ワインリストは随時更新しておりますが、在庫は常に変動しておりますので、ホームページ上で記載している商品も品切れしている場合がございます。ご希望の商品、希望本数等がございましたら、お手数ですが当社までお問い合わせ下さい。ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。
ボルドー
サン・テステフ

Le C de Calon Segur Saint Estephe
かつてラフィットやラトゥールを設立したセギュール侯爵が一番愛したシャトー。メドック格付け3級、カロン セギュールのサードラベル。2020年ヴィンテージよりこのキュヴェ名になりました。Cはアルファベットの三番目(サード)、「COUER」(ハート)、そしてカロン・セギュールの「C」を表しています。果実味、タンニン、酸味のバランスが良く、黒系果実や土っぽさ、シルキーなタンニンがあり、スパイスのニュアンスも感じられます。エレガントな酸がワインにフレッシュな味わいを与え熟成のポテンシャルもあります。メルロ種56%、カベルネ・ソーヴィニヨン44%
ポイヤック
サン・ジュリアン

Sarget de Gruaud Larose Saint Julien
格付けシャトーがひしめくサン・ジュリアン村の中でも、ひと際人気の高い格付2級シャトー・グリュオ・ラローズのセカンドラベル。平均樹齢25年ほどの若樹の葡萄を中心に造られています。コンクリートタンクで発酵し、21~35日間のマセラシオン。フレンチオーク樽で14ヶ月熟成。プラムやブラックベリーの豊かなアロマが広がり、加えてハーブやタバコ、そしてチョコレートのニュアンス。イチジクのような果実の甘味を感じ、滑らかなタンニンが心地よく、ほんのり芳ばしい余韻が魅力的な赤ワイン。カベルネ・ソーヴィニヨン種52%、メルロー種40%、プティ・ヴェルド種6%、カベルネ・フラン種2%、プティ・ヴェルド種6%マルゴー

Clos du Jaugueyron Margaux
マルゴー村でたった1.2ヘクタールの畑で始めた、年産約2500本の小さな生産者。畑はパルメに接する区画が中心で、樹齢は60年以上。畑にはカベルネ・ソーヴィニヨン種65%、メルロ種30%、カベルネ・フラン種5%が栽培。発酵は野生酵母を用い、3~6週間も時間を掛けて行います。新樽4割で20ヶ月の熟成。凝縮した果実味と、マルゴー村特有の森の下草や、キノコ系の香が楽しめます。2005年産をパーカー氏は「ベリー系の果実味と、豊かなタンニンに、甘く長い余韻が続く」とコメントし、89~91点の高評価しています。

Pavillon Rouge de Chateau Margaux Margaux Half
五大シャトーのなかでもエレガントで女性的と評されるシャトー・マルゴーのセカンド・ワイン。女性らしいと形容される理由は、タンニンのしなやかさにあります。そのマルゴー特有のエレガンスさを最大限に引き出すため、カベルネ・ソーヴィニヨン種の比率を高める方向にシフトしています。その為、セカンド・ワインにグラン・ヴァンで使われていたメルロ種が使われているためセカンド・ワインのクオリティも劇的に向上しています。カベルネ・ソーヴィニヨン種76%、メルロ種19%、プティ・ヴェルド種3%、カベルネ・フラン種2%。ジェームス・サックリング96点、ワインアドヴォケイト95点。
Le Plantes de Durfort Vivens Margaux
メドック格付2級のデュルフォール・ヴィヴァンが限られた区画の葡萄だけで造る、テロワールの表現にこだわったキュヴェ。ミネラル感があり、スパイシーで魅惑溢れる香りが印象的です。畑ではビオディナミを実践。木樽、コンクリートタンク、アンフォラを用いて発酵し、2/3をテラコッタで、1/3をフレンチオーク樽(新樽比率15%、225L)にて16ヶ月熟成。カベルネ・ソーヴィニヨン種88%、メルロ種10%、カベルネ・フラン種2%。ジェームス・サックリング93点、ワイン・アドヴォケイト89点。

L’Expression de Margaux Margaux
マルゴー村の超優良シャトーから提供されたワインを瓶詰めしたACマルゴーのワイン。カベルネ・ソーヴィニヨン種を主体に、メルロ種とカベルネ・フラン種、プティ・ヴェルド種をブレンド。バリック(30%)とステンレスタンク(70%)にて14ヶ月熟成。凝縮感のある黒いベリー系の果実味に、存在感がありながら丸みのあるタンニン、ペッパーやハーブの複雑な風味を帯び、心地よい余韻が楽しめる高い品質のワインです。カベルネ・ソーヴィニヨン種60%、メルロ種35%、カベルネ・フラン種&プティ・ヴェルド種5%。
ムーリ
オー・メドック

Chateau Grand Clapeau Olivier Haut Medoc
このシャトーは1850年にメドック鉄道の建設者であるアブリル卿によって設立。1924年からボーディニエール家が所有しています。所在地のブランク フォールはメドックの中でもサン・テステフ、ポイヤック、サン・ジュリアン、マルゴーの4村の周辺に広がるメドック地方自然公園内にあります。カベルネ・ソーヴィニヨン種がリッチな骨格を、メルロ種は果実味の豊かさ、プティ・ヴェルドはファーストアタックの印象を豪華かつ豊かにします。おいしい吐息が思わず出てしまうリッチに奏でる果実味、力強さとシルキーで滑らかでエレガントワイン。平均樹齢30年。新樽比率20%。カベルネ・ソーヴィニヨン種54%、メルロ種43%、プティ・ヴェルド種3%
Chateau Liversan Haut Medoc
シャトーは、オー・メドックの中でもポイヤック村の西にあるサン・ソヴール村にあり、51ヘクタールの畑を所有。畑にはメルロ種55%、カベルネ・ソーヴィニヨン種39%、カベルネ・フラン種4%、プティ・ヴェルド種2%が栽培され、平均樹齢は30年。発酵はタンクで、4~5週間かけて行い、新樽1/4で12~15ヶ月熟成。2016年は暑く乾燥した夏によってカベルネ種が完熟し、オー・メドック地区ではクラシックな味わいのワインが生まれました。熟成を経て果実味とタンニンが少し調和して来ました。米ジェームス・サックリング氏93点評価。
メドック

Chateau la Hourestedu Medoc
シャトー ラ・ウレステはメドックの中心部、大西洋とジロンド河口に挟まれたブルジョワ級の聖地「ベガダン」のコミューンにあります。葡萄畑は温暖な気候に恵まれ、葡萄の木は砂利や粘土石灰質の土壌に植えられており、ワインに真の豊かさ、品質、個性を与えています。わずか栽培面積4ヘクタールの家族経営らしく、手摘みによる収穫が行われ、匠による丁寧な醸造が感じられます。フレンチオーク樽で12ヶ月間熟成。ガーネット・レッドの色調で、赤い果実(カシスやラズベリー)の香り。ビロードのようなタンニンで、非常にバランスが取れていて力強いワインです。鶏肉料理、牛肉料理等とよく合います。16℃~18℃で1時間前に開栓をお勧めします。ジルベール&ガイヤール2023金賞受賞。メルロ種70%、カベルネ・ソーヴィニヨン種30%
リストラック

Chateau Fonreaud Listrac Medoc
リストラック・メドック地区の日当たりの良い南斜面にあるクリュ・ブルジョワのシャトー。36ヘクタールの畑にはカベルネ・ソーヴィニヨン種52%、メルロ種44%、プティ・ヴェルド種4%が栽培されています。コンクリートタンクで発酵後、熟成は1/3新樽で12ヶ月。今回は現地のネゴシアンがシャトーの最終在庫を買取、自社倉庫で保管していたロットで、ラベルを見ても蔵出しの様に綺麗な状態です。ボルドー地方の1985年と、1986年は2年続けて素晴らしい作柄となりました。長い年月を経た古酒は、果実味は枯れ始めているでしょうが、芳醇で複雑な熟成香が期待されます。
Chateau Fourcas Dupre Listrac
リストラック村でシャトー・フルカ・オスタンと人気を二分する実力あるシャトー。メルロ種の比率が高く、ふくよかでコクのある味わいです。作付け面積はカベルネ・ソーヴィニヨン種44%、メルロ種44%、カベルネ・フラン種10%、プティヴェルド種2%。
グラーヴ

Chateau du Haut Maray Graves Rouge
若い兄弟が営むマイクロ・シャトーで、弟はサン・テミリオン村の有名なシャトー・パヴィに在籍し、現在では醸造チーフを担っています。グラーヴ地区の典型的な砂利質ではなく、石灰岩土壌の畑から生み出されるワイン。ビオに近い栽培方法で、化学的なものは使用していません。除梗して、品種別にステンレスタンクとコンクリートタンクで4ヶ月発酵させ、樽(30%新樽、残りは1年使用樽)で22ヶ月熟成させます。樽は弟の関係で入手したシャトー・パヴィ モデルやアリエ産の樽を使用します。しっかりとした骨格があり、10年以上の熟成の可能性を持っています。メルロ種70%、カベルネ・ソーヴィニヨン種30%。
Chateau Pape Crement Pessac Leognan Magnum
パプ・クレマンの名は、最初の所有者であるベルトラン・ド・ゴが、1305年に法王に選出され、クレマン5世を名乗ったことに由来します。今では現オーナーのベルナール・マグレとミッシェル・ロランのタッグにより、同じペサック・レオニャンの花形であるオー・ブリオンに比肩するワインを生み出しています。2009年は、パーカー・ポイント95点から100点に格上げされたことで再度評価を高めています。カベルネ・ソーヴィニヨン種50%、メルロ種45%、プティ・ヴェルド種3%、カベルネ・フラン種2%。

Chateau Ponteilh Monplaisir Pessac Leognan
シャトー・オー・ベルジェイの別名ラベルで、ネゴシアン向けにリリースされたワイン。中身は正真正銘のオー・ベルジェイのファーストで、オー・ベルジェイが4~5千円ぐらいで売られているのを考えると間違いなくお買い得です。ほどよい熟成を迎えた2011年は、クラシカルな風味と瓶熟成によるまろやかさが広がり、まさに今が飲み頃となっています。カベルネ・ソーヴィニヨン種60%、メルロ種40%。平均樹齢40年。18ヶ月間フレンチ・オーク樽熟成(新樽60%、1年使用樽40%)。
サン・テミリオン

Chateau Cure Bon Saint Emilion Grand Cru Classe
オーゾンヌ、カノンといった超一流シャトーに囲まれた好立地にあるシャトー。1955年、69年、86年、96年のサン・テミリオン格付けですべてグラン・クリュに認定されており、安定した高い評価を得ていました。2000年に隣接するシャトー・カノンに買収され、畑はカノンに組み込まれたため、1999年を最後にシャトー・キュレ・ボンは消滅しています。希少な幻のワインが数量限定で入荷しました。メルロ種80%、カベルネ・フラン種20%。
Virginie de Valandraud Saint Emilion Grand Cru
1990年に初リリースされ、瞬く間にサン・テミリオン村のトップシャトーの仲間入りを果たした元祖シンデレラワインのシャトー・ヴァランドローのセカンド・ワイン。シャトー・ヴァランドローとは別の区画の葡萄から造られており、セパージュも異なります。よってセカンドワインの位置づけでありながら、2つ目の独立した作品ともいえます。新樽比率100%で18~24ヶ月熟成。純粋で柔らかなボディ感と親しみやすい味わいにもエレガンスと優雅さを備えており、上級シャトーの片鱗を覗かせます。メルロ種、カベルネ・フラン種、カベルネ・ソーヴィニヨン種。

Fourcaud Laussac Saint Emilion Grand Cru
サン・テミリオン村のシャトー・ラプラニョット・ベルヴュー(6ヘクタール)は、ビオディナミ栽培を実践し近年評価を上げています。ここの上級品がフルコー・ローサックで、古木の区画0.6ヘクタールから造られます。葡萄は樹齢40~45年のメルロ種80%、カベルネ・フラン種20%で、アルコール発酵はステンレスタンクで行い、乳酸発酵は樽にて。熟成は新樽のみで18ヵ月行い、凝縮した、力強く重厚なスタイル。天候に恵まれた2019年産は、タンニンが完熟しており、きめ細かで緻密な味わいです。
ポムロル
フロンサック
ボルドー他

Chateau Haut Grelot Selection Blanc Blaye Cotes de Bordeaux
葡萄は砂混じりのローム粘土質土壌で減農薬栽培されたソーヴィニヨン・ブラン種100%。低温で24時間スキンコンタクトをしてプレスし、果汁を野生酵母と木桶でゆっくり発酵。新樽に入れて、週1回オリをバトナージュしながら6ヶ月熟成させて瓶詰。ワインはフレッシュでふくよかな果実味と、木樽熟成の複雑さが楽しめます。2025年頃まで熟成させることで、樽風味と果実味が調和し始め、複雑な熟成香が開き始める事でしょう。

Chateau Sainte Luce Bellevue Les Aubelines Blaye Cote de Bordeaux
ブライ地区のアルティザン、シャトー・ローラン・ラ・ギャルドのブルーノ・マルタン氏が2002年からジロンド河近くの区画の葡萄で造るワイン。畑ではビオディナミを実践し、レ・オーブリーヌは、無農薬の証明である野生のチューリップが咲く1.35ヘクタールの区画の葡萄から生まれるオレンジワインです。マセラシオン・ペリキュレールを9日間。750Lのアンフォラで発酵、熟成もアンフォラで12ヶ月。ソーヴィニヨン・ブラン種80%、ミュスカデル種20%。

Chateau Ducasse Blanc Bordeaux
シャトー・デュカスは、バルサック村で貴腐ワインを生産するシャトー・ルーミュー・ラコストが造るボルドー規格の辛口白ワインで、爽やかさと柔らかさの両立した、透明感のある高い品質です。畑は格付1級のシャトー・クリマンスに隣接する好立地。セミヨン種70%、ソーヴィニヨン・ブラン種30%。

Ch ピエライユ ブラン ボルドー 2023年 750ml 税込2,420円
Chateau Pierrail Blanc Bordeaux
建設されたのが17世紀という長い歴史を持つシャトーで、アントル・ドゥ・メールの東マルグロンに位置しています。畑のテロワールに適した品種を選別し、白、赤ワインともにバランスに優れた高品質のワインを生産しています。ソーヴィニヨン・ブラン特有のトロピカルフルーツやフレッシュハーブの香りとグリが与える丸みと繊細さが綺麗にまとまっています。2023年産は、「ギド・アシェット2025」で三ツ星のク・ド・クール(最も心に残るワインにハートを付与)に選ばれており、オー・ブリオン・ブランと並ぶ最高評価を受けています。ソーヴィニヨン・ブラン種70%、ソーヴィニヨン・グリ種30%。
Ch ラ・ローズ・ベルヴュ ブラン ブライ・コート・ド・ボルドー 2023年 750ml 税込1,815円
Chateau La Rose Bellevue Blanc Blaye Cotes de Bordeaux
ブライの北サン・パレ村にあるシャトー・ラ・ローズ・ベルヴューは4世代続くエイマス家のジェロームとヴァレリーの夫妻で運営しています。オーストラリアやシャンパーニュ、ローヌ地方で研鑽を積んできたジェローム氏は、代々受け継いだボルドーの伝統に新しい風を吹き込み、「ギ・ド・アシェット」などでも掲載される注目のシャトーです。畑では自然環境に配慮したリュット・レゾネを実践。ソーヴィニヨン・ブラン種85%、ミュスカデル種15%。

Clos Floridene Blanc Graves
ボルドー大学の故ドゥニ・デュブルデュー教授が、グラーヴ地区の南部に所有していたシャトー。栽培から醸造まで幅広く研究を行い、世界中の白ワイン造りに多大な影響を与えた人物です。ボルドー大学で教鞭をとる一方、数々のワイナリーでコンサルタントとして活躍していましたが2016年、惜しまれながらこの世を去りました。スキンコンタクトを施した後25%の新樽比率で樽内発酵・熟成を約8ヶ月間行います。白桃、レモン、グレープフルーツのアロマが壮大で密度と骨格を備えた偉大な白ワインです。ソーヴィニヨン・ブラン種51%、セミヨン種49%。
Chateau Ginkgo G by Yurigusa Blanc Bordeaux
ボルドー初日本人女性醸造家「百合草梨紗」氏。ボルドー右岸、カスティヨン・コート・ド・ボルドーにシャトーを構える。ボルドー白の銘醸地グラーヴのワイナリーと提携、百合草氏完全監修。ソーヴィニョン・ブラン種60%、セミヨン種40%で平均樹齢25年の葡萄から年間約17,300本のみ生産。熟成は2年使用のフレンチオーク樽で約半年間。ふくよかな柑橘系のフルーツとマンゴーやはちみつのような甘い香り。新鮮で濃厚なボリューム感を楽しめます。

Barriere Freres Grand Bateau Bordeaux Blanc
シャトー・ベイシュヴェルの兄弟会社にあたるワイン商バリエール社。その関係から、シャトー・ベイシュヴェルの全面的な協力を受けて、素晴らしいワインに仕上げています。ボルドーで最も美しい名城、シャトー・ベイシュヴェルの伝統の技を受けついで醸されたワインは、ソーヴィニヨン・ブラン種100%の豊かなコクを備え、近年は醸造と熟成にフレンチオークの新樽を70%使用するなど贅沢な造りになっています。新樽のニュアンスに加え、クリーンで生きいきとした酸味が感じられる辛口白ワインです。

Les Truffières de Thieuley Chardonnay Vin de France
テュレイはボルドー、アントル・ドゥ・メール地区の名門シャトー。2007年にオーナーのクールセル氏が、トリュフが生育する粘土石灰質土壌の区画に、認可されないシャルドネ種を作付けしました。したがってワインは「ボルドー」産を名乗れず、ヴァン・ド・フランス規格です。収穫後6割を樽、4割を小型のコンクリートタンクで発酵させ、その後、樽でバトナージュしながら12ヶ月間熟成と、ブルゴーニュ風の醸造で仕上げました。トーストやナッツの樽香と、完熟した果実味とミネラル感が楽しめる独自の白です。
Chateau Cote Montpezat Cuvee Compostelle Castillon Cotes de Bordeaux
17世紀からキリスト教巡礼者が祈りを捧げた地としても知られたシャトーです。ガロンヌ河右岸コート・ド・カスティヨン地区の高台にあり、南斜面で日照に恵まれた畑はメルロー中心に栽培されています。カシスなど黒い果実を思わせる香りの中に樽由来のバニラやタバコ、トーストなどの香りが見事にバランスよく溶け込んでいます。何といっても2006年のヴィンテージが良いです。2005年に隠れてしまいがちですが、ボルドー右岸地域は左岸より出来が良いです。また年月を経て熟成したタンニンとほどよい酸味がお手頃価格で楽しめます。メルロ種70%、カベルネ・フラン種20%、カベルネ・ソーヴィニヨン種10%
Chateau Sainte Luce Bellevue Rouge Blaye Cote de Bordeaux
ブライ地区のアルティザン、シャトー・ローラン・ラ・ギャルドのブルーノ・マルタン氏が2002年からジロンド河近くの区画の葡萄で造るワイン。畑ではビオディナミを実践。低温でマセラシオンを行い、天然酵母にて発酵。ソフトプレスを行い、3分の2をバリック、3分の1をタンクにて約18ヶ月熟成を行います。 きめ細やかさのある優れたメルロらしい口当たり、エレガントな熟成感を帯びた2005年はまさに今飲み頃です。メルロ種100%。

Chateau Segonzac Vieilles Vignes Blaye Cotes de Bordeaux
2004年にブライ地区のクリュ・ブルジョワ・コンクールにて第1位に選ばれたという実力派。果実味豊かで力強さのある味わいです。メルロ種40%、カベルネ・ソーヴィニヨン種30%、マルベック種30%のブレンド。フレンチオーク樽12ヶ月熟成(新樽比率20%)。

Chateau Dudon Cuvee Jean-Baptiste Dudon Premieres Cotes de Bordeaux
平均樹齢40年の区画から完熟した健全な葡萄のみを使用し、出来の良かった年にだけ造られるシャトー・デュドンのスペシャル・キュヴェ。発酵前に約2日間、低温マセラシオンを行います。 アルコール発酵は、温度コントロール装置の付いたタンクで22度から30度にコントロールしながら行います。 マロラクティック発酵もタンクで行います。 熟成は、一部セメントタンク(20%)、残りの80%はフレンチオークを使用し、12ヶ月行います。メルロ種40%、カベルネ・ソーヴィニヨン種30%、カベルネ・フラン種30%。

Chateau Fougas san soufre ajoute Cotes de Bourg
現在は当主のジャン=イヴ=ベシェ氏と奥様のミシェルさんにより有機栽培とビオディナミ農法によって、テロワールを忠実に表現した高品質なワイン生産を行っています。「タールよりもバイオレットを、凝縮さよりもフィネスを探し、流行には遠いが大地に近い、健康的で上質でエレガントな本物のワインにを求めている」とジャン=イヴ氏。チェリーの綺麗な風味が続き、濃くないのに満足感のあるワインに仕上がっています。心地良い余韻の長さに浸っていただきたいです。メルロー種100%

Chateau Malagar Rouge Premieres Cotes de Bordeaux
アントル・ドゥ・メール南部、プルミエール・コート地区内のサン・メクサン村にシャトーはあり、現在はグリュオー・ラローズのオーナーであるジャン・メルロー氏が所有していますが、かつてはノーベル文学賞作家であるフランソワ・モーリアックが過ごした地であることでも知られており、今ではモーリアックの記念館も併設されている名所にもなっています。このワインは樹齢25年以上の古木からとれた葡萄を使用し、新樽比率50%のフレンチオークで12ヵ月熟成の後、瓶熟20年以上という贅沢な造りです。木樽由来の高貴な香りとスパイス感、果実味と溶け込んだ優しいタンニンが重層的で複雑、熟成による旨味も抜群に良いです。また、お手頃価格が嬉しい逸品です。メルロ種62%、カベルネ・ソーヴィニヨン種26%、カベルネ・フラン種12%。

Chateau Roquebrune Bordeaux
1962年にアントル・ドゥ・メールの南側、レスティアック・シュル・ガロンヌに設立された家族経営シャトー。テロワールの多様性と特徴を尊重し、栽培には、自然環境に配慮して行うサステーナブル農法を実践しています。濃い色調で、完熟果実やスパイスのアロマ。滑らかで柔らかな口当たりのワイン。カベルネ・ソーヴィニヨン種100%で、おまけに樽熟成をしたワインで、この価格はありえない驚きのコストパフォーマンスです。

Vignobles Grandeau Etoile de Lauduc Petit Verdot Bordeaux
ボルドー市の対岸、トレッス村で1923年から続く家族経営の生産者。現在は3代目のリシャール・グランドー氏と2人の息子と3人で55ヘクタールの畑をビオロジックで管理しています(HVE取得済みで、2023年にAB認証を取得予定)。エトワール・ド・ローデュは単一セパージュ100%で造り上げるレンジで、かわいらしい動物の星座がラベルにあしらわれています。酸化防止剤はトータルで40mg/L未満のごく少量のみの添加。補助品種として使用されることが多いプティ・ヴェルド種100%で造られた異色のボルドー。カルダモンやシナモンなどのスパイスの複雑さが楽しめる上質な味わいです。輸入元の売り切り特価で、定価2,310円税込がお求めやすくなりました。

Vignoble Mingot(Chateau Marechaux) Pur Franc Bordeaux Superieur
ヴィニョーブル・マンゴは、ポムロルの北にあるサヴィニャック・ド・リスル村で1964年に設立。現在は3代目のジュリアン・マンゴが運営しており、約22ヘクタールの畑はリュットレゾネで管理(HVEレベル3取得)。「ピュル」シリーズは亜硫酸の使用をトータルで20mg/L以下に抑え、単一品種の個性を表現しています。標高70mの粘土石灰質土壌に植わる、平均樹齢30年のカベルネ・フラン種を使用。通常店頭価格¥2,310円が輸入元の売り切り特価でお安くなりました。
Vignoble Mingot(Chateau Marechaux) Pur Malbec Bordeaux Superieur
ヴィニョーブル・マンゴは、ポムロルの北にあるサヴィニャック・ド・リスル村で1964年に設立。現在は3代目のジュリアン・マンゴが運営しており、約22ヘクタールの畑はリュットレゾネで管理(HVEレベル3取得)。「ピュル」シリーズは亜硫酸の使用をトータルで20mg/L以下に抑え、単一品種の個性を表現しています。標高70mの粘土石灰質土壌に植わるマルベック種を使用。樹齢は10年以下。ステンレスタンクにて熟成。通常店頭価格¥2,310円が輸入元の売り切り特価でお安くなりました。

Vignoble Mingot(Chateau Marechaux) Le Petit Comptoir Vin de France
ヴィニョーブル・マンゴは、ポムロルの北にあるサヴィニャック・ド・リスル村で1964年に設立。現在は3代目のジュリアン・マンゴが運営しており、約22ヘクタールの畑はリュットレゾネで管理(HVEレベル3取得)。亜硫酸の使用は最小限に抑えています。標高90mの粘土石灰質土壌に植わるメルロ種とカベルネ・フラン種を使用。樹齢は約20年。ステンレスタンクにて熟成。

Clarence Dillon Wines Clarendelle Bordeaux Rouge
クラレンドルは、オー・ブリオンの葡萄を含むボルドー全域からクオリティの高い葡萄が選抜され、醸造を手掛けるのもオー・ブリオンと同じチームで造られています。メルロ種、カベルネ・ソーヴィニヨン種、カベルネ・フラン種から造られるクラレンドルのルージュは、古典的で上品なスタイル。バニラやスパイスの要素と、ほのかにシガーやモカの香りも感じられ、複雑性に富んだ素晴らしい味わいになっています。

Chapelle Bérard UPS!!! Vin de France
シャペル・ベラールのブドウ畑はドルドーニョの南斜面、サンテミリオンとベルジュラックの中間サン・カンタン・ド・カプロンに位置しています。65緑肥を活かし、除草剤を使用しない代わりにエッセンシャルオイルを使うなど積極的に環境保全に取り組んでいます。4つの異なるシャトーのそれぞれの織り成す土壌は、ボルドーの地質学者であるピエール・ベシェラーにも大変高い評価を得ています。伝統的でありながら革新を目指す醸造家のマウロ氏はチャレンジングなワインを作り出しています。 ガーネットカラー。イチゴやチェリーの芳香と豊で複雑な味わい。上品なタンニンがアクセントになり、クラレットを思わせる赤。カベルネ・ソーヴィニヨン種60%、メルロー種30%、マルベック種5%、カベルネ・フラン種5%

