Figeac '97 Saint-Emilion  \2,500  特価
シャトー プティ フィジャック サンテミリオン
生産地:サンテミリオン 生産者:シャトー プティ フィジャック 規格:A.O.C. 葡萄品種:メルロー 60%、カベルネ・フラン 40% 輸入元:アルカン
色(赤ワイン) 紫の混じった赤、色の濃さは普通
香り アメリカンチェリーの香り(主任)、ゴボウの香り(社長)小豆の香り(社長)、カシスの香り(菅谷)
辛口、酸有り、ミディアムボディー、果実味はしっかりとしている、ベリー系の果物の甘酸っぱい風味、わずかにカベルネ・フランを思わせるヨモギの風味(菅谷)
味の変化 バタージャムトーストのような味(永井)、ドロップのような甘さ(智子)、酸味が美味しいので飲み飽きしない(太田)
総評 果実味が豊で酸味もいい感じ。 まだ果実味にフレッシュな風味が強く感じられるので熟成が楽しみ。 子羊を赤ワインのソースで食べたくなる。
Chateau Haut Beausejour '96 Saint-Estephe  \1,900  特価
シャトー オー ボーセジュール サンテステフェ
生産地:サンテステフェ 生産者:シャトー オー ボーセジュール 規格:A.O.C. 葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 40%、メルロー 52%、プティ・ヴェルド 5%、マルベック 3% 輸入元:アルカン
色(赤ワイン) 紫の強い赤、やや濃い色、縁までしっかりした色
香り 森の落ち葉の香り(社長)、木樽の香り(太田)、ヨモギの香り
辛口、ミディアムボディー、ややタンニンが強い、果実味がしっかりしている、やや青草のトーンがある(太田)、ミルクっぽい味(智子)
味の変化 草餅の風味、カシスなどのベリー系リキュールの風味(主任)
総評 華美に飾り立てずに質素だが芯のしっかりとしたイメージのワイン。 サンテステフらしく大地を連想させる素直な味筋
La Dame de Montrose '97 Saint-Estephe  \2,600
ラ ダーム ド モンローズ サンテステフェ
生産地:サンテステフェ 生産者:シャトー モンローズ 規格:A.O.C. 葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 60%、メルロー 25%、カベルネ・フラン 10%  輸入元:稲葉
色(赤ワイン) 紫の強い赤、色の濃さは普通、
香り 焦げた香り(太田)、岩苔を思わせる香り(永井)、やや腐葉土の香り、杉の木の香り(菅谷)
辛口、ミディアムボディー、果実味が豊か、一口目から打ち解けてくる味(智子)、優しい味(太田)、ビターチョコの風味(主任)
味の変化 ミルクが焦げた風味(理江)、タンニンが強くなる(社長)、
総評 口に含んだとたん笑顔になるようなワイン。 その優しさを感じる味は時間と共に複雑さを醸しだし、飲む人を飽きさせない。 最近のモンローズに対する評価の高さを垣間見られる。
Chateau Haut Batailley '97 Pauillac  \3,500
シャトー オー バタイエ ポーイヤック
生産地:ポーイヤック 生産者:シャトー オー バタイエ 規格:A.O.C. 葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 60%、メルロー 25%、カベルネ・フラン 10%  輸入元:稲葉
色(赤ワイン) やや紫の入った赤、色の濃さは普通、
香り カシスや杉の木などのカベルネ・ソーヴィニヨン独特の香り(菅谷)
辛口、ミディアムボディー、酸味有り、タンニンもしっかりしている、果実味強い、若いので味にやや起伏が少ない(永井)
味の変化 カスタードの風味(主任)、パンの皮の味(菅谷)、酸味が美味しくなってくる、
総評 最初はやや単調な滑り出しだが徐々にその真価を発揮するタイプ。 上品な飲み口からプアマンズ ラフィットと呼ばれる理由がよく分かる。 今飲むのならデキャンタージュをお薦めします。
Chateau Lafon Rochet '97 Saint-Estephe  \3,600
シャトー ラフォン ロシェ サンテステフ 
生産地:サンテステフェ 生産者:シャトー ラフォン ロシェ 規格:A.O.C. 葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 80%、メルロー 20% 輸入元:稲葉
色(赤ワイン) 紫の混じった赤、やや濃い色
香り フランスパンの香り(智子)、カシスの香り(主任)、墨をイメージする香り(理江)、トーストの香り(永井)
辛口、ミディアムボディーからフルボディー、果実味が豊かで甘みすら感じる(太田)、バックボーンとして酸味が果実味を支えている(主任)
味の変化 焦げたおもちの風味(永井)、焼いたお肉の味(菅谷)、ベーコンの風味(理江)
総評 カシスを思わせる果実味とトーストした風味が入り交じりいい味を醸し出している。 濃度もしっかりとあり'97年ヴィンテージの中でも上位に位置していると思う
