テーマ:ボルドー

テイスティング・レポート 2002年7月12日

このレポートは弊社が商品開発のために毎週行っている試飲結果の一部です。 

このマークは参加者が5点満点で採点した結果の平均値を表しています。 皆様のワインに対する目安として表示しております。( 三つ以上の物はお勧めと考えてください)
今日の一押し(Ch プジョー ’75) 
Les Hauts de Smith '01  \2,000
レ ゾー ド スミス

生産地:ボルドー 生産者:フロランス/ダニエル・カティアール 葡萄品種:カベルネソーヴィニヨン60%、メルロー40%

色(ロゼワイン) オレンジピンク、少々紫が混ざる
香り 赤いフルーツの香り、スモモの香り、スイカの香り、苺シロップの香り
辛口、ミディアムな果実味、アルコール辛い、甘味も感じる、カンパリの風味
味や香りの変化 オレンジの風味が出てくる
総評 なかなか濃度のあるロゼ。酸が弱いのか少々もったりした印象を受ける。とろっとしていてオレンジジュースのような感じ。イタリアのトレビアーノやカンパリのような感じもある。
Le Clairet de Mondot '01  \2,200
レ クレーレ ド モンド

生産地:ボルドー 生産者:ミッシェル・ロラン 葡萄品種:メルロー80%、カベルネソーヴィニヨン10%、カベルネフラン10%

色(ロゼワイン) 紫がかったピンク、かなり濃い色
香り 苺シロップの香り、ミネラルを感じる香り、アセロラの香り
辛口、ミディアムな果実味、苦味がある、赤ワインに近い味
味や香りの変化 グルナッシュのような風味が出てくる、ちょっと薬臭い感じがでてくる
総評 色合いも味も赤ワインに近いロゼ。濃すぎるためか苦味がちょっと気になる。ローヌのヌーヴォーやタベルロゼのような風味もある。もうちょっと爽やかなタイプに仕上げた方が良いと思う。
Cave Bel Air Bordeaux '00  \930
カーヴ ベレール ボルドー
生産地:ボルドー 生産者:? 葡萄品種:メルロー、カベルネソーヴィニヨン他
紫がかった黒っぽい赤
香り 苺の香り、青い香り、カベルネフランの香り
ミディアムライトな果実味、バランス良い、酸味が柑橘系の風味
味や香りの変化 フランボワの風味が出てくる、カシスの風味が出てくる
総評

なかなかバランスの良いワイン。上手く造られた感じがあるが、飲みやすく、酸が心地よい。最初は青さが気になるが、時間がたつと無くなってきて、フルーティーな風味が出てくる。価格を考えれば十分に楽しめる が、ラベルは良くない。

Reserve du Comte de Moussas '00   \1,300
レゼルヴ デュ コント ド ムーサ
生産地:ボルドー 生産者:ボリー・マヌー 葡萄品種:カベルネソーヴィニヨン、メルロー他

紫がかった黒っぽい赤

香り 茎っぽい香り、ピーマンの香り、少々ブケが出てきている
ミディアムライトな果実味、青い風味、苦味がある、タンニンはしっかりしている
味や香りの変化 あまり変化せず
総評 ボルドーらしい味わいでウソのないワイン。だが青さがかなり気になる。味わいも薄く、タンニンと、樽から来る苦味が気になる。バランスはあまり良くない。
Ch. de Braude '98   \2,000
シャトー ド ブロード
生産地:オーメドック 生産者:? 葡萄品種:カベルネソーヴィニヨン、メルロー他

黒っぽい赤

香り カシスの香り、スモーキーな香り、樽の香り、動物的な香り、シャンピニオンの香り
ミディアムリッチな果実味、カシスの風味、コーヒーの風味、甘味を感じる
味や香りの変化 カカオの風味が出てくる
総評 リッチな果実味と様々な香りが一体となっており、良くまとまった美味しいワインになっている。最初に来るキノコやカシスの香りにまず心を奪われ、しっかりとした味わいで満足する。すごいと言うほどではないが、かなり美味しいワイン
Les Pagodes de Cos '99   \2,800程度 
レ パゴード ド コス

