ワインリストは随時更新しておりますが、在庫は常に変動しておりますので、ホームページ上で記載している商品も品切れしている場合がございます。ご希望の商品、希望本数等がございましたら、お手数ですが当社までお問い合わせ下さい。ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。
ヴァッレ・ダオスタ
ピエモンテ
Crealto Anime Vino Bianco
ジェノアで鉄道のエンジニアとして働いていたルイージとその妻エレオノーラの2人が、モンフェラートで始めたワイナリーです。このワインはトリノ大学によって再発見された古代品種バラトゥチャット種から造られています。とても暑い年でも自然な酸味、そして病気にも比較的強い品種であり無農薬栽培を行うクレアルトと親和性があります。Anime(魂)という名の由来は、ワインにも魂が宿っているという二人の想いから名付けられました。アプリコット、ナッツを感じる香り。そして、どんどん膨らんでくる蜂蜜の香りがグラスから溢れます。ワイドで豊潤な果実味に素晴らしい酸が溶け込み、余韻がしっかりと持続します。果皮との醸しからくる厚みがとにかく秀逸です。品があり非常にエレガント。バラトゥチャット種100%。
Grasso Fratelli Barbaresco Vallegrande
生産者のセラーで熟成した蔵出しワインです。グラッソ・フラテッリが所有する3つのクリュのひとつ、「ヴァッレグランデ」の畑からのワインです。方言で「太陽の当たる土地」また「広い渓谷」という意味を持っています。ステンレスタンクで10~15日間発酵させます。50hLの伝統的な大樽で48ヶ月熟成させます。最後の12ヶ月は30%を225Lと500Lのフレンチバリックの新樽に移して熟成させ、ブレンドします。ネッビオーロ種特有の豊かなタンニンが果実味と調和し、柔らかで奥行きのある味わいが楽しめます。
Terre del Barolo Barbera D’Alba Superiore
近年評価を上げているバローロ村の協同組合が、ランゲの丘のバルベラ種で造った赤。除梗、破砕し、5~6日間発酵させます。マロラクティック発酵させ、4ヶ月フレンチオークのトノー(500L)で熟成させます。オークの香りを付けすぎず、攻撃的な酸を抑えまろやかさを出すために樽を使っています。さらに、瓶詰前に8~10ヶ月タンクで寝かせます。濾過も清澄もしません。伝統を残しつつ新しいスタイルを取り入れたワインで、樽が効果的に使われ、バランスも取れています。
Pio Cesare Fides Barbera d’Alba
1881年創業で、アルバの中心地で5世代続く家族経営のワイナリー。バローロやバルバレスコなどピエモンテの偉大なワインのポテンシャルと品質に信念と確信をもってワイン造りを行ってきた草分け的存在の生産者です。伝統を守り続けるだけでなく、新しい技術も積極的に取り入れています。フィデスは、セッラルンガ・ダルバ村のコロンバーロ畑(かつてはバローロを生産していた畑)で栽培されたバルベーラ種で造られています。熟した果実味に酸味の心地よさ、柔らかなタンニンとスパイスの複雑さがあり、フレンチオークのロースト風味と果実の華やかさが調和した上品な味わい。「フィデス」はラテン語で「信頼」、「信念」を意味します。
Marco Porello Langhe Nebbiolo
ピエモンテ州アルバの北、カナーレ地区にワイナリーはあり、現当主のマルコ・ポレッロは3代目になります。マルコはアルバの醸造学校で学び、ボルドーのシャトー・ピション・ラランドとトスカーナのフレスコバルディで経験を積んだ後、1994年にワイナリーを引継ぎます。畑では除草剤は使用せずに、肥料は有機のもののみを使用。10~12日間のマセラシオン。25hlの樽で12ヶ月間熟成。野イチゴやスミレの繊細なアロマで、細身のテクスチャーに、しっかりとした酸ときめ細やかなタンニンがあります。骨格がありクラシックでエレガントなネッビオーロに仕上がっています。
Rovellotti Ghemme Chioso dei Pomi
ゲンメ村で15世紀から続く名門ワイナリー。ネッビオーロ種85%に地元のヴェスポリーナ種15%をブレンドし、スイス産オークの大樽で約3年間熟成後、瓶詰し9ヶ月熟成。地元ではゲンメを代表する造り手として知られています。輝きあるガーネット色。ラズベリーやスミレ、リコリスの香り、タンニンと混じり合った果実味は強さと複雑さを持ち、肉料理が恋しくなる味わいです。合わせるお食事としては赤身の肉料理,煮込み料理、ジビエ、熟成したチーズ等。ネッビオーロ種85%に地元のヴェスポリーナ種15%
Roberto Sarotto Barbaresco Riserva
ロベルトの父アンジェロが、古いビンテージのバルバレスコを一番良い状態になった時にリリースしようと考え、毎年一部を「こっそり」と売らずにキープしていました。しかし何年もの間このワインは忘れ去られ、15年程経った後に古い醸造日記と一緒に発見されました。樽熟成後、ステンレスタンクに入れられていたため、ゆっくりと熟成し良い状態をキープしています。スパイシーでかすかになめし皮の要素が感じられるアロマ。味わいは非常にやわらかく、エレガントです。複雑で持続性のある長い余韻が心地よく感じられます。
リグーリア
Villa Cambiaso Vermentino Bianco e Galee DOC Val Polcevera
2016年に登記されたジェノヴァ近郊のこのワイナリーのルーツは中世以前まで遡ります。オーナーのジャコモ・アドルノはジェノヴァ共和国総督の末裔で、農業史の古文書に所有畑の存在が記録されており、他地域とは一線を画す特徴的な個性を持った土着品種の葡萄畑を所有しています。グリーンの反射のある麦わら色、繊細、特徴的な、フルーティでフローラルな複雑な香り。ドライ、塩味、調和のとれた、凝縮感、複雑、ミネラル、バランスの取れた酸味。ヴェルメンティーノ種100%
Lunae Ciliegiolo Liguria di Levante Rosso
ルナエは、リグーリア州ラ・スペツィアに位置し、トスカーナ州とリグーリア州の境にワイナリーと畑を所有しています。東リヴィエラの東端にある畑では、日中は畑から望める海から風が吹き、夜は背後にそびえるアペニン山脈から冷たい風が吹き、昼夜の寒暖の差が生まれ、香り高い高品質なブドウが育ちます。このワインは品種の名前の由来にもなった、“チリエージャ”(チェリー)を思わせる、明るいルビーレッドに、赤いフルーツの香り。口当たりはなめらかで、口いっぱいにフルーティな味わいが広がり、さわやかな後味が続きます。14~16℃ほどに少し冷やしてもおいしくいただけます。チリエジョーロ種100%。
ロンバルディア
Monte Rossa Prima Cuvee Fraciacorta Brut
ロンバルディア州東部、イゼオ湖の南に広がるフランチャコルタ地区は、瓶内2次発酵で造られるシャンパーニュスタイルの高級スパークリングワインで有名です。なかでも、モンテ・ロッサ社は小規模な家族経営ながら、フランチャコルタのトップワイナリーのひとつに数えられる実力の持ち主。すべて自社畑の葡萄を使用し、手摘みによる収穫から発酵までを1時間以内に処理する、という徹底したこだわりによって葡萄の力を最大限に引き出します。モンテ・ロッサ社のスタンダードタイプは、フランチャコルタの法定熟成年数18ヶ月に対し、約24ヶ月。イタリアのドゥエミラ・ヴィーニ誌で4グラッポリの高評価です。シャルドネ85%、ピノ・ネーロ10%、ピノ・ビアンコ5%
Mare Magnum Crabo Riesling IGT Provincia di Pavia
マーレ・マンニュム社の究極の目標は、魅力的で革新的なパッケージを持った、優れたコストパフォーマンスの製品を生み出すことです。高価格で優れたワインはたくさんあるため、リーズナブルでよい商品を造ることを常に目指しています。このクラボはシーフードを楽しむために造られたさわやかで華やかな白ワインで、ラベルにはカニや牡蠣などの甲殻類が描かれています。緑を帯びた薄い黄色。白い花やリンゴ、桃のアロマに、かんきつ類のノートが感じられます。ミディアムボディでかんきつ系のさわやかな果実味が感じられます。華やかでミネラル感があり、長い余韻を楽しめるワインです。シーフードはもちろん、サラダ、スパイシーなアジアン、鶏などの白身肉ともよく合います。リースリング種100%。
Barbacarlo Montebuno Oltrepo Pavese
ロンバルディア州にあるブローニ村の古い家系であるマーガ家によって営まれるワイナリーで、現在はバルバカルロ畑とモンテブォーノ畑から約2万本のワインを生産しています。無施肥による栽培、雑草も年3回刈るだけで畑には一切鋤き込まず時間をかけ自然に堆肥化させ、農薬もボルドー液のみを使用し、必要最低限にとどめています。使用される二酸化硫黄も極少量。クロアティーナ種55%、ウーヴァラーラ種25%、バルベーラ種20%のブレンド。
【インポーターよりバルバカルロをより美味しく飲むためにお客様にご提案したいこと】(以下転載)
1. <<茶こしをご用意ください。>>圧倒的なエキス分を備えたリーノのワインには澱が沢山出ます(03のバルバカルロは、僕史上最高記録ホルダーかと)。茶こしである程度除ければ、全然気にならないレベルになります。
2.<<抜栓後、コルクが触れていたボトル内面を水で濡らしたキッチンペーパー等で拭いてください。>>ボトリング後、約40日間横に寝かせて保存させた後はずっと立てた状態で保存されているためか、コルクの劣化の進みが早く、場合によっては“ブショネ臭”的な香りをボトルに付着させることがあります。内側を拭くだけで、“怪しげな”ボトルの数は激減すると思います。
トレンティーノ・アルト・アディジェ
Cantina Valle Isarco Kerner Aristos
1961年に発足した協同組合で、現在は135の栽培農家で構成されており、標高300~1000mにある150ヘクタールの点在する畑から年間平均95万本をワインを生産しています。一戸の農家が約1ヘクタールの畑を管理し、行き届いた丁寧な農作業ができているため、良質な葡萄から高品質なワインを造ることができています。標高750~980mに植わるケルナー種を使用。ステンレスタンクで数時間のスキンコンタクトの後に発酵し、8ヶ月間静置。MLFは無し。希望小売価格4、950円が特価で入荷しました。
ST.Michael EPPAN Fallwind Sauvignon Alto Adige
