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Karl Pfaffman White Vineyard Morio Muskat QbA
1955年にカール・ファフマン氏によって、ファルツ州のヴァルスハイム村に設立されました。サスティナブル農法で、ステンレスタンクで発酵、熟成。花のアロマ、少しエキゾティックなニュアンスも感じられます。エルダーフラワーに加え、微かにレモンのアロマが混ざります。口に含むとエルダーフラワーのフレイバーがより強く感じられ、非常にクリーンでフレッシュです。ほんのりとした甘さが非常に心地よく染みわたります。マスカットを思わせる豊かな香りが魅力的な、すっきりとしたやや甘口の白。

Crass Erbacher Siegelsberg Rheingau Grosses Gewachs
1630年からワイン造りを行う老舗生産者。クラスでは1本の枝についた房の約半分を落とします。さらに、残した葡萄の房の先端をカットすることで、密粒だった部分に隙間ができ、通気性が良くなります。これにより病害を防ぎ、健全な葡萄が得られます。この作業はコストがかかるため、実際に行っている生産者は少ないですが、質の良い葡萄を得るためにこれを採用しています。グローセス・ゲヴェックスとはブルゴーニュで言えばグラン・クリュにあたります。発酵は天然酵母で、300Lの新樽で行い、発酵前に48時間から84時間の長いコールドマセラシオンを行います。アルコール発酵は約20度で8週間ほど行います。わずか0.75haの最良の区画です。ラインガウのトップクラスの味わいがこの価格で楽しめます。

Georg Albrecht Schneider Ölberg Gewürztraminer Spätlese
ラインヘッセンの一等地に畑を持つ200年以上続く歴史ある生産者。ロートリーゲントは赤い砂岩で、ライン川に反射した太陽の熱を蓄積します。夜になると他よりも早く日光が当たらなくなりますが、土に蓄積された熱が放出されて畑を温めているので、フルボディで長期熟成の可能性を持つワインが出来ます。発酵と熟成はステンレスタンクで、発酵は天然酵母です。ゲヴュルツトラミナー種の特徴的なバラの花のアロマに加え、かすかにオレンジの皮、ナツメグを思わせる甘いスパイスが感じられます。味わいにもアロマと同様のフレイバーが広がり、さらにハチミツのニュアンスが感じられます。果実の甘さと酸が非常にバランスよくまとまっているやや甘口ワインです。

The Ice House Winery Northern Ice Vidal Icewine 1/2
2005年に元オンタリオ州ワイン醸造・栽培協会会長のカナダを代表する醸造家ジェイミー・マクファーレン氏によって設立。カナダ最高峰のアイスワインハウスとして世界各国から注目を集めています。マンゴー、パパイヤ、パイナップルなどのトロピカルフルーツや白桃のアロマが広がり、白い花や高級な蜜、スパイシーな表情も持つ濃厚な極甘ですが、同時に清々しい白い果実のフレーバーやぐっと引き締まった酸を持ち、フルボディで濃厚でありながらクリスピーな味わいが特徴です。 ヴィダル・ブラン種100%。

Stefan Vetter Sylvaner Himmelslucke Franken
ヒンメルスリュッケはガームバッヒャー・カルベンシュタインのオーナーの名前で、Gap in heaven(天国のかけら)というこの区画内で最も高地にあり素晴らしい景色を見渡せることも暗喩されています。シルヴァーナーをプレス、木樽で発酵・熟成しました。グリーンイエロー色、文旦やスウィーティ、カボスの香り、アタックから旨味がしっかりあり上品な酸味とじわりと拡がるグレープフルーツ香が長く続きます。シルヴァーナ種100%

Schloss Vollrads Riesling Q.b.a Trocken Rheingau
ラインガウにおける最古のワイナリーの一つであるシュロス・フォルラーツ。特級畑を含む、最高品質のリースリングの畑を持ち、先進的な研究も行っている名門ワイナリーです。柑橘系、桃、メロン、アプリコットなどのアロマ。口に含むと、綺麗なミネラル感と酸味、そして僅かな甘味が調和し爽やかな余韻広がります。魚のカルパッチョやシーザーサラダ、グリルもしくはローストした魚料理などと相性抜群です。リースリング種100%。

Schloss Lieser Wehlener Sonnenuhr Riesling Grosses Gewachs
現在、モーゼル地方で最高評価を受けているフリッツ・ハーク氏の長男、トーマス・ハーク氏が1992年から運営するシュロス・リーザー。グローセス・ゲヴェックスはドイツのグラン・クリュの辛口ワインを指します。ブラウネベルガー・ユッファー・ゾンネンウーアと似て女性的で、繊細でフルーティなワインになります。気品のある酸、豊かで熟した果実味に満ち溢れています。リッチで深みのある味わいです。ブルゴーニュのグラン・クリュと比べると、ドイツ最高峰の辛口がこの価格はお買い得です。「ヴィヌム2023」で94点、「ジャンシス ロビンソン.com」で17.5点、「アイヒェルマン2023」92点。

Dr.H.Thanisch Berncasteler Badstube Riesling Spatlese
ドイツで最高区画のひとつとされるドクトール畑の所有者としても知られ、ベルンカステル村を代表する生産者。畑では持続可能なオーガニック的手法で栽培をし、自然酵母による発酵で、テロワールの表現を重んじてワイン造りが行われています。バードシュトゥーベ(風呂おけの意)畑はドクトール畑から程近くにあり、上質なリースリング種を産出します。上品で果実味に力強さのある甘美なワインです。

Fritz Haag Riesling QbA Trocken
ドイツ・モーゼル地方で最高の評価を受けているフリッツ・ハーク氏。専門家の多くは、頂点に立つ生産者のエゴン ミュラーやJ.J.プリュムと同格と見ています。このワインはブラウネベルグ村のユッファー畑と、ユッファー・ゾンネンウーア畑のブレンド。ワイン評論家ロバート・パーカー氏がすすめるお値打ちワインを集めたパーカーズ・ワイン・バーゲンズにも掲載。ハーク氏のワイン造りの特徴が充分に生かされたワインは、リースリング種の香りが華やかで、豊かな果実味と酸味が調和した、キレの良い辛口タイプです。

Bernhard Huber Malterdinger Weisswein Baden
南部バーデン地方でシュペートブルグンダー種(ピノノワール)の名門生産者。「ヴァイスワイン(白ワイン)」と名付けられたワインは、シャルドネ種70%、ヴァイサーブルグンダー(ピノ・ブラン)種30%をあえて使用樽で熟成させています。当然、樽風味は目立たず、凝縮した果実味にオレンジワインを思わせるようなニガ旨味と酸味が引き締めています。ブラインドで出されたら、皆さんは何と答えるか聞いてみたい程のクオリティを持っています。

Josef Biffar Rieslling Trocken Pfalz QbA
ヨーゼフ・ビファーは1879年よりダイデスハイムで続く名門で、2013年より日本人の徳岡史子女史が社長兼醸造家に就任し、より高品質なワインを生産しています。自然に逆らわず、畑や葡萄が持つ個性を最大限に引き出し、ヴィンテージの違いも楽しみながら醸造されるワインは、きれいな酸味とピュアな果実味に溢れています。トロッケンは、フレッシュな柑橘系のアロマを持ち、リースリング種独特のリッチな果実味と生き生きとした酸味とのバランスが心地よい辛口です。