生産地:サンテステフ 生産者:ブルーノ・プラッツ 葡萄品種:カベルネソーヴィニヨン60%、メルロー40%

紫がかった赤
香り シャンピニオンの香り、スモーキーな香り、醤油の香り、アジアンスパイスの香り、木の香り
ミディアムな果実味、まだ若い、苦味がある、キノコの風味
味や香りの変化 スーボワの香りが出てくる、オリエンタルな香りが強くなる
総評 まさにコスのセカンドワイン。見事なまでにオリエンタルな香りが広がる。まだ若い面は否めないが、味わいはしっかりしておりとても良い印象を受ける。熟成してくると素晴らしいワインになるでしょう。この価格帯の中では珠玉の出来。
Pierre Jacques Druet Bourgueil Les Cent Boisselees '96 \2,000  
ピエール ジャック ドリュエ ブルグイユ レ サン ボワスレ
生産地:ロワール 生産者:ピエール・ジャック・ドリュエ 葡萄品種:カベルネフラン100%
黒っぽい赤、エッジは少々薄い
香り アロマは弱め、少しチョコレートの香り、紅茶の香り、ピノノワールのような香り
ライトな果実味、軽めの口当たり、味は薄め、青さあまりない
味や香りの変化 石鹸の風味が出てくる
総評 ライトな果実味で、今ちょうど谷間にあるせいか閉じてしまっている。軽い口当たりであまり癖がない。一番懸念された独特の青さもなく、綺麗な造りをしている。美味しいのだが、期待したほどの強さはない。
Ch Griviere '96  \1,800
シャトー グリヴィエール
生産地:メドック 生産者:? 葡萄品種:メルロー58%、カベルネソーヴィニヨン33%、カベルネフラン9%
黒っぽい赤
香り インクの香り、スーボワの香り、チョコレートの香り、グローブの香り、ローストしたナッツの香り
ミディアムリッチな果実味、インクの風味、アルコールは高め、タンニンしっかりしている、やや甘味を感じる
味や香りの変化 ゴムの焦げた風味が出てくる、スモーキーな感じが強くなる
総評 かなりの濃度を感じるワイン。インキーな風味が強く、硫黄やゴムの風味も感じられる。樽のローストがきついのかもしれないが、それに十分耐えられるだけのパワフルさはあるので、なかなかバランスはよい。濃ーいワインが好きな方へお勧め。
Ch Fontenil '96  \3,400
シャトー フォンテニール
生産地:フロンサック 生産者:ミッシェル・ロラン 葡萄品種:メルロー100%
黒っぽい赤、エッジは少々薄くなってきている
香り トリュフの香り、スーボワの香り、シャンピニオンの香り、カカオの香り、熟したチェリーの香り
ミディアムリッチな果実味、熟成の旨みが出てきている、タンニンは強い、甘味がある
味や香りの変化 カカオの風味が強くなる、茎っぽい風味が出てくる
総評 ちょっと熟成してきたフォンテニール。果実身は柔らかくなってきており、トリュフやスーボワのようなブケが出始めている。タンニンはまだしっかりしており、苦味を感じるほど。フォンテニールは若い頃は果実味お化けのワインだが、これくらい熟成するとまた違った世界が見えてくる。
Ch Fort de Vauban '79  \3,000
シャトー フォール ド ヴォーヴァン
生産地:オーメドック 生産者:? 葡萄品種:カベルネソーヴィニヨン、メルロー他
赤みがかった茶色
香り 香木の香り、紹興酒の香り、キノコの香り、アロマは弱め
ミディアムライトな果実味、酸が支配的、柿の風味
味や香りの変化 生ゴムの風味が出てくる、生の羊肉の風味が出てくる
総評 無名のシャトーの古酒。色々なところで、このシャトーの古酒を見かける。熟成のピークか、下りかけにあるが、思ったよりも果実味はしっかりしている。バースデーヴィンテージの人には嬉しい価格ではないでしょうか?
Ch Poujeaux '78   \9,000
シャトー プジョー
生産地:ムーリス 生産者:テイユ兄弟 葡萄品種:カベルネソーヴィニヨン50%、メルロー40%、カベルネフラン5%、プティヴェルド5%
黒っぽい赤、エッジはレンガ色
香り スーボワの香り、キノコの香り、カシスの香り、塩辛の香り
ミディアムな果実味、インクの風味、酸は強め、タンニンはしっかりしている、アフターにカカオの風味
味や香りの変化 スモーキーな風味が出てくる、オレンジピールの風味が出てくる
総評 かなり熟成しているが、まだまだ若いプジョー。果実味もタンニンもまだしっかりしており、まだ熟成を重ねることが出来る。ブケはまだ完全に出きってないように思う。やはりこれくらい熟成してこそボルドーの真骨頂と言えるのでは?
Ch Poujeaux '75  \9,000
シャトー プジョー
生産地:ムーリス 生産者:テイユ兄弟 葡萄品種:カベルネソーヴィニヨン50%、メルロー40%、カベルネフラン5%、プティヴェルド5%
黒っぽい赤、レンガ色
香り スーボワの香り、杏の香り、紹興酒の香り
ミディアムな果実味、タンニンがしっかりしている、酸がきれい、ブケがぷんぷんと香る
味や香りの変化 ミントの風味がでてくる
総評 かなり熟成しており、ブケが出てきている素晴らしいプジョー。75年と言うこともありタンニンはかなりしっかりしており、骨格がきっちりしている。古酒のなまめかしさが出てきている。タンニンがしっかりしているので、あと5,6年は十分に持ちそうな味わい。
Ch La Mission Haut Brion '95   \15,500
シャトー ラ ミッション オー ブリオン
生産地:ペサック・レオニャン 生産者:ジャン・デルマ 葡萄品種:カベルネソーヴィニヨン48%、メルロー45%、カベルネフラン7%
黒っぽい赤
香り カシスの香り、ゆで卵の香り、ハムの香り、少しブケが出ている
ミディアムリッチな果実味、アルコールは強め、タンニンも強い
味や香りの変化 味が出てくる、インクの風味が出てくる
総評 素晴らしいワインなのだが、今ひとつ足りない気がする。ちょうど谷間にあるのかまだ開いていない。果実味も期待したほどは濃くなく、香りも開いてこない。2日目に飲んだ特はちょっと開いてきたが、まだまだいけるはず。もっと熟成させる必要があると思う。

テイスティング参加者のプロフィール
 
社長 弊社社長。 人間ガス・クロマトグラフィーの異名をとる。 リスキーなワインと安酒をこよなく愛する。 最近になってワインアカデミー札幌校の講師を頼まれたらしい。 主任 弊社主任。 寡黙な職人気質の男。 シニア ワイン アドヴァイザーの資格を持つ。 好きなワインはブルゴーニュ。 赤黒の縦縞が大好き。 このホ−ムページの管理者
藤井 敏彦
 
藤井 雅裕
 
菅谷 ハードリカーを含め酒全般に精通する。 幼少期の食べ物が良かったのかワインに対するコメントが的確である。 ワイン担当バイヤー。 ワイン・アドヴァイザーの資格試験合格! グラスやワイングッズ仕入れ担当。好きな品種はカベルネソーヴィニヨン。趣味はスケートボード。待ちに待ったシーズン到来で心躍るこの頃。
菅谷 卓
 
小田 洋平
 

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