白ワインの産地として名高い、イタリア北部のアルト・アディジェ州。イタリア屈指の“ビアンキスタ”(白ワイン専門家)の醸造家、ハンス・テルツァー氏が腕をふるうこのワイナリーはカンティーナ・ソチャーレ(醸造協同組合)ながら、イタリアのワインガイドブック「ヴィーニ・ディ・イタリア」2000年版で、「最優秀ワイナリー」に選ばれたほどの実力を持つワイナリーです。アッピアーノの標高の高い位置にあるラーンという畑のソーヴィニョンから造られるワイン。ハーブやグレープ・フルーツを思わせる香り、瑞瑞しい酸と豊かなミネラル感が素晴らしく、ハーブ入りソーセージやアクアパッツァに最適です。ソーヴィニヨン・ブラン種100%San Michele Appiano Linea Classica Alto Adige Pinot Bianco
創業1907年。白ワインの産地として名高いアルト・アディジェ地方。イタリアでも屈指の醸造家、ハンス・テルツアー氏が腕をふるうワイナリーです。アルト・アディジェ地方の代表的な白ブドウ、ピノ・ビアンコをステンレスタンクで醸造します。輝きのある美しい色と香り高いアロマやフレッシュな酸があり、このブドウ品種のすべての魅力が表現されているワインです。グリーンがかった輝きのある黄色で、リンゴや洋ナシのフルーティな香りがあります。バランスがよく、洗練された心地よい味わいの白ワインです。食前酒としての良いですし、あるいあ魚介を使った前菜、白身肉、軽いチーズを使ったパスタやピッツァなどによく合います。ピノ・ビアンコ種
フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア
Venchiarezza Vino Bianco IGP Venezia Giulia
イタリアの最北東部チヴィダーレ・デル・フリウーリとプレポットの両地区に畑を持つ1950年創業のワイナリーです。畑は風通しが良いため湿気を溜め込まず、オーガニック農法に最適の自然環境に恵まれています。 また、昼夜の寒暖差が激しく、果実の酸度と糖度の理想的なバランスと個性的なアロマを持つブドウが育つことも強みです。緑がかった麦わら色、中程度のアロマティック感。柑橘系の爽やかさと適度に熟した桃、バナナ等のトロピカルな熟度の高さも香りの奥に感じられる。ミドル~ライトボディ。爽やかなフレッシュ感、軽快感の中にバランス良くまとまる味わいが心地良い。シャルドネ種60%、フリウラーノ種20%、リボッラジャッラ種20%
Dario Princic Vino Bianco
フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州、自然派の雄であり故スタンコ・ラディコンの親友ダリオ・プリンチッチ氏。以前に比べ醸し期間を短くし品種の特性が分かりやすいスタイルに変わってきました。開放発酵桶で全ての葡萄を一緒に発酵させる(ピノ・グリージョは収穫は別に行い、発行中のモストに後から追加する)。マセレーションはヴィンテージによるが 7 日間程度。発酵終了後、一部の澱を抜き取り、ステンレスタンクと大樽で 9 ヶ月程度熟成。粗いフィルターにかけてアッサンブラージュ。その後、3 ヶ月程度落ち着かせてからボトリング。ダリオ・プリンチッチの入門的なワインです。シャルドネ種、ソーヴィニヨン・ブラン種、ピノ グリージョ種。Borgo Savaian Aransat Orange Wine Unfiltered
ボルゴ・サヴァイアンは、古くからオレンジワインが造られてきたコッリアに居を置く家族経営のワイナリーです。40日間の長いスキンコンタクトによる独自のスタイルで、余韻の長さ、味わい深さ、そして複雑さが現れています。アプリコット、熟したオレンジの香りにダージリン、カルダモンやナッツのアロマが華やか。ヨーグルトのニュアンスも感じられ複雑。骨格はしっかりとしており、豊かな果実味と余韻が残るノンフィルターならではのうまみと複雑さが楽しめるオレンジワイン。ピノ・グリージョ種85%、ソーヴィニヨン・ブラン種15%。
Venchiarezza Vino Rosso IGP Venezia Giulia
イタリアの最北東部チヴィダーレ・デル・フリウーリとプレポットの両地区に畑を持つ1950年創業のワイナリーです。畑は風通しが良いため湿気を溜め込まず、オーガニック農法に最適の自然環境に恵まれています。 また、昼夜の寒暖差が激しく、果実の酸度と糖度の理想的なバランスと個性的なアロマを持つブドウが育つことも強みです。鮮やかな光沢あるルビー色、ベリー全般の香り、ブルーベリーやチェリーなどの酸味と甘みの混じりあう香り、ミドル〜フルボディ。滑らかさでまろやかさのバランスの良い味わい。淡く程よいタンニンが感じられる。メルロー種80%、カベルネフラン種20%
Chateau Cos d’Estournel Saint Estephe
フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州、自然派の雄であり故スタンコ・ラディコンの親友ダリオ・プリンチッチ氏。以前に比べ醸し期間を短くし品種の特性が分かりやすいスタイルに変わってきました。このロッソは開放発酵桶で全ての葡萄を一緒に発酵させる。マセレーションはヴィンテージによるが 15 日間程度。発酵終了後、一部の澱を抜き取り、ステンレスタンクと大樽で 9 ヶ月程度熟成。粗いフィルターにかけてアッサンブラージュ。その後、3 ヶ月程度落ち着かせてからボトリング。Bressan Pinot Nero IGP Venezia Giulia
1700年代に創始者のジャコモ・ブレッサン氏がワインの生産を始めてから、8代目フルヴィオ氏へと続く歴史あるワイナリー。テロワールを表現するために化学薬剤を使用しない有機農法を実践し、野生酵母のみで醸造を行い、二酸化硫黄は瓶詰め時に少量のみ添加、無濾過でボトリングするなど人為的な作業をなるべく行い、ナチュラルワインを生産しています。ドライフルーツやスパイスを彷彿とさせるブレッサン特有の風味が豊かに感じられる上質な味わいです。ピノ・ネーロ種100%。
ヴェネト
Alla Costhiera Bianco Costiera
先代の父ジェラルド氏から現当主のフィリッポ氏に引き継がれた僅か7ヘクタールの小さなワイナリー。畑での作業は全て手作業で、化学物質の肥料や農薬を排除し自然のサイクルを大切にしています。タイビアンコ種を主体にアロマの強いモスカート種と地葡萄であるセルプリーノ種をブレンド。セメントタンクで自然発酵し、タンク内で6ヶ月熟成を行います。澱引き無し、ノンフィルターでボトリングされます。地元では量り売りなどでも販売されており人々に愛されています。モスカート種やセルプリーノ種由来のトロピカルなフルーツの香りがたっぷりと感じられます。酸味は穏やかでクリーミーな果実味が楽しめます。魚介のパスタ、タラスパに最適なワインです。タイビアンコ種、モスカートビアンコ種、セルプリーノ種。Al & dile Pinot Grigio Delle Venezie
アル・エ・ディレはチェスコンというヴェネチア北東に位置する家族経営のワイナリーの上級品です。物理学者でありミラノ大学の教授でもあったイヴァン チェスコンは、1950年代後半、妻が生まれた地にワイナリーを設立しました。地元でよく知られた大量生産型のソアヴェやバルドリーノへのアンチテーゼから、農薬 化学肥料を使わずに栽培した地ブドウにこだわり、手造りのワインを産み出しています。自然農法で収穫したピノ・グリージョ種をコールドマセレーションで醸造。梨や桃の風味とシトラス系の酸、研ぎ澄まされたミネラル感とのバランスが見事です。魚介のカルパッチョやアクアパッツァに最適です。ピノ・グリージョ種100%
Indomiti Ramingo IGT Veneto
インドミティは、シモーネ・アンブロジーニが立ち上げたナチュラルワインのプロジェクトで、2018年に地元ヴェネトで畑とセラーをレンタルしてワイン造りを始めます。ビオディナミの手法を取り入れたビオロジックで栽培。ピノ・ビアンコ種70%とソーヴィニヨン・ブラン種30%からの白。2品種を同じ日に同時に手摘みで収穫し、3日間スキンコンタクトして圧搾。2品種をまとめてグラスファイバーの発酵層で温度管理せずに、野生酵母のみで自発的に発酵させ、一切の添加物を加えずに醸造。その後、シュール・リーの状態で自発的なマロ発酵と熟成。収穫翌年の初夏に無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め時に限り必要最小限のSO2を添加。総生産量1,600本。
Montelibero Pinot Grigio delle Venezie
日本を代表するイタリアワインの輸入元、モンテ物産さんのバイヤーが気合を込めてチョイスした旨安ワイン・シリーズ、モンテリーベロ。このピノ・グリージョは果皮を除いてから、約16~18℃の温度管理下で発酵。ステンレスタンクのみで醸造しています。ハチミツや リンゴ、野生の草花の香りを感じます。口当たりはフレッシュで生き生きとしていて、洋ナシを感じる余韻が心地よく続きます。生牡蠣などのシーフード、カルパッチョ、魚のグリル、白身肉やピッツァ、フレッシュチーズなど、様々な食事と相性のよいワインです。ピノ・グリージョ種100%
La Biancara Sassaia IGT Garganega del Veneto
ソアヴェ地区の隣のDOC地区であるガンベッラーラ地区で、アンジョリーノ・マウレ氏が1989年より始めたワイナリー。畑は火山岩質のミネラル分に富んだ土壌で、ビオディナミ農法を実践し、すべてのワインを野生酵母で発酵し、瓶詰めまで二酸化硫黄無添加で造られます。サッサイアに使われる葡萄の畑は、マウレ氏の家の近くにあるパーセルを中心に標高150m近辺にあり、石(Sassi)がごろごろしていることからワイン名にSassaia(石が多いの意)が付けられました。ガルガーネガ種100%。
Le Contesse Pino Grigio Venezie
レ・コンテッセ社はイタリア・ヴェネト州の東側、コネリアーノ地区に位置し、最新の設備技術を取リ入れて高品質のワインを作る優秀なワイナリーです。 クリーンな麦わら色、ゴールデンアップルなどの甘酸っぱい果実、柑橘系の白い花の香り。味わいはフレッシュで心地よく、調和の取れた味わい。優れた持続性とバランスを保っています。お食事としては魚介類や野菜のプリモ、軽めの肉料理魚のオーブン焼きやグリルなど。特にバターを使った魚のムニエルやソテーには相性抜群。。前菜からメインまでいろいろな料に合わせやすい。チーズを合わせるなら優しい味わいのものを。ピノ・グリージョ種100%
