
Vincent Dauvissat Irancy
シャブリ村でフランソワ・ラヴノーと双璧を成す最高の生産者。2003年よりイランシー村のピノ・ノワール種の畑を借りて、赤ワインも始めました。コートドール地区とは違った、北部のチャーミングなスタイルの赤。
Vincent Dauvissat Irancy
シャブリ村でフランソワ・ラヴノーと双璧を成す最高の生産者。2003年よりイランシー村のピノ・ノワール種の畑を借りて、赤ワインも始めました。コートドール地区とは違った、北部のチャーミングなスタイルの赤。
Faiveley Bienvenues Batard Montrachet Grang Cru
フェヴレが08年に入手した0.51haの区画。61年と88年にブドウが植えられた。フェヴレ所有のバタールの真下に連なる。輝きのある美しいイエロー。集中度のあるアロマをもち、白桃、洋梨、レモン、グレープフルーツなどの果実に蜂蜜。ヘーゼルナッツの香ばしさ。口に含むと果実の凝縮感が高くリッチ。ミネラルが優雅に全体をまとめる。
Faiveley Corton Charlemagne Grang Cru
クロ・デ・コルトンに連なる上部、ロニェ、ルナルド、ル・コルトンに植えられたシャルドネからなる。フェヴレ所有の面積は0.62ha。61年と88年に植えた。白い花、レモンやグレープフルーツの柑橘香。そして蜂蜜。ほんのりと新樽由来のバニラやナッツ。ピュアな酸味と硬質なミネラルはこのクリマならでは。背筋の伸びる、ピュアな味わい。余韻にもミネラルが長く残る。
Le Bourgeon Bourgogne Pinot Noir
高騰が続いているブルゴーニュで、お値打ちなピノ・ノワール種からの赤が入荷しました。多分、ブルゴーニュ南部産のピノ・ノワール種なのでしょう。やせた感じが無く、爽やかなチェリーの風味が楽しめるスタイルです。今や、この価格で南仏やニューワールド産では無く、ブルゴーニュ産のピノは貴重です。葡萄は除梗後、コンクリートタンクで発酵させ、ステンレスタンクで1年弱熟成しています。
Le Bourgeon Bourgogne Chardonnay
高騰が続いているブルゴーニュで、お値打ちなシャルドネ種からの白が入荷しました。多分、ブルゴーニュ南部産のシャルドネ種なのでしょう。完熟したリンゴの香りと、フレッシュ&フルーティな果実味が楽しめます。今や、この価格で南仏やニューワールド産では無く、ブルゴーニュ産のシャルドネは貴重です。葡萄はプレス後、低温で1日静澄させ、ステンレスタンクと低温で発酵、熟成しています。
Domaine Anne Gros Echezeaux Les Loachausses
4家族ある名門グロ一族の中でも注目のアンヌ・グロは、ビオディナミ及び有機農法を実践し、凝縮タイプではなく旨味と澄んだ果実味で人気の生産者。特級エシェゾー畑でも斜面上部の小区画、レ・ロアショースの内0.76ヘクタールを所有。25年間はドメーヌ・グロ・フレール・エ・スールに貸していた畑で、2007年に帰属。例年新樽80%で約16ヶ月熟成される、香り高く、豊かさと上品さを併せ持った味わいで知られる区画。
Domaine Anne Gros Clos Vougeot Le Grand Maupertui
ヴォーヌ・ロマネ村の名門、グロ一族の中で最も注目を浴びるアンヌ・グロ。畑はグラン・エシェゾーの真下にある絶好の区画。最上級のリシュブールからブルゴーニュ規格まで共通するピュアな味わいを持っています。
Domaine Laroche Chablis Grand Cru Les Clos
シャブリ村に60haの畑を所有するシャブリで最も歴史あるドメーヌで、広大な畑全域でサステイナブル農法を行い、除草剤、殺虫剤、防腐剤は使用していません。シャブリ村の正面に位置する南向き斜面で1.12haを所有。樹齢は35年。オーク樽とステンレスタンクによる発酵・熟成。濃密なミネラルと卓越したフィネスをもつシャブリの王様。良い日照量を受け葡萄がしっかりと熟し、ドメーヌのグラン・クリュの中で最も筋肉質で長い余韻を持ちます。
