テイスティング・レポート 2000年11月22日実施

テーマ:フランス・ボルドー

参加者:藤井社長、藤井主任、太田、菅谷、永井、藤井(理江・ゲスト)

このレポートは弊社が商品開発のために毎週行っている試飲結果の一部です。 なお、この試飲で評価の低かったワインについてはレポートに載せていませんのでご了承下さい。


今日の一押し(Chateau Lafite Rothschild '94 Pauillac
Blanc de Lynch Bages Bordeaux Blanc '98  \3,800
ブラン ド ランシュ バージュ ブラン ボルドー ブラン
生産地:フランス・ボルドー 生産者:シャトー ランシュ バージュ 規格:A.O.C. 葡萄品種:ソーヴィニオン・ブラン 40%、セミヨン 40%、ミュスカデル 20%  輸入元:ラック コーポレーション
色(白ワイン) やや緑の混じった薄い黄色
香り 木樽の香り、ハッカ油の香り(菅谷)、ハチミツの香り(主任)、リンゴの香り(永井)、グレープフルーツの香り
辛口、ミディアムボディー、果実味は豊か、酸味はある、パインの缶詰の風味、オイリーな感じのグリセリン質の濃さ、味にも木樽の風味
味の変化 マスカットの風味(主任)、メロンの香り、酸味がのびてくる、バタークリームの風味(菅谷)
総評 ハーブ、リンゴ、木樽、ハチミツ、メロン、マスカット、と香りが次々と出てきてそれだけでも楽しませてくれる。 パインのような酸味とバタークリームを思わせる濃厚な風味が飲んだ人を魅了する。 素晴らしい。
Aile d'Argent '96 Bordeaux Blanc  \5,200
エール ダルジャン ボルドー ブラン
生産地:フランス・ボルドー 生産者:シャトー ムートン ロートシルト 規格:A.O.C. 葡萄品種:ソーヴィニオン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル 輸入元:稲葉
色(白ワイン) 緑の混じった黄色、輝きあり
香り チーズの香り(菅谷)、ゴムの香り(永井)、木樽の香り、揮発性の香り(太田)
辛口、ミディアムボディー、果実味の凝縮感がある、酸味はやや隠れている、アルコールの辛さあり、木樽の辛さあり
味の変化 銭湯を思わせる香り(太田)、スダチの香り(菅谷)、後味に栗の風味(永井)タマネギの風味(社長)
総評 持っている力の半分ぐらいしか表情を出していない。 何か硬い殻に覆われていて果実味や酸味が閉じこめられているような気がする。 次の日に飲んだときはカスタードやヴァニラの風味がハッキリと現れてきたので、もう少し待ってあげるととても美味しいワインに大変身すると思う。
Mahler Besse Cheval Noire '96 Saint-Emilion   \1,600
マーラー ベッセ シュヴァル ノワール サンテミリオン
生産地:フランス・サンテミリオン 生産者:マーラー ベッセ 規格:A.O.C. 葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニオン、カベルネ・フラン、メルロー 輸入元:トーメン
色(赤ワイン) ややオレンジの混じった黒っぽい赤、色の濃さは普通、
香り 青草の香り、錆びた鉄の香り、セルロイドの香り
辛口、ミディアムボディーからライトボディー、酸味あり、果実味は普通、タンニンは強くない、後味に柿の風味(主任)、酸味がサクランボに似ている(社長)
味の変化 ヨモギの風味
総評 青草やヨモギの香りがとってもよくでている。 やや茎っぽい風味もあるが全体的なバランスと価格を考えると十便満足できる味だと思う。
Chateau Fontenil '97 375ml Fronsac  \1,400
シャトー フォンテニール フロンサック
生産地:フランス・フロンサック 生産者:シャトー フォンテニール 規格:A.O.C. 葡萄品種:メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン 輸入元:成城石井
色(赤ワイン) 紫混じりの黒っぽいの赤、色は濃い、縁までしっかりとした色
香り カシスの香り(社長)、インクの香り(菅谷)、墨の香り、なめし革の香り(永井)
辛口、ミディアムボディー、果実味は強い、酸味は普通、タンニンが強い、粉薬のような粉っぽさ、
味の変化 レバーを思わせる血の風味(社長)
総評 タンニンの強さや木樽の風味などが全体にまだまとまっていない気がする。 しかし、その果実味の濃さでわずかにある欠点をも覆い隠している感じがする。もうほんの少し待ってあげるとグッと良くなると思う。
Chateau Lalande Borie '96 Saint-Julien  \2,800
シャトー ラランド ボリー サンジュリアン
生産地:フランス・サンジュリアン 生産者:シャトー ラランド ボリー 規格:A.O.C. 葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー 輸入元:稲葉
色(赤ワイン) やや朱の混じった黒っぽい赤、色はやや濃い
香り 重たい香り、マッシュルームの香り(主任)
辛口、ミディアムボディー、果実味は強い、酸味は普通、タンニンがしっかりとしている、果実味がこなれた味になり始めている