Al & dile Pinot Nero Trevenezie
アル・エ・ディレはチェスコンというヴェネチア北東に位置する家族経営のワイナリーの上級品です。物理学者でありミラノ大学の教授でもあったイヴァン チェスコンは、1950年代後半、妻が生まれた地にワイナリーを設立しました。地元でよく知られた大量生産型のソアヴェやバルドリーノへのアンチテーゼから、農薬 化学肥料を使わずに栽培した地ブドウにこだわり、手造りのワインを産み出しています。自然農法で収穫したピノ・ノワールを丁寧に醸造。強いアタックを持つアロマ、ピュアな赤いベリー系の果実味とキレイな酸が見事にわき上がります。ピノ・ノワール種100%。
Villa Annaberta Canaja IGP Veneto
カナヤとは地元の方言で「ずるがしこい」の意味。芳醇な味わいで知られ、5千円以上はするヴァルポリチェラ・アマローネ。このワインは同じ品種でもヴァルポリチェラ地区外の葡萄を、アマローネよりやや短く陰干します。その干し葡萄を優しくプレスをして発酵させ、木樽で12ヶ月熟成させました。アマローネにはないスパイシーさがこのワインにはあり、その要素が食事とよく合います。赤身肉、重めのソースを絡ませた肉、香辛料を利かせたステーキ、ゴルゴンゾーラチーズ、ジビエがよく合います。コルヴィーナ種、ロンディネッラ種、他。
Daniele Piccinin Kalipe IGP Veneto
自身が共同経営者の1人であったレストランでソムリエとして働いていたダニエーレ・ピッチニンは、そのレストランの権利を売却し、2006年よりワイン造りを始めました。アンジョリーノ・マウレの下でワイン造りを学び、アンジョリーノ同様、自然に敬意を払った農法、醸造でワイン造りに取り組んでいます。カリペはヒマラヤ山麓に暮らすシェルパが山へ歩みを進めようとしている人に対して使う言葉で、「着実な一歩」を意味する言葉です。葡萄が植えられたことのない区画にその土地の伝統と何の縁もない品種であるピノ・ネーロを植えたことに対し、急いて結果を求めぬようにと自戒の意味が込められています。木製の開放醗酵槽で30日間マセレーションとアルコール醗酵を行い、圧搾後2000リットルの大樽にて醗酵の続きと熟成を10ヶ月間行っています。ピノ・ネーロ種100%。
Dal Forno Romano Amarone Vigneto di Monte Lodoletta
偉大なるダル・フォルノ ロマーノ氏が造りだす最高峰のアマローネ。1本の樹から僅かグラス1杯という超低収量で造られる至高のワインです。3ヶ月に渡る陰干し。新樽バリック(仏産&米産)で48ヶ月熟成し、1年以上瓶熟させてからリリース。コルヴィーナ種&コルヴィーナ・グロッソ種60%、ロンディネッラ種20%、クロアティーナ10%、オゼレータ種10%。アドヴォケイト96点、ワインスペクテイター94点の高得点。
Domini del Leone Valpolicella Ripasso
「ドミニ・デル・レオーネ」のブランド名ワインを造っているフィドラ ワインズは、イタリア・ヴェネト州にある、イタリア最古の自然派ワイナリーの一つです。このワインは一度搾った葡萄の搾りかすからの糖と酵母を利用しワインを再発酵させ造るワインは世界に類を見ないベローナワインの伝統的、特許的製法で造られています。味わいは、かすかに感じる優しい甘み、スムーズなアタックと飲み飽きしない飲みやすさが特徴です。今の時代に受け入れられる典型的な人気の味わい。そのリパッソの中において特別優しく、特別滑らかなイタリアワインをリードするクオリティ。肉料理全般、蒲焼き、焼き鳥などによく合います。コルヴィーナ種、モリナーラ種、ロンディネッラ種
Bellenda Contrada di Concenigo Colli di Conegliano Rosso
プロセッコを代表する生産者ベッレンダ社がフランス系のブドウを使い、イタリアの遊び心をアクセントにして造るワインです。コンチェニゴ地区という古い地名に由来すしオークの樽で熟成させ、しっかりしたボディになめらかなタンニンと酸のバランスのよい、重厚な味わいが特徴です。そしてなんといっても10年以上経た風味が魅力です。カベルネ・ソーヴィニョン種、メルロ種、マルツェミーノ種、他。
La Biancara Masieri IGT Garganega del Veneto Magnum
ソアヴェ地区の隣のDOC地区であるガンベッラーラ地区で、アンジョリーノ・マウレ氏が1989年より始めたワイナリー。畑は火山岩質のミネラル分に富んだ土壌で、無施肥による有機農法を実践し、すべてのワインを野生酵母で発酵し、瓶詰めまで二酸化硫黄無添加で造られます。ソ・サンは、ワイナリーから20kmほど離れたコッリ・ベーリチ地区に取得した畑に植わるタイ・ロッソ種から造られる赤で、ワイン名は畑がソッサーノ(Sossano)というゾーンにあることと、「Sono sano(私は健康です)」の2つの意味を合わせて付けられました。希少なバックヴィンテージのマグナムサイズが入荷しました。
エミリア=ロマーニャ
Quarticello Despina Emilia IGT
クアルティチェッロは現当主のロベルトが24歳の時にエミリア・ロマーニャ州モンテッキオ・エミーリア地区の葡萄畑を購入し、2001年に設立されたワイナリーです。メトド・アンセストラーレ方式のフリッツァンテ。ステンレスタンクで3日間マセラシオン。ボトル内で最終発酵&8ヶ月熟成。温度管理無しで自然発酵、ノンフィルター。濃いめの黄色で濁りのある外観。エミリアの香り豊かなマルヴァジア・ディ・カンディア種をマセラシオンする事により、アロマティックでグリップ感のあるタンニンを感じる個性的なフリッツァンテに仕上がっています。ワイン名はモーツァルトのオペラ「コジ・ファン・トゥッテ」の登場人物から。洋ナシやスウィーティー、ライムの香り。時間と共にトロピカルなアロマとフレッシュなミネラル感を感じます。マルヴァジア・ディ・カンディア・アロマティカ種100%
Cevico Larus Spumante Brut Trebbiano
1950年代前半に共同組合でワインを造り始めたことから始まったテッレ・チェヴィコは、現在ではロマーニャ全域で、サンジョベーゼ種やトレビアーノ種などを使ったロマーニャ地方特有の伝統的なワインを幅広く生産し、ロマーニャの伝統を引継ぐ土着品種にこだわったワイン造りを行っています。このスパークリングワインは中部イタリア、エミリア・ロマーニャ州の中でもアドリア海にほど近いエリアで造られるスプマンテ。ラテン語で「カモメ」を意味する”ラルス”という名前が表すように、フレッシュで爽やかな味わいです。淡いレモンイエローで、レモンピールやグレープフルーツの香り。余韻にはほのかにほろ苦さを感じます。食前酒としてはもちろん、食中酒としてもお楽しみいただけます。トレビアーノ種100%。
Terre Cevico Vitige Chardonnay Rubicone
1950年代前半に共同組合でワインを造り始めたことから始まったテッレ・チェヴィコは、エミリア・ロマーニャ州を中心に伝統を重んじつつ新しいスタイルのワインに挑戦しているワイナリーです。レモンや熟したゴールデンアップルのノートにトロピカルなタッチが感じられます。フレッシュな酸味と柑橘系のフィニッシュ、しっかりとしたストラクチャーのあるワインです。鶏肉のローストや熟成させたチーズ、パテやテリーヌなどと相性抜群です。シャルドネ種
Poderi dal Nespoli Orange Wine Emilia Romagna IGP
「テロワールそのものの再現」を目的とした、ポデーリ・ダル・ネスポリ社によるナチュラル・ワイン造り。白ブドウを果皮ごと醸すという、赤ワインと同じ醸造工程で造られるオレンジワインは、同社が丁寧に育て上げたロマーニャ産のブドウの旨味を余すところなく感じられる逸品です。輝きのあるオレンジ色、スターアニスやジュニパーベリー、フルーツの砂糖漬け、はちみつの香り。フレッシュでありながら、深みと複雑味のある味わい。 しっかりした味付けの魚料理、スパイシーな肉料理、ラム肉、ロースト、野菜のスープ、野菜の天ぷら 等に合わせてはいかがでしょうか。トレッビアーノ種、ピノ・ビアンコ種、ソーヴィニョン・ブラン 種
Poderi dal Nespoli Famoso Rubicone
アッティリオ・ラヴァイオーリ氏がアペニン山脈とアドリア海の間に位置するネスポリ村で、現在プルニェートと呼ばれる畑で葡萄栽培を始めました。創業当初から「畑からグラスまで」をコンセプトに、自然環境に配慮したワイン造りを実践しています。ポデーリ・ダル・ネスポリ社の新星、“ファモーゾ”はランベラとも呼ばれているブドウ品種であり、イタリア語で「有名な」という意味も持っています。ロマーニャ地方の土着品種で、長らく忘れられていた期間がありましたが、 ここ10年の間に再発見されたブドウ品種です。 ロマーニャのテロワールを表現するブドウとして復活し、ポデーリ・ダル・ネスポリでは2016年がファーストヴィンテージ。 フレッシュで若々しい味わいのワインです。ファモーゾ種100%。
Cavicchioli Lambrusco Rosso Sorbara Secco
1928年にウンベルト・カヴィッキオーリ氏が、この地の自然の恵みを生かした伝統的な味わいを一人でも多くの人に知ってほしいと願って設立したワイナリー。 ガンベロロッソ誌では「ランブルスコ生産者の一つの指針となるワイナリー」と高く評価されています。ソルバーラ種は軽やかな色合いながらも凝縮した果実味があり、ランブルスコの中でも最良種とされています。ソルバーラ種主体にサラミーノ種がブレンドされており、果実味とフレッシュな酸味が冴えるエレガントさのある辛口です。
Casali Viticultori Lambrusco Rosso Secco
ワイナリーの歴史は110年以上溯る1900年、スカンディアーノの地で葡萄農園として始まりました。ラズベリー、野イチゴ、ブルーベリー、ブラックベリー、スミレの花、スパイスの香り。微発泡だがしっかりと泡を感じる、はつらつとした果実味と酸の調和がとても良く、アロマテックな余韻が続くワインです。パスタ(ラザニア)、ローストビーフ、生ハム、パルミジャーノレッジャーノなどと共に。ランブルスコ・マラーニ種40% 、ランブルスコ・サラミーノ種40%、ランブルスコ・モンテリッコ種20%。
Fattoria Paradiso Lepri Romagna Sangiovese Riserva