Duc des Nauve (Chateau Le Puy) Vin de France
400年以上も一切の化学肥料や農薬を使用しないボルドー自然派の大御所ル・ピュイの若木を使用して造られたワイン。体にしみわたるその味わいはピュアで澄んだ味わいが楽しめます。区画毎に分けて小容量のコンクリートタンクにて発酵・熟成。清澄・濾過は行わず、SO2は熟成時に極微量のみ使用。ボルドーの理想とされる「樽濃いワイン」ではなく、自然派らしい澄んだ果実味と体に染み入る味わいをぜひ一度お試しください。メルロ種70%、カベルネ・フラン種20%、カベルネ・ソーヴィニヨン種10%

Pierre Henri Cosyns Reserved Cotes de Bourg
現代ワイン醸造を実践し続けて来たヴァンナチュールの先駆者ピエール・アンリ・コザン氏はかの偉大な醸造家エミール・ペイノー氏の訓練と影響を直接受けました。ビオデナミ農法で栽培されたメルロー種を自然酵母を使用し低温での長い醸しと短期間の樽熟成でワインを仕上げます。完熟したブラック・チェリーの香り、ドライフルーツの果実味に僅かにチョコのニュアンス、余韻に小豆、まさに良い年のメルロ種を体現する味わいです。亜硫酸無添加、メルロー種100%

Mitjavile Le Versant Castillon Cotes de Bordeaux
サン・テミリオンで燦然と輝くシャトー・テルトル・ロトブフ。オーナーのミジャヴィル氏の息子ルルも、カスティヨン地区で「ロラージュ」を造り評価を上げています。そして2019年から、サン・テミリオン村とカスティヨン地区の境界線にある畑20ヘクタールを入手し、「ル・ヴェルサン」を発売しました。メルロ種90%、カベルネ・フラン種5%、カベルネ・ソーヴィニヨン種5%からのワインは、濃厚な果実味と緻密で柔らかなタンニンが楽しめるようです。完熟した葡萄からのアルコールは14.5%と強烈です。

Muse de La Faviere Bordeaux Superieur
リュサック・サンテミリオンの北にあるサン=スラン=シュル=リスル村にあるシャトーで、畑はサン・テミリオン村の石灰質土壌から地続きとなっており、土壌の構成は主に粘土石灰質ですが、一部区画はシリカを含んだ砂利質土壌になっています。元テルトル・ロートブッフのルイ・ミジャヴィル氏がコンサルタント。ミューズはシャトー・ラ・ファヴィエールのセカンドワインになります。メルロ種60%、カベルネ・フラン種30%、カベルネ・ソーヴィニヨン種10%。
ボルドー甘口

Chateau Lafaurie Peyraguey Sauternes
ラフォリ・ペイラゲはソーテルヌ地区格付け第1級で、ボム村に41ヘクタールの畑を所有。1913年からオーナーのコルディエ社が評価を上げた後、現オーナーが1980年代から更に品質を上げています。畑にはセミヨン種9割が栽培され、新樽3割で18~20ヶ月熟成されます。ソーテルヌ村の伝説となった2001年は、各シャトーで素晴らしい貴腐ワインが生まれましたが、ここでは驚異的な出来となりました。アドヴォケイト誌では、豪勢で並外れた資質があり、味わいのピークは2030年頃まで続くだろうとコメントし、96点の高評価を受けています。

Chateau Rieussec Sauternes 1/2
ソーテルヌ地区格付け第1級で、1985年よりラフィットのロートシルト家が所有。畑はソーテルヌ格付け特別1級のシャトー・ディケムに隣接しています。品質改革のために醸造設備や樽庫を刷新しました。セミヨン種75%、ソーヴィニヨン・ブラン種25%を18ヶ月から26ヶ月オーク樽で熟成します(新樽率50%~55%)。柑橘やアプリコット、ハチミツに樽の香りが溶け込み、力強いアタック。凝縮した柑橘のフレーバーに、ほどよい苦みが全体を引き締めます。余韻には僅かにスパイスが感じられます。

Chateau Lauvignac Cuvee Sahuc Sauternes Half
このシャトー・ローヴィニャックは1998年創業シャトー・サウクのセカンドワインです。。コンクリートタンクで醸造、ステンレスタンクで熟成。粘土石灰岩、砂利土壌。ボディの重厚感のあるセミヨン種85%%というのはワイン法で言えばラベルにセミヨンと表記出来るレベルのワインです。セミヨン種はボルドーの白葡萄の中で、最もボディが肉厚で力強く、濃厚な葡萄品種。そのためフィネスがあり、円みのある、どっしりとした味わいの中に、ソーテルヌの真髄のアカシアや蜂蜜の要素が明確に表現されています。セミヨン種85%、モスカテル種10%、ソーヴィニヨン・ブラン種5%。
ブルゴーニュ
シャブリ

Jean Collet Chablis Premier Cru Vaillons Half
シャブリに1792年より代々伝わるワイン造りの家系で、1954年にジャン・コレ氏により自社瓶詰が始められ、ドメーヌの運営が開始されます。現在はジル・コレ氏が運営し、2008年からは息子のロマン氏が醸造長として参画。畑ではビオロジックを実践し、自生酵母により発酵を行っています。畑の特質を表現するためにキュヴェ毎に醸造方法を変えており、ヴァイヨンはステンレスタンクで発酵させ、1/3を8,000Lのフードル、1/3を228Lのバリック、1/3をステンレスタンクで8ヶ月間熟成し、収穫の翌年7月にアッサンブラージュしボトリングされます。小樽熟成のワインが加わることにより更に複雑な味わいを表現しています。

Jean Collet Chablis Premier Cru Secher
シャブリに1792年より代々伝わるワイン造りの家系で、1954年にジャン・コレ氏により自社瓶詰が始められ、ドメーヌの運営が開始されます。現在はジル・コレ氏が運営し、2008年からは息子のロマン氏が醸造長として参画。畑ではビオロジックを実践し、自生酵母により発酵を行っています。畑の特質を表現するためにキュヴェ毎に醸造方法を変えており、セシェは、3割をオーク樽で、7割をステンレスタンクで発酵・熟成をさせ、アッサンブラージュ後、17ヶ月の熟成を経て、ノンフィルターで瓶詰されます。フローラルとトースト香のバランスがとても良く、キレのある美しい酸と充実した果実味が楽しめ、フィニッシュにはシャブリらしいミネラルが続きます。

Jean Collet Chablis Grand Cru Valmur
シャブリに1792年より代々伝わるワイン造りの家系で、1954年にジャン・コレ氏により自社瓶詰が始められ、ドメーヌの運営が開始されます。現在はジル・コレ氏が運営し、2008年からは息子のロマン氏が醸造長として参画。畑ではビオロジックを実践し、自生酵母により発酵を行っています。畑の特質を表現するためにキュヴェ毎に醸造方法を変えており、ヴァルミュールは、温度コントロールされたステンレスタンク内で10日間発酵し、228Lのアリエ産の小樽で10ヶ月バトナージュを行い熟成。新樽の使用率は10%。MLF有。火打石の香り、樽熟成によるバニラ香。複雑で濃厚な味わいだが、充実した酸味とミネラル分が骨格を造り、全体をまとめ上げています。

Jean Collet Chablis Grand Cru Les Clos
シャブリに1792年より代々伝わるワイン造りの家系で、1954年にジャン・コレ氏により自社瓶詰が始められ、ドメーヌの運営が開始されます。現在はジル・コレ氏が運営し、2008年からは息子のロマン氏が醸造長として参画。畑ではビオロジックを実践し、自生酵母により発酵を行っています。畑の特質を表現するためにキュヴェ毎に醸造方法を変えており、レ・クロは、自生酵母により木樽で1ヶ月間発酵し、アリエ産の小樽(古樽)で11ヶ月バトナージュを行い熟成。豊かな果実味を美しい酸とミネラルが引き締め、余韻に広がりを見せる秀逸なワインです。

Jean Paul&Benoit Droin Chablis Grand Cru Hommage a Louis
レ・クロとヴァルミュールの境目に位置する1つの区画で、ドロワンは1920年に取得しました。その区画は、当時の証書の説明には「レ・クロのリューディ」と書かれており、シャブリのAOCが認定される以前から、常にレ・クロにブレンドされていました。しかし、後のINAOの格付けの際、ナポレオン時代の格付けに倣ってヴァルミュールに分類されたという事実もありました。そうした背景がある中、これまで1度もその区画の葡萄をレ・クロにブレンドし「レ・クロ」としてリリースすることに対して禁止事項はありませんでした。しかし、数年前にこの件についてフランス行政側が問題視しはじめたのです。ドロワン家は必要なすべての書類を提示し、異議を唱えてきました。INAOはその主張に反論はせず、同意の意思を示しましたが、厳格なシャブリのグラン・クリュに関わる問題であるがために、手続きに時間を要しているのが現状です。ドロワン家はこの区画からの葡萄をブレンドしない「レ・クロ」をリリースすることも可能でしたが、それは彼の信条に逆らうことになります。そこで現当主のブノワ・ドロワンは「自分達のレ・クロ」を造り続けることにしました。そして、この区画を取得したルイ・ドロワンに敬意を表し、グラン・クリュ「オマージュ ア・ルイ」としてのリリースを決めたのです。

Domaine Laroche Chablis Grand Cru Les Clos
シャブリ村に60haの畑を所有するシャブリで最も歴史あるドメーヌで、広大な畑全域でサステイナブル農法を行い、除草剤、殺虫剤、防腐剤は使用していません。シャブリ村の正面に位置する南向き斜面で1.12haを所有。樹齢は35年。オーク樽とステンレスタンクによる発酵・熟成。濃密なミネラルと卓越したフィネスをもつシャブリの王様。良い日照量を受け葡萄がしっかりと熟し、ドメーヌのグラン・クリュの中で最も筋肉質で長い余韻を持ちます。

Domaine Laroche Chablis Grand Cru Les Blanchots La Reserve de L’Obedience
シャブリ村に60haの畑を所有するシャブリで最も歴史あるドメーヌで、広大な畑全域でサステイナブル農法を行い、除草剤、殺虫剤、防腐剤は使用していません。1991年より生産を始めたグラン・クリュ、レ・ブランショ畑の最高の区画を厳選したスペシャル・キュヴェ。区画ごとに醸造し初夏にブレンド。繊細なシルクのような滑らかな味わいのワインを選び、テロワールの個性を忠実に表現し、洗練した濃密な味わい。複雑さの中にミネラルを感じ、少なくとも20年は熟成できる完璧なワインを表現しています。

Domaine Laroche Chablis Saint Martin Thermo bottele
シャブリ村に60haの畑を所有するシャブリで最も歴史あるドメーヌで、広大な畑全域でサステイナブル農法を行い、除草剤、殺虫剤、防腐剤は使用していません。サン・マルタンはドメーヌが所有するアペラシオン・シャブリの畑のブレンドで、土壌は全てキンメリジャンです。多くの区画をブレンドすることにより芳醇さや複雑さをワインに与えています。新鮮さとフィネスと共に強さを持ち合わせ、テロワールの持つ独特なミネラルが感じられます。発酵はステンレスタンクで、熟成は澱と共にステンレスタンクと15%フードル(55hl)を使用。ヴィーガン認証。ボトルが冷えると絵柄の色が白から水色に変わるサーモボトル仕様。希望小売価格6,050円税込が特別価格で入荷しました。

Moreau Naudet Chablis
2016年に当時の当主ステファン・モローが急逝し、妻のヴィルジニがドメーヌを引き継ぎました。直後にはドメーヌの今後を危ぶむ声もありましたが、欧米での評価は揺るぐことはなく、ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランスの2019年版で「ドメーヌの弛まぬ努力は昇格に値する」として、二ッ星への昇格を決めています。はっきりとしたミネラルの中軸がバランスを取り、衝撃的に深みのある純粋な果実味と自然な質感、複雑さ、凝縮感を兼ね備えた見事なまでの独特な個性を備えています。発酵は野生酵母のみで温度管理機能付きのタンクで行われ、3ヶ月近くかけてゆっくりと発酵させ、ステンレスタンクにてシュール・リーの状態で15~18ヶ月熟成。

Roland Lavantureux chablis Grand Cru Vaudesir
シャブリの中心街から北西に約10km離れたリニョレルの町で1978年にドメーヌを設立。受け継いだ僅か5ha程度の畑からドメーヌを始め、今では20haを超えるまでに所有畑を広げています。ブルゴーニュで若手優良生産者に贈られるTROPHÉE JEUNES TALENTS(トロフェ・ジューヌ・タレント)を2016年、2017年の2年連続受賞するなど、今、最も注目を集めている生産者です。特級畑ヴォーデジールは南向きの粘土と石灰質の混ざり合う土壌で、エレガントで女性的なワインを生み出します。
コート・ドー・セール
サン・ブリ
イランシー
マルサネ

Charlopin Tissier Marsannay Les Longeroies
ドメーヌ・シャルロパンの当主フィリップ・シャルロパンの長男であるヤン・シャルロパン氏が、妻の父であるロラン・ティシエの協力を得て設立したドメーヌ。栽培はすべて有機で行い、野生酵母による自然発酵など人為的なものを極力排除したワイン造りを行っています。レ・ロンジュロワ畑は、マルサネ村の丘の中腹部にある南向き斜面で、1級畑昇格の筆頭候補と目されています。樹齢約51年の古木で、40ヘクトリットルの低収量。ステンレスタンクにて低温を維持したまま過度な抽出はせず、野生酵母で4週間発酵し、木樽(新樽比率30%)で16ヶ月熟成。
フィサン

Armelle et Jean Michel Molin Fixin Les Chenevieres
1987年に創業した家族経営のドメーヌで、2007年からビオロジック(一部ビオディナミ)に移行し、テロワールを最大限に表現しているフィサンのトップ生産者。果実味が豊かで骨格のしっかりしたワインながら、ブルゴーニュらしい妖艶さを兼ね備えた味わいは、世界中で高い評価を受けています。ステンレスタンクにて温度を35℃以下に制御しながら15日間野生酵母による自然発酵。バリックにて12ヶ月熟成。砂礫質土壌で、1982年に植樹。ピノ・ノワール種100%。
ジュヴレ・シャンベルタン

Henri Magnien Gevrey Chambertin Vieilles Vignes
1656年から続く伝統的蔵元。2007年からワイン造りに参画した息子のシャルル・マニャン氏が、アルノー・モルテやベルトラン・デュガらとの情報交換を通じて栽培から醸造まで多岐に渡る改革を行い、大きな品質向上を成し遂げました。アン・シャン」「レ・セルキュイユ」「シャンペリエ」等、8つのリウ・ディより。沖積土質・泥灰土質土壌。樹齢約40~100年(平均約60年)のVV。カヴァン社製ジュピーユ、コンピエージュ、フォンテーヌブローの各森産の新樽30%、1~3回使用樽70%で12ヶ月間の熟成。ピノ・ノワール種100%
Henri Rebourseau Chambertin Clos de Beze Magnum
2016年から前当主のジャン・ド・シュレル氏の息子であるルイとペニンがドメーヌに参加し、改革を遂げたドメーヌは飛躍的に品質が向上しています。ビオディナミの探求、銅の使用を従来より35%削減するなどを行い、醸造においても、グラビティシステムの導入や過度な抽出をさけるなどテロワールをより表現できるように尽力しています。美しくかつ濃密な果実味を湛え、どこまでも続く複雑な余韻に魅了される圧倒的なスケール感を携えたワインです。
Gerard Peirazeau Chambertin Clos de Beze
当主はモレ・サン・ドニ村の名家グロフィエ家の出身で、100年以上に渡り代々受け継がれてきた綺羅星のごとき優良畑をドメーヌ・グロフィエより相続し、伝統を守りながら家族経営で切り盛りしています。同じ特級畑のシャンベルタンと並び称され、ジュヴレ・シャンベルタン村の特級畑の中でも、力強さと優雅さを兼ね備えています。1936年~1937年に植樹された葡萄を使用。新樽率100%で16ヶ月熟成。
粘土石灰質 【植樹】1936~1937年
【全房使用率】0%:除梗100%
【発酵】温度管理されたステンレスタンクにて21日間
【熟成)新樽バリックにて16ヶ月間

Domaine Cluny Gevrey Chambertin Vieilles Vignes
ジュヴレ・シャンベルタン村の北隣、ブロション村に20世紀初頭より続くヴィニュロンの家系で、1959年に自社ビン詰めを開始しました。化学肥料、除草剤、殺虫剤、防腐剤は原則として一切使用せず、天然酵母のみで発酵、無清澄で造っています。ブロション村内の3つの連なる畑より(合計で0.4ha)。平均樹齢80年でステンレスタンク発酵後、樽でマロラクティック発酵&12ヶ月間熟成(新樽率50%)。基本的には修行元のDRCで教わったことをそのまま実践しています。
Domaine des Varoilles Gevrey Chambertin Premier Cru Clos des Varoilles
歴史は12世紀まで遡るという由緒あるドメーヌで、1990年からスイス出身のギルベール・ハンメル氏がオーナーとなり、飛躍的に品質を向上させています。モノポール(単独所有)であるクロ・デ・ヴァロワイユ畑はブルゴーニュでは珍しい南向きの斜面で、パワフルでアロマティックな、そしてミネラル感が美しい上品な余韻が続くワインが造られます。希少なバックヴィンテージが入荷となります。2020年以降、このモノポールはプリューレ・ロックが所有するようになり、およそ5倍ほどの価格で取引されている事を考えるとお買い得なワインと言えます。

Domaine des Varoilles Gevrey Chambertin Premier Cru Clos des Varoilles
歴史は12世紀まで遡るという由緒あるドメーヌで、1990年からスイス出身のギルベール・ハンメル氏がオーナーとなり、飛躍的に品質を向上させています。モノポール(単独所有)であるクロ・デ・ヴァロワイユ畑はブルゴーニュでは珍しい南向きの斜面で、パワフルでアロマティックな、そしてミネラル感が美しい上品な余韻が続くワインが造られます。希少なバックヴィンテージが入荷となります。2020年以降、このモノポールはプリューレ・ロックが所有するようになり、およそ5倍ほどの価格で取引されている事を考えるとお買い得なワインと言えます。

Fourrier Gevrey Chambertin Premier Cru Combe aux Moines Vieilles Vignes
ジュヴレ村で高評価を受けている若手生産者。1988年にはアンリ・ジャイエ氏、1993年には米オレゴン州のドルーアンで修行した後、1994年からジュヴレ村で父の後を引き継ぎました。醸造は自然酵母を用いてテクニックを求めず、この土地と葡萄の風味を素直に表現しています。1級コンブ・オー・モワンヌ畑の苗木は1928年に植樹。古木らしい風味豊かなピノで知られています。

Fanny Sabre Gevrey Chambertin
2000年に急逝した父の後を継ぐことを大学在学中に決断し、フィリップ・パカレに師事して2007年に設立したドメーヌ。有機栽培を行う畑は小規模ながら質の高い区画を厳選し、現在7ヘクタールから約18種のワインを手掛けています。創業当初よりテロワールの個性を表現すべく、介入を極力行わないワイン造りを行っています。オー・ルナルド畑の中にある2ヘクタールの区画で、僅かに鉄を含む粘土石灰質土壌。全房発酵100%で、木樽の開放式発酵槽でピジャージュ、ルモンタージュを1日2回実施。400Lの樽(新樽30%)で13ヶ月熟成。スミレ、ヨード、ドライハーブ、クランベリー、杉のアロマ。瑞々しい果実味、茎のニュアンス、土っぽさが見事に融合し、シルクのように滑らかな質感を伴う素晴らしいワインです。

Lou Dumont Charmes Chambertin
蔵元のオーナーはブルゴーニュに魅了され、ジュヴレ村に暮らし、ワインの造り手となった日本人、仲田晃司さん。平均樹齢45年のVV。収穫量35hl/ha。天然酵母のみで発酵(一部、一次発酵も樽内)。カヴァン社製フォンテーヌブロー森産新樽1樽、シャサン社製「グラン・ファン」の新樽2樽、同1回使用樽2樽で18ヶ月間樽熟成。無清澄、ノンフィルターでビン詰め。 仲田氏曰く「創業時から全ヴィンテージ毎年造っている、思い入れのあるキュヴェです。その年においてできることすべてを出しきって造る、私の醸造の結晶でもあります。」ピノ・ノワール種100%
Lou Dumont Charmes Chambertin
仲田氏曰く「毎年ぶどうを買えるとは限らない最上位のアペラシオンの中で、創業時からこれだけは全ヴィンテージ継続して造っている、深い思い入れのあるワインです。その年においてできることすべてを出し切って造る、私の醸造の結晶です。「The World’s 50 Best Restaurants」で1位になったデンマークのミシュラン3つ星「Geranium」には、2013年ヴィンテージから毎年取り扱っていただいています。」 平均樹齢45年のVV。収量は30hl/ha。天然酵母のみで発酵(一部、一次発酵も樽内)。シャサン社製「グラン・ファン」の新樽1樽、同1回使用樽2樽で18ヶ月間樽熟成。無清澄、ノンフィルターでビン詰め。” ピノ・ノワール種100%。
Lou Dumont Gevrey Chambertin
蔵元のオーナーはブルゴーニュに魅了され、ジュヴレ村に暮らし、ワインの造り手となった日本人、仲田晃司さん。このジュヴレ・シャンベルタンの区画は「ラ・プラティエール」(樹齢約75年)、「ヴィーニュ・ベル」等。平均樹齢55年。収穫量20hl/ha。天然酵母のみで発酵。シャサン社製「グラン・ファン」の新樽40%、同1~2回使用樽60%で18ヶ月間樽熟成(新樽分はすべて、一次発酵も樽内で行いました)。無清澄、ノンフィルターでビン詰め。仲田さん入魂の看板作品です。仲田氏曰く「やはり一番のおすすめワインです。この村に来て早20年目になりました。まだまだ知らないことがたくさんありいつもワクワクさせられます。」ピノ・ノワール種100%。

Lou Dumont Gevrey Chambertin Cuvee Nature
ルー・デュモンは日本人仲田晃司氏がブルゴーニュに興したワイナリーです。「プレソニエ」と「レ・スヴレ」の2区画より。「ビュロー・ヴェリタス」の認証を受けたビオロジック(有機)栽培ぶどうのみを使用。平均樹齢40年のVV。収量は40hl/ha。天然酵母のみで発酵(一部、一次発酵も樽内)。シャサン社製ジュピーユ森産の新樽50%、同社製同森産の1回使用樽50%で18ヶ月間樽熟成。無清澄、ノンフィルターでビン詰め。活躍中の版画家・宮崎敬介氏が手がけた特別コラボレーションラベルです。ピノ・ノワール種100%。
モレ・サン・ドニ

Marchand Freres Morey Saint Denis Premier Cru Les Genavrieres Blanc
マルシャン・フレールは1813年より7世代に渡りモレ・サン・ドニ村で続くドメーヌで、現在はドニ・マルシャン氏がドメーヌを運営し、各専門誌でドメーヌの評価は上昇の一途を辿っています。特級畑クロ・ド・ラ・ロシュの斜面の上部に隣接した1級畑レ・ジュナヴリエールに植わるシャルドネ種から造られた白。フレンチオークの新樽で自生酵母で1ヶ月間発酵。樽熟成は10ヶ月間。年産500本ほどの超希少なワインになります。
Christophe Bryczek Morey St Denis Clos Solon
ドメーヌは1953年に創設され、現在は3代目のクリストフ氏が運営しています。畑ではビオロジックを実践し、醸造はコンクリート・タンクにて天然酵母(収穫の4日前に摘んできたブドウを小樽の中でつぶして諸味を造り、醸造の際に使用)のみを用いて進められます。本拠地モレ・サン・ドニ村のほぼ中央に位置するクロ・ソロン畑(平均樹齢約45年)のワイン。新樽比率は40%で、モレの持つ力強さと新樽のヴァニラ、ショコラなどの風味ととても良く合っています。

Domaine des Loups Morey Saint Denis Les Herbuottes
ドメーヌ・デ・ルーと名付けられたこの生産者はモレ・サン・ドニ村のシンボルである狼を自らの蔵元の名前に冠しました。当主のギョーム・ジャニオー・ルソー氏はオートマティックな機械等をなるべく使用せず、自然のままにワインを造ろうを日々努力しています。これは土地を愛する気持ち、先人達への感謝の気持ち、ブドウの木に対する気持ちを1本のワインに込めたいという氏の思いの表れです。一般的には無骨なモレ・サン・ドニ村の酒質とは真逆な繊細さと華やかさを兼ね備え、飲む人を魅了します。樹齢60年以上の古木からの葡萄を使用。収量は30hl/ha。除梗率100%。エナメル製タンクでアルコール発酵後、樽でマロラクティック発酵&18ヶ月間熟成。新樽率は30%。ピノ・ノワール種100%。
Lou Dumont Morey St Denis
元のオーナーはブルゴーニュに魅了され、ジュヴレ村に暮らし、ワインの造り手となった日本人、仲田晃司さん。このモレ・サン・ドニは「トレ・ジラール」と「レ・クレ」の2区画より。平均樹齢40年。収穫量20hl/ha。天然酵母のみで発酵(一部、一次発酵も樽内)。シャサン社製「グラン・ファン」の新樽50%、カヴァン社製ジュピーユ森産の1回使用樽50%で18ヶ月間樽熟成。無清澄、ノンフィルターでビン詰め。仲田氏曰く「最近その良さが大いに見直されてきたAOPで、バランスの良さと力強さが特徴です。ゆっくりじっくり楽しみたいワインです。」ピノ・ノワール種100%。
シャンボール・ミュジニ

Jacques Prieur Grand Cru Musigny
指のドメーヌの1つです。コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌのプルミエ・クリュ、グラン・クリュを中心とした21ヘクタールの畑を所有し、モンラッシェ、シャンベルタン、ミュジニーなど素晴らしいワインを生み出しています。1990年より醸造に携わるナディーヌ・ギュブランは、フランスの有名ワイン雑誌「レヴュー・ド・ヴァン・ド・フランス」で1998年に女性で初めてベストワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに輝いた実力者です。2000年より、ジャック・プリウールのコート・ド・ボーヌ側の畑では、化学肥料や農薬を使用しないビオロジック(有機農法)が実施され、馬による耕作が行われています。類まれなるテロワールを重視したワインは美しい色合い、複雑なアロマ、そして芳醇な味わいを湛えています。 石が多い土壌は水はけが良く、昼間吸収した熱を夜放出するため、よく熟した葡萄が収穫できます。17ヶ月樽熟成。軽やかで官能的な香りはスミレ、スパイス、さらにトースト。シルキーで柔らかい口当たり、甘草 、スパイス、ミントのフレーヴァーがあります。

