Panevino Tanka Salina
現当主ジャンフランコ・マンカは代々受け継いできた畑での葡萄栽培を1986年に始め、1994年からワイナリーとしての活動を始めます。標高450mから700mまで、土壌も火山岩質から粘土-片岩質と様々な特性を持つ5つの区画に合計3ヘクタールの畑を持ち、サルデーニャの土着品種を栽培しています。畑では一切の施肥を行わず、畑に自生する草を鋤き込むことで緑肥として利用しているほか、ボルドー液さえも使用せず、細かい粉末状の土と硫黄を混ぜたものを農薬代わりに6月に1度(年、畑によっては1度も撒かない)する以外には一切何も畑には散布しません。タンカ・サリーナで獲れたカンノナウ種、ボヴァーレ種、ティンティッル種、モニカ種で造る赤ワイン。「サリーナ」はイタリア語で「塩田」などを意味する言葉で、実際に味わいには塩味が感じられます。