古代ローマ時代からワインを生産していた豊かなベルティノーロの丘陵地帯に自社畑を有するファットリア・パラディーゾ社。良質なワインを生む気候と風土に恵まれつつも、常に品質向上に力を入れて高品質なワインを造っています。ヴィーニャ・デッレ・レプリのクリュで収穫されたブドウを使用。マロラクティック発酵後、木樽で24ヶ月熟成させます。チェリーなどの熟した赤いフルーツに、ベリー系のジャムの香り。凝縮感、果実味があり、エレガントで絹のようになめらかなタンニンが印象的です。サンジョヴェーゼ・グロッソ種100%
トスカーナ
La Spinetta Rose di Casanova Toscana
土着品種にこだわるラ・スピネッタらしく、サンジョヴェーゼとプルニョーロ・ジェンティーレから造られるロゼワイン。しっかりとした構成を持ち、美しい色合いと味わいを楽しめるワインです。いろいろなお料理と合わせられますが、特に軽めの前菜や鶏肉、魚を使った料理、また淡いピンク色に火入れしたお肉料理とよく合います。9月初旬に収穫。1時間のスキンコンタクトの後、18℃で15日間アルコール発酵。ステンレスタンクで約3ヶ月間、澱と共に熟成。自然に清澄し、ボトリング。さまざまな前菜。鶏肉、魚などを使った料理にいかがでしょうか。サンジョヴェーゼ種、プルニョーロ・ジェンティーレ種
Casa di Monte Biancospino Toscana IGT
カーサ・ディ・モンテはフィレンツェとサン・ジミニャーノの中間に位置するキャンティ・モンテスペルトリにあるファミリー経営のワイナリーです。ビアンコスピーノは日本名で「サンザシ」、地中海沿岸の代表的な植物の名前。「小鳥がさえずる」という意味もあり、その両方のイメージでエチケットに描かれています。リンゴを思わせるフルーティな香りと、ほのかに柑橘とハーブの爽やかなニュアンス、雑味の無いすっきりと清涼感のある果実味と酸で、ミネラル感も程良く、食欲をそそるコクも感じられます。トレビアーノ種、マルヴァジア種、コロンバール種、ヴィオニエ種。
Grattamacco Bogheri Vermentino
グラッタマッコ社はボルゲリにおいて2番目に古い歴史あるワイナリーであり、イタリアの土葡萄にこだわり生産を続けているワイナリーです。ヴェルメンティーノ種は地中海のティレニア海周辺地域で栽培されている葡萄品種で、ハーブやスパイスを思わせる香と豊かな果実味が特徴です。グラッタマッコでは木樽による熟成により、ナッツとハーブの香りが華やかでストラクチャーがしっかりとして、ふくよかな味わいが楽しめるワインに仕上がっています。アクア・パッツア、チーズなども良いですし豚や鳥料理にも素晴らしい相性です。ヴェルメンティーノ種 100%
Buccia Nera Donna Patrizia IGT Toscana Bianco
トスカーナ州アレッツォ近郊で1916年創業し、約50haの畑を所有する家族経営のワイナリーです。土壌は主に石と砂利、加えて粘土、砂、石灰岩の混合。栽培は「ユーロ・リーフ」の有機認定を取得し、醸造は自然酵母による発酵。ドンナ・パトリツィアは、18℃に制御されたステンレタンクで20日間の醸しにより造られたオレンジワインになります。トレビアーノ種40%、マルヴァジア種40%、グレケット種20%のブレンドで、マルヴァジア種のアロマティックさとトレビアーノ種のボリューム感が特徴です。ヴィーガン認証取得。
Poggio alle Gazze dell’Ornellaia IGT Toscana
ポッジョ・アッレ・ガッツェはオルネッライアが造る数量限定生産の白ワインです。エステート特有の熟成に最適な地中海気候によって生まれる上品なスタイルが特徴的です。ソーヴィニヨン・ブランが多く使われており、繊細さの中に熟した果実の香りとしっかりとした骨格が感じられる、文字通り自然の賜物です。2018年ヴィンテージは典型的な麦わら色、香りは白い果肉のフルーツの凝縮感のあるアロマに、わずかにヴァニラが感じられます。口に含むと最初はふくよかで柔らかい印象で、その後に素晴らしくリッチで際立った酸味が感じられ、さわやかで長い余韻のあるフィニッシュに続きます。ソーヴィニヨン・ブラン種83%、ヴェルメンティーノ種11%、ヴィオニエ種6%
Michele Lorenzetti Gattaia Bianco IGT Toscana
ミケーレ・ロレンツェッティは、2004年からビオディナミの葡萄栽培と醸造のコンサルタントとして、グラヴネルやイル・マッキオーネ、ラ・ヴィショラなどイタリア全土の数多くのワイナリーのコンサルタントをしているイタリアのビオディナミワイン界では知らぬ人はいない巨匠です。自身の所有する畑の栽培面積は2.7ヘクタールで、1つのワインの生産量は千本前後程度という希少なワインとなります。収穫した葡萄を野生酵母のみで自発的に発酵させ、培養酵母や酵素、その他のいかなる醸造添加物も加えず、温度管理も一切行わず、清澄も濾過も行わない、可能な限り外的介入のない醸造を行っています。SO2はマロ発酵の後、もしくは瓶詰め時にごく少量の添加。9⽉中旬に同時に収穫した葡萄を48時間スキンコンタクトし、野生酵母のみで発酵。シュナン・ブラン種70%、ソーヴィニヨン・ブラン種25%、ソーヴィニヨン・グリ種5%。総生産量1,600~2,000本。
Michele Lorenzetti Massimo Riesling IGT Toscana
ミケーレ・ロレンツェッティは、2004年からビオディナミの葡萄栽培と醸造のコンサルタントとして、グラヴネルやイル・マッキオーネ、ラ・ヴィショラなどイタリア全土の数多くのワイナリーのコンサルタントをしているイタリアのビオディナミワイン界では知らぬ人はいない巨匠です。自身の所有する畑の栽培面積は2.7ヘクタールで、1つのワインの生産量は千本前後程度という希少なワインとなります。収穫した葡萄を野生酵母のみで自発的に発酵させ、培養酵母や酵素、その他のいかなる醸造添加物も加えず、温度管理も一切行わず、清澄も濾過も行わない、可能な限り外的介入のない醸造を行っています。SO2はマロ発酵の後、もしくは瓶詰め時にごく少量の添加。モーゼルの古木のリースリング種をマッサル・セレクションした苗木を知人の苗木家から購入して2006年に植樹。9⽉下旬に同時に収穫した葡萄を数⽇間スキンコンタクし、その後、バリックで野生酵母のみで発酵。総生産量600本。
La Maliosa Saturnia Bianco Toscana
自然派ワインで人気のカーゼ・コリーニを造る実践派の学者ロレンツォ・コリーノ氏とミラノの実業家だったアントネッラ・マヌリ女史が造るワイン。無農薬、無化学肥料は当然で原則的にSO2は無添加。ごく稀に、必要最小限を加える事があります。樹齢およそ50年のプロカニコ種、アンソニカ種を破砕後、野生酵母により発酵。1ヶ月のマセラシオン後、フリーランを除き、プレスジュースから造られたのがこのワイン。樽に移し大樽で約5~6ヶ月熟成させます。プレスジュースとは思えないハチミツのような力強さ、複雑さが感じられるオレンジワインです。SO2は無添加。
Avignonesi Vino Nobile di Montepulciano
14世紀にフランスからやってきたアヴィニョネージ一族を名前の由来に持つワイナリー。醸造所の歴史は古く、イタリア国内でも最古のものの一つに数えられます。1974年にファルヴォ兄弟がワイナリーとして同社を創設し、畑の整備や品種の見直しに力を入れ、“ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ”の世界的な名声を築きました。このワインはサンジョベーゼ種をバリック(小樽)と大樽で熟成させました。スミレやプラムの香りとかすかなタンニンを感じさせるエレガントな、まさに「高貴な(ノービレ)」ワインです。プルニョーロ・ジェンティーレ(サンジョベーゼ)種100%。
Il Paradiso di Manfredi Rosso di Montalcino
マンフレディでは自然農法を実践し、除草剤も防虫剤も使いません。害虫対策には、その害虫の天敵である益虫を畑に放つことで対応しています。瓶詰め直前に極少量のSO2を添加する程度で、醗酵から熟成に至るまでは一切無添加。野生酵母とともに約20日間発酵。その後スロヴェニア・オークの大樽で熟成。ナチュラルな製法から生み出された、風味豊かで、爽やかで生き生きとしたクリーンな味わいが特徴。ロッソの中身はブルネロと全く同じ。イタリア国内の昔からの顧客向けに極少量だけロッソ・ディ・モンタルチーノとして早めにボトリングしています。ブルネロとの差は熟成期間だけというお得なキュヴェ。
Cappone Chianti Classico Riserva
ヴィッラ・カルチナイアは、トスカーナ州フィレンツェ県にあるグレーヴェ・イン・キアンティに近いキアンティ・クラッシコの中心部に位置し、1524年からカッポーニ家が所有しています。ワイン名は、1056年の契約書にある「カッポーネ(去勢した雄鶏)」の言葉が由来で、1000年の歴史に裏付けられたこの100%サンジョヴェーゼのキャンティ・クラッシコは、カッポーネ家の脈々と受け継がれて来たワインへの理念が表れています。畑ではオーガニックによる栽培。
Ornellaia Tenuta Dell’Ornellaia IGT Toscana
トスカーナの名門アンティノリ家が1981年に設立。手摘みによる完熟葡萄の収穫、小区画単位での醸造を行っているスーパータスカンの代表的ワイナリーです。それぞれの品種を個別に醸造した後、12ヶ月樽で熟成させてからブレンドを行い、さらに6ヶ月熟成。その後6ヶ月瓶熟させてから初めて市場にリリースします。スパイスやバルサミコの豊かな香りが特徴的で、黒コショウ、セージ、香草のニュアンスも。凝縮度が高く滑らかなタンニンが口の中に広がり、爽やかな余韻がいつまでも美しく続きます。デキャンター96点。カベルネ・ソーヴィニヨン種50%、メルロ種32%、カベルネ・フラン種13%、プティヴェルド種5%。
Ca’marcanda Magari DOC Bolgheri
ガヤが手掛けるトスカーナのワイナリー。18回もの交渉の末ようやく土地を手に入れたことから、ワイナリーをカマルカンダ(果てしない交渉)とユーモラスに命名。伝統的なボルドーブレンドで造られる「マガーリ」。2015年から使用品種とセパージュが大幅に変更されました。ちなみに「マガーリ」とは、イタリア語で「そうだったらいいのに」という意味を表す言葉だそうです。ダークチェリーやブラックベリーの香りに、ドライハーブやユーカリのニュアンス。完熟したカベルネ・フラン種の持つ滑らかな果実味に適度な酸味と丸いタンニンが調和し、余韻にリコリスの雰囲気が漂います。ジビエや肉の煮込み料理に最適です。カベルネ・フラン種、カベルネ・ソーヴィニヨン種、プティ・ヴェルド種。
