ワインリストは随時更新しておりますが、在庫は常に変動しておりますので、ホームページ上で記載している商品も品切れしている場合がございます。ご希望の商品、希望本数等がございましたら、お手数ですが当社までお問い合わせ下さい。ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。
Crealto Anime Vino Bianco
ジェノアで鉄道のエンジニアとして働いていたルイージとその妻エレオノーラの2人が、モンフェラートで始めたワイナリーです。このワインはトリノ大学によって再発見された古代品種バラトゥチャット種から造られています。とても暑い年でも自然な酸味、そして病気にも比較的強い品種であり無農薬栽培を行うクレアルトと親和性があります。Anime(魂)という名の由来は、ワインにも魂が宿っているという二人の想いから名付けられました。アプリコット、ナッツを感じる香り。そして、どんどん膨らんでくる蜂蜜の香りがグラスから溢れます。ワイドで豊潤な果実味に素晴らしい酸が溶け込み、余韻がしっかりと持続します。果皮との醸しからくる厚みがとにかく秀逸です。品があり非常にエレガント。バラトゥチャット種100%。
Grasso Fratelli Barbaresco Vallegrande
生産者のセラーで熟成した蔵出しワインです。グラッソ・フラテッリが所有する3つのクリュのひとつ、「ヴァッレグランデ」の畑からのワインです。方言で「太陽の当たる土地」また「広い渓谷」という意味を持っています。ステンレスタンクで10~15日間発酵させます。50hLの伝統的な大樽で48ヶ月熟成させます。最後の12ヶ月は30%を225Lと500Lのフレンチバリックの新樽に移して熟成させ、ブレンドします。ネッビオーロ種特有の豊かなタンニンが果実味と調和し、柔らかで奥行きのある味わいが楽しめます。
Terre del Barolo Barbera D’Alba Superiore
近年評価を上げているバローロ村の協同組合が、ランゲの丘のバルベラ種で造った赤。除梗、破砕し、5~6日間発酵させます。マロラクティック発酵させ、4ヶ月フレンチオークのトノー(500L)で熟成させます。オークの香りを付けすぎず、攻撃的な酸を抑えまろやかさを出すために樽を使っています。さらに、瓶詰前に8~10ヶ月タンクで寝かせます。濾過も清澄もしません。伝統を残しつつ新しいスタイルを取り入れたワインで、樽が効果的に使われ、バランスも取れています。
Pio Cesare Fides Barbera d’Alba
1881年創業で、アルバの中心地で5世代続く家族経営のワイナリー。バローロやバルバレスコなどピエモンテの偉大なワインのポテンシャルと品質に信念と確信をもってワイン造りを行ってきた草分け的存在の生産者です。伝統を守り続けるだけでなく、新しい技術も積極的に取り入れています。フィデスは、セッラルンガ・ダルバ村のコロンバーロ畑(かつてはバローロを生産していた畑)で栽培されたバルベーラ種で造られています。熟した果実味に酸味の心地よさ、柔らかなタンニンとスパイスの複雑さがあり、フレンチオークのロースト風味と果実の華やかさが調和した上品な味わい。「フィデス」はラテン語で「信頼」、「信念」を意味します。
Marco Porello Langhe Nebbiolo
ピエモンテ州アルバの北、カナーレ地区にワイナリーはあり、現当主のマルコ・ポレッロは3代目になります。マルコはアルバの醸造学校で学び、ボルドーのシャトー・ピション・ラランドとトスカーナのフレスコバルディで経験を積んだ後、1994年にワイナリーを引継ぎます。畑では除草剤は使用せずに、肥料は有機のもののみを使用。10~12日間のマセラシオン。25hlの樽で12ヶ月間熟成。野イチゴやスミレの繊細なアロマで、細身のテクスチャーに、しっかりとした酸ときめ細やかなタンニンがあります。骨格がありクラシックでエレガントなネッビオーロに仕上がっています。
Rovellotti Ghemme Chioso dei Pomi
ゲンメ村で15世紀から続く名門ワイナリー。ネッビオーロ種85%に地元のヴェスポリーナ種15%をブレンドし、スイス産オークの大樽で約3年間熟成後、瓶詰し9ヶ月熟成。地元ではゲンメを代表する造り手として知られています。輝きあるガーネット色。ラズベリーやスミレ、リコリスの香り、タンニンと混じり合った果実味は強さと複雑さを持ち、肉料理が恋しくなる味わいです。合わせるお食事としては赤身の肉料理,煮込み料理、ジビエ、熟成したチーズ等。ネッビオーロ種85%に地元のヴェスポリーナ種15%
Roberto Sarotto Barbaresco Riserva
ロベルトの父アンジェロが、古いビンテージのバルバレスコを一番良い状態になった時にリリースしようと考え、毎年一部を「こっそり」と売らずにキープしていました。しかし何年もの間このワインは忘れ去られ、15年程経った後に古い醸造日記と一緒に発見されました。樽熟成後、ステンレスタンクに入れられていたため、ゆっくりと熟成し良い状態をキープしています。スパイシーでかすかになめし皮の要素が感じられるアロマ。味わいは非常にやわらかく、エレガントです。複雑で持続性のある長い余韻が心地よく感じられます。