Domaine Laroche Chablis Grand Cru Les Blanchots La Reserve de L’Obedience
シャブリ村に60haの畑を所有するシャブリで最も歴史あるドメーヌで、広大な畑全域でサステイナブル農法を行い、除草剤、殺虫剤、防腐剤は使用していません。1991年より生産を始めたグラン・クリュ、レ・ブランショ畑の最高の区画を厳選したスペシャル・キュヴェ。区画ごとに醸造し初夏にブレンド。繊細なシルクのような滑らかな味わいのワインを選び、テロワールの個性を忠実に表現し、洗練した濃密な味わい。複雑さの中にミネラルを感じ、少なくとも20年は熟成できる完璧なワインを表現しています。
Vincent&Sophie Morey Bourgogne Pinot Noir
シャサーニュ村の名門ベルナール・モレ氏の長男ヴァンサン氏と妻ソフィーのドメーヌ。多分、シャサーニュ村付近のピノ・ノワール種から造られた赤で、全房発酵、木樽で14ヶ月熟成と、こちらも村名付きと変わらぬ造りのお値打ち品です。
Tortochot Gevrey Chambertin Vieilles Vignes
ジュヴレ・シャンベルタン村で代々続く生産者。先代のガブリエル氏の後を、娘姉妹が引き継ぎ更に評価を上げています。有機栽培を実践し、手摘み収穫。4日間の低温浸漬後に、15日間かけて発酵。木樽で15~18ヶ月熟成後に、ノンフィルターで瓶詰。ジュヴレ村でも古木葡萄の区画の赤は、作柄の良かった10年産。年月を経て、キノコやアニマル系の熟成香が期待されます。
Leflaive Macon Verze
ピュリニー村の筆頭ルフレーヴ家が04年から始めたマコン地区のワイン。畑はプイィ・フュイッセ村に近いヴェルゼ村。アンヌ・クロード女史の甥ポール・ド・ノゥエ氏が、樹齢25年強の葡萄が植えられている9.5ヘクタールの畑で、ビオディナミ(有機農法)栽培を実践。醸造はステンレスタンク、コンクリートタンク、木樽を用いて発酵、熟成を行っています。
Paul Garaudet Bourgogne Pinot Noir
モンテリー村に暮らし、約10ヘクタールの畑を所有する地元の生産者。有名なヴォルネ村とムルソー村に挟まれたモンテリー村と、近隣の畑のピノ・ノワール葡萄から造られた2019年産の赤がお値打ちな価格で入荷しました。作柄の良かった2019年産が、この価格は絶対にお得です!除梗後、野生酵母で発酵させ、1/4新樽で15~18ヶ月熟成させています。
Paul Garaudet Bourgogne Chardonnay
モンテリー村に暮らし、約10ヘクタールの畑を所有する地元の生産者。ムルソー村のシャルドネ葡萄から造られた2019年産の白がお値打ちな価格で入荷しました。作柄の良かった2019年産が、この価格は絶対にお得です!1/4新樽の樽と、野生酵母で発酵後、15~18ヶ月熟成させています。
Genot Boulanger Beaune Blanc En Lulunne
08年から現当主が引き継ぎ、評価を上げているムルソー村の生産者。ビオディナミ栽培に移行し、18年から有機のAB認証取得。ボーヌ村リュリュンヌ畑は、ポマール村に接する南向き斜面の最上部。2割新樽の小樽と自然酵母で発酵と熟成(12ヶ月)を行い、さらにタンクで6ヵ月寝かされます。斜面最上部の涼しさと、南向き斜面の豊かさが楽しめるバランスの良いシャルドネです。仏ベタンヌ&ドゥソーヴ誌でこの生産者は3星評価とビオマークが付いています。作柄の良かった2020年が限定入荷。
Vincent&Sophie Morey Bourgogne Chardonnay
シャサーニュ村の名門ベルナール・モレ氏の長男ヴァンサン氏と妻ソフィーのドメーヌ。多分、シャサーニュ村付近のシャルドネ種から造られた白で、木樽で発酵、熟成と、村名付きと変わらぬ造りのお値打ち品です。