Robert Groffier Chambolle Musigny Premier Cru Les Hauts Doix
シャンボール・ミュジニの伝説の1級畑「レ・ザムルーズ」の最大所有者として知られる名門。ロベール・グロフィエ氏の孫ニコラ氏がドメーヌを引き継いでから益々注目を浴びています。レ・ザムルーズ畑の北側に隣接する「レ・オードワ」畑の平均樹齢30年以上の葡萄。30%全房を使用し、低温マセレーション後に発酵。樽(新樽25%)で12ヶ月熟成後、タンクにて3ヶ月熟成させてから瓶詰め。はっきりとした輪郭、塩味のようなミネラルを思わせる味わい。控えめで“通”好みのスタイルのワインです。
ヴージョ
ヴォーヌ・ロマネ

DRC La Tache
ブルゴーニュにとどまらず、世界最高のワイン生産者と評価されるドメーヌ・ロマネ・コンティ社。ラ・ターシュ畑の広さは6ヘクタール強で、DRCが所有するモノポール(単一所有の畑)です。丘陵の上部に位置する畑では濃厚な葡萄が収穫されるのに対し、下部では繊細な風味をもった葡萄が収穫される傾向があり、これら特色の異なる葡萄をブレンドすることで、複雑なアロマをもつ力強いワインが生み出されます。ロマネ・コンティの弟的なワイン。このラ・ターシュは個人のお客様がアメリカ滞在中に購入された商品です。日本に持ち帰ってからは14℃設定のセラーで保管されておりました。そのためバックシールにはアメリカのエージェント「」と記載されております。

Claire Naudin Echezeaux
クレール・ノーダンは、ドメーヌ・アンリ・ノーダン・フェランの現当主クレール・ノーダン(ジャン・イヴ・ビゾの妻)がドメーヌを引き継いだ折に、代々受け継がれてきたクラシック・スタイルとは別に生産する、より自然な栽培、醸造方法によって造られたヴァン・ナチュール・レンジになります。エシェゾー畑の中心部分にある「Les Rouges du Bas」に0.6haの区画を持ち、リュット・リゾネで栽培。自生酵母を使用して、木製の解放槽で全房発酵。14日間のピジャージュにてマセラシオンを行い、新樽100%のアリエ産とヴォージュ産の樽(228L)で17ヶ月間熟成。ノンフィルターでボトリング。
Philippe le Hardi Mercurey Rouge Vieilles Vignes
ここは”カリテ・フランス”と”テラ・ヴィティス”の認証を受けた有機栽培を実践、最新の醸造設備を用いてお値打ちで良質なワインを造っています。このワインはメルキュレ村に所有する古木の区画のピノ・ノワール種からの赤。醸造は5~7日間低温浸漬の後に、約2週間ポンピングオーバーを行いながら発酵。熟成はステンレスタンクと樽で12ヶ月間行いブレンドしました。天候に恵まれたら2022年らしいふくよかな果実味と、上品な木樽風味が期待されます。
ニュイ・サン・ジョルジュ

Julien Gerard & Fils Nuits Saint Georges Premier Cru Les Bousselots
1882年創業のドメーヌ・ジュリアン・ジェラール・エ・フィスは5世代続く歴史ある名門で、そのワインは数々のミシュラン星付きレストランにオンリストされています。畑は、ニュイ・サン・ジョルジュ北側、標高280メートルの斜面中腹にあり、ニュイ・サン・ジョルジュでも標高の高い畑のひとつ。80年の樹齢の葡萄、水はけの良いテロワール、冷たい風により収穫量を抑えられる、これら3つの条件から、エレガントで凝縮感のあるワインとなります。

Prieure Roch Nuits Saint Georges Premier Cru Vieilles Vignes
ロマネ・コンティの共同オーナーでもあるプリューレ・ロック。最高の葡萄を作るべく、肥料にはわずかな量の有機肥料を使い、除草剤、化学肥料なども一切使用しないという有機無農薬栽培を実践しています。クロ・デ・コルヴェ畑の樹齢およそ70年以上の古樹の葡萄から造られており、新樽率50%にて熟成。完熟したサクランボやシナモン、チョコレートケーキのような複雑な香りに、しっかりした骨格と熟したタンニンを持った、エレガントな味わいが魅力です。

Boigey Freres Nuits St Georges Premier Cru les Damode
1850年より続くヴォーヌ・ロマネ屈指の名門ノワロ家を後継するボワジェ家の兄弟が新たに始めたドメーヌです。すべての化学肥料と農薬を使用せず、サスティナブルな農業をしています。このレ・ダモードはニュイ・サン・ジョルジュ村の北端(ヴォーヌ・ロマネ側)の優良斜面区画です。平均樹齢40年のVV。収量は35hl/ha。ステンレスタンクでアルコール発酵後、新樽率20%でマロラクティック発酵&14ヶ月間樽熟成。ピノ・ノワール種100%
Michel Gros Nuits Saint Georges
ヴォーヌ・ロマネを代表する醸造家であった父の名声と卓越した技術を受け継いだ長男ミッシェルのドメーヌ。ミッシェルのニュイ・サン・ジョルジュは、この村本来の力強さとヴォーヌ・ロマネの気品を兼ね備えた味わいで知られています。村名のニュイ・サン・ジョルジュは村の北側にある4つの区画(レ・ザテ、レ・ラヴィエール、レ・バ・ド・コンブ、ラ・ペリエール・ノブレ)からなる。このアッサンブラージュによりニュイ・サン・ジョルジュとしてはしなやかなタンニンをもち、エレガントなスタイル。典型的なヴォーヌ・ロマネとニュイ・サン・ジョルジュの両方の良さを持った味わいです。
オート・コート・ド・ニュイ

Ch de Villars Fontaine Hautes Cotes de Nuits Blanc Jiromees GrandeTradition
1970年に会員制ドメーヌとして創業したオート・コート地区の生産者。白の筆頭銘柄「ジホメ・グランド・トラディシオン」は、厳密な選別を経て、自然酵母を20度以下で3週間近く発酵。新樽24ヵ月熟成後に瓶詰めし、更に飲み頃まで蔵元で10年以上瓶熟成させます。当社では白で最も若い12年産を発注しましたが、蔵元には90年代まで沢山の古酒が眠っています。

Claire Naudin Hautes Cotes de Nuit Blanc Clematis
クレール・ノーダンは、ドメーヌ・アンリ・ノーダン・フェランの現当主クレール・ノーダン(ジャン・イヴ・ビゾの妻)がドメーヌを引き継いだ折に、代々受け継がれてきたクラシック・スタイルとは別に生産する、より自然な栽培、醸造方法によって造られたヴァン・ナチュール・レンジになります。薫り高く、密度の高い見事に締まった美しい味わい。コート・ドールのプルミエ・クリュと言っても過言ではない質の高さがあります。228Lのオーク樽で11ヶ月熟成(新樽率30%)。ポンプ不使用。無濾過。SO2無添加。

Domaine Anne Gros Hautes Cotes de Nuits Blanc Mariene
4家族ある名門グロ一族の中でも注目のアンヌ・グロは、ビオディナミ及び有機農法を実践し、凝縮タイプではなく旨味と澄んだ果実味で人気の生産者。マリーヌの畑はヴォーヌロマネ西側に位置するコンコール村で、標高400mの南東向き斜面。リシュブールやクロ・パラントゥから300mしか離れていない1haの区画。樹齢20年。マリーヌは娘の名前であり、かつこの地にみられる石灰や貝の化石といった海(Marine)に由来するものを表している。ふくよかな果実味と樽風味で知られる白。

Marc Soyard Hautes Cotes de Nuits Rouge
ドメーヌ・ビゾで学び得た哲学を活かし、栽培・醸造において出来る限り人為的な介入を行なわない自然なスタイルでワイン造りを行っています。ブルゴーニュの次世代を代表する造り手として、2016年6月ニューヨークタイムズのワイン特集で紹介された注目の生産者です。全房の状態で15日間のマセラシオン・カルボニックを行い、自生酵母で2週間25℃で全房発酵後、空圧式プレスで丁寧に絞られます。228Lのフランチオーク樽で18ヶ月熟成。生産本数539本の超希少品。お一人様1本限定。
コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ

Frederic Fery Cote de Nuits Villages Clos des Magny
ペルナン・ヴェルジュレス村からほど近くにあるエシュブロンヌ村を本拠に、モレ・サン・ドニ、ヴォーヌ・ロマネ等に計14haを所有するドメーヌ。畑ではオーガニック栽培で、自然酵母による発酵を行っています。クロ・デ・マニーはコルゴロワン村に跨る1.56haの区画で、褐色粘土石灰質土壌、樹齢が30~75年になります。ミディアムローストしたトロンセ産のオーク樽(新樽比率20%)で18ヶ月熟成。
ラドワ

Jacques Prieur Grand Cru Corton Charlemagne
ジャック・プリウールは18世紀末にムルソーに設立されたブルゴーニュでも屈指のドメーヌの1つです。コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌのプルミエ・クリュ、グラン・クリュを中心とした21ヘクタールの畑を所有し、モンラッシェ、シャンベルタン、ミュジニーなど素晴らしいワインを生み出しています。1990年より醸造に携わるナディーヌ・ギュブランは、フランスの有名ワイン雑誌「レヴュー・ド・ヴァン・ド・フランス」で1998年に女性で初めてベストワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに輝いた実力者です。2000年より、ジャック・プリウールのコート・ド・ボーヌ側の畑では、化学肥料や農薬を使用しないビオロジック(有機農法)が実施され、馬による耕作が行われています。類まれなるテロワールを重視したワインは美しい色合い、複雑なアロマ、そして芳醇な味わいを湛えています。コルトンのグラン・クリュの丘の中腹にある真東向きのチョーク土壌。新樽で21ヶ月間熟成。テロワール由来の典型的アロマはトリュフ、土、パン生地そしてアニス。強いミネラルに塩っぽさ、ヨード、アニスのフレーヴァーのワインです。
アロース・コルトン

Maison Petit Roy Aloxe Corton Rouge
シモン・ビーズ、アルマン・ルソー、フレデリック・ミュニエ、ルフレーヴで修業した斎藤政一氏が、2016年に満を持して自身のワイナリーとなるメゾン・プティ・ロワを設立。現在自社畑をACブルゴーニュ、ショレ・レ・ボーヌ、オート・コート・ド・ボーヌ他に1.2haを所有。栽培はビオロジックからビオディナミへ移行中。アロース・コルトンにあるレ・クラプスエ畑のピノ・ノワールのみを使用。全房使用率100%。1600Lのタンクで、10~32℃で野生酵母による自然発酵。醸造時のSO2使用は無し。21日間のマセラシオン(醸し)。古樽(228L)にて19ヶ月熟成させ、タンクにてさらに1ヶ月熟成。無清澄・無濾過。
ペルナン・ヴェルジュレス

Denis Pere et Fils Pernand Vergelesses Premier Cru Sous Fretille Blanc
ペルナン・ヴェルジュレス村の隠れた優良生産者で、生産量の大半がフランス国内のレストランに販売されるため、輸出量の少ない稀少なドメーヌです。ドメーヌが自社瓶詰めを開始したのは1972年で、現当主、クリストフ・ドニ氏はできる限り自然に近い農法と醸造法でワインを生み出しています。スー・フレティーユは、コルトンの丘とペルナン・ヴェルジュレス村を見下ろせる丘の頂上に位置する南東向きの一級畑です。オーク樽(228L,新樽比率10%)にて11ヶ月熟成。シャルドネ種100%。

Maison Petit Roy Pernand Vergelesses Les Combottes Blanc
シモン・ビーズ、アルマン・ルソー、フレデリック・ミュニエ、ルフレーヴで修業した斎藤政一氏が、2016年に満を持して自身のワイナリーとなるメゾン・プティ・ロワを設立。現在自社畑をACブルゴーニュ、ショレ・レ・ボーヌ、オート・コート・ド・ボーヌ他に1.2haを所有。栽培はビオロジックからビオディナミへ移行中。ペルナン・ヴェルジュレス村にある粘土石灰質土壌のレ・コンボット畑からの白。野生酵母による自然発酵で、古樽(228L)にて10~20℃で60日間の低温発酵。醸造時のSO2使用は無し。古樽(228L)にて12ヶ月熟成させ、タンクにてさらに3ヶ月熟成。無清澄、無濾過。

Maison Petit Roy Pernand Vergelesses Premier Cru Les Fichots Rouge
シモン・ビーズ、アルマン・ルソー、フレデリック・ミュニエ、ルフレーヴで修業した斎藤政一氏が、2016年に満を持して自身のワイナリーを設立。現在自社畑をACブルゴーニュ、ショレ・レ・ボーヌ、オート・コート・ド・ボーヌ他に1.2haを所有。栽培はビオロジックからビオディナミへ移行中。ペルナン・ヴェルジュレス村にある南向き斜面の1級畑、レ・フィショの赤。全房発酵100%。1600Lのタンクで、12~32℃で野生酵母による自然発酵。古樽(228L)にて12ヶ月、タンクにてさらに8ヶ月熟成。無清澄、無濾過。生産本数1,200本。
サヴィニ・レ・ボーヌ

Chandon de Briailles Savigny les Beaune Aux Fournaux
サヴィニ村を中心に13.7ヘクタールの畑を所有する名門ニコライ家。2001年から引き継いだ、現当主フランソワ氏はビオディナミ栽培を実践し、醸造もバリバリの自然派スタイル。瑞々しさと、透明感のあるベリー系の果実味に、土壌からの複雑さと、余韻には上品な木樽の風味が、熟成を経て綺麗に調和し、まさに可憐なボーヌ地区のピノ・ノワール種の良さが楽しめます。オー・フルノー畑はペルナン村側で南東向きの恵まれた区画で、1級畑と、村名規格の2区画に分かれます。シャンドン家はその両区画を所有し、2カ所をブレンドして、村名格のワインとして発売しています。

Domaine Chanson Savigny les Beaune Premier Cru Dominode
1750年に設立したボーヌ地区でも1、2を争う歴史ある蔵元。1999年よりシャパーニュのボランジェ社が買収し、畑やカーヴに大きな投資を行い評価を上げています。ドミノード畑はサヴィニ・レ・ボーヌ村の谷の丘の中腹にあるプルミエ・クリュで、かつてはサヴィニ村の領主が所有していた区画であり、畑名はラテン語の「Dominus(領主)」に由来しています。スパイスが混ざったフローラルな香り、洗練されたタンニンのシルキーなテクスチャーが感じられます。輸入元希望小売価格8,250円税込が特別価格で入荷しました。

Maison Petit Roy Savigny les Beaune Rouge
シモン・ビーズ、アルマン・ルソー、フレデリック・ミュニエ、ルフレーヴで修業した斎藤政一氏が、2016年に満を持して自身のワイナリーとなるメゾン・プティ・ロワを設立。現在自社畑をACブルゴーニュ、ショレ・レ・ボーヌ、オート・コート・ド・ボーヌ他に1.2haを所有。栽培はビオロジックからビオディナミへ移行中。植樹が1929年された古木のピノ・ノワール種を使用したサヴィニ・レ・ボーヌの赤。全房使用率100%。1600Lのタンクで、12~32℃で野生酵母による自然発酵。古樽(228L)にて12ヶ月、タンクにてさらに8ヶ月熟成。無清澄、無濾過。生産本数900本。

Louis Jadot Savigny Les Beaune Premier Cru La Dominode Rouge 3L
ルイ・ジャド社は1859年創業、現在210ヘクタールを越える自社畑を所有する大ドメーヌです。同社は1989年に素晴らしい東向きの畑を所有しました。そのプルミエ・クリュ「ラ・ドミノード」の畑は村の南部、ボーヌ村との境界に近いところにあります。土壌は砂利が多く、上品なワインを産します。特にこの畑ではビオディナミ農法を採用しています。砂利質土壌から産出されるエレガントなワインで豊かな黒い果実の香り、タンニンは心地よく、濃厚で洗練された味わいを表現します。特に最良年の2015年でダブル・マグナム、熟成させて飲みたい逸品です。
ショレ・レ・ボーヌ
ボーヌ

Genot Boulanger Beaune Blanc En Lulunne
08年から現当主が引き継ぎ、評価を上げているムルソー村の生産者。ビオディナミ栽培に移行し、18年から有機のAB認証取得。ボーヌ村リュリュンヌ畑は、ポマール村に接する南向き斜面の最上部。2割新樽の小樽と自然酵母で発酵と熟成(12ヶ月)を行い、さらにタンクで6ヵ月寝かされます。斜面最上部の涼しさと、南向き斜面の豊かさが楽しめるバランスの良いシャルドネです。仏ベタンヌ&ドゥソーヴ誌でこの生産者は3星評価とビオマークが付いています。作柄の良かった2020年が限定入荷。

Jacques Prieur Beaune Premier Cru Rouge
ジャック・プリウールは18世紀末にムルソーに設立されたブルゴーニュでも屈指のドメーヌの1つです。コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌのプルミエ・クリュ、グラン・クリュを中心とした21ヘクタールの畑を所有し、モンラッシェ、シャンベルタン、ミュジニーなど素晴らしいワインを生み出しています。1990年より醸造に携わるナディーヌ・ギュブランは、フランスの有名ワイン雑誌「レヴュー・ド・ヴァン・ド・フランス」で1998年に女性で初めてベストワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに輝いた実力者です。2000年より、ジャック・プリウールのコート・ド・ボーヌ側の畑では、化学肥料や農薬を使用しないビオロジック(有機農法)が実施され、馬による耕作が行われています。類まれなるテロワールを重視したワインは美しい色合い、複雑なアロマ、そして芳醇な味わいを湛えています。

Jean Yves Devevey Beaune Premier Cru Pertuisots
有機栽培を実践し、果実味や樽に頼らない伝統的な醸造を行う生産者。この畑は1999年からドゥヴヴェイが耕作する。ペルチュイゾ畑は村の南部に位置する1級畑で、表土は深く、粘土が強い。しっかりとした深みのあるルビー。ラズベリー、ブルーベリー、ダークチェリーなど果実のアロマが華やかに感じられ、味わいもリッチでキメ細かなタンニンがストラクチャーを形作る。収穫から12年を経ても、果実味、タンニン、酸味がまだしっかりとあり、更なる熟成が十分なポテンシャルを感じさせます。

Boussey Laurent Beaune Rouge Les Prevoles
ヴォルネ村とムルソー村の間にあるモンテリー村の生産者。畑はボーヌ近辺に点在し、減農薬栽培と収量制限をしながらワインを造っています。ボーヌ村のプレヴォル畑は村名格ですが、粘土石灰岩土壌でなだらかな南東向き斜面に平均樹齢60年の古木が栽培されています。醸造は100%除梗し、発酵は20日間マセラシオンを実施し、新樽25%で15ヶ月間熟成させます。天候に恵まれた2020年産ですから、ふくよかな果実風味と熟成感が開き始めた頃でしょう。

Fanny Sabre Beaune Clos des Renardes Rouge
2000年に急逝した父の後を継ぐことを大学在学中に決断し、フィリップ・パカレに師事して2007年に設立したドメーヌ。有機栽培を行う畑は小規模ながら質の高い区画を厳選し、現在7ヘクタールから約18種のワインを手掛けています。創業当初よりテロワールの個性を表現すべく、介入を極力行わないワイン造りを行っています。オー・ルナルド畑の中にある2ヘクタールの区画で、僅かに鉄を含む粘土石灰質土壌。全房発酵100%で、木樽の開放式発酵槽でピジャージュ、ルモンタージュを1日2回実施。400Lの樽(新樽30%)で13ヶ月熟成。スミレ、ヨード、ドライハーブ、クランベリー、杉のアロマ。瑞々しい果実味、茎のニュアンス、土っぽさが見事に融合し、シルクのように滑らかな質感を伴う素晴らしいワインです。
ポマール
ヴォルネ
モンテリー

Domaine Laurent Monthelie Sous Roche Rouge
ドミニク・ローラン氏が息子と共に畑を購入し、ドメーヌ・ローランの名でワイン造りを始めました。知る人ぞ知る玄人受けする村、モンテリーは有名なヴォルネイに負けない酒質をもち、かつ価格的にもリーズナブルとなっています。 このキュベは2011年産がファーストヴィンテージです。前の生産者は同じ区画から15樽ほど造っていましたが、ドメーヌ・ローランは生産数を少量に絞込み、素晴らしい品質のワインに作り上げています。 熟成過程で最も大事にしていることは「オリとの接触」です。オリと接触させることで非常に繊細なワインができあがる。 最小限の酸化防止剤の使用(瓶詰め前に少量)、ノンフィルター、コラージュ無しを徹底しています。 ドミニク・ローランの哲学は「ブドウからワインに生まれ変わる過程に、人間は合理的に最小限に関わるべき」というもの。ピノ・ノワール種100%オーセイ・デュレス

Domaine Roulot Auxey Duresses Premier Cru Rouge
ワイン好きなら必ず辿り着く、ムルソーのトップドメーヌ。洗練されたピノ・ノワールの、エレガントで香り高くモダンなスタイルが魅力の1本。ルーロでは数年前から新樽の使用を減らしており、陶器の容器とフードルも併用。熟成後はステンレスタンクにて澱と共に更に6カ月間熟成されたの後に瓶詰めされています。外観は深みのあるルビーレッド。ラズベリーやレッドチェリー、プラムなどの甘やかな赤系果実のアロマに、スミレの香りやシナモン、ほのかな下草のニュアンスが加わります。口に含むと、肉付きの良い果実味にフレッシュな酸味が魅力。余韻では撫でるようにパウダリーなタンニンが感じられ、綺麗な長いフィニッシュを演出してくれます。ピノ・ノワール種100%

Maison Petit Roy Auxey Duresses Rouge
シモン・ビーズ、アルマン・ルソー、フレデリック・ミュニエ、ルフレーヴで修業した斎藤政一氏が、2016年に満を持して自身のワイナリーとなるメゾン・プティ・ロワを設立。現在自社畑をACブルゴーニュ、ショレ・レ・ボーヌ、オート・コート・ド・ボーヌ他に1.2haを所有。栽培はビオロジックからビオディナミへ移行中。超低収量のピノ・ノワール種で造られたオーセイ・デュレスの赤。1600Lのタンクで、12~32℃で野生酵母による自然発酵。古樽(228L)にて12ヶ月、タンクにて3ヶ月の熟成。無清澄、無濾過。生産本数1,200本。
サン・ロマン

Christophe Buisson Saint Romain
サン・ロマン村出身のクリストフ・ビュイッソンが造るワイン。1996年に自らのドメーヌを興してから、ビオロジック栽培でワイン造りを行っていましたが、2015年からネゴシアンのアレックス・ガンバルと合併。ドメーヌ・ガンバル・ビュイッソンとなり、畑はガンバル側が担当し、クリストフはこのドメーヌのコンサルタントとなりました。その一方で、自らの名を冠したネゴシアン、クリストフ・ビュイッソンとして買い葡萄を使用してワイン造りを続けています。2018年にはブルゴーニュワイン委員会(BIVB)によるCave de Prestigeに選出されるなど、高評価を得ています。228Lの樽を使用し、天然酵母で発酵、13ヶ月熟成(新樽20%)。リンゴや蜜を感じるフレッシュ感あふれる香り。フルーティでフレッシュな口あたり、綺麗な酸と適度な苦みのバランスがよいワイン。希望小売価格10,780税込が特別価格で限定入荷です。
ムルソー

Jacques Prieur Meursault Clos de Mazeray Blanc Monopole
ジャック・プリウールは18世紀末にムルソーに設立されたブルゴーニュでも屈指のドメーヌの1つです。コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌのプルミエ・クリュ、グラン・クリュを中心とした21ヘクタールの畑を所有し、モンラッシェ、シャンベルタン、ミュジニーなど素晴らしいワインを生み出しています。1990年より醸造に携わるナディーヌ・ギュブランは、フランスの有名ワイン雑誌「レヴュー・ド・ヴァン・ド・フランス」で1998年に女性で初めてベストワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに輝いた実力者です。2000年より、ジャック・プリウールのコート・ド・ボーヌ側の畑では、化学肥料や農薬を使用しないビオロジック(有機農法)が実施され、馬による耕作が行われています。類まれなるテロワールを重視したワインは美しい色合い、複雑なアロマ、そして芳醇な味わいを湛えています。単独所有の畑はシトー派の修道士によって作られ、古くから赤・白両方の高品質なワインが生産されています。粘土石灰岩土壌。17ヶ月樽熟成。白はコクがあり繊細でミネラルが広がるワインです。

Lou Dumont Meursault Premier Cru Les Plures
蔵元のオーナーはブルゴーニュに魅了され、ジュヴレ村に暮らし、ワインの造り手となった日本人、仲田晃司さん。氏曰く「ムルソー村北部のプルミエ・クリュで、ピノ・ノワールの作付け面積が大きいためプリュールの白ワインは比較的珍しいです。現在のLou Dumontの白ワインの最上位に位置するワインです。エレガントな果実味と美しい酸、心に残るようなミネラル感が特徴で、ぜひ熟成させてからご賞味いただきたいです。」平均樹齢40年。収量は40hl/ha。天然酵母のみを使用し、樽で一次発酵、マロ発酵。シャサン社製「グラン・ファン」の新樽3分の1、カヴァン社製ジュピーユ森産の2回使用樽3分の2で18ヶ月間樽熟成。シャルドネ種100%
Jacques Prieur Meursault Clos de Mazeray Rouge Monopole
ジャック・プリウールは18世紀末にムルソーに設立されたブルゴーニュでも屈指のドメーヌの1つです。コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌのプルミエ・クリュ、グラン・クリュを中心とした21ヘクタールの畑を所有し、モンラッシェ、シャンベルタン、ミュジニーなど素晴らしいワインを生み出しています。1990年より醸造に携わるナディーヌ・ギュブランは、フランスの有名ワイン雑誌「レヴュー・ド・ヴァン・ド・フランス」で1998年に女性で初めてベストワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに輝いた実力者です。2000年より、ジャック・プリウールのコート・ド・ボーヌ側の畑では、化学肥料や農薬を使用しないビオロジック(有機農法)が実施され、馬による耕作が行われています。類まれなるテロワールを重視したワインは美しい色合い、複雑なアロマ、そして芳醇な味わいを湛えています。単独所有の畑はシトー派の修道士によって作られ、古くから赤・白両方の高品質なワインが生産されています。粘土石灰岩土壌。17ヶ月樽熟成。赤は甘いスパイス、ブリオッシュ、ブラックチェリーの香り。ソフトでフルーティー、わずかにスパイスが広がり、繊細なタンニンを感じます。
ピュリニー・モンラッシェ