Castello di Querceto CIGNALE Colli della Toscana
カステッロ・ディ・クエルチェートは元々キャンティ・クラシッコ協会のオリジナル会員でしたが1970年代に当時は誰も考えなかった国際品種を植えた先駆者です。鮮やかで輝きのある深いルビーレッド。黒スグリや完熟したプラムなどの果実香を前面に感じます。ピーマンなどの野菜の香りなども感じ、ヴァニラやコーヒー豆の香り、タバコの葉などの香りや、黒胡椒などのスパイス香も微かに感じ取れます。味わいは 凝縮した果実味としっかりとしたストラクチャーを感じ、ヴォリュームのあるアルコール分と、まろやかながらしっかりとした酸味を持っており、更なる熟成を予測させます。きめの細かいタンニン分も感じ、長い余韻を感じます。カベルネ・ソーヴィニヨン種90%、メルロ種10%Castellani Zio Baffa Rosso Biologico IGT Toscana
イタリア各地でワイン事業を展開するカステラーニ家は、契約農家や協同組合との協力関係により、各地の葡萄品種の個性を十分に表現した手頃なワインを生産しています。地葡萄のネロ・ダヴォラ種100%で造られたワインは、太陽の恵みを感じる熟した豊かな果実味があります。カステラーニのエステート「ポッジョ・アル・カソーネ」の葡萄を使用したトスカーナ・ロッソ。なめらかで上品な果実味がつまっています。新しいタイプのコルクを採用しており、ワインオープナーを使わなくても開栓が可能です。サンジョヴェーゼ種とシラー種のブレンド。
Grattamacco Bolgheri Rosso Superiore
グラッタマッコは、1977年創立。ワイナリーの土地は丘の上、海に面したカスタニェート・カルドゥッチとボルゲリの間で、海抜100mに位置しています。このエリアは、乾燥した温暖な気候で、夏の終わりには昼夜の寒暖差が大きくなります。ティネッロで自然発酵、その後オーク樽で18ヶ月熟成。フルーティで凝縮感があります。生き生きとした酸、広がりのある余韻が感じられる非常に長命なワインで、ジビエ、赤味肉のロースト、蒸し煮、煮込み、やや熟成したチーズとよく合います。カベルネ・ソーヴィニヨン種、メルロ種、サンジョベーゼ種。
San Giusto A Rentennano Chianti Classico
サン・ジュースト・ア・レンテンナーノはキャンティ・クラシコ地区でも、最良の場所と言われるガイオーレの人気生産者です。完熟した葡萄を手摘みで収穫、果皮浸漬を行い、ガラスコーティングしたコンクリートタンクとステンレスタンクで14日間発酵、熟成はオーク樽(50~100hl)とトノーで10~12ヶ月間行う。6ヶ月間瓶熟成。ブルーベリー、ワイルドベリー、スパイスの香り。力強くいきいきとしたサクランボの風味があり、フレッシュでタンニンが豊富、余韻も長いです。サンジョベーゼ種95%、カナイオーロ種5%
San Giusto A Rentennano Chianti Classico Riserva Le Baroncole
キャンティ・クラシコ地区でも、最良の場所と言われるガイオーレの人気生産者。このレ・バロンコレは果皮浸漬を行い、ガラスコーティングしたコンクリートタンクとステンレスタンクで18~20日間醸造、フレンチオークのバリックで16~20ヶ月間熟成後、瓶熟成を6ヶ月間行います。熟した黒系果実やプラムのジャム、バニラ、スパイスの香りがあり華やか。しっかりとしたストラクチャーと力強さがあり、熟度の高い甘味を感じさせる味わい。長期熟成可能なポテンシャルを持つ最高のキャンティ・クラシコ リゼルヴァです。サンジョベーゼ種97%、カナイオーロ種3%
San Giusto A Rentennano Chianti Classico Riserva Le Baroncole
キャンティ・クラシコ地区でも、最良の場所と言われるガイオーレの人気生産者。このレ・バロンコレは果皮浸漬を行い、ガラスコーティングしたコンクリートタンクとステンレスタンクで18~20日間醸造、フレンチオークのバリックで16~20ヶ月間熟成後、瓶熟成を6ヶ月間行います。熟した黒系果実やプラムのジャム、バニラ、スパイスの香りがあり華やか。しっかりとしたストラクチャーと力強さがあり、熟度の高い甘味を感じさせる味わい。長期熟成可能なポテンシャルを持つ最高のキャンティ・クラシコ リゼルヴァです。
Talenti Brunello di Montalcino
ブルネッロの大御所イル・ポッジオーネ出身のピエル・ルイジ・タレンティ氏が起こしたワイナリーです。現在は孫のリッカルド氏が継承しています。伝統的な大樽熟成の他にバリック樽やトノー樽などを使用し、果実味豊かで力強さの中にもバランスの良さを感じさせるワインです。濃いベリー系の果実やチョコレート(カカオ)、ブラックペッパー、レザーなどの複雑味ある香りが広がり口に含むとなめらかな果実味と柔らかいタンニン分(苦味)が楽しめます。余韻が長く心地よいです。トスカーナのビステッカが食べたくなるワインです。サンジョヴェーゼ・グロッソ種Tenuta San Guido Guidalberto Toscana
グイダルベルトはイタリア最高峰のワインを造るテヌータ・サン・グイド社のセカンド的なワインです。カベルネ・ソーヴィニヨンと温暖なボルゲリの特性を活かした早熟品種メルロを掛け合わせた、ボルドーの王道ブレンド。「サッシカイアとは異なるアプローチで、より多くの人々にボルゲリの特異なテロワールとテヌータ・サン・グイドの魅力を表現するワイン」というコンセプトのもと、長い熟成を待たなくてもワインを存分に愉しんでいただけるよう造られています。ワインは引き締まった良質な酸と、豊富なタンニン、ふくよかな果実の旨味がたっぷりと詰まったスタイル。まさに古き良きボルドーの味わいが堪能できる仕上がりです。カベルネ・ソーヴィニヨン種、メルロ種。
テヌータ・サン・グイド サッシカイア ボルゲリ・サッシカイア 2021年 750ml 税込38,500円
Sassicaia Bolgheri Sassicaia
元祖スーパータスカンとして30年以上にも渡り圧倒的な存在感を放ち続ける「イタリアワインの至宝」サッシカイア。1994年にはボルゲリ・サッシカイアとしてイタリアでは唯一、単独ワイナリーでのD.O.C.昇格を果たし、法律さえも変えたワイン。現在でも多くのトスカーナワインやボルドーワインにまで強烈な影響を与え続けている、イタリアワイン界の頂点とも言える至極の1本です。イタリアワインを代表する逸品をぜひお楽しみください。カベルネ・ソーヴィニヨン種85%、カベルネ・フラン種15%
Tenuta San Guido Le Difese IGT
イタリア最高峰のカベルネ・ソーヴィニヨンを造るサッシカイアのサード的なワインです。レ・ディフェーゼにはカベルネ・ソーヴィニヨンにトスカーナを代表する品種、サンジョヴェーゼをブレンド。ワインは“トスカーナのワイン”としてのキャラクターを持っており、テヌータ・サン・グイドが目指すイタリアワインらしい明瞭さと優雅さを最も手軽にお愉しみいただけます。味わいはサンジョヴェーゼ特有の柔らかさが感じられる親しみやすい仕上がり。ワイナリーのスタイルと、土地由来の品種だからこそ生まれるイタリアらしさの双方を表現したワインです。カベルネ・ソーヴィニヨン種、サンジョヴェーゼ種。
Palmoletino Scarafone Montecucco Rosso DOC
1998年にDOCモンテクッコが認められたトスカーナのワインです。「モンテ」は山「クッコ」はこの地域で採れるキノコを意味します。キノコが沢山採れるアミアート山のワインとして「モンテクッコ」と呼ばれるようになったと言われています。パルモレッティーノではオーガニック栽培と自然酵母の使用を実践。このスカラフォーネはサンジョベーゼ種を伝統的なフランス産オークの大樽、カベルネ種を小樽で12~15ヶ月熟成、瓶内熟成を最低3ヶ月行いリリースされます。チェリーやスミレ、プルーンと甘いリキュールのような魅惑的な香りが楽しめます。
Piancornello Campo Della Macchia Toscana
ピアンコルネッロはモンタルチーノ地区の中でも一番南の地域で有機農法による葡萄栽培をしている生産者です。オーナのクラウディオ・モナチ氏は薬学部を卒業したにもかかわらず祖父が残してくれた農園でワイン造りにいそしんでいます。このカンポ・デッラ・マッキアはサンタンティモ地区の比較的若い葡萄を自然酵母にて発酵し大樽と2年落ちバリックで6ヶ月熟成させ、サンジョヴェーゼが持つ華やかな香りを上手に表現したワインです。何と言ってもスミレを思わせる香りと果実味の澄んだ味わいが特徴でコストパフォーマンスが高い逸品です。サンジョヴェーゼ種100%
Bellini Chianti
カンティーナ・フラテリ・ベリーニは、1800年頃から代々ワイン造りを続けてきた親族経営のワイナリー兼ワイン商で、銘醸地ルフィナに本拠を置き、食事と共に楽しめる、味わい深いスタイルのワインを食卓に届けてきました。20世紀半ばに近代設備を導入し、輸出にも力を入れ始めた結果、現在ではアメリカ、日本をはじめとした世界各国で親しまれているブランドのひとつとなっています。サンジョベーゼ種80%、カナイオーロ種10%、マルヴァジア種10%から造られたキャンティ。みずみずしい果実味と細かなタンニンが調和し、毎日の食卓に最適な味わいです。
Melini Neo Campana Chianti Governo
古都フィレンツェを代表する赤ワイン、キアンティ。メリーニ社は300年以上前からキアンティを造り続けている、歴史あるワイナリーです。収獲したブドウを厳選し、約15%を約3週間かけて陰干しにし、糖度を高めます。残りのブドウはフレッシュなうちに破砕して発酵させます。その後、干しブドウを破砕し少し発酵させたところに、フレッシュなブドウで造ったワインを少しずつ加え、ゆっくりとステンレスタンクで再発酵させます。このゴヴェルノ・トスカーナという伝統的な手法と完璧な温度管理、現代的な醸造技術を用いて、しっかりとしたストラクチャーがある個性的なワインになっています。生ハムやサラミなどの前菜、チーズ、野菜を使ったスープや赤身肉のグリル等にいかがでしょうか。サンジョヴェーゼ種、メルロー種、カベルネ種
Monteti Caburnio IGT Toscana
