
CoCo Farm Coco10R Yoichi Pinot Noir
余市の木村忠農園産のピノ・ノワール種を、岩見沢10R(トアール)ワイナリーのブルース・ガットラヴ氏が醸造した赤。葡萄の95%は丁寧に除梗を行い、残りの5%は全房のままで果皮、種と共に野生酵母で発酵。その後新樽1割の木樽で14ヶ月熟成させ、僅かなSO2を添加後、ノン・フィルターで瓶詰、更に瓶熟成を1年以上させています。2025年から3年程はフレッシュな赤系果実の風味が楽しめ、4年以降はキノコ等の熟成香が開き始めるでしょう。CoCo Farm Coco10R Yoichi Pinot Noir
余市の木村忠農園産のピノ・ノワール種を、岩見沢10R(トアール)ワイナリーのブルース・ガットラヴ氏が醸造した赤。葡萄の95%は丁寧に除梗を行い、残りの5%は全房のままで果皮、種と共に野生酵母で発酵。その後新樽1割の木樽で14ヶ月熟成させ、僅かなSO2を添加後、ノン・フィルターで瓶詰、更に瓶熟成を1年以上させています。2025年から3年程はフレッシュな赤系果実の風味が楽しめ、4年以降はキノコ等の熟成香が開き始めるでしょう。Coco Farm Cocoromi 雲の時間(Kumo no Jikan) 茜(Akane)
ココファームの「こころみ」シリーズは、新たなスタイルの実験的なワイン。「雲の時間・茜」は余市の荒畑、木村畑、相馬畑、才川畑、藤澤畑、長谷川畑のピノ・ノワール種主体に多品種をブレンドした赤。品種はピノ・ノワール種83%、ノートン種7%、レゲント種4%、タナ種2%、アルモ・ノワール種1%、他3%。産地は余市の葡萄が約9割、山梨と山形で1割です。野生酵母でゆっくりと発酵を行い、その後木樽に入れて約1年間熟成させています。ピノ・ノワール種からのベリーやチェリーの風味にノートン種等のスパイス感とタンニンが合わさり、爽やかさと豊かさが楽しめるようです。
Coco Farm Here Comes The Moon Kerner
栃木の名門ココファームが余市の藤澤農園等、余市の4農園産ケルナー種77%、ソーヴィニヨン・ブラン種22%他で造った爽やかな辛口白。10月下旬~11月上旬まで完熟を待った葡萄を優しく絞り、ステンレスタンクで自然酵母を用いてゆっくりと1ヶ月かけて発酵。そのまま自然の乳酸発酵も行いました。味わいは柑橘やメロンの果実味と、爽やかな酸とミネラル感が包み込んでいます。余市産ブドウの美味しさが楽しめることでしょう。
CoCo Farm Noumin Dry
栃木県の名門ココファームが造るテーブル・ワインの白。葡萄は北海道・余市、山形、長野などの優良な生産者達から入手し、栃木で醸造して、バランスの良いスタイルにブレンドしました。2021年の品種はミュラートゥルガウ種52%、ケルナー種32%、バッカス種8%、ソーヴィニヨンブラン種他ですから、多分、余市産が9割以上を占めています。各品種を優しくプレスし、野生酵母と低温で発酵させ、自然に乳酸発酵も始まりました。ドイツ系品種のフレッシュな果実感に、ソーヴィニヨン種のミネラル感が調和した爽やかな辛口タイプでしょう。
Coco Farm Koshu Fermented On Skins
2022年産の山梨県産甲州葡萄主体に、25%2021年産の山梨県産甲州葡萄をブレンドしたオレンジ・ワイン。2022年産は除梗後、果皮、種と共に野生酵母で発酵(2~4ヶ月間)させたオレンジワインと、房ごとタンクに入れて20日間低温浸漬を行ってから搾り、タンクで20日間野生酵母で発酵させた白ワイン、二つのワインを醸造。2021年産は1日低温浸漬を行ってから搾り、タンクで20日間野生酵母で発酵させた白ワイン。以上の3つをブレンドしました。熟成は約半分を木樽で、残りはタンクで熟成させました。完熟した杏や桃の果実味に、果皮、種からのにが旨味が合わさり複雑さを持った味わいが楽しめるようです。
Coco Farm Kita no Novo Brut
毎年、素晴らしい味わいで知られるココファームの泡「北ののぼ」。2023年春発売の白は、2015年と2016年をブレンドしたベースワインから造られました。葡萄は余市・木村農園産のピノ・ノワール種73%、シャルドネ種27%。野生酵母で発酵後にブレンドし、瓶詰後に泡用酵母で瓶内二次発酵と熟成を66ヶ月以上行い、2023年2月にオリ引きして打栓。木村農園らしい豊かな果実味と、長い瓶内熟成に旨味が楽しめます。
Coco Farm Kita no Novo Rose
完熟を待って10月20日に収穫した余市・木村農園産ピノ・ノワール種とピノ・ムニエ種を岩見沢の10Rワイナリーで野生酵母でゆっくりと発酵させて白ワインを造ります。翌春、このワインを足利のココファームに運び、蔗糖と酵母を加えて瓶詰めし、71ヶ月間も発酵と熟成を行いました。2024年6月にオリ引きを行い、減った分の補充に2023年産余市・藤澤農園のツヴァイゲルト種の赤を2%加えた事で、白ワインはロゼになって打栓をしました。味わいは爽やかな赤系果実の風味に、紅茶やナッツ等の熟成香が楽しめます。
Coco Farm Cocoromi Kerner Siesta
余市の契約農家、荒農園、藤澤農園、才川農園のケルナー種でも、貴腐葡萄から造られた柔らかな甘口タイプ。天候に恵まれた21年ですが、収穫時に一部の葡萄に灰色カビが繁殖しました。この菌が付いた葡萄は糖度が更に上がり、独自の芳香を持つため、貴腐葡萄と呼ばれます。この葡萄を丁寧に選り分け、まずは優しくプレスした果汁を野生酵母でゆっくりと発酵を行います。別のタンクで、プレス果汁に除梗し破砕しない葡萄粒を加えて1ヵ月熟成させて、二つのワインをブレンドしました。その後は野生乳酸菌でマロラクテック発酵を行い、6ヶ月熟成させて瓶詰しました。味わいはアンズや桃の果実味に蜂蜜の香りが混じります。完熟した果実甘味と、爽やかな酸味が調和したフルーティな味わいです。
Coco Farm Coco10R Yoichi Pinot Rose
日本で最上のピノと称される、余市・木村農園産ピノ・ノワール種を、10Rワイナリーのブルース・ガットラヴ氏が醸造したロゼ。まずは葡萄を房のまま低温のタンクに6週間置き、果皮の旨味を果汁に取り込みながら発酵させます。この葡萄をゆっくりと搾り、タンクと、古樽に入れて自然酵母で醗酵と乳酸発酵を続け、オリと共に8ヵ月熟成。爽やかさと色調の為に少量のシャルドネ種3%と、ツヴァイゲルト種1%をブレンド後、少量の亜硫酸塩を添加して、ノンフィルターで瓶詰しました。良く冷やすとフレッシュ・フルーティーなロゼですが、温度が上がってくるとスパイス感や複雑な旨味も感じられます。