Jacques Carillon Puligny Montrachet Premier Cru Les Champs Canet
ピュリニー村の名門ルイ・カリヨンの系譜を継ぐ由緒正しきドメーヌ。レ・シャン・カネは、泥灰を含む粘土石灰質土壌で、ムルソー村1級畑のペリエールに隣接する1級畑。12~18時間かけて前清澄を施し発酵。12ヶ月の樽熟成(新樽比率20%)後、ステンレスタンクで6ヶ月寝かせてから、清澄、ろ過を最小限にとどめて瓶詰めされます。気品があり、香り高く余韻の長い風味豊かなワインです。
Jacques Carillon Puligny Montrachet Premier Cru Les Champs Canet
ピュリニー村の名門ルイ・カリヨンの系譜を継ぐ由緒正しきドメーヌ。レ・シャン・カネは、泥灰を含む粘土石灰質土壌で、ムルソー村1級畑のペリエールに隣接する1級畑。12~18時間かけて前清澄を施し発酵。12ヶ月の樽熟成(新樽比率20%)後、ステンレスタンクで6ヶ月寝かせてから、清澄、ろ過を最小限にとどめて瓶詰めされます。気品があり、香り高く余韻の長い風味豊かなワインです。

Jacques Prieur Grand Cru Montrachet
ジャック・プリウールは18世紀末にムルソーに設立されたブルゴーニュでも屈指のドメーヌの1つです。コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌのプルミエ・クリュ、グラン・クリュを中心とした21ヘクタールの畑を所有し、モンラッシェ、シャンベルタン、ミュジニーなど素晴らしいワインを生み出しています。1990年より醸造に携わるナディーヌ・ギュブランは、フランスの有名ワイン雑誌「レヴュー・ド・ヴァン・ド・フランス」で1998年に女性で初めてベストワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに輝いた実力者です。2000年より、ジャック・プリウールのコート・ド・ボーヌ側の畑では、化学肥料や農薬を使用しないビオロジック(有機農法)が実施され、馬による耕作が行われています。類まれなるテロワールを重視したワインは美しい色合い、複雑なアロマ、そして芳醇な味わいを湛えています。日当たりがよく、完璧な水はけで、ナトリウムを多く含む砂利質。21ヶ月樽熟成。力強く複雑で凝縮感があり、豊かなミネラルと長い余韻があります。

Jacques Prieur Puligny Montrachet Premier Cru Les Combettes
ジャック・プリウールは18世紀末にムルソーに設立されたブルゴーニュでも屈指のドメーヌの1つです。コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌのプルミエ・クリュ、グラン・クリュを中心とした21ヘクタールの畑を所有し、モンラッシェ、シャンベルタン、ミュジニーなど素晴らしいワインを生み出しています。1990年より醸造に携わるナディーヌ・ギュブランは、フランスの有名ワイン雑誌「レヴュー・ド・ヴァン・ド・フランス」で1998年に女性で初めてベストワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに輝いた実力者です。2000年より、ジャック・プリウールのコート・ド・ボーヌ側の畑では、化学肥料や農薬を使用しないビオロジック(有機農法)が実施され、馬による耕作が行われています。類まれなるテロワールを重視したワインは美しい色合い、複雑なアロマ、そして芳醇な味わいを湛えています。砂利を含む粘土石灰岩土壌。19ヶ月樽熟成。スパイス、トースト、ヴァニラ、火打石の香り。ライム、種無しブドウ、塩っぽさも感じるフレッシュで上品な味わいなワインです。

François Carillon Puligny Montrachet Les Enseigneres
ピュリニー村の名門フランソワ氏と、息子のポール氏が運営するドメーヌ。畑はピュリニー村を中心に6.5ヘクタール所有し、認証は取っていませんがほぼオーガニック栽培を実践。村名格のレ・ザンセニエール畑は特級ビアンヴニュ畑に接する格上の区画で、柑橘系の果実味をシャープな酸味とミネラル感が包み込んだ、ピュリニー村らしい味わいで知られています。新樽約1割の木樽と野生酵母でゆっくりと発酵させ、自然に乳酸発酵も行い、そのまま熟成を12ヵ月行い、更にタンクで6ヶ月熟成させてから瓶詰。素晴らしい作柄だった2020年が少量入荷しました。
François Carillon Puligny Montrachet Les Enseigneres
ピュリニー村の名門フランソワ氏と、息子のポール氏が運営するドメーヌ。畑はピュリニー村を中心に6.5ヘクタール所有し、認証は取っていませんがほぼオーガニック栽培を実践。村名格のレ・ザンセニエール畑は特級ビアンヴニュ畑に接する格上の区画で、柑橘系の果実味をシャープな酸味とミネラル感が包み込んだ、ピュリニー村らしい味わいで知られています。新樽約1割の木樽と野生酵母でゆっくりと発酵させ、自然に乳酸発酵も行い、そのまま熟成を12ヵ月行い、更にタンクで6ヶ月熟成させてから瓶詰。シャサーニュ・モンラッシェ

Vincent&Sophie Morey Chassagne Montrachet Premier Cru Morgeot
シャサーニュ村の名門ベルナール・モレ氏の長男ヴァンサン氏と、サントネ村出身のソフィー女史が結婚し、始まった生産者。シャサーニュ村1級モルジョ畑は斜面中ほどの恵まれた区画で、粘土石灰質の土壌から強さと豊かさを持った味わいで知られています。新樽約4割で樽発酵と樽熟成(10カ月)を行い、強さと共に完熟した柔らかな果実味を持ち、10~15年の熟成にも耐えうるポテンシャルを持つことで有名です。
Hubert Lamy Chassagne Montrachet Le Concis du Champs
ドメーヌの歴史の起源は古く、1640年にサン・トーバン村で葡萄栽培を始めた記録が残っており、1973年にユベール・ラミー氏によってドメーヌは立ち上げられ、現在はメオ・カミュゼで修業を積んだ息子のオリヴィエ氏が当主を務めています。高密植栽培で密度の高い味わいのワインを生み出し、サン・トーバン村で最も注目されるドメーヌです。栽培はリュット・レゾネ(減農薬栽培)を行い、野生酵母による自然発酵。アロマはとても魅惑的で、美しい酸、ミネラル、芳醇な果実味に支えられた味わいは豊満すぎないボディで、素晴らしいバランス感覚を保っています。
サン・トーバン

オー・ピエ・デュ・モン・ショーヴ サン・トーバン 1er シャルモワ ブラン 2017年 750ml 税込9,350円
Au Pied du Mont Chauve Saint Aubin Premier Cru Charmois Blanc
シャサーニュ村の名門が、お隣サントーバン村の一級シャルモワ畑で造る白。この畑はシャサーニュ村の一級畑ショーメに接する為、両方の村の性格を合わせ持つと言われています。栽培はビオディナミ農法を実践。二割新樽の樽で発酵、熟成(15ヵ月)を行い、最後に2ヶ月間タンクで安定させて瓶詰。今や貴重となった2017年産が、熟成を経て果実味と木樽の風味が調和して来たころでしょう。

Hubert Lamy Saint Aubin La Princee
ドメーヌの歴史の起源は古く、1640年にサン・トーバン村で葡萄栽培を始めた記録が残っており、1973年にユベール・ラミー氏によってドメーヌは立ち上げられ、現在はメオ・カミュゼで修業を積んだ息子のオリヴィエ氏が当主を務めています。高密植栽培で密度の高い味わいのワインを生み出し、サン・トーバン村で最も注目されるドメーヌです。栽培はリュット・レゾネ(減農薬栽培)を行い、野生酵母による自然発酵。ラ・プランセ畑は、元々ピノ・ノワール種が植えられていましたが、土壌との相性を考慮して1985年と2000年にシャルドネ種に改植した区画。古樽にて24ヶ月間熟成されており、クラシックスタイルのピュアな味わいです。
サントネ

Hubert Lamy Santenay Premier Cru Clos des Gravieres Blanc
ドメーヌの歴史の起源は古く、1640年にサン・トーバン村で葡萄栽培を始めた記録が残っており、1973年にユベール・ラミー氏によってドメーヌは立ち上げられ、現在はメオ・カミュゼで修業を積んだ息子のオリヴィエ氏が当主を務めています。高密植栽培で密度の高い味わいのワインを生み出し、サン・トーバン村で最も注目されるドメーヌです。栽培はリュット・レゾネ(減農薬栽培)を行い、野生酵母による自然発酵。ピノ・ノワールのワインを産出していた区画でしたが、2013年に現当主オリヴィエ氏が初めての挑戦として、樹齢約45年の古木と若木の葡萄を合わせて造り上げたものになります。梨やオレンジ・ピールなどのアロマがあり、果実味と酸味、ミネラル感のバランスが抜群です。

Hubert Lamy Santenay Premier Cru Clos des Gravieres Blanc
ドメーヌの歴史の起源は古く、1640年にサン・トーバン村で葡萄栽培を始めた記録が残っており、1973年にユベール・ラミー氏によってドメーヌは立ち上げられ、現在はメオ・カミュゼで修業を積んだ息子のオリヴィエ氏が当主を務めています。高密植栽培で密度の高い味わいのワインを生み出し、サン・トーバン村で最も注目されるドメーヌです。栽培はリュット・レゾネ(減農薬栽培)を行い、野生酵母による自然発酵。ピノ・ノワールのワインを産出していた区画でしたが、2013年に現当主オリヴィエ氏が初めての挑戦として、樹齢約45年の古木と若木の葡萄を合わせて造り上げたものになります。梨やオレンジ・ピールなどのアロマがあり、果実味と酸味、ミネラル感のバランスが抜群です。
マランジュ
オート・コート・ド・ボーヌ

Frederic Fery Hautes Cotes de Beaune
ペルナン・ヴェルジュレス村からほど近くにあるエシュブロンヌ村を本拠に、モレ・サン・ドニ、ヴォーヌ・ロマネ等に計14haを所有するドメーヌ。畑ではオーガニック栽培で、自然酵母による発酵を行っています。エシュブロンヌ村とペルナン・ヴェルジュレス村の間に位置するLes LarretsとLes Pinsの2つの区画のシャルドネを使用した白。発酵後、80%をバリックの古樽にて、20%を320Lの砂質アンフォラで12ヶ月熟成し、ステンレスタンクでブレンドさせ4ヶ月熟成した後、瓶詰されます。平均樹齢25年。

Maison Petit Roy Haute Cote de Beaune Blanc
シモン・ビーズ、アルマン・ルソー、フレデリック・ミュニエ、ルフレーヴで修業した斎藤政一氏が、2016年に満を持して自身のワイナリーとなるメゾン・プティ・ロワを設立。現在自社畑をACブルゴーニュ、ショレ・レ・ボーヌ、オート・コート・ド・ボーヌ他に1.2haを所有。栽培はビオロジックからビオディナミへ移行中。粘土石灰質、南向き斜面の区画のシャルドネで造られたオート・コート・ド・ボーヌの白。野生酵母による自然発酵で、古樽(228L)にて10~20℃で60日間の低温発酵。醸造時のSO2使用は無し。古樽(228L)にて12ヶ月熟成させ、タンクにてさらに3ヶ月熟成。無清澄、無濾過。生産本数2,700本。

Claire Naudin Hautes Cotes de Beaune Rouge Orchis mascula
クレール・ノーダンは、ドメーヌ・アンリ・ノーダン・フェランの現当主クレール・ノーダン(ジャン・イヴ・ビゾの妻)がドメーヌを引き継いだ折に、代々受け継がれてきたクラシック・スタイルとは別に生産する、より自然な栽培、醸造方法によって造られたヴァン・ナチュール・レンジになります。「Orchis mascula(ユーラシア・ラン)」と名付けられたこのワインは、オート・コート・ド・ボーヌの3区画、「En Bully」0.75ha(樹齢45年)、「La Grande Corvee de Bully」0.4ha(樹齢13年)、「En Foigery」1.23ha(樹齢11年)のアッサンブラージュ。内部を樹脂でコーティングされたコンクリート製の発酵槽で自生酵母を使用して全房発酵・マセラシオンを実施。マロラクティック発酵終了時に少量のSO2添加し野生乳酸菌などによる腐敗を防ぐ。新樽比率44%のアリエ産のピエスで12ヶ月樽熟成。ピノ・ノワール種100%。

Claire Naudin Hautes Cotes de Beaune Rouge Orchis mascula
クレール・ノーダンは、ドメーヌ・アンリ・ノーダン・フェランの現当主クレール・ノーダン(ジャン・イヴ・ビゾの妻)がドメーヌを引き継いだ折に、代々受け継がれてきたクラシック・スタイルとは別に生産する、より自然な栽培、醸造方法によって造られたヴァン・ナチュール・レンジになります。「Orchis mascula(ユーラシア・ラン)」と名付けられたこのワインは、オート・コート・ド・ボーヌの3区画、「En Bully」0.75ha(樹齢45年)、「La Grande Corvee de Bully」0.4ha(樹齢13年)、「En Foigery」1.23ha(樹齢11年)のアッサンブラージュ。内部を樹脂でコーティングされたコンクリート製の発酵槽で自生酵母を使用して全房発酵・マセラシオンを実施。マロラクティック発酵終了時に少量のSO2添加し野生乳酸菌などによる腐敗を防ぐ。新樽比率44%のアリエ産のピエスで12ヶ月樽熟成。ピノ・ノワール種100%。

Denis Pere et Fils Hautes Cotes de Beaune Rouge
ペルナン・ヴェルジュレス村の隠れた優良生産者で、生産量の大半がフランス国内のレストランに販売されるため、輸出量の少ない稀少なドメーヌです。ドメーヌが自社瓶詰めを開始したのは1972年で、現当主、クリストフ・ドニ氏はできる限り自然に近い農法と醸造法でワインを生み出しています。コンクリートタンクで発酵を行い、熟成は古樽及びステンレスタンクにて8ヶ月。チェリーやラズベリーのようないきいきとした果実味を楽しめるピノ・ノワールです。

Domaine Petit Roy Hautes Cotes de Beaune Rouge
シモン・ビーズ、アルマン・ルソー、フレデリック・ミュニエ、ルフレーヴで修業した斎藤政一氏が、2016年に満を持して自身のワイナリーを設立。現在自社畑をACブルゴーニュ、ショレ・レ・ボーヌ、オート・コート・ド・ボーヌ他に1.2haを所有。栽培はビオロジックからビオディナミへ移行中。自社畑の南向き斜面に植わる樹齢約40年のピノ・ノワール種を使用し、全房発酵100%で造られています。3850Lのタンクで、12~32℃で野生酵母による自然発酵。古樽(228L)にて12ヶ月間寝かせ、さらにタンクで5ヶ月熟成。無清澄、無濾過。生産本数2,100本。

Domaine Petit Roy Hautes Cotes de Beaune Rouge Vignes Vilon
シモン・ビーズ、アルマン・ルソー、フレデリック・ミュニエ、ルフレーヴで修業した斎藤政一氏が、2016年に満を持して自身のワイナリーとなるメゾン・プティ・ロワを設立。現在自社畑をACブルゴーニュ、ショレ・レ・ボーヌ、オート・コート・ド・ボーヌ他に4.2haを所有。栽培はビオロジックからビオディナミへ移行中。ヴィーニュ・ヴィロンは北西向きの区画で、約1.1haを所有する自社畑。土壌は粘土石灰質。1958、60、66、70、88年に植樹。栽培はビオロジックとビオディナミを採用。全房醗酵100%。3850Lのタンクで3日間のマセラシオン(12℃)を行い、12~32℃で野生酵母による自然発酵。228Lの木樽で12ヶ月熟成させ、タンクにてさらに6ヶ月熟成。無清澄・無濾過。生産本数5,200本。

Domaine Petit Roy Hautes Cotes de Beaune Rouge Les Perrieres
シモン・ビーズ、アルマン・ルソー、フレデリック・ミュニエ、ルフレーヴで修業した斎藤政一氏が、2016年に満を持して自身のワイナリーとなるメゾン・プティ・ロワを設立。現在自社畑をACブルゴーニュ、ショレ・レ・ボーヌ、オート・コート・ド・ボーヌ他に4.2haを所有。栽培はビオロジックからビオディナミへ移行中。レ・ペリエールは約0.8haを所有する自社畑で、土壌は粘土石灰質、1934年に植樹された古木が植わっています。栽培はビオロジックとビオディナミを採用。全房醗酵100%。2850Lのタンクで3日間のマセラシオン(12℃)を行い、12~32℃で野生酵母による自然発酵。228Lの木樽で12ヶ月熟成させ、タンクにてさらに3ヶ月熟成。無清澄・無濾過。生産本数3,000本。
コート・ド・ボーヌ
コート・シャロネーズ
マコネ

Andre Bonhomme Vire Clesse Hors Classe
僅か6ヘクタールの畑からヴィレ・クレッセを生産するマコン地区のトップドメーヌの1つ。2008年よりエリック氏の長男オレリアン・パルテ氏に引き継がれ、さらに評価を高めています。ドメーヌのフラグシップ・ワインで、樹齢80~100年の古木のシャルドネを使用し、オーク樽発酵後、樽熟成を1年行い、さらにステンレスタンクで1年寝かせ、計2年熟成させてからリリースされます。新樽比率は20%。シャルドネ種100%。希望小売価格7,150円税込が特価で入荷しました。

Carrette Pouilly Fuisse Premier Cru Les Crays
1980年にプイィ・フュイッセの一部、ヴェルジッソン村に設立されたワイナリー。化学肥料は使わず、除草剤も極力使用せず、病気から葡萄の樹を守る際にも人工的なものは極力避けて天然由来またはオーガニックの薬剤を使用しています。発酵はオーク樽(MLF有)で行い、12ヶ月のオーク樽熟成(228L、新樽20%)。カレットのフラグシップであるレ・クレは、斜面中腹にある南向きの畑で、2020年より1級に昇格を果たしています。スパイス香も含んだ芳醇で複雑な香りがあり、アタックのしっかりした厚みのある味わいで、硬質で繊細な酸が全体を引き締めています。

Domaine des 3 Dames Pouilly Fuisse
エノロゴとして活躍していたシモン・ラヴォー氏は2014年に念願のドメーヌを設立しました。名前のトロワ・ダムとは三人の貴婦人という意味で元の所有者の三人の娘さんに敬意を表してその名を付けました。完璧なワインを目指して、日々手を抜くことなく畑仕事をし、完璧な葡萄から何も足さずに素晴らしいワインを造りだします。そのふくよかでビロードのような飲み口はマコン地区のお手本と言っていいワインです。ソリュトレ・プイィ村に合計0.9ha。ウミユリ石灰岩基盤の粘土石灰質土壌。平均樹齢60年のVV。収量は50hl/ha。228リットルの樽(新樽率15%)で発酵後、10ヶ月間熟成。無清澄・ノンフィルターでビン詰め。シャルドネ種100%ボージョレ

Joubert Brouilly Vieilles Vignes
ジュベールはブルイイ村で4世代続くワイナリーで、現当主のマルセル氏は1972年よりドメーヌを率いています。所有する11haの畑ではすべて有機栽培を行い、樹齢は40年から古いものは100年にも及びます。ブルイイは、平均樹齢60年のガメイ種を手摘みで収穫後、自生酵母で発酵を行い、2,000リットルのフードル(大樽)と新樽率33%のバリック(小樽)に分けて6ヶ月間の樽熟成を行います。SO2無添加、ノンフィルターのため葡萄本来のピュアな味わいを楽しむことができます。

Domaine de la Beche Morgon Cuvee Vieilles Vignes
70年から100年と非常に樹齢の高い葡萄から造られています。手摘みで収穫した葡萄は100%除梗し、ステンレスタンクで発酵。熟成はオーク樽で9ヶ月。ブラックチェリーやフレッシュなラズベリーのアロマに少しスパイシーな要素が混ざっています。口に含むとアロマと同じ複雑なフレイバーがあり、肉厚で力強く、素晴らしくバランスが取れています。非常になめらかで溶けるようなタンニンは決して重さを感じさせません。ガメイ種100%
Raphael Chopin Regnie Gaia
ラファエル・ショパン氏は18世紀から続く葡萄栽培農家の10代目。レニエ村の樹齢約80年の超古樹区画より。0.2ha。シスト質・花崗岩質土壌。収量は35hl/ha。除梗しない(全房発酵)。球形樹皮製タンクで発酵後、卵型コンクリート製タンクで6ヶ月間熟成。その後228リットルの樽とdemi-muid(500リットルの樽)で12ヶ月間熟成。SO2はビン詰め時にのみ極少量使用。作品名の「ガイア」は「地球」のことで、発酵タンクの形にかけたものです。ラベルの日本語の書は、ラファエルが2013年に奈良県を旅行した際に大変お世話になった旅館の女将さんがしたためてくれたものです。繊細で瑞々しい味わいは今までのボージョレのイメージを覆してくれます。澄んでいて滑らかな果実味ときれいな酸味が調和し別世界へと誘ってくれます。ガメイ種100%
ACブルゴーニュ、他

Baron d’Avelin Bourgogne Rose
バロン・ダヴランは、ブルゴーニュ地方ヴォーヌ・ロマネのネゴシアンですが超有名なドメーヌが自社の名前を伏せてワインを造っています。高騰するブルゴーニュワインの中で、多くの人々に手に届く価格でワインを提供したいという思いから、生み出されたワインです。ブルゴーニュの魅力がつまったアペラシオンであるヴォーヌ・ロマネ村の、ブルゴーニュ規格の区画で育ったブドウを中心に造られています。鮮やかなピンクの色調が特徴。レッドチェリーなど赤系果実のチャーミングなアロマと、白桃や洋梨など熟した果実のアロマが感じられます。滑らかな口当たりと共に広がる果実味は瑞々しく、心地良い風味を演出。緩やかに酸味が溶け合い、ほのかに白胡椒のニュアンスが感じられる仕上がりです。 ピノ・ノワール種100%。

Domaine Kuheiji Cremant de Bourgogne
ドメーヌ・クヘイジは「日本酒とワインの化学反応」を目指し、ブルゴーニュ、モレ・サン・ドニ村で創業したワイナリーです。日本酒とワイン、原料は違えど、発酵メカニズムは共通しています。ワインの哲学・伝統・技術を学ぶことで、日本酒を見つめ直すことに繋がり、さらに両者をミックスさせることでイノベーションを生み出せると考えています。こちらは、ピノ・ノワールを100%使用して仕立てるクレマン・ド・ブルゴーニュ。全体の印象はフレッシュでフルーティーでありながらも、力強い味わいとリッチな余韻をお愉しみいただけます。食前だけでなく食中酒としても十分愉しめる1本です。
※飲食店様のみへの販売になります。

Aurélien Febvre Terre de Thorey Tendre IGP Coteaux de l’Auxois
農学部で環境生物学を修めた後にエノログ(醸造技師)となり、ブルゴーニュをはじめとする各地で活躍していたオーレリアン・フェーヴルが、2005年に家業の畑を継承して設立したドメーヌです。この地IGPコトー・ド・ロークソワは、コート・ドールの辺境に位置します。標高や土壌こそコート・ド・ニュイに類似していますが、より暖かく、森林に囲まれているため生物の多様性に富み、年間を通して水に恵まれているのが特徴です。粘土石灰質土壌。平均樹齢30年。収量は30hl/ha。粘土製のアンフォラで発酵後、11ヶ月間熟成。作品名の「タンドル」は「柔らかい」という意味です。シャルドネ100%。

Claire Naudin Hautes Cotes de Beaune Blanc Bellis
クレール・ノーダンは、ドメーヌ・アンリ・ノーダン・フェランの現当主クレール・ノーダン(ジャン・イヴ・ビゾの妻)がドメーヌを引き継いだ折に、代々受け継がれてきたクラシック・スタイルとは別に生産する、より自然な栽培、醸造方法によって造られたヴァン・ナチュール・レンジになります。様々な熟したフルーツの香りと心地よい樽香があり、旨味と酸味の絶妙なバランスが楽しめます。発酵はステンレスタンクで、熟成は新樽100%アリエ産の小樽(228L)で12ヶ月間実施。自然な味わいに仕上げたいという思いからバトナージュは行わなず、SO2の添加はマロラクティック発酵終了時に極少量実施するのみ。

Domane Kuheiji Bourgogne Aligote
ドメーヌ・クヘイジは「日本酒とワインの化学反応」を目指し、ブルゴーニュ、モレ・サン・ドニ村で創業したワイナリーです。日本酒とワイン、原料は違えど、発酵メカニズムは共通しています。ワインの哲学・伝統・技術を学ぶことで、日本酒を見つめ直すことに繋がり、さらに両者をミックスさせることでイノベーションを生み出せると考えています。リンゴやピーチなどを思わせる果実香と、甘く奥行のある香り。口の中にフレッシュで綺麗な果実味がストレートに飛び込む。2019年らしい強さの中に酸とミネラルに富み、爽やかながらアフターに若干の苦味と収斂性を感じる、骨格のしっかりとした味わい。アリゴテ種100%。

Domaine de la Cras Bourgogne Blanc Coteaux de Dijon
ディジョン市の西に広がるコトー・ド・ディジョンはかつてコート・ドール以上の見事なワイン産地として評価を得ていましたが、ディジョン市の工業化と共に労働者達の日々の喉を潤すワインに変わり、やがては忘れ去られてしまった過去があります。この地のワイン造りを復活させようと、ディジョン市が銘醸と謳われたドメーヌ・ド・ラ・クラを購入し、2014年よりドメーヌの運営者にマルク・ソワイヤール氏が迎えられ新たなスタートを切ります。平均樹齢30年のシャルドネ種を使用。手摘みで収穫後、プレス、デブルバージュを24時間行ってから、228L及び500Lの樽にて発酵(新樽なし)。アルコール発酵が始まる直前に若干のSO2添加を行い、樽熟成を約12ヶ月。澱引き後、軽くフィルターをかけて瓶詰めされます。

Domaine de la Cras Bourgogne Blanc Monopole Cra
ディジョン市の西に広がるコトー・ド・ディジョンはかつてコート・ドール以上の見事なワイン産地として評価を得ていましたが、ディジョン市の工業化と共に労働者達の日々の喉を潤すワインに変わり、やがては忘れ去られてしまった過去があります。この地のワイン造りを復活させようと、ディジョン市が銘醸と謳われたドメーヌ・ド・ラ・クラを購入し、2014年よりドメーヌの運営者にマルク・ソワイヤール氏が迎えられ新たなスタートを切ります。ディジョン市を見下ろす斜面、中上部に植えられたシャルドネ種を使用。ビオディナミによる栽培。空圧式プレスで丁寧に絞り、自生酵母によりフレンチオーク樽(新樽率50%)で発酵とマロラクティック発酵を行い、そのままオーク樽で15~18ヶ月熟成。無清澄・無濾過。SO2は瓶詰時に極少量加えられるのみ。

Naima & David Didon Bourgogne Blanc
サントネ村とリュリー村の間に位置する「シャセイ・ル・カン」。村名も名乗れない、ブルゴーニュしか名乗れない人口80人の小さな村にあるワイナリー。当主は「ダヴィド・ディドン」。現在も「エティエンヌ・ド・モンティーユ」で栽培責任者として働いていて、ビオディナミの導入を推進した人物でもあります。樹齢50年以上のシャルドネ種を垂直圧搾機でダイレクトプレス。エナメル発酵槽で野生酵母のみで発酵。マロラクティック醗酵終了後に古いトノーとステンレスタンクで熟成してアッサンブラージュ。熟成期間は12ヶ月。ミネラル豊かな白ワイン。