Domaine de la Gaffeliere '87 Saint-Emilion  \2,500
ドメーヌ ド ラ ガフリエール サンテミリオン
生産地:サンテミリオン 生産者:ドメーヌ ド ラ ガフリエール 規格:A.O.C. 輸入元:モトックス
色(赤ワイン) 朱の混じった赤、やや薄い色、縁はオレンジ色少々茶色も混じる
香り ミカンの皮の香り(社長)、腐葉土の香り(菅谷)、薬箱の香り(太田)、お総菜売り場の香り(智子)、メンマの香り(主任)、ヨードの香り(理江)
辛口、ミディアムボディー、熟成してこなれてきた酸味(主任)、味にもオレンジピールの風味(主任)思っていたよりも果実味がある(菅谷)
味の変化 マーマレードの味(主任)、チョコレートの風味少々(菅谷)、
総評 一般的に'87年のボルドーは悪い年と思われてます。  しかしメルローは早熟のため、秋の雨が始まる前に収穫を終えた蔵元も意外と多かったそうです。 このワインもそうした成功組の一つです。 熟成したサンテミリオンを味わうにはもってこいの逸品で、またこの価格はとっても嬉しい限りです。
Chateau Poujeaux '96 Moulis  \4,300
シャトー プジョー ムーリス
生産地:ムーリス 生産者:シャトー プジョー 規格:A.O.C. 葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 48%、メルロー 37%、カベルネ・フラン 9%、プティ・ヴェルド 6% 輸入元:稲葉
色(赤ワイン) 黒っぽい赤、やや濃い色、
香り 脂身の焦げた香り、メンマの香り(主任)
辛口、ミディアムボディーからフルボディー、果実味が濃い、少しだけ青い風味がある、トーストの風味(主任)、コーヒーの風味
味の変化 タンニンがより強くなる
総評 一口目からうち解けてくる。 そのしっかりとした果実味がとってもいい味を出している。
Chateau Gruaud Larose '96 Saint-Julien  \8,600
シャトー グリュオー ラローズ サンジュリアン
生産地:サンジュリアン 生産者:シャトー グリュオー ラローズ 規格:A.O.C. 葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 62%、メルロー 25%、カベルネ・フラン 9%、プティ・ヴェルド 4% 輸入元:サッポロビール
色(赤ワイン) 黒っぽい赤、濃い色、
香り 甘そうな香り、沼の香り(智子)、ハーブの香り(永井)、
辛口、フルボディー、果実味にスケール感がある(社長)、酸味がしっかりとしている、タンニンが強い、やや茎っぽい風味(菅谷)、アルコールの辛み、若さから来る単調さが少しある、(理江)
味の変化 コショーの香り(太田)、風味の広がりが心地よい、味が伸びる、
総評 いつ飲んでも高いレベルを保ち安心して飲めるワイン。 若い内はそのしっかりとした作りのためにやや単調なイメージがあるが時間と共にその素晴らしさを発揮していくと思う。
Chateau Latour '97 Pauillac  \19,500
シャトー ラトゥール ポーイヤック
生産地:ポーイヤック 生産者:シャトー ラトゥール 規格:A.O.C. 葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 80%、メルロー 15%、カベルネ・フラン 4%、プティ・ヴェルド 1%  輸入元:稲葉
色(赤ワイン) 黒っぽい赤、やや濃い色、
香り カシスの香り、森の香り、セージの香り、杉の香り
辛口、ミディアムボディーからフルボディー、茎っぽい青さがある、バランスが良い、果実味と森を感じる風味がいい
味の変化 トーストの風味が出てくる
総評 ボトルショックからまだ立ち直っていない感じがする。 最初に来る圧倒的な香りと余韻は素晴らしい。 もう少し待ってから飲んだ方が良かった!!

テイスティング参加者のプロフィール
 
社長

 

弊社社長。 人間ガスクロマトグラフィーの異名をとる。 安酒をこよなく愛する。 主任

 

弊社主任。 寡黙な職人気質の男。 シニアワインアドヴァイザーの資格を持つ。 好きなワインはブルゴーニュ。 このホ−ムページの管理者
太田

 

ハードリカー担当のバイヤー。 女性独特の感性を生かした視点に光るものあり。 菅谷

 
D.Jを続けている異色のニューカマー。 ハードリカーを含め酒全般に精通する。日が沈んでからが彼の本領発揮の時間らしい。 現在ワイン担当バイヤー。


 

新入社員。 その秘めたるパワーは未知数。 今後の成長に期待




Mac使いの元C.G.アーティスト、まだ未知数ではあるが芸術的感覚を生かした働きが期待できる。


 

ゲスト。 某イタリアン レストランの元店長。 現在は本社勤務。 ソムリエの資格を持つ。      

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