当主パオロ・バラッタ氏が長年温めてきた自身の夢の実現のため、以前は何もなかった土地を1999年から開墾しスタートしたワイナリーです(初ヴィンテージは2004年)。区画と品種ごとに、天然酵母で6~8日間の発酵及びマロラクティック発酵。50%をステンレスタンク、残り50%を樽にて、12~14ヶ月の熟成。フレンチオーク(30%新樽、残り1~2年樽)使用。無清澄・無濾過。カベルネ・ソーヴィニヨン種60%、メルロ種20%、アリカンテ・ブーシェ種10%、プティ・ヴェルド種5%、カベルネ・フラン5%。優良年の2013年は、ワイン・アドヴォケイトで91点評価。希望小売価格2,750円税込が特価で入荷しました。Le Volte dell Ornellaia IGT Toscana
オルネッライアの自社畑の葡萄と、近隣の畑の葡萄で造られた下位ワイン。品種はメルロ種主体に、サンジョベーゼ種等をブレンド。その後オルネッライアで使用された木樽と、セメントタンクを使って10ヶ月熟成させています。2019年ヴィンテージは、絶妙なバランスと豊かな風味を備えています。ルビーのように輝く明るい赤い色調で、バラやレッドベリーの鮮烈な芳香を感じられます。口に含むと非常にしっかりしたボディが感じられ、凝縮感のあるタンニンといきいきとした酸味があり、心地よく飲むことができます。立体的なタンニンと、フレッシュ感あるれる果実味が絶妙な楽しめるワインに仕上がっています。メルロー種62%、サンジョヴェーゼ種20%、アリカンテ・ブーシェ種6%、プティ・ヴェルド種5%、シラー種4、カベルネ・ソーヴィニヨン 種3%
マルケ
Piersanti Terre di Sampaolo Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico Superiore
ピエールサンティ社ではコールドマセレーションや温度管理下のソフトプレスなどの現代的な製法により品質の高いワインを生産しています。様々な区画から最良の葡萄を選別して造られたピエールサンティのフラグシップワイン。遅摘みの葡萄も使用されているため、蜂蜜やペトロール風味があり、凝縮された果実味とまろやかなボディが感じられ、上品な酸味と心地よい微かな苦味が余韻にきれいに残ります。ヴェルディッキオ種100%。
13~15℃でステンレスタンク発酵。温度調整下でソフトプレスでコールド・マセラシオン。数%バリックにて熟成したものをブレンド。
ウンブリア
Cantina Raina Campo di Colonnello IGT Umbria Bianco
ウンブリア州にある「イタリアの最も美しい村」の一つとして知られるモンテファルコから東に約4kmの小さな集落の中にワイナリーはあります。標高は220m~300mで、畑では原則としてビオディナミを実践し、化学的な除草剤、殺虫剤などは一切使用していません。発酵は野生酵母を使用し、SO2の使用も必要最小限に抑えています。地場品種トレッビアーノ・スポレティーノ種は晩熟の葡萄で、10月下旬に手摘みにより収穫。野生酵母を使用して果皮とともにステンレスタンクで発酵。その後、オリも一緒にステンレスタンクで5ヶ月間熟成しています。
Cantina Raina Campo di Raina IGT Umbria Rosso
ウンブリア州にある「イタリアの最も美しい村」の一つとして知られるモンテファルコから東に約4kmの小さな集落の中にワイナリーはあります。標高は220m~300mで、畑では原則としてビオディナミを実践し、化学的な除草剤、殺虫剤などは一切使用していません。発酵は野生酵母を使用し、SO2の使用も必要最小限に抑えています。地場品種サグランティーノ種100%を使用し、大樽で24ヵ月、その後にステンレスタンクや瓶内で熟成し、計48ヵ月の熟成を経てリリースされます。力強さとシルキーなタンニンを合わせ持ったライナのフラッグシップワイン。
ラツィオ
アブルッツォ
Lunaria Pinot Grigio Ancestral Brut Nature
ルナーリアはイタリア・アブルッツォ州の30年前よりビオで栽培を行う協同組合カンティーナ・オルソーニャが造る自然派ブランドです。生姜の風味とオレンジのニュアンスが食欲をそそります。澱を拡散してしまうと苦みが強調されますのでご注意を、数日落ち着かせた後に抜栓ください。きっと今までに味わった事の無い、葡萄のままの自然のままのスパークリングワインに驚くことでしょう。自然酵母、自然発酵、酸化防止剤無添加、総SO2が検出されず、オーガニック認定、ビオデナミック認定、有機農産物加工酒類、ヴァンナチュール、クラシックスタイルの醗酵粕のあるタイプのアンセストラル・スパークリング。もちろん無濾過のノンフィルター。ピノ・グリージョ種100%
Cantina Tollo Rocca Ventosa Trebbiano d’Abruzzo
アブルッツォ州キエティ県トッロ村の協同組合で、1960年に40軒の栽培農家により設立され、現在の契約農家は約820軒となり、ヨーロッパでも有数の規模に発展しています。ヴィニタリー2009でグランヴィニタリー賞を獲得し、ムンドゥス・ヴィーニ2010で年間最優秀生産者に選出されるなど国内外から高い評価を得ています。爽やかな飲み口で、シトラスやグレープフルーツの清々しさと青リンゴのような果実味が楽します。トレッビアーノ種100%。
Umani Ronchi Jorio Montepulciano D’Abruzzo
ウマニ・ロンキ社は地場ブドウのモンテプルチアーノ種を世界的に有名にした立役者の会社です。このヨーリオは同社が行ってきたモンテプルチアーノ種の研究成果をもとに造られたコスパに優れたワインです。葡萄が持つ可能性を最大限に引き出したフルーティでバランスがとれ、なおかつエレガントな味わいが楽しめます。「ヨーリオ」とは、アブルッツォ生まれの有名な詩人ダヌンツィオの作品「ヨーリオの娘」に由来しています。モンテプルツィアーノ種100%。
Cantina Tollo Rocca Ventosa Montepulciano d’Abruzzo
アブルッツォ州キエティ県トッロ村の協同組合で、1960年に40軒の栽培農家により設立され、現在の契約農家は約820軒となり、ヨーロッパでも有数の規模に発展しています。ヴィニタリー2009でグランヴィニタリー賞を獲得し、ムンドゥス・ヴィーニ2010で年間最優秀生産者に選出されるなど国内外から高い評価を得ています。チェリーやスミレの香りが豊かで、フレッシュなベリーの果実味が楽しめるミディアムボディタイプ。モンテプルチアーノ種100%。
Farnese Montepulciano d’Abruzzo Casalevecchio 3L
カサーレヴェッキオは、アブルッツォ州産のモンテプルチアーノ種から造られる上級品。発酵はステンレスタンクで11日間行い、アメリカンオークの樽で6ヶ月熟成します。タンニンが柔らかい場合、フレンチオークの樽を使うこともあります。15年前には、1枝から2房に制限していましたが、現在は樹齢が古くなり集約した葡萄が取れるようになったので、1枝から4房収穫しています。この価格とは思えない凝縮した果実味がたっぷりで、大人気のワインです。
Fantini Edizione Cinque Autoctoni Collection Rosso
ファンティーニ社が最高の葡萄をブレンドして造るエディツィオーネのために選ばれた最高の畑から、さらに選りすぐりの葡萄だけを使って造る特別なワインです。いずれも樹齢も古く、特にプーリアのプリミティーヴォは120年です。葡萄は樹の上で乾燥させてから、通常より1ヶ月程遅らせ収穫します。素晴らしい骨格、ベルベットのようにしなやかなタンニンがあり、濃厚ながらフレッシュで弾けるような果実味です。いつまでも続く長く心地よい余韻が感じられます。すぐ飲んでも美味しく、さらに長期熟成出来るポテンシャルを持っています。
Farnese Edizione Cinque Autoctoni VdT No.22
アブルッツォ州のファルネーゼ社が地元で最高の葡萄と、プーリア州で最高の葡萄をブレンドして造られた赤。別の州の葡萄を混ぜると、テーブルワイン規格となり収穫年表示が出来ず、ラベルの代わりにエディションナンバーが付けられています。特製の重厚な瓶の中身は、ネクターのような凝縮した味わいに負けない程、木樽の風味もたっぷり。モンテプルチアーノ種33%、プリミティーヴォ種30%、サンジョベーゼ種25%、ネグロアマーロ種7%、マルヴァジア・ネーラ種5%。
Farnese Montepulciano d’Abruzzo Casalevecchio
カサーレヴェッキオは、アブルッツォ州産のモンテプルチアーノ種から造られる上級品。発酵はステンレスタンクで11日間行い、アメリカンオークの樽で6ヶ月熟成します。タンニンが柔らかい場合、フレンチオークの樽を使うこともあります。15年前には、1枝から2房に制限していましたが、現在は樹齢が古くなり集約した葡萄が取れるようになったので、1枝から4房収穫しています。この価格とは思えない凝縮した果実味がたっぷりで、大人気のワインです。
Lunaria Primitivo Ancestral Nature
ルナーリアはイタリア・アブルッツォ州の30年前よりビオで栽培を行う協同組合カンティーナ・オルソーニャが造る自然派ブランドです。ビオデナミ農法による有機栽培の葡萄を使用し、添加物を一切使用しておらず仕上げられたワインです。プリミティーヴォはアメリカでジンファンデルと呼ばれる高級葡萄。エッジに鮮やかな紫色の反射があるルビーレッド色。さぞかしモンテプルチアーノより濃厚かと思いきや凄まじく滑らかでスムーズの中に軽快なテクスチャーと果実物丸みのテクスチャーが複雑さとビロードの様な滑らかさを感じさせる。チェリー、プラムの強烈なアロマとブラックベリーノート、タンニンも柔らかく、長く極上の極みの余韻を残していく。プリミティーヴォ種100%
モリーゼ
カンパーニャ
Villa Matilde Falerno del Massico Rosso
1965年創業のヴィッラ・マティルデ社は、これまで半世紀以上に亘って、カンパーニア州でブドウ栽培と高品質ワインの醸造を行っているワイナリーです。このカマラートは死火山ロッカモンフィーナの斜面に位置するサン・カストレーゼの丘陵地帯にヴィッラ・マティルデ社が所有している畑の中で、最も樹齢が古く日当たりのよい畑「カマラート」で採れたブドウを使用。ブドウの出来がよい年にのみ生産されます。赤や黒の森の果実、コショウ、チョコレート、コーヒー、リコリス(甘草)、バニラの凝縮した香り。力強くドライな味わいで、複雑でエレガントかつ力強いワインです。アリアニコ種85%、ピエディロッソ種15%