Fanny Sabre Bourgogne Blanc
2000年に急逝した父の後を継ぐことを大学在学中に決断し、フィリップ・パカレに師事して2007年に設立したドメーヌ。有機栽培を行う畑は小規模ながら質の高い区画を厳選し、現在7ヘクタールから約18種のワインを手掛けています。創業当初よりテロワールの個性を表現すべく、介入を極力行わないワイン造りを行っています。ムルソー村とポマール村の2区画のシャルドネをブレンド。粘土石灰質土壌。樹齢40年。48時間デブルバージュ後、500Lの樽(新樽30%)で発酵・MLF。500Lの新樽と288Lの2年樽で11ヶ月熟成。焼きリンゴのアロマ。 魅力的な甘いフレーヴァーから繊細な酸を伴うフィニッシュへと続きます。

Francois Carillon La Bergerie Chardonnay Vin de France
ピュリニー村の名門フランソワ・カリヨン。2021年は大規模な春の霜害で、収穫が例年の8割減になり、用意していた新しい木樽が余ってしまいます。そこで6月、ラングドック地方ラウザック村の生産者の畑で、まだ実は小さく、枝に付いた状態のシャルドネ種を買い付けました。完熟後に現地で搾り、ジュースをピュリニー村に運び、カリヨンの手で醸造を行いました。厳しい年が生み出した、救世主的なワインです。味わいはふくよかなリンゴの果実味を、ピュリニー村を思わせる酸味とミネラル感が包み込み、メリハリのある独自の味わいが楽しめます。
Marc Soyard Bourgogne ACT 2
ドメーヌ・ビゾで学び得た哲学を活かし、栽培・醸造において出来る限り人為的な介入を行なわない自然なスタイルでワイン造りを行っています。ブルゴーニュの次世代を代表する造り手として、2016年6月ニューヨークタイムズのワイン特集で紹介された注目の生産者です。2017年~2022年の6ヴィンテージのシャルドネをブレンドしたマルチヴィンテージの白。ドメーヌ・ビゾの白ワインの搾汁方法と同じ、全房のまま垂直式の木製のプレス機で24時間かけてゆっくりと搾汁。総SO2含有量14mg/L.。生産本数628本の超希少品。お一人様1本限定。

Marchand Freres Coteaux Bourguignon Blanc Cuvee Fanny
マルシャン・フレールは1813年より7世代に渡りモレ・サン・ドニ村で続くドメーヌで、現在はドニ・マルシャン氏がドメーヌを運営し、各専門誌でドメーヌの評価は上昇の一途を辿っています。コトー・ブルギニヨンの白は、モレ・サン・ドニ村とクロ・ド・ヴジョ畑のすぐ東に位置するジリ・レ・シトー村のシャルドネ種90%、ピノ・グリ種とピノ・ブラン種合わせて10%のブレンドで造られています。バリックで発酵、熟成した贅沢な造りのコトー・ブルギニヨンで、複雑で上質な味わいです。

Maison Petit Roy Bourgogne Aligote
シモン・ビーズ、アルマン・ルソー、フレデリック・ミュニエ、ルフレーヴで修業した斎藤政一氏が、2016年に満を持して自身のワイナリーとなるメゾン・プティ・ロワを設立。現在自社畑をACブルゴーニュ、ショレ・レ・ボーヌ、オート・コート・ド・ボーヌ他に1.2haを所有。栽培はビオロジックからビオディナミへ移行中。サヴィニ・レ・ボーヌ村とエシュヴロンヌ村にある自社畑のアリゴテ種を使用して造られた白。野生酵母による自然発酵で、木樽(228L、500L)にて10~20℃で60日間の低温発酵。醸造時のSO2使用は無し。木樽(228L、500L)にて12ヶ月、タンクでさらに8ヶ月の熟成。無清澄、無濾過。生産本数4,600本。

Yann Durieux Manon Vin de France
ニュイ サン ジョルジュの東、メサンジュにある粘土石灰質土壌の区画で、南東側向きの斜面に植えられた古樹から造られます。タンク発酵の後、25%新樽を使用し2年間樽熟成。以前は100%キューヴタンクでの熟成でしたが、2014年より樽熟成に切り替えたそう。キュヴェ名の由来は愛娘マノンちゃんから。 アカシアの花、レモンと言ったフレッシュな香りに、時間とともに白桃、ハチミツの濃厚な香り、更には塩味のあるバター、ローストしたナッツ、タイム、胡麻のニュアンスが立ち上がってきます。味わいは、フレッシュで上質なオリーブオイルの様にネットリとした滑らかな質感でありながら、素朴で軽やか。柔らかい酸が全体のバランスを取り、空気に触れる度にどんどん変化していきます。1時間以上も変化し続けるので、時間を掛けて飲むことをオススメします。彼のファンキーさが最も表れたキュヴェと言えます。シャルドネ種100%。
Hudelot Baillet Bourgogne Blanc Cuvée Famille
押しも押されぬシャンボール村を代表する造り手。シャンボール・ミュジニ村のレ・バビエール畑に植えられた、ピノ・ブラン種100%。0.05ha。植樹は1945年で、樹齢約70年のVVです。このピノ・ブラン種は長年シャルドネとブレンドされ、文字通りハウスワインとして100%自家消費されていました。レ・バビエールは、粘土石灰質表土の下に、厚い砂の層があります。この砂がピノ・ブラン種の特徴をよく引き出しており、アプリコットや完熟したパイナップルのような濃密な果実の香りと、まろやかなミネラルの風味が楽しめます。1回使用樽1樽(約300本)のみの生産で、12ヶ月間熟成させたものです。

Lou Dumont Bourgogne Blanc
ルー・デュモンは日本人仲田晃司氏が2000年にフランスのブルゴーニュに興したワイナリーです。このブルゴーニュ・ブランは贅沢にもムルソー村内のムルソー村内のACブルゴーニュ20%、ACオート・コート・ド・ニュイ30%、ACオート・コート・ド・ボーヌ50%のブレンド。平均樹齢30年。収穫量40hl/ha。天然酵母のみを使用し、樽で一次発酵、マロ発酵。シャサン社製「グラン・ファン」の新樽30%、同1~3回使用樽70%で16ヶ月間樽熟成した「本気印」のブルゴーニュ・ブランです。2021年の特徴として華やかな果実味があり、アルコールと酸のバランスが取れすぐにでもお楽しみいただけるワインです。シャルドネ種100%。

Louis Jadot Bourgogne Blanc Couvent des Jacobins
ルイ・ジャド社はネゴシアンとしてブルゴーニュ・ワインの取り引きにかかわる一方、総面積210ヘクタール以上のブドウ畑を所有する巨大ドメーヌでもあります。このワインは本社に隣接しているジャコバン修道院の名をつけたブルゴーニュ規格の白。コート・ドール、コート・シャロネーズ、マコネからの良質なシャルドネを使用し、タンクと樽での発酵・熟成を行いブレンド。ステンレスタンク熟成による新鮮な果実の風味と、樽熟成による複雑さがきれいに調和しています。シャルドネ種100%。

Chateau Philippe le Hardi Bourgogne Cote D’or Rouge Pressonnier
フィリップ・ルアルディは”カリテ・フランス”と”テラ・ヴィティス”の認証を受けた有機栽培を実践、最新の醸造設備を用いてお値打ちで良質なワインを造っています。この赤はジュヴレ・シャンベルタン村でも県道974号線に接するプレソニエ畑産。この畑の西側約1/3はジュヴレ村を名乗れますが、東側2/3は村名を名乗れずに、このようにブルゴーニュ規格になってしまいます。現在ジュヴレ村の赤の価格はこのワインの3倍はするのでこの価格は間違いなくお得と言えます。

Alain Vignot Bourgogne Cote Saint Jacques Rouge
オーセールの北に位置するジョワニー村にドメーヌはあり、コート・サン・ジャックはブルゴーニュ地方で最北にあるAOCになります。現当主ジュリアン氏はこの地に広がるシレックス土壌由来の石を思わせるテロワールを大切にするために、自然農法に切り替え、土壌の環境を改善し、微生物を増やすように取り組んでいます。12度の低温で約1週間のスキンコンタクト。自然酵母が動きだし、発酵が終わるころにジュースを抜き取ります。そして発酵後のブドウをプレスし、15日間の樽熟後、リムーザンの樽で約1年間の熟成の後に瓶詰め。フランボワーズやスグリのような果実の香りがあり、伝統的手法で造られるクラシカルな味わいです。

Henri Magnien Bourgogne Cote d’Or Rouge
1656年から続く伝統的蔵元。2007年からワイン造りに参画した息子のシャルル・マニャン氏が、アルノー・モルテやベルトラン・デュガらとの情報交換を通じて栽培から醸造まで多岐に渡る改革を行い、大きな品質向上を成し遂げました。ブロション村内のACブルゴーニュ単一区画「ムティエ」に0.37ha。泥灰土質・砂質土壌。平均樹齢30年。カヴァン社製ジュピーユ、コンピエージュ、フォンテーヌブローの各森産の2~3回使用樽で12ヶ月間の熟成。ピノ・ノワール種100%
Audiffred Tout Simplement Vin de France
アンリ・オーディフレッドはもともとDRC社の12人の正社員のひとりで、ロマネ・コンティとラ・ターシュの栽培を担当しながら醸造にも携わっていた同社のエースでした。実家のドメーヌを継承し現在に至っています。この「トゥ・サンプルマン」は「まったくシンプルに」という意味でフラジェ・エシェゾー村内の0.3haの区画より造られます。平均樹齢60年の古木。収量は50hl/ha。コンクリート製タンクで発酵後、ステンレスタンクで9ヶ月間熟成。無清澄・ノンフィルターでビン詰め。長らく近所の人に販売したり自家消費していたものを、2022年ヴィンテージより公式にリリースしたものです。ガメイ種70%、ピノ・ノワール種30%。
Claire Naudin Hautes Cotes de Nuits Rouge Myosotis
クレール・ノーダンは、ドメーヌ・アンリ・ノーダン・フェランの現当主クレール・ノーダン(ジャン・イヴ・ビゾの妻)がドメーヌを引き継いだ折に、代々受け継がれてきたクラシック・スタイルとは別に生産する、より自然な栽培、醸造方法によって造られたヴァン・ナチュール・レンジになります。忘れな草の一種の「Myosotis arvensis(ノハラムラサキ)」と名付けられたワイン。手摘みで収穫後、樹脂を内側にコーティングしたコンクリート製のタンクで全房発酵・醸しを行い、マセラシオンはピジャージュのみ。SO2はマロラクティック発酵後に少量添加。58%新樽使用のアリエ産の小樽(228L)で12ヶ月間熟成。フィルター無しでボトリング。濃密で複雑さがあり、洗練された味わいの中にも強さがあるスケール感のある味わいです。

Domaine Kuheiji Coteaux Bourguignons Rouge
ドメーヌ・クヘイジは「日本酒とワインの化学反応」を目指し、ブルゴーニュ、モレ・サン・ドニ村で創業したワイナリーです。日本酒とワイン、原料は違えど、発酵メカニズムは共通しています。ワインの哲学・伝統・技術を学ぶことで、日本酒を見つめ直すことに繋がり、さらに両者をミックスさせることでイノベーションを生み出せると考えています。このコトー・ブルギニヨンはピノ・ノワールとガメイのブレンドで造られる、凝縮した果実味と瑞々しいフレッシュ感が魅力です。ブラックチェリーやラズベリーの濃厚な果実のアロマに、クローブやシナモンなどのスパイスのニュアンスが立ち上ります。口に含むと、コトコトと丁寧に作った木イチゴのジャムを、焼き立てのバゲットに乗せたような、甘ずっぱく香ばしいテイスト。チャーミングな印象の中にスパイスの風味も感じられ、きめ細かなタンニンが滑らかな舌触りを演出します。ピノ・ワール種60%、ガメイ種40%
※飲食店様のみへの販売になります。

Domaine de la Cras Deprimeur Vin de France
ブルゴーニュ産のピノ・ノワール種で造られたヌーヴォー。デプリムールは、「Primeurs」と「Deprime(憂鬱な気分の意)」の造語で、滅入った気分にさせられる今までのヌーヴォーのイメージに対する挑戦的なワインとして造られました。木製の開放樽で全房のままマセラシオン・カルボニック。その後はステンレスタンクにてアルコール発酵を終了し、そのままマロラクティック発酵を行います。出荷ぎりぎりまで待ち、澱引き、ノンフィルターにて瓶詰め。SO2無添加。味わいは熟した果実味、またタンニンも非常に繊細で軽やか。酸味のおかげで味わいは引き締まり長い余韻があります。

Domaine de la Cras Bourgogne Pinot Noir L’Equilibriste
ディジョン市の西に広がるコトー・ド・ディジョンはかつてコート・ドール以上の見事なワイン産地として評価を得ていましたが、ディジョン市の工業化と共に労働者達の日々の喉を潤すワインに変わり、やがては忘れ去られてしまった過去があります。この地のワイン造りを復活させようと、ディジョン市が銘醸と謳われたドメーヌ・ド・ラ・クラを購入し、2014年よりドメーヌの運営者にマルク・ソワイヤール氏が迎えられ新たなスタートを切ります。樹齢の高い葡萄を使用し造り上げたSO2無添加のワイン。「L’Equilibriste」とは綱渡り芸人の意で、ラベルに描かれた綱渡り芸人は剃刀の刃の上を渡っています。SO2無しでの醸造の危険さとそれを乗り越えたワインが拍手喝采を浴びるイメージを表現しています。手摘みで収穫後、全房100%で木製の開放樽にて発酵、アルコール発酵が始まった時点で軽く破砕(=セミ・マセラシオン・カルボニック)。その後228Lの樽(新樽なし)にて約10ヶ月の熟成。澱引きしてからノンフィルターで瓶詰め。
Domaine Petit Roy Bourgogne Cote de d’Or Si Rouge
シモン・ビーズ、アルマン・ルソー、フレデリック・ミュニエ、ルフレーヴで修業した斎藤政一氏が、2016年に満を持して自身のワイナリーとなるメゾン・プティ・ロワを設立。現在自社畑をACブルゴーニュ、ショレ・レ・ボーヌ、オート・コート・ド・ボーヌ他に4.2haを所有。栽培はビオロジックからビオディナミへ移行中。シ・ルージュは、コンブラシアン村に新たに取得した自社畑のピノ・ノワールを使用しており、栽培はビオロジック。3850Lのタンクで3日間のマセラシオン(12℃)を行い、12~32℃で野生酵母による自然発酵。228Lの木樽で12ヶ月熟成させ、タンクにてさらに5ヶ月熟成。無清澄・無濾過。生産本数4,800本。

Domaine Petit Roy Bourgogne Rouge Souvenir
シモン・ビーズ、アルマン・ルソー、フレデリック・ミュニエ、ルフレーヴで修業した斎藤政一氏が、2016年に満を持して自身のワイナリーとなるメゾン・プティ・ロワを設立。現在自社畑をACブルゴーニュ、ショレ・レ・ボーヌ、オート・コート・ド・ボーヌ他に1.2haを所有。栽培はビオロジックからビオディナミへ移行中。自社畑のドゥ・スーザとレ・ロームの区画のピノ・ノワール種を使用。全房使用率は50%。1600Lのタンクで、12~32℃で野生酵母による自然発酵。古樽(228L)にて12ヶ月間寝かせ、さらにタンクで3ヶ月熟成。無清澄、無濾過。生産本数1,800本。

Domaine Petit Roy Bourgogne Rouge De Sousa
シモン・ビーズ、アルマン・ルソー、フレデリック・ミュニエ、ルフレーヴで修業した斎藤政一氏が、2016年に満を持して自身のワイナリーとなるメゾン・プティ・ロワを設立。現在自社畑をACブルゴーニュ、ショレ・レ・ボーヌ、オート・コート・ド・ボーヌ他に1.2haを所有。栽培はビオロジックからビオディナミへ移行中。ド・スーザは、ポマール村にある自社畑の樹齢71年の古木のピノ・ノワール種を使用し、全房発酵100%で造られています。2200Lのタンクで3日間マセラシオン(12℃)を行い、10~32℃で野生酵母による自然発酵。バリックの古樽にて12ヶ月熟成させ、タンクにてさらに5ヶ月熟成。無清澄・無濾過。

Domaine Petit Roy Bourgogne Rouge Les Lormes
シモン・ビーズ、アルマン・ルソー、フレデリック・ミュニエ、ルフレーヴで修業した斎藤政一氏が、2016年に満を持して自身のワイナリーとなるメゾン・プティ・ロワを設立。現在自社畑をACブルゴーニュ、ショレ・レ・ボーヌ、オート・コート・ド・ボーヌ他に1.2haを所有。栽培はビオロジックからビオディナミへ移行中。レ・ロームは、ポマール村にある自社畑で、樹齢は約30年になります。3700Lのタンクで3日間のマセラシオン(12℃)を行い、10~32℃で野生酵母による自然発酵。バリックの古樽にて12ヶ月熟成させ、タンクにてさらに5ヶ月熟成。無清澄・無濾過。

BiNaume La Plante d’a cote Vin de France
ジャン・イヴ・ビゾとクレール・ノーダン夫婦が立ち上げたネゴシアン。名称の「BiNaume」はフランス語で「2つの要素の統合」を意味する「binome」に、「Bizot」と「Naudin」をかけ合わた造語になります。同じ哲学を持っている信頼のおける友人ンから葡萄を購入し、ドメーヌ・アンリ・ノーダン・フェランにてジャン・イヴとクレールによって共同で仕込まれたワイン。若い区画のラ・プラントが霜害で全滅となり、ボーヌから200km離れた地域で葡萄を探したことから始まった、ビノーム最初のキュヴェ。樹脂でコーティングされたコンクリート製の発酵槽で自生酵母を使用して発酵。ポンピングオーバーせずに過剰な抽出を抑え、アルコール発酵終了前の早い段階で搾汁。澱と一緒にMLFを実施し、その後に最低限のSO2を添加。無濾過で瓶詰め。ピノ・ノワール種100%。お一人様1本限定。

BiNaume Le Gamay de l’Allie Vin de France
ジャン・イヴ・ビゾとクレール・ノーダン夫婦が立ち上げたネゴシアン。名称の「BiNaume」はフランス語で「2つの要素の統合」を意味する「binome」に、「Bizot」と「Naudin」をかけ合わた造語になります。同じ哲学を持っている信頼のおける友人ンから葡萄を購入し、ドメーヌ・アンリ・ノーダン・フェランにてジャン・イヴとクレールによって共同で仕込まれたワイン。樹脂でコーティングされたコンクリート製の発酵槽で自生酵母を使用して発酵。ポンピングオーバーせずに過剰な抽出を抑え、アルコール発酵終了前の早い段階で搾汁。澱と一緒に100%MLFを実施。SO2無添加、無濾過で瓶詰め。ガメイ種100%。お一人様1本限定。

Fanny Sabre Bourgogne Rouge
2000年に急逝した父の後を継ぐことを大学在学中に決断し、フィリップ・パカレに師事して2007年に設立したドメーヌ。有機栽培を行う畑は小規模ながら質の高い区画を厳選し、現在7ヘクタールから約18種のワインを手掛けています。創業当初よりテロワールの個性を表現すべく、介入を極力行わないワイン造りを行っています。ポマール村の3区画のピノ・ノワールをブレンド。鉄を含む粘土質土壌。樹齢40年。全房発酵100%で、木樽の開放式発酵槽でピジャージュ、ルモンタージュを1日2回実施。400L(新樽30%)と2000Lの大樽で11ヶ月熟成。快活な赤い果実に加え杉のニュアンスを感じるアロマ。 赤い果実とスパイスのフレーヴァー、美しいストラクチャーを伴う魅力的なワインです。

Francois Confuron Gindre Coteaux Bourguignons Rouge
フランソワ・コンフュロンは、1984年当時18歳から父親の手伝いを始め、1989年にはヴォーヌ・ロマネ村の畑にてメテヤージュ(小作契約)で自分のワインを造り始めました。防虫剤、化学的なものは使用せず、オーガニックなものだけ使用しています。ブラックベリーやブルーベリーを思わせるチャーミングな香りに、酸と果実味のバランスが非常に良く、口当たりはシルクのようになめらかでやわらかく、それでいて親しみやすい味わいです。フレッシュな果実味を保つため、ステンレスタンクで発酵、熟成させています。ピノ・ノワール種主体。

Brice Martin Coteaux Bourguignons Rouge
2014年創業、ニュイ村の南にあるコンブランシアン村の生産者。畑はたった0.4ヘクタールですが、土中微生物を重視した有機栽培を実践し、全房のまま野生酵母で発酵と、無清澄・無濾過で瓶詰めと、可能な限り人為的な介在せずに醸造を行う。この赤はガメ種70%、ピノ・ノワール種30%で、木樽熟成は18ヶ月も行っています。2021年産はまだ若く、少々アニマル系の還元的な香りが残りますが、凝縮した黒系果実の風味とシナモン系のスパイス感が楽しめる、力強い味わいが楽しめます。

Frederic Magnien Bourgogne Pinot Noir Cote d’Or Feeric
ミッシェル・マニャンのネゴシアン部門として設立されたフレデリック・マニャンですが、畑の所有者と年間契約を結び、剪定から収穫まで自らの手で行っています。コノフェリックは昔ながらの赤系果実を感じさせるブルゴーニュ。コート・ド・ニュイを表現する為に、主要な村の全ての畑をアッサンブラージュするという贅沢なワイン。醗酵はステンレスタンクで行い、熟成は1/3アンフォラ、1/3古樽(DRCから購入)、1/3ステンレスタンクで12ヶ月間。アッサンブラージュしてステンレスで3ヶ月落ち着かせてからボトリング。ピノ・ノワール種100%

ベルトラン・アンブロワーズ レトル・デロイーズ コトー・ブルギニヨン ルージュ 2022年 750ml 税込3,630円
Bertrand Ambroise Lettre d’Eloise Coteaux Bourguignons Rouge
ニュイ村の隣プレモー・プリセ村で、豊かな味わいのワインを造っている生産者のお値打ちな赤。エロイーズはベルトラン氏の孫の名前です。通常のコトー・ブルギニヨン赤は、ガメ種主体にピノ・ノワール種を少量ブレンドしていますが、このワインはニュイ・サン・ジョルジュ村付近のピノ・ノワール種主体で造られたお値打ちな赤。コトー・ブルギニヨンと言えば、薄い、酸っぱいワインのイメージですが、この赤は生産者の良心を感じさせます。
Marc Soyard MS Bourgogne Rouge
ドメーヌ・ビゾで学び得た哲学を活かし、栽培・醸造において出来る限り人為的な介入を行なわない自然なスタイルでワイン造りを行っています。ブルゴーニュの次世代を代表する造り手として、2016年6月ニューヨークタイムズのワイン特集で紹介された注目の生産者です。2023年のみ生産した、ドメーヌ ド・ラ・クラのピノ・ノワールの若木を使った限定キュヴェ。通常の造りとは違う100%除梗を行ってのワインは、全房発酵に比べて若々しい中にも果実味の豊かさを感じさせます。

Marc Soyard Bourgogne Rouge
ドメーヌ・ビゾで学び得た哲学を活かし、栽培・醸造において出来る限り人為的な介入を行なわない自然なスタイルでワイン造りを行っています。ブルゴーニュの次世代を代表する造り手として、2016年6月ニューヨークタイムズのワイン特集で紹介された注目の生産者です。2021年は霜害によって歴史的な低収量となってしまったため、畑全体のピノ・ノワールを集めて、ACブルゴーニュとしてリリースすることになりました。通常12~18ヶ月の樽熟成期間を24ヶ月まで樽熟成期間を伸ばしており、果実味より葡萄の持つ本質的な味わいの部分を表現した本来のブルゴーニュワインを彷彿とさせるクラシック・スタイルに仕上がっています。

Masion Tercet Sur La Breche Vin de France
マルク・ソワイヤールと二人の友人が共同出資者となり発足したネゴシアン・エレヴェール。テルセとは3行で1つの詩になる三行連という詩のスタイルで、3人で協力し一つの作品を造り上げるワイン造りの過程がテルセのようだとしてネゴシアン名に付けられました。友人二人は葡萄栽培のプロフェッショナルで、ビオロジックにより高品質な葡萄を栽培し、マルク・ソヤールがドメーヌ ド・ラ・クラで野生酵母により発酵、熟成をしています。スュール・ラ・ブレッシュは、ブルゴーニュ認定外の品種を使用した新たな挑戦となる作品。葡萄は搾汁されステンレスタンク内で発酵。その後木樽(使用樽)に移して12ヶ月の樽熟成を実施。シャルドネ種70%、サヴァニャン種25%、トゥルソー種5%。

Yann Durieux Les Ponts Rouge Vin de France
オート コート ド ニュイとオート コート ド ボーヌの境目にあるレ グラン ポンの区画からほど近い、粘土石灰質土壌のシャルドネとピノ・ノワールが混植された区画から。樹齢40〜50年、キューヴタンクで発酵熟成。照りのあるガーネット色。煮詰めたイチゴやダークチェリー、クランベリーの様な凝縮した果実のニュアンスがグラスの中から溢れだします。徐々にダークチョコレート、オレンジピール、クミン、シナモン、白胡椒と言ったスパイスのニュアンスも出てきます。10分後位からいわゆるシャンピニオン香が出始め、香りだけでも魅了されてしまうほどですが、凝縮した果実の柔らかい口当たりと緊張感のある酸がバランスよく、その女性的スタイルの質感と魅力ある香りと相まってついつい飲み進めてしまいます。余韻も非常に長く、十分な凝縮感と共にいまでも十分楽しめますが、寝かせることで更なる高みへ行くことは間違いありません。ピノ・ノワール種100%。
Hudelot Baillet Coteaux Bourguignons Rouge
薄旨系の味わいで新世代を担うシャンボール村の造り手。1981年の創業以降ずっとニコラ・ポテルやヴァンサン・ジラルダンへワインを販売してきましたが、本格的に自社ビン詰めを開始したのは1998年からです。ガメイブレンドとバカにしてはいけません。まるで農家の家飲み用ワインのように感じます。平均樹齢約40年。3回使用樽で12ヶ月間熟成。2018年ヴィンテージより、生産者収益金の一部は、「Comité Départemental Handisport de Côte d’Or(コート・ドール県ハンディスポーツ部門委員会)」および「Association Quad Rugby avec Corentin et les Black Chairs(コランタンとレ・ブラック・チェアーズによる車いすラグビー協会)」に寄付されています。ピノ・ノワール種50%、ガメイ種50%

