テーマ:フランス・ボルドー

テイスティング・レポート 2001年6月22日

このレポートは弊社が商品開発のために毎週行っている試飲結果の一部です。 

このマークは参加者が5点満点で採点した結果の平均値を表しています。 皆様のワインに対する目安として表示しております。( 三つ以上の物はお勧めと考えてください)
今日の一押し(La Devise de Lilian '96 Saint Estephe) 
Rose de Calon '00 Bordeaux  \1,500
ロゼ ド カロン ボルドー
生産地:フランス・ボルドー 生産者:シャトー カロン セギュール 葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
色(ロゼワイン) 紫の混じったピンク色、ロゼとしてやや濃い色
香り イチゴの香り、ソーヴィニヨン・ブランのような青草の香り
辛口、ライトボディー、果実味は普通、爽やかな酸味、ミネラル感じる味、後味にタンニンを感じる、イチゴシロップのような風味、最後にほのかな甘みを感じる
味や香りの変化 イチゴの風味が木イチゴの風味に変わってくる
総評 辛口なのに後から、ほのかに木イチゴの甘みが出てきて素直に美味しいと言えるワイン。 ただし、甘口が好きな人はこのワインの綺麗なピンク色に誘われても飲まないこと。 ピンク色の持っている印象とは違って辛口なので・・・
La Devise de Lilian '96 Saint Estephe  \1,700
ラ ドゥヴィーズ ド リリアン サンテステフ
生産地:フランス・ボルドー 生産者:シャトー リリアン ラドウィ 葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー
色(赤ワイン) 紫の混じった黒っぽい赤、やや濃い色
香り 木樽の香り、やや熟成香、
辛口、ミディアムボディー、果実味はやや豊か、酸味もしっかりしている、カシスの風味、タンニンがしっかりしている、旨味のある味、バランスがとても良い
味や香りの変化 味の伸びがある、
総評 まずその香りを嗅いだだけでこのワインの虜になってしまった。 ほんのりと熟成した香り、上質な木樽の香り、小豆を炊いた香り、等々。 ミディアムボディーの口当たりではあるがカベルネ種中心のボルドーワインらしい骨格を持ち、最後まで十分楽しめる。 ボルドー好きにはたまらない1本!!
les Fiefs de Lagrange '98 Saint Julien 375ml  \2,500
レ フィエフ ド ラグランジュ サンジュリアン
生産地:フランス・ボルドー 生産者:シャトー ラグランジュ 葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー
色(赤ワイン) 紫の強い赤、濃い色、縁までしっかりとした色
香り ビターチョコの香り、タールの香り、炭を思わせる香り
辛口、ミディアムボディーからフルボディー、果実味はやや強い、酸味は普通、タンニンがやや強い、コショーを思わせる辛み、ウイスキー・ボンボンを感じる味、
味や香りの変化 豆腐の苦塩の風味が出てくる、
総評 ビターチョコ、ウイスキー、タール、等々の風味が前面に出てきていて最初のインパクトに特徴がある。 ただ、若さのせいか全体のまとまりがもう一つと言ったところ。 これからの成長を楽しみに待ちたいワイン。
Chateau Rigaud '90 Puisseguin Saint Emilion   \2,350
シャトー リゴー ピュイスガン サンテミリオン
生産地:フランス・ボルドー 生産者:シャトー リゴー 葡萄品種:メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン
色(赤ワイン) 黒っぽい赤、やや濃い色、縁はオレンジの色合いになっている
香り 豆を蒸かした香り、ヨモギの香り、なめし革の香り
辛口、ミディアムボディー、熟成した果実味、酸味はやや隠れている、シナチクの風味、余韻に熟成した旨味、トリッパの煮込みと良く合いそう
味や香りの変化 煮干しを思わせる風味が出てくる、
総評 ビロードの舌触り、優しい酸味、熟成した果実味、アミノ酸のような旨味、手ごろな価格でここまで完成度の高いワインがあるとは・・・
レバーやトリッパなど内臓系の料理に特に相性が良さそう。 とても好きなタイプのワイン。
Les Tourelles de Longueville '98 Pauillac  \2,800
レ トゥーレル ド ロングヴィル ポーイヤック
生産地:フランス・ボルドー 生産者:シャトー ロングヴィル バロン 葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー
色(赤ワイン) 紫の強い赤、濃い色、縁までしっかりとした色
香り 炭の香り、トーストの香り、木樽の香り
辛口、フルボディーからミディアムボディー、果実味は豊か、酸味はしっかりしている、タンニンが強い、甘苦い味、ココアの風味、
味や香りの変化 樹脂を感じる風味が出てくる、動物を感じる味、バターピーナッツを思わせる風味、塩気を感じる、油粘土を思わせる香り
総評 いかにもジャン・ミッシェル・カーズ(この蔵元の責任者)らしいワインに仕上がっている。 濃度の濃さと焼けた風味、甘みと苦みのバランス、バターのような余韻等々、全ての味の要素が男性的で力強い。 期待を持って待てるワイン。