Cantina DiI Solopaca Sannio Aglianico Black Label
最優秀醸造家賞獲得の「Mr.カンパーニア」メルクリオ氏による、ナポリのピッツェリア御用達ワイン。手摘み収穫後すぐに除梗破砕し、温度管理したステンレスタンクでアルコール発酵。マセラシオン中、適時ルモンタージュします。ソフトプレスし、80hlのスロヴェニアンオークの大樽で最低18か月熟成、ボトリングしてからも熟成を続けます。苺やラズベリーなどの赤い小さな完熟果実の心地よい香りとスパイスの香り。味わいはドライでバランスが良く、なめらかな舌触りです。
Salvatore Molettieri Irpimia Aglianico Cinque Querce
南のバローロと呼ばれるタウラージ。モレッティエーリ家が自社瓶詰を始めたのは1988年ですが、ここの濃厚で力強い味わいは一気に名門の仲間入りを果たしました。タウラージのセカンド・ワイン的なイルピニアは、チンクエ・クエルチェ畑でも標高450~500mの区画で、樹齢5~10年のアリアニコ種からの赤。収穫はタウラー時と同様に11月。熟成は小樽、大樽を使って24ヶ月。2017年産は、伊ガンベロ・ロッソ誌で2★評価を受けています。
カラブリア
Librandi Ciro Rosato
リブランディのあるチロは、粘土質の土壌と、昼夜の寒暖差をもたらすイオニア海とシーラ山地の間という地形に恵まれ、“エノトリア・テルス”(ワインの大地)と称えられたほど葡萄栽培に最適な土地です。「ワインを通じてカラブリア州が持つ豊かな土地、歴史、文化を伝えたい」と土着品種から造られたワインの魅力を伝え続けています。カラブリア州の古代土着品種であるガリオッポ種をソフトプレスの後、モストの15%を抜き取ってからマセラシオンを行います(セニエ)。ホオズキ、ストロベリー、チェリー等の香りにホットな辛さと、やや辛口の味、やや辛口の味わいが唐辛子を利かせたお料理と抜群の相性です。ガリオッポ種100%。
Librandi Ciro Bianco
リブランディのあるチロは、素晴らしい粘土質の土壌と、昼夜の寒暖差をもたらすイオニア海とシーラ山地の間という地形に恵まれ、“エノトリア・テルス”(ワインの大地)と称えられたほど葡萄栽培に最適な土地です。「ワインを通じてカラブリア州が持つ豊かな土地、歴史、文化を伝えたい」と土着品種から造られたワインの魅力を伝え続けています。カラブリア州の古代土着品種であるグレコ・ビアンコ種から造られたリブランディ社を代表する白ワイン。柑橘類や花の香り、南国らしいふくよかな果実味にオレンジを思わせる酸味、ミネラルと苦みが心地よく、満足感の高い味わいです。グレコ・ビアンコ種100%。
バジリカータ
Carbone Aglianico del Vulture Stupor Mundi
バジリカータ州にある有名なヴルトゥレ山の山麓に広がる火山性土壌の畑で葡萄栽培とワイン醸造を手掛け、代々大手にワインを供給していましたが、2005年より現当主のサラとルカ姉弟によって自社瓶詰を始めたワイナリー。華立つ黒コショウとリコリスに彩られ、溶岩性土壌を反映した香り。独特のダムソン・プラムの風味に、シダのようなニュアンスを纏ったスパイシーなニュアンスが口中を覆います。柔らかく適度なタンニンがあり、力強くもエレガントな仕上がりになっています。
Re Manfredi Serpara Aglianico del Vulture Superiore
バジリカータ州ポテンツァ県ヴェノーサからマスキートにかけてのアリアニコ・デル・ヴルトゥレD.O.C. 地区に自社畑を所有し、畑の中央にある醸造所と熟成庫で高品質のワイン造りを行っています。濃く輝きのあるルビー色。広がりのある香りはとても複雑で、はっきりとしたマラスカチェリーやバニラの香りの奥に、スパイスを感じます。力強い個性があり、シルキーで持続力のあるタンニンが、しつこすぎず素晴らしいバランスを生み出しています。自然酵母を使用し10~15日間26℃以下で発酵。マロラクティック発酵し、約24カ月木樽(大樽、バリック)で熟成します。アリアニコ種100%。
プーリア
Giara Melech Puglia
プーリア州で家族経営の生産者。栽培はビオディナミで、プリミティーヴォ種を始め、フィアーノ種やグレコ種、マルヴァジア種の他、現在では希少な土着品種ヴェルデカ種などの栽培を行っています。グレコ種70%、マルヴァジア種30%を除梗後ステンレスタンクにて野生酵母で発酵、5~6日間マセラシオン後6ヶ月熟成。無濾過無清澄にて瓶詰め。醸造時SO2不使用、瓶詰め時のみ極少量(20mg/l)添加。メルクは王の意味。ふくよかなトロピカルフルーツの果実香に、甘草などの香り。ほのかなタンニンが感じられ、円やかな酸味や優しい果実のエキスとともに長く余韻に残ります。
Giara Mons Roni Cannitum Puglia
プーリア州で家族経営の生産者。栽培はビオディナミで、プリミティーヴォ種を始め、フィアーノ種やグレコ種、マルヴァジア種の他、現在では希少な土着品種ヴェルデカ種などの栽培を行っています。ヴェルデカ種70%、マルヴァジア種20%、モスカテッロ・セルヴァティコ種10%を除梗後ステンレスタンクにて野生酵母で発酵、6~9日間マセラシオン後12ヶ月熟成。無濾過無清澄にて瓶詰め。醸造時SO2不使用、瓶詰め時のみ極少量(15mg/l)添加。柑橘類やエキゾチックなフルーツの果実香に、地中海の草花、スパイスの香り。フレッシュで風味豊かな果実のニュアンスが感じられ、程よい酸味と綺麗なミネラルがバランスよく広がります。
Feudo Monaci Fiano Salento Bianco
カステッロ・モナチは、南イタリアを代表するワイン産地であるプーリア州南部サリチェ・サレンティーノに位置し、美しいカステッロ・モナチ農園の中にブドウ畑をもつワイナリーです。このワインは緑を帯びた淡い黄色に、凝縮感のあるフルーティなブーケ、心地よい芳香があり、フレッシュでやさしい味わいです。魚介類の前菜やパスタなどと相性のよいワインです。食前酒として楽しめますし、前菜、繊細な味わいのプリモ・ピアット、魚、甲殻類によく合います。フィアーノ種100%。
Enoitalia Passo Pendium Appassimento
南イタリア プーリア州の偉大な濃い黒葡萄の土着葡萄、プリミティーボとネグロアマロを陰干しにし、水分を減らし糖度、フェノールが凝縮した葡萄で醸造をしたワインです。味わいも、香りも通常の水分を多く含んだ葡萄からのワインとはかけ離れていて、色合いはよりダークに、アロマはより濃厚な凝縮したジャムの様な果実味に溢れ、グラスに現れるワインの涙は、ワインの密度を正しく物語ってくれます。赤身の肉料理、野生のジビエ、チーズによく合います。キンキンに冷やしても美味しい赤ワイン。プリミティーボ種、ネグロアマロ種。
Cantina Fiorentino Madreterra Primitivo
カンティーナ・フィオレンティーノのワインは大地への想いと自然な美味しさがあふれています。1996年からビオロジック栽培をし、ラベルに描かれている地球と木は母なる大地と自然との融合を表しています。南イタリア プーリア州なので果実味の凝縮感はありますがジャミーな味にはなっていなく食事に寄り添うタイプのワインです。カシスの豊潤ではっきりと濃い香りとブラックペッパーを思わせるスパイスの香り。果実味はジューシーでたっぷりの果実感がアタックから口の中に広がります。タンニンはまろやか。葡萄の果実を嚙みしめるような美味しさ。プリミティーヴォ種100%Tormaresca Bocca di Lupo Castel del Monte
トルマレスカは、アンティノリ社が「エレガントでトップクオリティのワインを造り出す」という信念の元にプーリア州に立ち上げたワイナリーで、ボッカ・ディ・ルポはプーリア州の内陸部に位置する火山性土壌の畑で育つ、アリアニコ種100%で造られた赤ワインになります。リリースまでに3年以上の歳月をかけ、「南のバローロ」と謳われる濃厚なスタイルです。葡萄は全て温暖な気候を活かしてオーガニックで栽培。希少なバックヴィンテージが数量限定で入荷しました。
Paololeo Giunonico Primitivo di Manduria Riserva
パオロレオは、プーリア州に2つの拠点を置く家族経営の生産者です。「リゼルヴァ」は最低24ヶ月熟成、そのうち20ヶ月はオーク樽の大樽で熟成させています。ブラックベリーやブラックチェリーの豊かなアロマが広がります。さらにその後から長期間の樽熟成によるバニラやタバコ、なめし皮を思わせる複雑なアロマが感じられます。口に含むとベルベットのようにしなやかでエレガントなタンニンが感じられます。しっかりとした骨格があり、しなやかで豊かなボディを持っています。
Paololeo Passo Del Cardinale Primitivo di Manduria
パオロレオは、プーリア州に2つの拠点を置く家族経営の生産者です。畑はプーリア南東部のタラントに位置しています。カシスを思わせる黒系のベリーの豊かなアロマに加え、ココナッツやリコリスの要素が混ざります。たっぷりとしたボディでバランスが良く、ベルべットのようにしなやかなタンニン、素晴らしい酸が全体を支えています。余韻にはスパイスを入れたジャムや野生のフルーツのニュアンスが漂います。
Fantini Edizione Cinque Autoctoni Collection Rosso
ファンティーニ社が最高の葡萄をブレンドして造るエディツィオーネのために選ばれた最高の畑から、さらに選りすぐりの葡萄だけを使って造る特別なワインです。いずれも樹齢も古く、特にプーリアのプリミティーヴォは120年です。葡萄は樹の上で乾燥させてから、通常より1ヶ月程遅らせ収穫します。素晴らしい骨格、ベルベットのようにしなやかなタンニンがあり、濃厚ながらフレッシュで弾けるような果実味です。いつまでも続く長く心地よい余韻が感じられます。すぐ飲んでも美味しく、さらに長期熟成出来るポテンシャルを持っています。
Feudi salentini La Torre Primitivo Puglia
「フェウディ・サレンティーニ」という名前は中世の封建主義(Feudalism)に由来します。ワイナリーがある場所は、周りをブドウ畑、何百年もの歴史のあるオリーブ樹、そして透明な海に囲まれており、サレントの中でも最も美しいエリアです。 プーリア州を代表する黒ブドウ、プリミティーヴォから造られた、凝縮感があり、紫がかった赤ワイン。濃密なブーケにベリーやプルーンのジャムのような香りが広がり、ほのかにスパイスやドライフルーツを感じます。ボディは力強いですが、口当たりは柔らかで、バランス良く食事全体を通してお楽しみいただけます。肉料理との相性は抜群です。プリミティーヴォ種 100%。