Lou Dumont Bourgogne Rouge
蔵元のオーナーはブルゴーニュに魅了され、ジュヴレ村に暮らし、ワインの造り手となった日本人、仲田晃司氏。このワインはニュイ・サン・ジョルジュ村内のACブルゴーニュが28%、ビオディナミによるメルキュレイ村内のACブルゴーニュが約10%、自社畑ものの「Bourgogne Rouge Vieilles Vignes」が約2&、残りの約60%はAOPフィサン、マルサネ、及びACオート・コート・ド・ニュイを格下げしてブレンドしています。平均樹齢30年以上。収穫量40hl/ha。天然酵母のみで発酵。カヴァン社製ジュピーユ産の新樽率20%で18ヶ月間樽熟成。無清澄、ノンフィルターでビン詰め。バランスが良いため飲みやすく、仲田氏自身も晩酌に飲んでいるワインです。ピノ・ノワール種100%。

Rochebin Bourgogne Pinot Noir La Cadole
マコン地区の中心に位置するアゼ村で、1921年から続く家族経営の生産者。2004年からリュット・レゾネ(減農薬)栽培を行い、2018年にはサスティナブル農法でHVE(環境価値重視)認証を取得。さらに、2020年から有機栽培にも取り組んでいます。熟成ポテンシャルの高いロシュバンの上級キュヴェで、最終段階の試飲で長熟可能なロットのみをセレクトして造られています。平均樹齢50年で、通常キュヴェより1週間遅く収穫。フレンチオーク樽にて12ヶ月の熟成。

Robert Sirugue Bourgogne Cote de d’Or Pinot Noir
1960年創業のドメーヌで、人為的で化学的な介入を厳しく制限する中で、高品質ワインを生み出しています。ヴォーヌ・ロマネ村のレ・シャン・ダルジャン、クロ・ド・ヴージョ下に位置するレ・コンブ、シャンボール村のクロ・プリュールの3区画のピノ・ノワールで造られた赤。3~5年樽で18ヶ月程度の熟成後、ステンレスタンクでアッサンブラージュし、1ヶ月後瓶詰め。ACブルゴーニュの枠を大きく越えた上質な味わいです。
シャンパーニュ

Storm Ridge Pinot Noir Hemel en Aarde Ridge
南アフリカの名門ワイナリー、ハミルトン・ラッセルの出身で、ブルゴーニュワイン愛好家であるハネス・ストーム氏により、2012年に設立したワイナリー。ティム・アトキンMVの南アフリカ格付けでは最上級の1級に選ばれています。標高330mにある南東向きの斜面で、3つのエリアで最も涼しい畑であり、フレダよりも葡萄の生育が1ヶ月ほど遅い。フレンチオーク樽にて野生酵母による自然発酵。熟成樽の新樽率は26%で、フランソワ・フレール製55%、メルキュレイ製27%、シャサン製18%を使用し、11ヶ月熟成。ティム・アトキン95点。
L&S Cheurlin Millesime Brut Blanc de Blancs l’Elegante Champagne
シュルラン家はコート・デ・バールにおいて僅か5ha、1788年から葡萄園だった由緒ある区画を継承してます。2006年から有機に転換、植物のエキスとエッセンシャル オイルで防虫を続けて来ました。現在はルーシー、セバスチャン兄妹によって運営されています。妹のルーシーはシャンパーニュ メゾンのオーナーとは思えない程、腰が低く、丁寧で親切、おもてなしの心を備えた優しい女性です。豊かな果実味とブラン・ド・ブランならではの伸びやかな酸味、熟成10年を経たまろやかさが全体のバランスを整え満足感を与えてくれます。シャルドネ種100%。
Andre Roger Eclipse No10 Champagne
現当主のジャン・ポル・ロジェ氏は多くをボランジェ社に販売してきましたが06年より全量、自社瓶詰めしフランス国内の愛好家やレストランに販売を始めました。アイ村の知る人ぞ知る逸品として今日に至っています。このキュヴェはアイ村グランクリュのピノ・ノワール100%によるブラン・ド・ノワールです。平均樹齢30年。2017年産を除く2011年~2021年産までの10年分のワインをソレラ式に貯蔵していたヴァン・ド・レゼルヴを使用。澱引き後228リットルの樽で3年間熟成。15ヶ月間ビン熟成。MCR(濃縮ぶどう果汁)によるドザージュは8g/l。作品名の「エクリプス」は「日食」のことで、「日食の後に太陽が光り輝くように、暗い地下セラーで長期熟成させた後に金色に輝くシャンパンが姿を現します」。ラベルの絵も、水彩画が趣味というジャン・ポル自身が描いたものです。「N°10」の生産本数は7550本で、ラベルにシリアルナンバーが記載されています。

Henry de Vaugency Cuvée des Amoureux Blanc de Blancs Grand Cru
「恋人達のキュヴェ」という名を持つこのシャンパーニュは、恋人や夫婦の語らいや豊かな時間のおともに、という願いを込めてつくられました。上品な白い花に囲まれたハートマークのラベルの中央には白い鳩が画かれており、フランスでは鳩は平和の象徴であると同時に、結婚のシンボルでもあります。石灰質土壌からミネラル分豊かな味わいが生まれ、繊細で細かい泡が印象的です。白い花の香りを想わせるフレッシュなアロマに、自然な酸味が力強いボディと調和しています。シャルドネ種100%。

Yves Louvet Pinot Blanc Arum d’Henriette Premier Cru
ブージィ村の隣にあるトキシエール村に本拠を置くイヴ・ルーヴェは、ピノ・ノワール種を主体とするコクのあるシャンパーニュを生み出す蔵元です。アロム・ダンリエットは、ピノ・ノワール種が突然変異した品種ピノ・ブラン100%で造られた希少なブラン・ド・ブランになります。丘の頂の日当たりの良い場所にある0.2ヘクタールのリュー・ディ(小区画)、レ・モンテュルレのみの葡萄を使用し、単一年で造られています。今回リリースのものは2019年産。キュヴェ名「アロム・ダンリエット」は、当主の祖母にあたるアンリエットが特に好んだアロムという花に由来しています。ドザージュ3g/L。年産僅か1,300本。

Yves Louvet Reserve de Theophile Premier Cru Champagne Magnum
ブージィ村の隣にあるトキシエール村に本拠を置くイヴ・ルーヴェは、ピノ・ノワール種を主体とするコクのあるシャンパーニュを生み出す蔵元です。使用している葡萄は、トキシエール、マルイユ・シュール・アイ、アヴネ・ヴァル・ドール、ブージィ産で、ピノ・ノワール種75%、シャルドネ種25%のブレンド。ステンレス・タンクで発酵後、引き続きマロラクティック発酵を実施。アッサンブラージュの後に1リットル当たり24gのきび砂糖とシャンパーニュ産ワインを添加し、64ヶ月の瓶内二次発酵。デゴルジュマンの後、ドザージュ9g/Lを添加し、さらに2ヶ月セラーで寝かせてから出荷されます。

Egly Ouriet Extra Brut millesime Grand Cru
アンボネィ村で1900年創立のレコルタン・マニュピラン。ピノ・ノワール種のアーティストとも称され、所有する畑は12ヘクタールでその大半がアンボネィ・グラン・クリュにあります。エグリ・ウーリエのシャンパーニュは全てノンフィルターでボトリングされる為クオリティーはいっそう増大し、泡持ちがとりわけ良いのが特徴です。Non MLF Dosage 1~2g/ℓ 96ヶ月澱とともに熟成。ピノ・ノワール種70%、シャルドネ種30%
Egly Ouriet Extra Brut Les Premices
アンボネィ村で1900年創立のレコルタン・マニュピラン。ピノ・ノワール種のアーティストとも称され、所有する畑は12ヘクタールでその大半がアンボネィ・グラン・クリュにあります。ブルゴーニュ的な農法を取り入れた第一人者として認知され、小規模生産者の中では既に貫禄を漂わせています。このレ・プレミスはランスの北西にあるトリニー村のサンティエリにある畑。(一部1er Cru)。2018VTをベースにブレンド36ヶ月澱とともに熟成。Dosage2g/ℓ
Augustin Terre Champagne
オーギュスタンは1905年創業、現当主マーク・オーギュスタンで5代目となるレコルタン・マニュピュランです。ビオデノミ農法でブドウを栽培し、しかもボルドー液も使わずに栽培をしています。このテール(大地・土)というキュヴェは頑丈で安定した母なる要素を表しています。葡萄の樹齢は25~40年の色々な区画。土壌は粘土・シルトで地下深くには石灰岩盤が通る。北向き斜面主体。キュヴェ(1番搾り)とタイユ(2番搾り)も少し使うことで旨味を得る。発酵は毎年採取している、その畑の野生酵母をスターターとして加え、エナメルタンクで行い、熟成はエナメル、古樽、アンフォラと色々な容器を使って12ヶ月間。マダガスカル産有機蔗糖でティラージュ。36ヶ月間澱と共に熟成。ノン・ドサージュ。 ピノ・ノワール種100%
Cristian Bourmault Cuvee Hermance Brut Champagne
リリース以来、高い品質が評判を呼び、フランス国内でも入手困難となり、在庫は常に完売状態という極めて少量生産の小さなR.M.(レコルタン・マニピュラン)。農薬の使用はせず、完全に有機肥料での栽培でビオロジックを採用(認証無し)しています。 大樽によるアルコール醗酵とマロラクティック発酵。オーク樽熟成(225L、新樽は使用せず)で、 瓶内熟成は22ヶ月。ピノ・ノワール種67%、シャルドネ種23%、ピノ・ムニエ種10%。

Cristian Bourmault Cuvee Lettre a Terre Extra Brut
リリース以来、高い品質が評判を呼び、フランス国内でも入手困難となり、在庫は常に完売状態という極めて少量生産の小さなR.M.(レコルタン・マニピュラン)。農薬の使用はせず、完全に有機肥料での栽培でビオロジックを採用(認証無し)しています。テロワールの個性を表現する為に、敢えてドザージュを抑えたエクストラ・ブリュット規格のキュヴェ。大樽によるアルコール醗酵とマロラクティック発酵。オーク樽熟成(225L、新樽は使用せず)で、 瓶内熟成は22ヶ月。シャルドネ種100%。

Seconde Simon Cuvee N Grand Cru Brut
スゴンデ・シモンはモンターニュ・ド・ランスのアンボネイ村に1866年に設立された名門で、1983年に4代目ジャン・リュック・スゴンデ氏が継承しました。所有する6ヘクタールの畑はすべてアンボネイ・グランクリュです。ピノ・ノワール3分の2、シャルドネ3分の1のブレンド。樹齢約35年のヴィエイユ・ヴィーニュでヴァン・ド・レゼルヴ(1983年産から毎年注ぎ足しているもの)が40%で3年間ビン熟成。「N」はジャン・リュックの息子さんの名前「Nicolas」(ニコラ)の頭文字です。ドザージュは「ブリュット」が10g/l

David Leclapart Cuvee Lastre Blanc de Noirs Premier Cru Pa Dose
膨大なシャンパン・マーケットにおいて、ビオディナミ農法を実践し、ノン・ドゼで仕立てる生産者として、今最も注目されているレコルタン・マニュピュランの一つです。本拠地を置くトレパイユ村は、ピノ・ノワール種の銘醸地として名高いモンターニュ・ド・ランス地区にありながら、優れたシャルドネ種の生産することで1級格付けになっている孤高の銘村です。リザーヴワインは使用せず単一ヴィンテージのみで、一次発酵は野生酵母のみを使用。SO2の使用は極限まで抑え、ドサージュ無しで仕上げます。1950年代と60年代に植樹されたピノ・ノワール種のみで造られたブラン・ド・ノワール。古樽を用いて、野生酵母により自然発酵を行い、ルフレーヴの古樽を使用して次の年の収穫まで熟成させています。砕いたカキの殻、イチゴとワイルドチェリー、エキゾチックなバラの微香、僅かにアニス、そして若干の鉄分など実に多様なアロマがあります。口当たりはしなやかで肉付きの良いテクスチャーですが、どことなく厳格な印象があり、徐々にパワフルさを増し、しっかしとしたミネラル感のあるフィニッシュへと移行していきます。

David Leclapart Cuvee l’Aphrodisiaque Premier Cru Pa Dose
膨大なシャンパン・マーケットにおいて、ビオディナミ農法を実践し、ノン・ドゼで仕立てる生産者として、今最も注目されているレコルタン・マニュピュランの一つです。本拠地を置くトレパイユ村は、ピノ・ノワール種の銘醸地として名高いモンターニュ・ド・ランス地区にありながら、優れたシャルドネ種の生産することで1級格付けになっている孤高の銘村です。リザーヴワインは使用せず単一ヴィンテージのみで、一次発酵は野生酵母のみを使用。SO2の使用は極限まで抑え、ドサージュ無しで仕上げます。シャルドネ種80%とピノ・ノワール種20%のブレンドで、野生酵母による自然発酵を行い、ルフレーヴの古樽を使用して次の年の収穫まで熟成させています。アロマ、味わい共に、柑橘類、アプリコットの皮、オレンジのムース、妖艶なスパイスなどが感じられ、空気と触れあうたびにほろ苦さが加えられていき、徐々にスモーキーなフィニッシュへと続きます。

Drappier Carte D’Or Brut
ドラピエ社は自社畑53ヘクタールには化学薬品を使用せず、1989年から有機栽培を実践。SO2も通常の蔵元の1/3以下におさえ、自然な味わいを大切にしています。その為、故マルセル・ラピエール、フィリップ・パカレ、ジャック・セロスといったビオの名手が愛飲したことでも有名です。特にピノ・ノワール種のスペシャリストとして知られ、パーカー氏からエクセレント(★★★★)の評価を得ています。ピノ・ノワール種85%、シャルドネ10%、ピノ・ムニエ5%。ウルヴィル村を中心として、モンターニュ・ド・ランス、エペルネからの葡萄を使用。極めてブラン・ド・ノワールに近くピノ・ノワールの造り手であるドラピエを代表するキュヴェ。ピノ・ノワール種の豊かな果実味と骨格が特徴。

Palmer Brut Reserve
モンターニュ・ド・ランス地区の7人の若手シャンパーニュ生産者が集まって、世界をアッと驚かすシャンパーニュブランドを創り上げようという想いで1947年に設立されました。このキュヴェは、シャンパーニュ&スパークリング世界選手権2020のノンヴィンテージ・ブリュット部門で世界一を獲得しました。シャルドネ種50%、ピノ・ノワール種40%、ピノ・ムニエ種10%の葡萄は、プルミエ・クリュとグラン・クリュ主体で、30~35%使用されるリザーヴワインが凝縮感と熟成感をもたらします。熟成は48ヶ月でドサージュ8g/L。柑橘系果実、洋梨、アプリコット、僅かにヘーゼルナッツやペストリーを思わせるバターの控え目なニュアンスが、まるで上質なアロマのパレットを広げた様に表現されています。RMの生産者が集まったのでカテゴリーはCM(組合)

Palmer Brut Reserve Champagne Magnum
モンターニュ・ド・ランス地区の7人の若手シャンパーニュ生産者が集まって、世界をアッと驚かすシャンパーニュブランドを創り上げようという想いで1947年に設立されました。このキュヴェは、シャンパーニュ&スパークリング世界選手権2020のノンヴィンテージ・ブリュット部門で世界一を獲得しました。シャルドネ種50%、ピノ・ノワール種40%、ピノ・ムニエ種10%の葡萄は、プルミエ・クリュとグラン・クリュ主体で、30~35%使用されるリザーヴワインが凝縮感と熟成感をもたらします。熟成は48ヶ月でドサージュ8g/L。柑橘系果実、洋梨、アプリコット、僅かにヘーゼルナッツやペストリーを思わせるバターの控え目なニュアンスが、まるで上質なアロマのパレットを広げた様に表現されています。RMの生産者が集まったのでカテゴリーはCM(組合)

Palmer Brut Reserve Champagne 1/2
モンターニュ・ド・ランス地区の7人の若手シャンパーニュ生産者が集まって、世界をアッと驚かすシャンパーニュブランドを創り上げようという想いで1947年に設立されました。このキュヴェは、シャンパーニュ&スパークリング世界選手権2020のノンヴィンテージ・ブリュット部門で世界一を獲得しました。シャルドネ種50%、ピノ・ノワール種40%、ピノ・ムニエ種10%の葡萄は、プルミエ・クリュとグラン・クリュ主体で、30~35%使用されるリザーヴワインが凝縮感と熟成感をもたらします。熟成は48ヶ月でドサージュ8g/L。柑橘系果実、洋梨、アプリコット、僅かにヘーゼルナッツやペストリーを思わせるバターの控え目なニュアンスが、まるで上質なアロマのパレットを広げた様に表現されています。RMの生産者が集まったのでカテゴリーはCM(組合)

Pierre Callot Clos Jacquin Brut Avize Grand Cru
コート・デ・ブラン地区のアヴィーズ村に本拠を構え、アヴィーズ、クラマン、シュイイ、グローヴの4つの村に合計7.25ヘクタールの畑を所有。その内2.25ヘクタールで栽培する葡萄をボランジェが購入しています。生産量が少なく、国内の顧客で消費され、国外に輸出される量が少ない幻の生産者。クロ・ジャカンは、アヴィーズ村の丘の頂にある真東に向いた0.07ヘクタールの単一畑「クロ・ジャカン」で栽培されるシャルドネ種から、年間僅か800本のみ造られるドメーヌのフラッグシップ・シャンパン。

Burlot Nahe Grande Reserve Brut Verzy GC
シャンパーニュ地方の中でも良質なピノ・ノワール種の産地で知られる、モンターニュ・ド・ランス地区のヴェルズィ村。ここに5ヘクタールのグラン・クリュ畑を所有する生産者、ビュルロ・ナエ。内、4ヘクタールの葡萄はヴーヴクリコ社に販売し、最上の区画1ヘクタールの葡萄から自身のシャンパーニュを少量造っています。品種はピノ・ノワール種70%、シャルドネ種30%。発酵は代々使っているホーロータンクで9ヶ月、フレッシュな果実味を重視して瓶内二次熟成は16ヶ月でオリ引きを行います。タップリとしたピノ・ノワール種からの果実味と、シャルドネ種からの酸味が調和した味わいで、この価格はお値打ちでしょう。

Philipponnat Grand Blanc Extra Brut
フィリポナ家は500年以上の歴史を持ち、シャンパーニュ地方で最も古い歴史を持つ家系の一つです。一族が継承するテロワールを重視し、環境に配慮する栽培と醸造の手法は、HVE(環境価値重視)認証の取得により裏付けられています。2000年から最高レベルのワインを造り続けることを目指し、畑の管理から醸造まであらゆる側面を見直し、ワインのクオリティを着実に向上させています。優雅でピュアなシャルドネ種100%で造られたブラン・ド・ブラン。エレガントなフローラルノートに、ハチミツやフレッシュなナッツのニュアンスが重なり、多層的なアロマを奏でます。長い余韻も魅力的。

Philipponnat Blanc de Noirs Extra Brut
フィリポナ家は500年以上の歴史を持ち、シャンパーニュ地方で最も古い歴史を持つ家系の一つです。一族が継承するテロワールを重視し、環境に配慮する栽培と醸造の手法は、HVE(環境価値重視)認証の取得により裏付けられています。2000年から最高レベルのワインを造り続けることを目指し、畑の管理から醸造まであらゆる側面を見直し、ワインのクオリティを着実に向上させています。グラン・クリュおよびプルミエ・クリュの自社畑の良質なピノ・ノワール種100%で造られたミレジム・シャンパーニュ。澄んだ黄金色の輝きをたたえる泡とともに、フレッシュフルーツのアロマがエレガントに広がります。木樽熟成に由来する奥行きのある味わいです。

Philipponnat Royale Reserve Non Dose
フィリポナ家は500年以上の歴史を持ち、シャンパーニュ地方で最も古い歴史を持つ家系の一つです。一族が継承するテロワールを重視し、環境に配慮する栽培と醸造の手法は、HVE(環境価値重視)認証の取得により裏付けられています。2000年から最高レベルのワインを造り続けることを目指し、畑の管理から醸造まであらゆる側面を見直し、ワインのクオリティを着実に向上させています。ピュアではつらつとしたアタックが印象的で、きめ細やかな泡と共に、レモンやオレンジピールのフレッシュなアロマが心地よく広がります。ピノ・ノワール種67%、シャルドネ種31%、ムニエ種2%。。

Philipponnat Royale Reserve Brut
フィリポナ家は500年以上の歴史を持ち、シャンパーニュ地方で最も古い歴史を持つ家系の一つです。一族が継承するテロワールを重視し、環境に配慮する栽培と醸造の手法は、HVE(環境価値重視)認証の取得により裏付けられています。2000年から最高レベルのワインを造り続けることを目指し、畑の管理から醸造まであらゆる側面を見直し、ワインのクオリティを着実に向上させています。メゾンのスタンダードなスタイルのキュヴェで、ピノ・ノワールがもたらす骨格のある深い味わいと、フレッシュな酸の絶妙なバランスが秀逸です。ピノ・ノワール種67%、シャルドネ種31%、ムニエ種2%。

Francis Orban Brut Reserve Champagne
シャンパーニュ地方ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区のルヴリニー村に本拠地を持つ生産者。自社畑の粘土石灰質土壌に栽培されるのはピノ・ムニエ種のみで、ここのムニエ欲しさに大手シャンパーニュ会社が、こぞって買い付けに来る程です。もう一つの特徴はリザーヴワインの使用率50%と高いこと。メゾンで熟成させていた優良年のワインがベースに半分も使用されているため、熟成に由来する深みのある味わいが表現されています。ドサージュは9g/Lと辛口ですが、葡萄由来の果実味が豊かで独自の味わいを持ています。

Beaumont des Crayeres Grand Nectar
1955年に約240の生産者で設立された協同組合で約80haの畑を所有しており、個々の栽培農家の所有畑は1haにも満たないため、機械や化学農薬はほとんど使用していません。フリー・ラン・ジュースだけを使用してコクのある高品質なシャンパーニュを産み出しています。白桃やアプリコットなどのフルーティな香りに包まれたやや甘口のシャンパーニュ。きめ細かい泡が心地よく、デザート感覚でも楽しんでいただけます。ピノ・ムニエ種60%、シャルドネ種25%、ピノ・ノワール種15%。

Beaumont des Crayeres Fleur Blanche Blanc de Blancs Brut Millesime
1955年に約240の生産者で設立された協同組合で約80haの畑を所有しており、個々の栽培農家の所有畑は1haにも満たないため、機械や化学農薬はほとんど使用していません。シャルドネ種のキュヴェ(第一搾汁)のみで造られるブラン・ド・ブラン。きめ細やかな泡立ち、花、洋梨やリンゴなどの香り、熟成感とフレッシュさが両立した豊かな味わいです。 シャルドネ種100%。デゴルジュマンまでの熟成期間は最低84ヶ月。

Bollinger Special Cuvee Brut Champagne
創設者であるジャック・ボランジェ氏によって1829年に造られ、その名を冠した名門シャンパーニュ・メゾン。スペシャル・キュヴェは、使用される葡萄の約80%がグラン・クリュとプルミエ・クリュ畑のもので、タンク、またはオーク樽で一次発酵を行い、カーヴで最低でも3年間熟成させ、常に安定した品質を提供するためにコルク栓をしたマグナムボトルで5~10年間熟成させたリザーヴワインが5~10%加えられ造られています。ピノ・ノワール種60%、シャルドネ種25%、ピノ・ムニエ種15%。

Bollinger La Grande Annee
1829年ジャック・ボランジェ氏が創業した名門シャンパーニュ。ラ・グラン・ダネ(偉大な年)は当然、最高の年だけ生産される特醸品。2014年はピノ・ノワール種(アイ村とヴェルズネイ村主体)61%、シャルドネ種(シュイィ村とオワリー村主体)39%を全て樽で一次発酵・熟成させます。その後瓶詰めして、コルク栓を打ち、瓶内二次発酵、熟成を7年以上行い、2022年3月にデゴルジュマン(オリ引き)をしました。チェリー、レモン、カリンの果実味に、ベルガモット、クルミの風味が合わさり、緻密で複雑な味わいが広がるようです。

Marie Courtin Effloresence Extra Brut Champagne
マリー・クルタンのドミニク・モロー女史は「DRC」、「ルフレーヴ」、「コント・ラフォン」、「ディディエ・モンショヴェ」らにビオディナミを教えた巨匠ピエール・マッソン氏に直接師事したシャンパーニュの生産者です。ビュル・エ・ミレジム」誌主催のトロフェ・シャンプノワ2024年にてRM部門の 「ヴィニュロン・オブ・ザ・イヤー」を受賞するほどの実力者です。このエフロールサンスはブルゴーニュ樽で発酵・熟成。エクストラ・ブリュット表記ですが、ドザージュ・ゼロのノンドゼです。樽発酵に由来するバニラやブリオッシュのほのかな香味が、幸せな気持ちにさせてくれます。ポリゾ村の平均樹齢45年のピノ・ノワール種100%。
Moet&Chandon Nectar Imperial Champagne
絶大な人気を誇るモエ・エ・シャンドン社は、1743年創立という名実共にシャンパーニュを代表する生産者。濃い目のイエローゴールドに輝くネクター アンペリアルは、そのエキゾチックな果実味、芳醇でリッチな味わい、そしてエレガントな熟成感を合わせ持った甘味な味わいが魅力です。パイナップルやパッションフルーツといったトロピカルフルーツ、スモモやアプリコット、爽やかなグレープフルーツの香りとほんのりとしたバニラの風味が感じられます。クリーミーでありながら、フレッシュで甘味な味わいは温厚でスパイシーな料理と見事に調和します。
Hubert Noiret Origines Brut Champagne
シャンパーニュ地方、コート・デ・ブラン地区とコート・ド・セザンヌ地区の間にあるコトー・デュ・プティ・モン地区で2003年創業した生産者。ここでは2011年からビオディナミ栽培を実践し、発酵も野生酵母のみの自然派スタイル。品種はピノ・ムニエ種56%、ピノ・ノワール種32%、シャルドネ種12%。発酵後に瓶内二次発酵を2年間行い、デゴルジュマン(オリ引き、打栓)。ドサージュ(糖分添加)は5g/Lと少なめで、更に6ヶ月の瓶熟成を行います。味わいはナチュール感が強すぎず、ジャスミンやドライフラワーの香りに、果実味もふくよかで、バランスの良いスタイルです。

Louis Roederer Cristal Blanc Champagne
ロシア皇帝アレクサンドル2世専用シャンパーニュとして特別に造らせたのがはじまり。葡萄の出来が良い年にだけつくられるというクリスタルは、自社畑のなかでも100%グラン・クリュから選ばれた最高の葡萄のみを用いて造られます。また瓶詰め後の熟成はなんと平均5年間に及び、プレステージ・シャンパーニュのなかでも長期の熟成を誇ります。澱とともに長期間熟成されることによって、葡萄の旨みが溶け込み、より味わい深くなるのです。
ピノ・ノワール種55%、シャルドネ種45%