Claude Gheeraert Bourgogne Chardonnay
ブルゴーニュ地方の北部に位置するシャティヨネ地区は、かつてシャンパーニュの一部としてワインを生産していたエリア。AOCの制定時にブルゴーニュ地方に分類されたため、シャンパーニュのワインとして生産することは出来なくなりました。サステナブルな農業を目指し、栽培はリュット・レゾネ(減農薬)を採用しています。発酵、熟成はタンクで行います。柑橘類や少しトロピカルフルーツを思わせるアロマに、フレッシュで力強いミネラルの要素が混ざっています。口当たりはとても力強く、そして同時に丸みがあり、アロマと同じ果実の豊かなフレイバーが広がり、引き締まった余韻が感じられます。
Hudelot Baillet Coteaux Bourguignons Rouge
薄旨系の味わいで新世代を担うシャンボール村の造り手。1981年の創業以降ずっとニコラ・ポテルやヴァンサン・ジラルダンへワインを販売してきましたが、本格的に自社ビン詰めを開始したのは1998年からです。ガメイブレンドとバカにしてはいけません。まるで農家の家飲み用ワインのように感じます。平均樹齢約40年。3回使用樽で12ヶ月間熟成。2018年ヴィンテージより、生産者収益金の一部は、「Comité Départemental Handisport de Côte d’Or(コート・ドール県ハンディスポーツ部門委員会)」および「Association Quad Rugby avec Corentin et les Black Chairs(コランタンとレ・ブラック・チェアーズによる車いすラグビー協会)」に寄付されています。ピノ・ノワール種50%、ガメイ種50%
Camille Giroud Mercurey Blanc
1865年設立の歴史ある名門ネゴシアン。更なる品質の向上を目指し、2016年より新進気鋭のカレル・フォーリュイスが醸造責任者となり、さらに評価を高めている注目の生産者です。サン・マルタン・モンテギュ村の石灰岩質土壌の高台にある「En Mussiot」というリュー・ディ(小区画)からのキュヴェ。
Philippe Pacalet Chambolle Musigny Premier Cru Les Sentiers
モレ・サン・ドニに接する、シャンボールで最も北にある畑で南東向きで暖かい区画。ボンヌ・マールの真下だが、土壌は異なり、茶色く重い粘土質に小石が多く混じっている。樹齢50年程度。ワインは非常にリッチで骨格が大きく、筋肉質で、よりモレ・サン・ドニに似ている。紅茶のようなニュアンス。ピノ・ノワール種100%
Philippe Pacalet Echezeaux
粘土石灰質で小石と砂を多く含んでいる。日照量は申し分なく、クロ・サン・ドニから吹いてくる冷たい風が良い影響を与えてくれる。台木は161-49C。醗酵は野生酵母のみ。醗酵初期は1日3回パンチングダウンして醗酵を促すが、その後は何もしない(温度管理もしない)。パワフルで密度が高く、洗練されたエネルギーがあります。香は深く複雑。ピノ・ノワール種100%
Philippe Pacalet Vosne Romanee
ライムストーンが豊富な粘土石灰土壌。ニュイ・サン・ジョルジュ寄りの小川の近くの畑、オウ・デシュ・ド・ラヴィリエの葡萄を使用。平均樹齢は60年以上で収量が少なく 31hl/ha。ワインは非常に豊かでリッチ。快楽的で開いていますが、緊張感も感じられます。ラズベリーやブラックベリー、ローズヒップとサンダルウッドのスパイスも非常に豊か。ピノ・ノワール種100%
Philippe Pacalet Gevrey Chambertin
今や自然派ワインの代名詞とも言われるフィリップ・パカレ。ジュヴレ・シャンベルタンそのものの個性を表現する為に北部から南部まで5~7箇所の区画をアッサンブラージュしている。シャン畑、スーヴレ畑、レ・クレオ畑、シャロー畑、ラ・プラティエール畑が主体。全房で発酵させ、できるかぎりワインを動かさずに熟成させることで繊細さを楽しめるワインになっています。ピノ・ノワール種100%