味の変化 味がどんどん伸びてくる
総評 エレガントさの中に芯のしっかりとした骨太さを感じる。 熟成した風味が出始めてきて優しさも兼ね備え非常に美味しい。
Connetable Talbot '93 Saint-Julien  \3,000
コネターブル タルボ サンジュリアン
生産地:フランス・サンジュリアン 生産者:シャトー タルボ 規格:A.O.C. 葡萄品種: 輸入元:稲葉
色(赤ワイン) 朱の混じった黒っぽい赤、縁はやや薄くなる
香り ヨモギの香り、ニッキの香り、やや青草のトーン、
辛口、ミディアムボディー、果実味は普通、酸味は普通、タンニンは普通、
味の変化 ミントの風味、生姜の風味(菅谷)
総評 93年はやや難しい年だったがこのワインは良くまとまっていていい味を出している。 若くてピチピチとしたボルドーも良いが落ち着いてしっとりとした風味は何物にも代え難い。
Chateau de Sales '96 Pomerol  \3,500
シャトー ド サル ポムロール
生産地:フランス・ポムロール 生産者:シャトー ド サル 規格:A.O.C. 葡萄品種: 輸入元:稲葉
色(赤ワイン) 黒っぽい赤、縁はやや朱色が混じる
香り ミカンの皮の香り(永井)、なめし革の香り、
辛口、ミディアムボディーからフルボディー、果実味は濃い、酸味は普通、ビロードのような舌触り(菅谷)、ココアの風味(理江)
味の変化 ヨモギの風味、シナモンの香り(主任)、コショーやチリのようなホットな辛さ(太田)
総評 絵に描いたようにポムロールらしさが詰まったワイン。 そのビロードの舌触りやミカンを思わせる甘酸っぱさそしてスパイシーさ、まるでおもちゃ箱のように楽しめる。
Chateau Soutard '95 Saint-Emilion  \4,800
シャトー スタール サンテミリオン
生産地:フランス・サンテミリオン 生産者:シャトー スタール 規格:A.O.C. 葡萄品種: 輸入元:稲葉
色(赤ワイン) 黒っぽい赤、色はやや濃い、
香り なめし革の香り(社長)、ドライフルーツの香り(理江)
辛口、ミディアムボディー、果実味にあふている、酸味は普通、タンニンがしっかりしている、果物の甘酸っぱい風味、ウイスキーボンボンのような味(菅谷)、
味の変化 木樽の香り、やや動物的な香りが強くなる、どんどん味が際限なく伸びてくる
総評 さすがにシンデレラワインだけのことはある。 最初はちょっと取っつきにくい感じがするが味の膨らむみ方が素晴らしく、翌日飲んでもその艶っぽい風味が素晴らしかった。
Chateau Mouton Rothschild '94 Pauillac  \20,000
シャトー ムートン ロートシルト ポイヤック
生産地:フランス・ポイヤック  生産者:シャトー ムートン ロートシルト 規格:A.O.C. 葡萄品種: 輸入元:AMG
色(赤ワイン) 黒っぽい赤、色は濃い、縁は少々薄くなる
香り インクの香り、トーストの香り、墨の香り、木樽の香り、
辛口、フルボディーからミディアムボディー、果実味が強い、酸味は果実味に隠れている、タンニンが強い、脂身を焦がしたときの風味
味の変化 ヴァニラの風味、
総評 一口目のインパクトのある味でもうムートンの虜にされた気がする。 好き嫌いのハッキリと出るワインだがムートンはムートンだった。
Chateau Lafite Rothschild '94 Pauillac  \21,500
シャトー ラフィット ロートシルト ポイヤック
生産地:フランス・ポイヤック  生産者:シャトー ラフィット ロートシルト 規格:A.O.C. 葡萄品種: 輸入元:AMG
色(赤ワイン) 黒っぽい赤、色は濃い、縁は少々薄くなる
香り トーストの香り
辛口、ミディアムボディーからフルボディー、果実味が強い、酸味がきれい、タンニンが強い、余韻がとても長い、硬い風味、キノコの味(理江)、鉄を思わせる風味、
味の変化 杉の香り、
総評 ラフィットはエレガント、スーと滑らかに口いっぱいに広がりその後果実味とタンニンが怒濤のごとく押し寄せてくる。 好みの違いで意見が分かれると思いますが僕はラフィットが好きです。

テイスティング参加者のプロフィール
 
社長

 

弊社社長。 人間ガスクロマトグラフィーの異名をとる。 リスキーなワインと安酒をこよなく愛する。 主任

 

弊社主任。 寡黙な職人気質の男。 シニア ワイン アドヴァイザーの資格を持つ。 好きなワインはブルゴーニュ。 赤黒の縦縞が大好き。 このホ−ムページの管理者
太田

 

ハードリカー担当のバイヤー。 女性独特の感性を生かした視点に光るものあり。 白米が大好きでニュートラルな味筋のワインを好む 菅谷

 
D.Jを続けている異色のニューカマー。 ハードリカーを含め酒全般に精通する。 幼少期の食べ物が良かったのかワインに対するコメントが的確である。 現在ワイン担当バイヤー、ワインアドヴァイザーの資格試験を目指す。
永井

 

新入社員。 その秘めたるパワーは未知数。 現在グラス担当バイヤー。 音楽に対する造詣も深い。 

 

ゲスト。 某イタリアン レストランの元店長。 現在は本社勤務。 ソムリエの資格を持つ。

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