Leclerc Briant Brut Reserve
既にフランス国内では入手困難になってしまったシャンパーニュ「ルクレール・ブリアン」。1980年代から有機栽培を取り入れ、自然派シャンパーニュの元祖と評されてきましたが、後継者がおらず、売られてしまいます。所有していた畑はほとんど売られてしまいましたが、醸造家「エルヴェ・ジュスタン」と数人で買い戻し、再スタートを切りました。リザーヴワインはごく少量のみ。80%ステンレス、20%木樽で熟成。ピュアな果実としっかりとした凝縮感はエルヴェ・ジュスタンらしい味わいの構成と言えます。太陽と調和するサトウキビの蔗糖を使ってドサージュ4g/L。ピノ・ムニエ種40%、ピノ・ノワール種40%、シャルドネ種20%。
フランス他
ローヌ

Chateau d’Aqueria Tavel
13世紀から修道院のワイン畑を引き継いだ、タヴェルの名門シャトー・ダケリア。敷地は98ヘクタールもあり、シャトーの周囲に広がる砂質粘土の土壌で、果実味と複雑さを併せ持つドメーヌの偉大なロゼワイン、タヴェルが生まれます。グルナッシュ種主体に、クレレット種、サンソー種、ムールヴェードル種、シラー種、他、地元品種を低温浸漬し、ゆっくりとプレスをして果汁を搾り発酵。MLFはせずにステンレスタンクと、コンクリートタンクで5ヵ月熟成させています。前オーナーが死の前に自身の畑を信頼できるギガル家に売却したことで、2022年産は収穫からギガル家の新生シャトー・ダケリアとなりました。

Chateau Le Devay En Pente Douce Viognier-Roussanne
放射線科医師のジャン・シャルル・フルネと言語療法士の妻のフローレンスが、共に栽培、醸造、貿易を学び、2005年に華麗なる転身を遂げ、コート・ロティの北側に隣接するサン・ロマン・アン・ガル村で始めたドメーヌ。ドメーヌ内の全ての営みを 「ビオディナミ」、「パーマカルチャー(循環型自然農法)」、「アグロ・フォレストリー(動植物のサイクルに合わせて樹木を管理する農法)」の原則に基づき、自然の摂理に沿ったワイン造りを行っています。「En Pente Douce」はフランス語で「傾斜」の意で、その名のとおり斜面に位置する小さな2つの区画で育った2つの品種を用いて造られた白ワイン。酵初期に温度制御可能なステンレスタンクを使用してやや低温で野生酵母による自然発酵を促し、発酵中盤になると古樽(600L)に移し替え、その後10ヶ月間樽熟成させ、アンフォラに移し替えてまたしばらく熟成させます。ヴィオニエ種60%、ルーサンヌ種40%。

Chateau Le Devay Condrieu
放射線科医師のジャン・シャルル・フルネと言語療法士の妻のフローレンスが、共に栽培、醸造、貿易を学び、2005年に華麗なる転身を遂げ、コート・ロティの北側に隣接するサン・ロマン・アン・ガル村で始めたドメーヌ。ドメーヌ内の全ての営みを 「ビオディナミ」、「パーマカルチャー(循環型自然農法)」、「アグロ・フォレストリー(動植物のサイクルに合わせて樹木を管理する農法)」の原則に基づき、自然の摂理に沿ったワイン造りを行っています。コンドリュー北部の丘上部、南・南東向き斜面で、樹齢は約50年。木樽(500~600L)にて野生酵母による自然発酵と熟成。新樽比率は15%。マロラクティック発酵有り。ヴィオニエ種100%。

Les Caves Cathedrales du Mas Theo Ginger Vin de France
南フランス、ドローム県南西部、ローヌ川の左岸(東側)AOCグリニャン・レ・ザデマール(旧コトー・デュ・トリカスタン)のエリアでオーガニックでのワイン造りを実践している生産者で、代々この土地でブドウ栽培をしていたテオラス家が元詰を始めた事でできたドメーヌ。2001年から有機栽培を始め、2004年にエコセール認定及び2011年にデメターを取得しています。14℃で10日間、果皮と共に野生酵母で発酵。タンクで6ヶ月熟成。収量50hl/ha。粘土石灰質。ルーサンヌ種35%、マルサンヌ種35%、グルナッシュブラン種30%。

Chateau Le Devay Cote Rotie
放射線科医師のジャン・シャルル・フルネと言語療法士の妻のフローレンスが、共に栽培、醸造、貿易を学び、2005年に華麗なる転身を遂げ、コート・ロティの北側に隣接するサン・ロマン・アン・ガル村で始めたドメーヌ。ドメーヌ内の全ての営みを 「ビオディナミ」、「パーマカルチャー(循環型自然農法)」、「アグロ・フォレストリー(動植物のサイクルに合わせて樹木を管理する農法)」の原則に基づき、自然の摂理に沿ったワイン造りを行っています。コート・ロティ北部のヴェレネー村産で、樹齢は約40年。足で優しくフーラージュ(破砕)し、少しだけルモンタージュを行いながら野生酵母による自然発酵。2~3年使用のオーク樽(600L)にて19ヶ月熟成。シラー種100%。

Andre Brunel Cotes du Rhone Rouge Est Ouest
評価の高いシャトーヌフ・デュ・パプの生産者。たまに使う肥料はオーガニックで、良い年であれば銅などの農薬は全く使いません。エスト・ウエストは「東と西」を意味し、ローヌ川の東側のトラヴァイヤン地区と西側のサン・ジュニエ・ド・コモラ地区の葡萄を使っていることから名付けました。品種は、東側が主にシラー種、サンソー種、西側が主にグルナッシュ種。樹齢約40年で35hL/haとかなり収穫量を抑えています。除梗し、軽く破砕、コンクリートタンクで発酵、熟成で10ヶ月行います。果実味とフルーティな酸味。タンニンも程よく、バランスがとれています。グルナッシュ種、サンソー種、シラー種。

Vignerons D’Estezargues Cotes du Rhone Le Petit Andezon
エステザルグ葡萄栽培者組合は、現在10人のメンバーで構成される小規模な組合で、各自の畑は自分で管理し、最も良い葡萄約1/3をドメーヌ名で出荷、1/3は組合名で瓶詰めし、残りはネゴシアンに売ってしまいます。選別酵母や濾過、清澄などは使用せず、果実味と土壌の可能性を生かすように醸造しています。マロラクティック発酵後、澱引きを行い、ステンレスタンクで約6ヵ月熟成させ、ノンフィルターでボトリングします。驚くほどしっかりとした果実味があり、非常にバランスのとれたワインです。シラー種、グルナッシュ種。

Vignerons D’Estezargues Coteaux du Pont du Gard Cuvee des Galets
エステザルク協同組合が無農薬栽培の葡萄を野生酵母でゆっくりと醸造し、ノンフィルターで丁寧に瓶詰めした大人気安旨ワイン。自然農法ならではのやさしい味わいに加えて、南仏の太陽を思わせる甘い凝縮した果実の風味がたっぷりです。組合の5人の生産者からの葡萄をブレンドしています。通常は6ヶ月タンク熟成します。ブラックチェリーのようなフルーティな果実味があり、しっかりとした飲みごたえのある味わいです。グルナッシュ種、カリニャン種。

Camp Reves Cotes du Rhone Villages Gadagne
約千年前、シャトーヌフ・デュ・パプと同じ台地にあった為、正式な村名はシャトーヌフ・ド・ガダーニュ村。現在は川で分断されていますが、パプの畑とは8キロ程しか離れていません。品種はこの村産のシラー種50%、グルナッシュ種40%、カリニャン種10%。収穫後20日間低温浸漬を行い、果皮の成分を果汁に染み込ませ、約20日間発酵と乳酸発酵を行います。その後コンクリートタンクで4ヶ月、1/4新樽で4ヵ月樽熟成を行いました。味わいはまさにシャトーヌフのスタイル。干した果実の風味に、スパイスと骨太なアルコール感が楽しめて、この価格はお値打ちでしょう。

Clos du Mont Olivet Cotes du Rhone Vieilles Vignes
2010年の上級品キュベ・パペにパーカー氏は99点という驚異的な点数をつけており、クロ・デュ・モン・オリヴェがシャトーヌフで不動の地位を得ていることを裏付けています。60%を除梗します。異なる品種は全て一緒にコンクリートタンクに入れ、醸造します。過度の抽出をしないようにし、エレガンスとフレッシュさを求めます。大樽とタンクで15ヶ月熟成させます。小型のシャトーヌフ・デュ・パプを思わせる香りや力強い味わいは、さすがのワインです。「余韻のスパイシーさ、白胡椒の後味があり、酸と相まって、食事に良く合う」と生産者は話していました。グルナッシュ種80%、カリニャン種10%、シラー種10%

Santa Duc Gigondas Les Hautes Garrigues
ローヌ地方でパーカー氏から高く評価されている生産者。ジゴンダス村は、他よりも標高が高く、気温が若干低いのでゆっくり葡萄が完熟します。そのためより集約感のあるワインが出来ます。葡萄は遅摘みし、2ヶ月醸しを行ないます。熟成はオークのフードル(新樽)で18ヶ月行います。透けて通らない程、色が濃く、チョコレートやコーヒー、プラムのような甘い香りと、しっかりとした樽熟成によるスモーキーな香り。プルーンやベリージャムのような、はちきれんばかりの果実味と、口中で爆発しそうなほどの高いアルコール感があります。細やかでパワフルなタンニンがびっしりと詰まっており、アフターも大変長く続きます。現存するジゴンダスの中で間違いなく最高のワインです。グルナッシュ種50%、ムールヴェードル種50%。ワインアドヴォケイト95~97点、ヴィノス95点、デカンター95点。

Santa Duc Heritage Vin de France
パーカー氏が5★評価する生産者。エリタージュ(「遺産」の意)は難しい天候であった02年に、生産量を確保するための対策として造られたのが始まりです。イヴ・グラのワインメーカーとしての才能が光る、コストパフォーマンス抜群の1本です。コート・デュ・ローヌやラストー村などテロワールの違うエリアの葡萄をブレンドして造られます。チェリーを思わせる新鮮な香りと、スパイスの風味、野性的なニュアンスもあります。熟したチェリーの甘酸っぱい果実味とエレガントなボディ、やや強めに感じる存在感のあるタンニンがあります。ピノ・ノワールのようなライトな飲み口です。グルナッシュ種、シラー種、その他

M.Chapoutier Crozes Hermitage Rouge Les Meyxonniers Bio 1/2
シャプティエ社は1808年 創立。高級ワインを造るだけではなく、リーズナブルではありますが品質の良いワインを造ることにも注力しています。このクローズ・エルミタージュ ルージュは濃い紫がかった赤。赤系果実、ブラックカラント、ラズベリー、そしてバイオレットのアロマが続きます。ボリューム感と丸みがあり、フィニッシュは果実とバニラのグラニテのような味わいも微かに感じられます。シラー種100%

Burle Vacqueyras Magnum
ヴァケラス村、ジゴンダス村を中心に化学肥料を一切使用せずに自然体にこだわる生産者。このヴァケラスは、ビュルルのワインのスタイルを感じさせてくれるワインです。収穫量は30hL/ha。2種の葡萄を混醸し、コンクリートタンクで25日間、毎日ルモンタージュしながら、発酵させます。コンクリートタンクとステンレスタンクで、12ヶ月熟成させます。ろ過も清澄もしません。インクのような濃い色、煮詰めた甘いジャムや胡椒のようなスパイシーな香り、豊かな果実味、質の良いタンニンとたっぷりのボリュームがあります。グルナッシュ種70%、シラー種30%。

Mas des Bressades Pay gu Gard Les Vignes de Mon Pere Magnum
全てオーガニック栽培。ミストラルという風が吹くので害虫を避け、雨が降っても葡萄を乾かし、湿気から守ってくれます。カベルネはタンニンとボディがたくましいので、新樽と1年樽を使用。シラーはエレガントなので、2~4年樽を使っています。黒に近い赤色。心地よい樽の香り、しっかりとした飲み応えのある力強さと、果実のまろやかさがバランスよく集中しています。アフターにカベルネのスパイシーさとタンニンが感じられます。カベルネ ソーヴィニヨン種70%、シラー種30%

Oratoire St Martin Cairanne Rouge Les Douyes
ケラーヌ村で、農薬や化学肥料は使わず、ビオディナミで栽培している生産者。2018年のベタンヌ&ドソーヴ誌で最優秀オーガニック生産者となりました。ケラーヌ村の単一畑レ・ドゥイユの面積は3.5haで収穫量は僅か15hL/haです。40%を除梗しコンクリートタンクで25日間発酵を行い、34hLの大樽で18ヶ月熟成させました。ろ過も清澄もなしで、酸化防止剤は瓶詰時に極少量のみ添加します。グルナッシュ種60%、ムールヴェードル種40%。

Oratoire St Martin Cairanne Rouge Les Douyes
ケラーヌ村で、農薬や化学肥料は使わず、ビオディナミで栽培している生産者。2018年のベタンヌ&ドソーヴ誌で最優秀オーガニック生産者となりました。ケラーヌ村の単一畑レ・ドゥイユの面積は3.5haで収穫量は僅か15hL/haです。40%を除梗しコンクリートタンクで25日間発酵を行い、34hLの大樽で18ヶ月熟成させました。ろ過も清澄もなしで、酸化防止剤は瓶詰時に極少量のみ添加します。グルナッシュ種60%、ムールヴェードル種40%。

Oratoire St Martin Cairanne Rouge Les Douyes
ケラーヌ村で、農薬や化学肥料は使わず、ビオディナミで栽培している生産者。2018年のベタンヌ&ドソーヴ誌で最優秀オーガニック生産者となりました。ケラーヌ村の単一畑レ・ドゥイユの面積は3.5haで収穫量は僅か15hL/haです。40%を除梗しコンクリートタンクで25日間発酵を行い、34hLの大樽で18ヶ月熟成させました。ろ過も清澄もなしで、酸化防止剤は瓶詰時に極少量のみ添加します。グルナッシュ種60%、ムールヴェードル種40%。

Oratoire St Martin Cairanne Rouge Les Douyes
ケラーヌ村で、農薬や化学肥料は使わず、ビオディナミで栽培している生産者。2018年のベタンヌ&ドソーヴ誌で最優秀オーガニック生産者となりました。ケラーヌ村の単一畑レ・ドゥイユの面積は3.5haで収穫量は僅か15hL/haです。40%を除梗しコンクリートタンクで25日間発酵を行い、34hLの大樽で18ヶ月熟成させました。ろ過も清澄もなしで、酸化防止剤は瓶詰時に極少量のみ添加します。ワインアドヴォケイトで2015年が93点、2016年が92~94点、2017年が95~97点と高評価を受けています。グルナッシュ種60%、ムールヴェードル種40%。
ロワール

Chateau de Champteloup Cremant de Loire Brut
ロワールで400年続く老舗のワイナリー。畑は粘土石灰岩と粘土片岩土壌で、100ヘクタールの敷地は2019年からHVE(環境価値重視認定)に認められています。16℃のステンレスタンクで澱とともに熟成した後、瓶詰めして12℃のラックで18ヶ月間熟成。滑らかな泡立ちで、白い花やドライフルーツなど複雑なアロマがあり、果実味と熟成感がバランス良く合わさり、ミネラルの余韻が残る上質なクレマンです。シュナン・ブラン種、カベルネ・フラン種、シャルドネ種。

Anthony Girard Menetou Salon Blanc La Clef du Recit
名門「ドメーヌ・デ・ブロス」を運営するジラール家の長男として生まれたアントニーはブルゴーニュの「ドメーヌ・ルフレーヴ」をはじめ名だたる生産者で修業を終えた後、サンセールの実家に戻ってきましたが、仲の良い弟ニコラとの間に将来想定される相続の問題を回避するために自身は一から新しいドメーヌを起ち上げる道を選びました。このムヌトゥ・サロンは粘土石灰質、キンメリッジアン土壌の土地からミネラル感たっぷりで、しかもふくよかな果実味にあふれています。青草のニュアンスだけではないソーヴィニヨン・ブランをお楽しみください。

Cailbourdin Pouilly Fume Nanogyra
プイィ・フュメ村に19ヘクタールの畑を所有する生産者。減農薬栽培を実践し、各土壌ごとに仕込みをしている為、テロワールの違いと味わいが直結しています。このナノジラはキンメリジャン土壌のソーヴィニヨン・ブラン種。牡蛎の化石が混じった泥灰土からは、石や石灰の香りが立ち、熟成すると白トリュフ香に変化するようです。味わいは透明感のある果実味に、酸、ミネラル感が豊かに広がり、骨太な印象。醸造はスキンコンタクトは行わず、ステンレスタンクと野生酵母でゆっくり行います。

Jonathan Didier Pabiot Pouilly Fume leon
今日のプイィ・フュメを代表する新世代、ジョナタン・パヴィオは、フランスのワインガイドに、プイィ・フュメの造り手として掲載された、全5人のうちの一人です。彼のプイィ・フュメは、スモーキーなフリンティ香(火打石の香り)が特徴で、キンメリッジアン、シレックス、粘土質、砂礫質等、多様な土壌より造られます。平均樹齢30年。ステンレスタンクで醸造。レオンは創業者である曽々祖父の名前でもあり、ジョナタンの息子の名前でもあります。過去から未来へと家族を紡ぐ、ドメーヌの旗艦作品です。ソーヴィニヨン・ブラン種100%。
Domaine de la Foliette Grains de Folie Val de Loire
1635年より葡萄栽培の最古の記録がある生産者。ソーヴィニヨン・ブラン種、シャルドネ種、ムロン・ド・ブルゴーニュ種をブレンドしたフレッシュでまろやか、フルーティさが際立つワインです。ソーヴィニヨン・ブラン種が少しエキゾティックな果実味、シャルドネ種がボディと丸み、ムロン・ド・ブルゴーニュ種が骨格、ミネラルをワインに与えています。グレープフルーツを思わせる柑橘系の果実、しっかりとした酸がワインにフレッシュさを与えています。

Lucien Crochet Sancerre Le Chene Marchand Half
栽培はリュット・レゾネで行い、代々伝えられる醸造技術に加え、近代的な設備を整えて品質を重視したワイン造りを行っています。ル・シェーヌ・マルシャンは、ビュエ村にある南向きのカイヨットと呼ばれる小石混じりの石灰質土壌の畑で、リュシアン・クロシェの代名詞と呼べるキュヴェになります。18~48時間かけて低温でデブルバージュ(澱下げ)を行い、温度調節機能付きのステンレス・タンクで約30日間発酵。マロラクティック発酵は行わずに、ステンレスタンクと木樽にて熟成。
Clément Baraut Herbes Rouge Vin de France
元エノロジストのクレモン・バロー氏がアンジューの地でワインづくりを始めたのは直ぐ近くにいる巨匠ニコラ・ジョリー氏が彼の畑を譲ったことがきっかけとなりました。このエルヴ ルージュはグロローとガメイを全房でグラスファイバータンクで8日間醸しプレス、グラスファイバータンクでピジャージュを1回行い20日間発酵、そのままマロラクティック発酵・熟成しました。淡いルビー色、クランベリーやプラム、フルーツトマトの香り、少し酸がツンとした印象ですが、果実感に柔らかいタンニンが溶けこみ優しく柔らかに感じるワインです。 グロロー種50%、ガメイ種50%

Saint Nicolas Cuvee Reflets Rouge Vin de France
ロワール川の河口から南に約100kmのロワール地方最西端のフィエフ・ヴァンデアンを代表するワイン生産者。畑ではビオディナミを実践。キュヴェ名の「ルフレ」とは反射の意味で、畑近くの塩田の水面に太陽が反射し照らされる区画の葡萄を使用して造られていることから命名。空圧式圧搾機で丁寧に搾汁し、自生酵母を用いてオーク樽の開放桶で発酵。8日間マロラクティック発酵を行い、リムザン産5000Lの樽で7ヶ月樽熟成。醸造段階でのSO2は無添加。豊かな果実味で濃厚な味わい。タンニンが丸く、艶のあるバランスの良い味わいです。ピノ・ノワール種85%、ネグレット種5%、カベルネ・フラン種5%、ガメイ種5%。

Sebastien Riffault Sancerre Rouge Raudonas
フランス・ロワール川上流のサンセール地区。ここで革命的なソーヴィニヨン・ブランを造るセバスチャン・リフォー氏。彼は赤ワインも作っていて、このワインはラウドナス畑のピノ・ノワールから造られています。2020年は貴腐が付かずセバスチャンの造りとしてはやや軽いタイプに仕上がっており、チャーミングで葡萄本来の味わいを表現しています。チェリー、ザクロ、イチジクなど赤系果物の風味をお楽しみください。ピノ・ノワール種 100%。

Sonshine Vins Beau Gosse Vin de France
オランダ出身のリザンヌ・ヴァン・ソン女史がロワールで造るワインです。このワインは逝去した友人Beau Gosse(ボウゴス氏)へのオマージュとしてその名にしました。カベルネ・フラン種を除梗しグラスファイバータンクで14日間醸し、バリックで10ヶ月発酵・熟成しました。鮮やかなガーネット色、熟したベリーと瓜系のほのかな香り、クリスピーなタッチにカベルネ・フラン種らしい青さと赤果実のエキス、プラムの旨味、滑らかでシルクを思わせる熟したタンニン、余韻にピュアさを感じます。
Bougrier Petites Confessions Pinot Noir Vin de France
ブーグリエはロワール地方トゥーレーヌで代々続く生産者です。このワインは涼しいロワール地方産のピノ・ノワール種をセーヴル・メーヌ地区のカーヴ・ド・ラ・ナンテーズで醸造した赤。約1週間低温浸漬して果皮の成分を取り込み、発酵後は樽熟成を行っています。カシスやチェリーの果実味に樽からのカカオ風味が調和しています。高騰が続くブルゴーニュの代替に、冷涼なロワール産ピノ・ノワール種はいかがでしょうか。
アルザス

Paul Bruckert Cremant d’Alsace
ポール・ブルケールは7世代に渡って伝統を守り続けているアルザスの名門です。美しく輝く淡い黄色。泡立ちは持続性があり、熟したリンゴやスイカズラ(白い花)を想わせる芳醇な香りに、柑橘類のアクセント。ほのかにハチミツ、ハーブ、ドライイーストの香りが広がりフレッシュ。口当たりは柔らかくクリーミー。リッチな果実味に、まろやかな酸味が溶け込み、余韻に続く苦味が心地よい。果実のフレッシュ感とデリケートさを堪能出来るドライなスパークリングワインです。バターや白ワインで味付けしたソースの白身の魚や肉料理、白カビ系チーズなどと共に。ピノ・ブラン種100%

Louis Maurer Au bout du Goulot Vin de France
ルイ・モーラーは1996年生まれで、アルザス地方でも最も若い世代のヴァン・ナチュールの造り手です。ドメーヌはルイ氏の祖父によって設立され、現在は2代目の父のフィリップ氏が当主を務めており、ルイ氏は2016年よりドメーヌに参画し、家族のワインとは別に自身の名でワインをリリースしています。手摘みで収穫した葡萄をダイレクト・プレスして、2品種を同時にステンレスタンクで野生酵母で自発的に発酵。アルコール発酵が完全に終了する前に瓶詰めし、瓶内で発酵を終了させて造られたメトッド・アンセストラル。デゴルジュは行わず、ドサージュも無し。SO2は瓶詰め時にごく少量のみ添加。リースリング種70%、ミュスカ種30%。2024年1月時点のSO2トータルは18mg /L。カズ圧3.6気圧。辛口。

Chateau d’Orschwihr Pinot Gris Grand Cru Pfingsberg
Ch ドルシュヴィールは11世紀にローマ法王が滞在した歴史的シャトーです。1854年よりアルトマン家の所有となり現在に至っております。1986年に当主となったユベール・アルトマン氏がサスティナブルな農業へ転換し、また補糖をしない、選果を徹底するという方針を貫き世界的に確固たる地位を築きました。今回は相続のために現金化を余儀なくされ持っている在庫を特別価格にて出荷していただきました。こんな価格はもう2度と出てこないと思います。残糖が10g/Lと中口の味わいは豚や鶏など淡白な肉との相性は抜群です。特にソーセージにハニーマスタードを付けて召し上がってはいかがでしょうか。ピノ・グリ種

Vignoble du Reveur Pierres Sauvages Pinot d’Alsace
マルセル・ダイスの現当主ジャン・ミッシェル・ダイス氏の長男で、2007年より同ドメーヌの醸造を担当しているマチュー・ダイス氏が、伯父の畑を継承して誕生したドメーヌで、ヴィニョーブル・デュ・レヴールとは夢見る者の葡萄畑という意味です。ピエール・ソヴァージュは野生の(原生の)石という意味で、第四紀の地殻変動によって運ばれてきた石がそのままの姿で土壌を構成していることを表しています。ピノ・グリ種50%、ピノ・オーセロワ種30%、ピノ・ブラン種20%。

Josmeyer Alsace Gewurztraminer Les Folastries
ジョスメイヤーは1854年に設立。現在は5代目のセリーヌとイザベル姉妹が4代目ジャン・メイヤーの哲学である「料理とともにあるワイン」を継承しながら、さらにワイナリーの名声を高めています。レ・フォラストリーは、ヴィンツェンハイム村とトゥルクハイム村の間に位置する、ヘレンウェック畑のゲヴュルツトラミネール種を使用しています。気品のある華やかな香りで、スパイシーとほのかに感じる甘みが印象的。定番のフォアグラや羊の料理をはじめ、トマト、フェンネルを使った料理、パプリカ、ハーブ、スパイスが効いた料理、ブルーチーズにもよく合います。
※完売いたしました。

Trimbach Riesling Alsace
トリンバックは17世紀創業と歴史ある生産者です。常に「辛口」でバランスの良いエレガントなスタイルのワインを追求しており、特にリースリング種は香り高く、食事との相性も良いワインです。白桃のような果実の風味や、熟したグレープフルーツやレモンのようなさわやかさが印象的です。現在飲んでも美味しくいただけますが、ワインの持つ酸のおかげで5年は優に熟成させることも可能で、熟成するにつれてより複雑さが増していきます。マリネしたり、焼いたり、ソースと合わせた魚料理、または伝統的なアルザス料理であるオニオンパイ、シュークルート、川魚、豚肉料理などともよく合います。お寿司との相性も良いワインです。