Daniel Eienne Defaix Chablis Premier Cru Vaillon
800年の歴史を持つシャブリのワイナリー。バトナージュは亜硫酸を添加することなくマロラクティック発酵により発生した炭酸ガスとともに18ヶ月間毎月行います。自己消化と呼ばれるこの酵母の自己破壊が、テロワール特有の香りと共にワインを豊かにします。熟成による重厚な香りと深いコク、パワフルなスタイルが特徴的。硬質なミネラルが和らぎ、フレッシュさを保ったまま飲み頃を迎えています。
Olivier Leflaive Batard Montrachet
白ワイン最高の造り手の一つであるドメーヌ・ルフレーヴより独立し、1984年に設立。ピュリニー・モンラッシェ村に居を構えるブルゴーニュ地方を代表するドメーヌ兼ネゴシアン。シャルドネ種100%
Chandon de Briailles Savigny les Beaune Aux Fournaux
サヴィニ村を中心に13.7ヘクタールの畑を所有する名門ニコライ家。2001年から引き継いだ、現当主フランソワ氏はビオディナミ栽培を実践し、醸造もバリバリの自然派スタイル。瑞々しさと、透明感のあるベリー系の果実味に、土壌からの複雑さと、余韻には上品な木樽の風味が、熟成を経て綺麗に調和し、まさに可憐なボーヌ地区のピノ・ノワール種の良さが楽しめます。ブルゴーニュにとって暑すぎなかった2017年産は、2022年に入って表情が開き始めて来たようです。1級オー・フルノー畑はペルナン村側で南東向きの恵まれた区画です。
Machard de Gramont Nuits Saint Georges Les Hauts Poirets
1963年にアルノー・グラモン氏によって設立され、現在は息子のアルバン&アレクシ兄弟によって運営されています。テロワールを表現したいとの想いから除草剤などは極力使用せずに自然に配慮した栽培を行っており、ピノ・ノワール種らしい繊細かつ奥深いフルーティさが表現されています。ドライフラワーや野イチゴ、さらにはタバコやトリュフといった複雑でスパイシーな香り。バランス良く、若いうちから楽しめますが、力強く飲み応えはしっかりしており、熟成のポテンシャルもあります。
Albert Grivault Meursault Clos du Murger
ムルソー村の名手アルベール・グリヴォーが所有するミュルジュ畑は、ムルソー村の境界線が畑の中を通っています。こちらはムルソーの村名を名乗れる恵まれた区画からの白です。1割新樽のフレンチオーク樽で発酵、熟成(11ヵ月)させた白は、ふくよかな果実味と穏やかな木樽風味が調和して、毎年安定した人気を博しています。熟成を経た2018年産が少量入荷しました。
Albert Grivault Meursault Premier Cru Clos des Perrieres
ムルソー村の名門生産者。ここの筆頭ワインが、1級畑ペリエールの中でも最高の区画と言われる、石垣で囲まれたクロ・デ・ペリエール畑(0.94ha)。ペリエール(石灰岩の石切り場)に接する土壌は、粘土(46%)、シルト(30%)、砂(24%)。味わいは石灰岩からのミネラル感と、粘土質特有の果実味がたっぷり溶け込んでいます。特級畑が無いムルソー村で、特級扱いされている別格の区画。
Albert Grivault Bourgogne Blanc Clos du Murger
ムルソー村の名手アルベール・グリヴォーのお値打ち品、ブルゴーニュ・ブランが入荷しました。畑はムルソー村中心部の区画と、クロ・デ・ペリエールの斜面上部の区画とのアッサンブラージュ。樹齢がまだ若いので、あえて新樽は使わず使用樽で発酵、熟成(11ヶ月)させました。ラベルに村名表記はありませんが、想像力豊かな方にとってはまごうことなきムルソー村の味わいでしょう。