Rivera Violante Nero di Troia Castel del Monte
リヴェラ社は、アドリア海に向かってなだらかに傾斜する、プーリア州の丘陵地帯に位置します。1950年、創業者がこの土地のポテンシャルの高さに注目し、ワイナリーを創設。以来、品質向上を追求し続けてきました。長い年月をかけてプーリアの土着品種の研究に力を注ぎ、「カステル・デル・モンテ・ワイン」のパイオニア的存在であるとともに、 プーリア州のワイン造りのクオリティとイメージを向上させる牽引力となっています。プーリアの土着品種であるネーロ・ディ・トロイアを研究し、単一品種で個性的なワインを生み出しました。色調は深く輝きのある紫。この品種に特徴的なスミレの花の香りが豊かに感じられます。生き生きとした果実味と複雑味のバランスがとれた心地よい味わい。イタリア語でスミレを意味するヴィオラにちなんで名づけられました。しっかりとしたソースのパスタ、肉料理、ブッラータなどのチーズとご一緒にいかがでしょうか。ネオ・ディ・トロイア種100%。
シチリア
Arianna Occhipinti SP 68 Bianco IGT Terre Siciliane
シチリアを代表する生産者コスのオーナーの一人、ジュスト氏の姪っ子であるアリアンナ・オッキピンティは、ミラノの醸造学校卒業後、生まれ故郷であるヴィットーリア地区に2haの畑を購入し、2004年よりワイン生産を始めました。畑では無施肥による有機栽培を実践し、防除対策としては年2回の硫黄散布のみを行っています。野生酵母で温度管理を行わず醗酵を行い、二酸化硫黄はボトリング時に若干添加するのみに止め、ノンフィルター、無清澄でボトリングされて造られています。白はズイビッボ種とアルバネッロ種のブレンド。
Cevico b.io Catarratto Chardonnay IGP Terre Siciliane
B.io(ビプントイオ)のB=有機、io=私は、を意味。B.ioにはBIO=「有機、オーガニック」という意味そのものと、Io bevo bio(私はビオワインを飲みます)という意味が込められています。シチリアの土着品種と国際品種をバランスよくブレンド。カタラット種とシャルドネ種は別々に澱とともに熟成させた後、ブレンドされます。アプリコットやリンデン(菩提樹)の花、ミネラルを感じる香り。豊かなボディと生き生きとした酸が調和し、フルーティな余韻が心地よく続きます。カタラット種55%、シャルドネ種45%。
Duva di Salaparuta Corvo Bianco
1824年に誕生したコルヴォは、シチリアワインを語る上で欠かせないブランドです。シチリアの土着品種それぞれの特徴が最大限に表現されるコルヴォは、長い歴史を経て、シチリア、イタリアのみならず世界で愛されるシチリアワインの代名詞になりました。このビアンコはシチリア産の伝統的なブドウのみを使って造られた白ワイン。コルヴォ・ロッソと同じく、ワイナリー設立時から造られている伝統的なワインです。南イタリアの太陽の恵みを受けた心地よい酸味とフルーティな味わいは、広く愛されています。
Tombacco Origine Bianco IGT Terre Siciliane
シチリアで100年以上続くトンバッコ社が造る、革新的なオレンジ・ワイン。地元のグリッロ種とジビッボ種を低収量で育て、まず葡萄の外側の粒だけを収穫して、プレスした果汁を自然酵母とタンクで発酵。次に房の内側の粒を収穫して、プレスした果汁を1回目のワインに入れて再発酵させ、地中に埋めたアンフォラ(素焼きの壺)に移す。最後に残した1/3の葡萄を収穫し、房のまま陰干しして糖度を上げ、房ごとアンフォラに入れて三度目の発酵を行う。3回の発酵で6ヶ月、葡萄の果皮、種と共にアンフォラで6ヶ月熟成させ、マルサラを熟成させた栗の木樽で2年熟成後、瓶詰めして瓶で6ヶ月熟成。出荷までに4年を費やした特別のオレンジ・ワイン。この芳醇な味わいは、赤ワインの後にチーズやドライフルーツと共に味わって頂きたい逸品です。
Lunagaia Zibibbo Orange Maganza Biodynamic Terre Sicilia
ルナガイアはイタリア・シチリア島の西端トラーパニ県サレーミにある生産者です。忠実なプレパラシオンを実践するシチリア唯一のビオディナミ認定を持っています。ブドウの果皮を果汁とともに3日間浸漬し天然酵母で発酵させています。マセラシオン(浸漬)の間にタンニンが抽出され、赤ワインのような骨格をワインに与えています。白ワインよりもしっかりとした味わいなので、より色鮮やかで味わい深い料理と合わせることができます。カレーやターメリックなどのスパイスともよく合います。またハード・チーズやウォッシュタイプチーズとも合わせやすいです。ジビッボ種100%。
Aldo Viola Plus Syrah Terre Siciliane
アルカモにワイナリーを構えるビオディナミも取り入れた自然農法の葡萄栽培を行う生産者。現地のワインの記事の中には彼の事を”自然派ワイン界のパブロ・ピカソ”と呼ぶ人もいる個性むき出しの生産者です。カシスを中心とした練れたベリーの香りの中にバルサミコとスミレ感。ほのかに樹木やメントールのニュアンスが感じられます。樽熟成により落ち着いた雰囲気を持ち、甘いスパイス感も楽しめます。密度が高く、上質でたっぷりの果実味を味わえます。タンニンはアフターにも強く残りますが、甘い果実味とのバランスが良く飲みづらさはありません。樽熟成のまろやかさと練れた果実味に素直においしいと感じられる良い意味でのわかりやすさが魅力です。シラー種100%。
Canicatti Versante Settecento Etna Rosso
1969年、シチリア島アグリジェントに設立された生産者協同組合。ヴェルサンテ700は、標高700mのミネラルが豊富に含まれる溶岩土の畑で育ち、夜明けとともに手摘みで収穫し、厳選された葡萄のみを使用したこだわりの逸品です。色はガーネットレッドでドライフラワーのブーケ。果実味が強く、バルサミコやスパイスのニュアンスがあり複雑な味わい。豊かなミネラル感としっかりとしたタンニンのバランスが良く、エレガントな仕上がりです。ネレッロ・マスカレーゼ種100%。フレンチオーク樽で12ヶ月熟成。
Cevico b.io Nero D’Avola Cabernet IGP Terre Siciliane
B.io(ビプントイオ)のB=有機、io=私は、を意味。B.ioにはBIO=「有機、オーガニック」という意味そのものと、Io bevo bio(私はビオワインを飲みます)という意味が込められています。ネロ・ダヴォラ種とカベルネ・ソーヴィニヨン種は別々にステンレスタンクで熟成させた後、ブレンドされます。プラムやカシス、黒スグリのような熟した果実の香りに、かすかにグリーンのニュアンス。ジューシーなタンニンとやわらかい酸のバランスがよい赤ワインです。ネロ・ダヴォラ種55%、カベルネ・ソーヴィニヨン種45%。
サルディーニャ
Atzei Aru Monica Isola Dei Nuraghi Sardegna
大人気ファルネーゼグループがサルディーニャ島で展開する新たなプロジェクト。「アル(Aru)」は畑の名前です。またサルデーニャにある典型的な苗字のひとつでもあります。通常よりも収穫の時期を遅らせ、手摘みで収穫。発酵はタンクで40日間、発酵終了後、フレンチオーク樽に移し、約6ヶ月熟成させました。凝縮されたブラックベリーのフレイバーに加え、木苺やバニラビーンズの要素も感じられます。深みがあり洗練されたタンニンはベルベットのようにしなやかでスムーズ、余韻にはかすかに香ばしいモカのニュアンスが感じられます。モニカ種85%、カンノナウ種10%、ボヴァレ種5%。
Panevino Onna
現当主ジャンフランコ・マンカは代々受け継いできた畑での葡萄栽培を1986年に始め、1994年からワイナリーとしての活動を始めます。標高450mから700mまで、土壌も火山岩質から粘土-片岩質と様々な特性を持つ5つの区画に合計3ヘクタールの畑を持ち、サルデーニャの土着品種を栽培しています。畑では一切の施肥を行わず、畑に自生する草を鋤き込むことで緑肥として利用しているほか、ボルドー液さえも使用せず、細かい粉末状の土と硫黄を混ぜたものを農薬代わりに6月に1度(年、畑によっては1度も撒かない)する以外には一切何も畑には散布しません。ジャンフランコが住むヌッリの隣村、セッリにあるオンナという区画のバルベーラ種、チリエジョーロ種、モンテプルチアーノ種に、高樹齢の区画のカンノナウ種を混醸した赤ワイン。
Panevino Tanka Salina
現当主ジャンフランコ・マンカは代々受け継いできた畑での葡萄栽培を1986年に始め、1994年からワイナリーとしての活動を始めます。標高450mから700mまで、土壌も火山岩質から粘土-片岩質と様々な特性を持つ5つの区画に合計3ヘクタールの畑を持ち、サルデーニャの土着品種を栽培しています。畑では一切の施肥を行わず、畑に自生する草を鋤き込むことで緑肥として利用しているほか、ボルドー液さえも使用せず、細かい粉末状の土と硫黄を混ぜたものを農薬代わりに6月に1度(年、畑によっては1度も撒かない)する以外には一切何も畑には散布しません。タンカ・サリーナで獲れたカンノナウ種、ボヴァーレ種、ティンティッル種、モニカ種で造る赤ワイン。「サリーナ」はイタリア語で「塩田」などを意味する言葉で、実際に味わいには塩味が感じられます。
Panevino Pikade’ eee
現当主ジャンフランコ・マンカは代々受け継いできた畑での葡萄栽培を1986年に始め、1994年からワイナリーとしての活動を始めます。標高450mから700mまで、土壌も火山岩質から粘土-片岩質と様々な特性を持つ5つの区画に合計3ヘクタールの畑を持ち、サルデーニャの土着品種を栽培しています。畑では一切の施肥を行わず、畑に自生する草を鋤き込むことで緑肥として利用しているほか、ボルドー液さえも使用せず、細かい粉末状の土と硫黄を混ぜたものを農薬代わりに6月に1度(年、畑によっては1度も撒かない)する以外には一切何も畑には散布しません。ピカデは、通常はピシーナ・カデッドゥという区画で獲れたモニカ種とカリニャーノ種で造られるワインで、2020年は別の2区画のモニカとカリニャーノも混醸したため、「ェェェ(“e”は、“~と”の意味があります)」が付いています。