Clos du Marquis '98 Saint Julien  \3,800
クロ デュ マルキ サンジュリアン
生産地:フランス・ボルドー 生産者:シャトー ピション ラランド 葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー
色(赤ワイン) 紫の強い赤、濃い色
香り カシスの香り、タールの香り、青草の香り
辛口、ミディアムボディーからフルボディー、果実味はやや強い、酸味は豊か、味にも青草の風味、ややアルコールの風味が強い、バランスがよい、
味や香りの変化 味に伸びがある
総評 優しい口当たりでバランスが良くすっきりとした味わいのワイン。 酸味と果実味がまだ調和されていないので飲むのはもう少し待った方がよいかも知れない。
Vieux Chateau Chauvin '98 Sainte Emilion Grand Cru  \4,750
ヴィュー シャトー ショーヴァン サンテミリオン グラン クリュ
生産地:フランス・ボルドー 生産者:ヴィュー シャトー ショーヴァン 葡萄品種:メルロー カベルネ・ソーヴィニヨン
色(赤ワイン) 紫の強い赤、濃い色、縁までしっかりとした色
香り カシスの香り、木樽の香り、カカオの香り、タバコの香り、燻した香り
辛口、ミディアムボディーからフルボディー、果実味は特に強い、酸味はやや隠れている、タンニンが粉っぽい、果実味の甘みがある、滑らかな舌触り、あんこを思わせる風味
味や香りの変化 大きな変化無し
総評 98年はサンテミリオンとポムロールがグレート・ヴィンテージでこのワインもその恩恵に浴している。 果実味の強さからあまりにも印象的なインパクトを受けるので逆に後味に物足りなさを感じるほどである。 特に翌日に味の伸びが感じられたので今後の成長に大いに期待がもてる。 意外に平均点が伸び悩んだのは果実味の強さをジュース的と感じた人がいて、その辺の評価の違いがポイントが以外と低かった理由と考えられる。 98年は特にドルドーニュ川右岸のワインに注目すべし!!!
Chateau Leoville Poyferre '98 Saint Julien   \4,750
シャトー レオヴィル ポワフェレ サンジュリアン
生産地:フランス・ボルドー 生産者:シャトー レオヴィル ポワフェレ 葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー
色(赤ワイン) 紫の強い赤、濃い色、縁までしっかりとした色
香り 木樽の香り、カカオの香り
辛口、ミディアムボディーからフルボディー、果実味はやや強い、酸味は豊か、のし梅の風味、ミカンを思わせる酸味、鉄っぽい風味、タンニンは目立たない、バランスがとても良い、
味や香りの変化 味に伸びがある、黒砂糖の風味、なめし革の香り、
総評 サンジュリアンらしい果実味と酸味のバランスが心地よいワイン。 一口目は特徴がないように感じるかも知れないがそのバランスの良さでジワジワと舌に訴えてくる、特に後になって出てくる黒砂糖のような風味は力強さがありとても良い。
Chateau Leoville Las Cases '98 Saint Julien   \13,000
シャトー レオヴィル ラスカーズ サンジュリアン
生産地:フランス・ボルドー 生産者:シャトー レオヴィル ラスカーズ 葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン
色(赤ワイン) 紫の強い赤、濃い色、縁までしっかりとした色
香り 鉛筆の芯の香り、チョコレートの香り、油粘土の香り
辛口、フルボディー、果実味は強い、酸味はやや豊か、アルコールが強い、果実味の甘みがある、タンニンがやや強いが嫌みではない、なめらかな味、味にもチョコレートの風味、桃の皮を連想させる風味
味や香りの変化 土っぽい風味が出てくる、キノコの風味が出てくる、味に伸びがある
総評 これは素晴らしく美味しい!!! 今日これまでに飲んだワインとはランクが違う。 なんと言っても果実味の凝縮感が良いのと、その果実味を支えている酸味が気持ちよい。 あくまでもエレガントで、しかも複雑さもあり、恍惚としてしまう気がする。 お金を貯めて年に1回ぐらいはこのレベルのワインを飲みたいものである。

テイスティング参加者のプロフィール
 
社長 弊社社長。 人間ガス・クロマトグラフィーの異名をとる。 リスキーなワインと安酒をこよなく愛する。 最近になってワインアカデミー札幌校の講師を頼まれたらしい。 主任 弊社主任。 寡黙な職人気質の男。 シニア ワイン アドヴァイザーの資格を持つ。 好きなワインはブルゴーニュ。 赤黒の縦縞が大好き。 このホ−ムページの管理者
藤井 敏彦
 
藤井 雅裕
 
菅谷 ハードリカーを含め酒全般に精通する。 幼少期の食べ物が良かったのかワインに対するコメントが的確である。 ワイン担当バイヤー。 ワイン・アドヴァイザーの資格試験を目指す。 永井 ハードリカー担当のバイヤー。 音楽に対する造詣も深い。
菅谷 卓
 
永井 順之
 
ゲスト。 某イタリアン レストランの元店長。 現在は本社勤務。 ソムリエの資格を持つ。    
藤井 理江
     

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