Boehler Bruderthal Grand Cru Riesling
アルザス地方で評価の高い家族生産者。平均樹齢は35年、収量はなんと18hL/haです。発酵は天然酵母でステンレスタンクで行います。熟成もステンレスタンクで澱と共に約6ヶ月間行います。個性ある塩味、ドライフラワーや様々なスパイスのニュアンスがあり、しっかりとした酸が全体を支えているのがこの畑の特徴です。年月が経つに従いワインは素晴らしく発展し、15~20年はキープする力を持っています。ル・ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス(評価本)で95点獲得。

Andre Bonhomme Vire Clesse Hors Classe
アルザスの5つのワイナリーが合併してできたワイン生産協同組合。北はバール村から南はヴエンハイム村まで、13,000以上の区画にわたり、区画の75%はHVE3(環境重視型農法認定)のレベルに達しており、1,100ha以上の畑でその認証を受けています。マンブールは、石灰質礫岩と泥灰土に覆われた丘の上に炭酸カルシウムとマグネシウムを豊富に含む土壌で、畑は真南を向き、長い日照時間の恵みを受けています。ステンレスタンクで長時間発酵後、細かい澱の上でマセラシオンし、マロラクティック発酵はせずに最低1年以上ステンレスタンクで熟成し瓶詰されます。希望小売価格5,280円税込が、キャップシールにキズがあるためお安くなりました。

Paul Blanck Riesling Grand Cru Schlossberg Alsace
アルザスに5つのグラン・クリュを含む36ヘクタールの畑を所有し、ブランク家では「テロワールの持つ力を最大限に引き出すこと」を家訓とし、これを忠実に守ってワイン造りは行われ、1989年以来、化学肥料、除草剤類は一切使用していません。特級のシュロスベルグ畑は南向き斜面で、ミネラル豊かなワインが産出されます。完熟感のある桃やアプリコットのアロマ。パイナップルのような果実味とハツラツとした酸味があるスケール感のあるワインです。

Marcel Deiss Alsace Complantation
アルザスワインの革命児である3星生産者。ルグハイム、ベンウィール、ベブランハイム、リボーヴィレの各村の計5haの畑より。アルザス13品種の混植・混醸(リースリング、ピノ・ノワール、ピノ・グリ、ピノ・ブラン、ピノ・オークセロワ、ピノ・ブーロ、ゲヴュルツトラミネール、トラミネール、ミュスカ、ミュスカ・ア・プティ・グラン、シルヴァネール、シャスラ、ローズ・ダルザス)。粘土石灰質土壌。収量45hl/ha。平均樹齢30年。3000リットルをメインとするフードルで発酵後、12ヶ月間シュール・リー熟成。

Marcel Deiss Alsace Zellenberg
アルザスに変革をもたらしているマルセル・ダイスのジャン・ミッシェル・ダイス氏。葡萄品種より村や畑の持っている個性を表現しようと取り組んでいます。ツェレンベルグとは村の名前。その村に植えられているリースリング種、ピノ・オーセロワ種、その他ピノ系品種の混植混醸(同じ畑に色々な葡萄の木を混ぜて植え、醸造も別々ではなく混ぜて醗酵させること)で仕上げています。このワインは一点の曇りも無く、とにかく美しい味わい。柔らかく優しい酸味と果実味が溶け合い、花梨、杏、金柑、梨、桃、等々色々な果物の風味が口中に広がり長くとどまります。ダイス氏はこの村のワインを「張り、軽やかさ、光」と表現しています。

Muller Koeberle Bubble Rainette V.d.F.
ランス・アルザス地方の自然派ワイン生産者、ドメーヌ・ミュラー・ケベルレが手掛ける微発泡オレンジワインです。このワインは、リースリング種とミュスカ種という2つの品種を使用しており、それぞれの特徴が絶妙に調和しています。オレンジピールと言った果実のニュアンスが加わり、更にドライハーブと 言ったちょっとしたスパイスが、香りに幅をもたらします。味わいは見た目や香りから想像する以上にドライな味わい。ミュスカ由来の甘いニュアンスを感じますが、アフターに感じるキュっと引き締まった酸やフィニッシュを引き締める若干の苦みが全体をドライな味わいにしています。旨味も強く、抜栓後すぐに楽しめるスタイルですが、ダレた酒質ではなく、キレのあるフィニッシュが魅力的。軽やかにスルスルと飲み進められます。リースリング種、ミュスカ種。
Louis Maurer Pinot Gris Grand Cru Moenchberg Alsace
ルイ・モーラーは1996年生まれで、アルザス地方でも最も若い世代のヴァン・ナチュールの造り手です。ドメーヌはルイ氏の祖父によって設立され、現在は2代目の父のフィリップ氏が当主を務めており、ルイ氏は2016年よりドメーヌに参画し、家族のワインとは別に自身の名でワインをリリースしています。メンヒベルグ畑はアンドロー村とエイコフェン村にかけて広がるグラン・クリュで、標高230~260mの南南東向きの穏やかな斜面。泥灰土・石灰岩・砂岩および崩積土で、肉付きが良く、複雑で高貴な優雅さを兼ね備えたワインが産出されます。フードル・アルザスシエンヌで野生酵母による発酵。発酵終了後に引き続きシュール・リーの状態で16ヶ月熟成。無清澄・ノンフィルターで瓶詰め。SO2は瓶詰め時にごく少量のみ添加。ピノ・グリ種100%。2020年の生産量は1,400本。2024年1月時点のSO2トータルは18mg /L。辛口。

Louis Maurer Riesling Grand Cru Moenchberg Alsace
ルイ・モーラーは1996年生まれで、アルザス地方でも最も若い世代のヴァン・ナチュールの造り手です。ドメーヌはルイ氏の祖父によって設立され、現在は2代目の父のフィリップ氏が当主を務めており、ルイ氏は2016年よりドメーヌに参画し、家族のワインとは別に自身の名でワインをリリースしています。メンヒベルグ畑はアンドロー村とエイコフェン村にかけて広がるグラン・クリュで、標高230~260mの南南東向きの穏やかな斜面。泥灰土・石灰岩・砂岩および崩積土で、肉付きが良く、複雑で高貴な優雅さを兼ね備えたワインが産出されます。フードル・アルザスシエンヌで野生酵母による発酵。発酵終了後に引き続きシュール・リーの状態で16ヶ月熟成。無清澄・ノンフィルターで瓶詰め。SO2は瓶詰め時にごく少量のみ添加。リースリング種100%。2021年の生産量は1,800本。2024年1月時点のSO2トータルは17mg /L。辛口。

Louis Maurer Riesling Lerchenberg Alsace
ルイ・モーラーは1996年生まれで、アルザス地方でも最も若い世代のヴァン・ナチュールの造り手です。ドメーヌはルイ氏の祖父によって設立され、現在は2代目の父のフィリップ氏が当主を務めており、ルイ氏は2016年よりドメーヌに参画し、家族のワインとは別に自身の名でワインをリリースしています。レルシェンベルグは、グラン・クリュのメンヒベルグ畑に隣接するリュー・ディで、フィネス、エレガンスを備えたワインを生み出します。手摘みで収穫した葡萄をソフトにゆっくりと圧搾し、フードル・アルザスシエンヌで野生酵母のみでSO2も添加せず自然発酵。発酵終了後にシュール・リーの状態で熟成。無清澄・ノンフィルター、SO2無添加で瓶詰め。2024年1月時点のSO2トータルは8mg /L。辛口。

Louis Maurer Retour aux Sources Alsace
ルイ・モーラーは1996年生まれで、アルザス地方でも最も若い世代のヴァン・ナチュールの造り手です。ドメーヌはルイ氏の祖父によって設立され、現在は2代目の父のフィリップ氏が当主を務めており、ルイ氏は2016年よりドメーヌに参画し、家族のワインとは別に自身の名でワインをリリースしています。ピノ・グリ種を果皮ごとリースリング種の果汁に漬け込み、約12日間のマセレーション後、圧搾して、フードル・アルザスシエンヌでSO2も添加せずに野生酵母のみで自然発酵。発酵終了後、シュール・リーの状態で翌年の初夏まで熟成し、無清澄・ノンフィルターで瓶詰め。SO2無添加。ピノ・グリ種50%、リースリング種50%。総生産量2,900本。2022年11月時点のSO2トータルは16mg /L。

Louis Maurer L’etrange Orange Alsace
ルイ・モーラーは1996年生まれで、アルザス地方でも最も若い世代のヴァン・ナチュールの造り手です。ドメーヌはルイ氏の祖父によって設立され、現在は2代目の父のフィリップ氏が当主を務めており、ルイ氏は2016年よりドメーヌに参画し、家族のワインとは別に自身の名でワインをリリースしています。手摘みで収穫した葡萄を全房で果皮とともに約2週間マセレーション。発酵終了後はシュール・リーの状態で熟成し、無清澄・ノンフィルターで瓶詰め。SO2は瓶詰め時にごく少量のみ添加。ゲヴュルツトラミネール種100%。2024年1月時点のSO2トータルは16mg /L。辛口。
ラングドック

JM Boillot Les Rocques Rousanne IGP Pays d’Oc
赤、白共に評価の高いポマール村の生産者、ジャン・マルク・ボワイヨは、南仏のピク・サン・ルー村にも畑を所有しワインを造っています。醸造はブルゴーニュ・スタイルで、新樽比率1割の木樽を使って発酵、熟成(10ヶ月)を行います。豊かさと上品さを合わせ持った味わいで、少しムルソー村の白を思わせるスタイル。葡萄は2021年まではルーサンヌ種100%でしたが、2022年からは共に地元のルーサンヌ種60%、マカブー種40%で醸造しています。

Domaine Villa Noria Anfora Vin Orange coteaux de bessilles
セドリック・アルノー氏とファビアン・グロス氏が2010年から始めた新進気鋭のワイナリーです。バラ、花梨、リンゴの香、口に含むとベリー系の華やかな風味が口中に広がり楽しませてくれます。フルーティなタンニンが全体の味わいを引き締めています。3ヶ月間の醸しとテラコッタのアンフォラで熟成させました。マスカット・プティ・グレイン種30%、ピノ・グリ種30%、ソーヴィニヨン・グリ種20%、クレレット種10%、ピクプール・ド・ピネ種10%。

Domaine de Clovallon En Noir et Blanc Vin de France
クロヴァロンは、カトリーヌ・ロックによって南仏に創設された小さなドメーヌです。設立当初よりビオロジックを実践し、現在は全ての畑でビオディナミによる栽培を行い、全てのワインが厳格なデメテールの認証を受けています。野生酵母のみによるナチュラルな醸造を行い、南仏のワインでありながらフィネスと冷涼感のある、上品なスタイルで造られています。ピノ・ノワール種90%とリースリング種10%のブレンドで造られた白。ピノ・ノワールはダイレクトプレスして、リースリングは一晩スキンコンタクトを行ってから圧搾し、品種毎別々に野生酵母のみでステンレスタンクでアルコール発酵。醸造添加物は一切付け加えずに醸造。発酵終了後、2品種をブレンドし、ステンレスタンクとバリック(古樽)でマロラクティック発酵と熟成。無清澄・無濾過で瓶詰めし、SO2は瓶詰め時に必要最小限のみ添加。

Bonne Peche Bonne Peche Blanc IGP Cote du Thongue
「良い釣りを!」という意味から転じて大漁・豊作を表す縁起の良い言葉、ボン・ぺシェ。ナチュラルなワイン造りの達人が、日本のために仕込んでくれた特別なワインです。ふんわり、スッキリ、フレッシュ。ミュスカ由来の華やかで甘やかな香り。口に含むとラ・フランスのネットリとしたニュアンスに、フレッシュリンゴのような酸。葡萄の旨み満載の染み込む美味しさは、ナチュラルワインならでは。ミュスカ・プティ・グラン種、ソーヴィニヨン・ブラン種

Mas d’Alezon Cabretta Faugeres
マス・ダルゾンは、ドメーヌ・ド・クロヴァロンを創設したカトリーヌ・ロックがフォジェールで手掛けるヴァン・ナチュールです。標高300~470mの冷涼な畑ではビオディナミを実践しています。ルーサンヌ種60%、クレレット・デュ・ラングドック種25%、グルナッシュ・ブラン種とグルナッシュ・グリ種15%のブレンド。収穫した葡萄は畑と醸造所で各1回ずつ選果し、除梗をしてスキンコンタクトを行ってから破砕してフリーランジューズのみを発酵層に移して発酵を行います。酵素や培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤などの醸造添加物は一切付け加えずに醸造。クレレットは卵形のコンクリートの発酵槽で、その他の品種はオーストリアのストッキンジャー製の大樽で一緒に発酵。発酵は16~20度の低温で行い、発酵期間は3~4週間。マロラクティック発酵は完全に実施し、熟成中はバトナージュも澱引きを行わず、熟成後、無清澄で瓶詰めされます。

マス・ブレス セヴェエンヌ・ステラ IGP 2023年 750ml 税込2,310円
Mas Bres Cevennes Stella IGP
2012年以降、42haをビオロジックで栽培しています。現在のオーナーはモーリス・バルヌアン氏。バルヌアン氏が大切にしているのは自由なアイデアを受け入れること、亜硫酸添加量をもっと減らしていくことだそうです。リースリング種の特徴である白桃などのフルーティな香りや白い花、メロンなどの香りも膨らみ、温度の変化と共に、マンゴーや黄色いトロピカルフルーツの香りが前面に出て、南の白ワインらしいキャッチーで華やかな香りが溢れます。味わいは、香りに反して濃すぎないスタイル。酸もしっかりと感じ、エレガントでサラッと飲み進められる、正にデイリーワインにピッタリのワイン。少々冷やしめにして、魚介類やブリーチーズなどクリーミーな料理との相性が良い、万能な1本です。リースリング種、ロール種(ヴェルメンティーノ)、ピノグリ種。

Rere Vineyards Viognier IGP Pays d’Oc
アラン・グリニョン氏によって設立された生産者協同組合で、コストパフォーマンスの高いワインを造り出しています。畑はエロー県とオード県の境にあるアルジュリエ村、標高50~100mにあり、小石を含む粘土石灰質土壌。ステンレスタンクにて、16~20℃で2~3週間の発酵。発酵・熟成中にフレンチオークの板に接触させることで、ワインに複雑さを与えています。ヴィオニエ種特有のピーチやアプリコットのアロマに心地よい樽香があり、完熟フルーツやバニラの魅惑的な味わいが続きます。ヴィオニエ種100%。

Chateau Cesseras Minervois La Liviniere
ラングドック地方ミネルヴォワ地区セスラ村にて7世代続くドメーヌ。サスティナブルな栽培で健康的な葡萄を造ることに注力し、醸造もできるだけシンプルに干渉の少ない手法をとって、葡萄の個性を最大限に表現しています。シャトー・セスラは、ドメーヌ・クードレがトップレンジとしてリリースするワインで、最良の区画の葡萄を使用することで、深みと豊かさ、品格を備えた、洗練されたスタイルに仕上がっています。シラー種70%他、カリニャン種、グルナッシュ・ノワール種、ムールヴェードル種。
Aussieres Blason d’Aussieres Rouge Corbiere
オーシエールではラングドックの伝統にドメーヌ・バロン・ド・ロートシルトが培ってきたボルドーの伝統を融合させたワイン造りを行っています。ブラゾン・ド・オーシエールはセカンドワイン。力強いガリーグ(野生ハーブ)やクローヴなどのコルビエールらしい香り。力強く、深みのある味わい。若いうちから非常に滑らかなタンニン、良く溶け込んだ樽の風味。フレッシュな風味と骨格を兼ね備えたワインです。シラー種36%、グルナッシュ種35%、ムールヴェードル種12%、カリニャン種9%、アリカンテ ブーシェ種8%
Zelige caravent Velvet Pic Saint Loup Magnum
リュック・マリー・ミッシェル氏が2000年にピク・サン・ルー村で始めた生産者。人気ロックグループ「ヴェルヴェットアンダーグラウンド」から命名されたキュヴェ、粘土石灰土壌のシラー種を主体にセメントタンクで発酵24ヶ月熟成しました。深い紫色にカシス、ビャクダン、カカオ、コーヒーの香り、黒コショウのスパイシーなニュアンスも感じます。高標高、石灰土壌からくる石を噛んだようなミネラルが冷涼感を生み出し、ボリューム感のある果実味を下支えしています。とあるワイン会でこのワインを飲みその美味しさに感動しました。マグナムボトルなので、さらなる成長も期待できます。シラー種90%、サンソー種10%。

テモワン・デュ・タン カベルネ・ソーヴィニヨン IGP ペイ・ドック 2023年 750ml 税込1,540円
Temoin du Temps Cabernet Sauvignon IGP Pays d’Oc
コストパフォーマンスの高さで定評のあるLGI社のワイン。ワイン名の「Temoin du Temps(時の証人)」は、良いワインを造るには時間がかかることを示しています。畑はサンシニアンの南に位置し、標高50~100mで石の多い粘土石灰質土壌。平均樹齢20~25年。ステンレスタンクにて25~29℃で2~3週間の発酵・浸漬。フレンチオークステイヴと共に6ヶ月の熟成後、アメリカンオークステイヴと共にさらに3ヶ月の熟成。赤果実や黒果実のパワフルなアロマにコーヒーやバニラの豊かな樽香が調和し、なめらかなタンニンと長い余韻が楽しめます。カベルネ・ソーヴィニヨン種100%。
Domaine de Chamans Open Now Minervois
ビオディナミの手法に基づいたワイン造りを追求している生産者。機械類や、収獲した葡萄を運ぶ為のトラックの使用は土壌に悪影響を与えるという考えから極力抑えられており、その代わりに馬、豚、にわとり、ハチ、そして羊といった動物たちとともに生物多様性を創る事を重要視した葡萄栽培を心掛けています。2年間澱とともに熟成させ、ノンフィルターで瓶詰め。2010年にAB、2011年にdemeterの認証を取得。シラー種60%、ムールヴェードル種40%。

Ferrandiere Reserve Pinot Noir IGP Pays d’Oc
畑が位置する場所は干潟だったところで、土壌は多くの塩分を含み、その土壌に由来するミネラル豊かな質の高いワインが生み出されています。リザーヴ規格のピノ・ノワールは、夜間に収穫した葡萄を使用し、除梗後、10℃を保ちながら3日間スキンコンタクトを行いアロマと色を抽出。最高25℃でアルコール発酵し、さらに5日間のスキンコンタクト後圧搾し、ファースト・プレスのものだけをブレンド。マロラクティック発酵後、70%をフレンチオーク樽、残りをアメリカンオーク樽で6ヶ月熟成させた贅沢な造りをしています。イチゴやサクランボの果実味にほのかなシナモンなどのスパイス風味が感じられ、ピノ・ノワール種らしい心地良い酸味が味わいを引き締めています。

Plaines Sauvages Alicante Bouschet Cepages Oublies No.5
アリカンテ・ブーシェ種はグルナッシュ種とプティ・ブーシェ種による交配品種です。アリカンテ・ブーシェ種単一で造られるこのワインは、深みがあり、おおらかで南仏らしい暖かみが感じられます。除梗し、一部は伝統的な方法で醸造し、一部はマセラシオン・ア・ショー(マストに熱を加える)を行い、豊かな色合いとアロマ、タンニンを抽出します。発酵後、フレンチオークで4ヶ月熟成させることでワインに複雑さを与えています。赤や黒のベリーの非常に華やかアロマに加え、かすかにスミレの花の要素も感じられます。さらにかすかに樽のスモーキーなニュアンスもあります。しっかりと厚みがあり、豊かな味わいが楽しめる1本です。

Mas Bres Cevennes Luna IGP
2012年以降、42haをビオロジックで栽培しています。現在のオーナーはモーリス・バルヌアン氏。バルヌアン氏が大切にしているのは自由なアイデアを受け入れること、亜硫酸添加量をもっと減らしていくことだそうです。カシス、ブラックベリーと言った黒系の小粒な果実やスミレの様なフローラルな香りが膨らみます。ジャムの様な煮詰めた感じは少なく、フレッシュな果実の香りに包まれます。比較的シラー種のニュアンスが強く、黒胡椒の様なスパイスを感じますが、丸みのある果実やタンニンが柔らかな口当たりをもたらし、アフターはエレガントに仕上がっています。少々冷やして、シャルキュトリー、羊料理などと飲む事をお勧めします。メルロ種、グルナッシュ種、シラー種。

Lou Dumont Kurenai No Buta IGP Pays d’Oc
この度、スタジオジブリのプロデューサーであり書家としても活躍中の鈴木敏夫氏が、フランス・ブルゴーニュ在住のワイン醸造家「ルー・デュモン」仲田晃司氏プロデュースのワインラベルを手がけました。2018年1月に鈴木氏のアトリエにて収録されたラジオ番組「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」に仲田さんが出演した折、映画「紅の豚」の大ファンである仲田さんのために、鈴木氏が特別に書き下ろした書をラベルにしたものです。メルロ種70%、シラー種20%、カベルネ・ソーヴィニヨン種 6%、カベルネ・フラン種4%、のブレンド。標高500メートルの粘土石灰質土壌の畑より。平均樹齢20年。ステンレスタンクで発酵後、約半年間熟成。「4つの貴品種をブレンドした「紅の豚」は、バランスが良く複雑な味わいが特徴です」。
ルーション

Chateau de Jau Or Ange Vin de France
南仏エロー県でワイン造りと現代アートをこよなく愛するドーレ家が運営する実力派ドメーヌ。このワインは白ぶどう品種シャルドネ、ヴィオニエ、ミュスカ、プティ・マンサン、ゲヴュルツトラミネールを赤ワインの様に醸したオレンジワイン。果皮、果梗、種と共に10日間の浸漬を行い、その後ステンレスタンクにて細かな澱と共に数ヶ月の熟成。ドライフルーツ、紅茶、オレンジの皮、はちみつの様な香りと味わい、そして仄かなタンニンが感じられる軽やかなスタイル。ワイン名は仏語オレンジ(Orange)をOR(黄金)と、ANGE(天使)に掛けています。

Jean Marc Lafage La Colline Aux Fossiles Chardonnay IGP Cotes Catalanes
ルーションの地でテロワールの魅力を世に送り出すべく情熱を注ぐドメーヌ。ジャン・マルク・ラファージュとエリアンヌ夫妻はモンペリエ大学で共に醸造学を学び、ワインの醸造に関わって以来世界中を巡り、醸造コンサルタントを経て、ドメーヌを引き継ぎます。リムーにある畑の平均樹齢30年のシャルドネ種を使用。8月末にナイトハーヴェストを行い、12時間のスキンコンタクト。70%をタンク、残りを木樽で野生酵母により醗酵。新樽比率30%。8%をマロラクティック発酵を行い、最後にブレンド。

Jean Marc Lafage Impro Mais Pas Trop IGP Cotes Catalanes
ルーションの地でテロワールの魅力を世に送り出すべく情熱を注ぐドメーヌ。ジャン・マルク・ラファージュとエリアンヌ夫妻はモンペリエ大学で共に醸造学を学び、ワインの醸造に関わって以来世界中を巡り、醸造コンサルタントを経て、ドメーヌを引き継ぎます。口当たりが優しく、花のアロマが鼻に抜け、フレッシュな塩味が口中に広がる余韻が心地よいワインです。発酵前に0℃の低温で果汁を安定させ、野生酵母で発酵。マセラシオンは12時間。4ヶ月のシュール・リー熟成。無濾過で瓶詰。ロール種50%、ルーサンヌ種50%。

Jean Marc Lafage Cuvee Authentique IGP Cotes du Roussillon
ルーションの地でテロワールの魅力を世に送り出すべく情熱を注ぐドメーヌ。ジャン・マルク・ラファージュとエリアンヌ夫妻はモンペリエ大学で共に醸造学を学び、ワインの醸造に関わって以来世界中を巡り、醸造コンサルタントを経て、ドメーヌを引き継ぎます。カリニャン種50%、シラー種40%、グルナッシュ種10%のブレンドで、カリニャンはピレネー山脈の麓レザスプルエリア、シラーは地中海沿いの丸石が多くみられる畑、グルナッシュは高温のアグリのエリアから収穫され、カタルーニャ地方の多彩な土壌の特徴が詰まったワインになります。
シュド・ウェスト

Alain Brumont Chateau Montus Blanc Pacherenc du Vic Bilh
マディラン地区の筆頭シャトー・モンテュスが造る白。リッチなバニラ、バター、マッシュルームや香ばしいトーストのアロマ。ふくよかでバランスの良い味わいで、余韻も長く続きます。仏で最も権威のあるワイン評価本クラスマン(2004年版)も、『モンテュスの辛口・白に匹敵するワインは、われわれの知る限り他には存在しない』と絶賛。プティ・クルビュ種100%を600Lの木樽で24ヵ月熟成させています。

ドメーヌ・デュ・モンコー エイタ ブラン IGP ピレネー・アトランティック 2023年 750ml 税込3,300円
Domaine du Moncaut Heita Blanc IGP Pyrenees Atlantiques
2005年にソフィー・ド・サレット女史によって、ピレネー山脈の麓に設立された小さなドメーヌ。2002年からフランスで最も権威あるワイン専門誌『ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス』のジャーナリストとして活躍し、その後、ディディエ・ダグノーやシャトー・パルメなどで栽培・醸造を学び、ワイン造りを始めました。エイタは地元の言葉で「冒険」を意味する言葉で、ジャーナリストからワイン造りという冒険に乗り出したことから命名されました。栽培は厳格なリュット・レゾネ。ステンレスタンクで野生酵母による発酵と熟成を行い、マロラクティック発酵は行わず、熟成後ごく軽く濾過をして瓶詰め。コロンバール種53%、グロ・マンサン種24%、ソーヴィニヨン・ブラン種18%、グロ・マンサン種5%。

Cosse et Maisonneuve Abstemes S’abstenir Vin de France
カトリーヌ・メゾヌーヴとマチュー・コスにより1999年にカオールに設立されたドメーヌで、栽培はビオディナミを実践し、自然発酵によるナチュラルワインを生産。「黒いワイン」と呼ばれ濃厚な味わいを特徴としたカオールのイメージを変える、エレガントで味わい深いワインを造り出しています。「アブステム・サブステニール」は直訳すると「放棄することを破棄する」で、「禁酒宣言した人の禁酒を止めさせる」意訳となり、「思わず飲んでしまうワイン」ということを表しています。コンクリート製のタンク内で自生酵母を使用して醸造、木樽(使用樽)で熟成後、無清澄、無濾過でボトリング。ガメイ種100%。
プロヴァンス

Chateau Roubine Lion&Dragon Rose Cru Classe Cotes de Provence
プロヴァンス クリュ・クラッセのロゼを語る時、希少なティブーランを抜きには語れません。皮は薄く、果実の大きさの均整の取れていない、果実の粒が次々と落ちるクーリー病に弱く、収量の予測がつきにくい葡萄で、グルナッシュやサンソーに多く植え替えられてしまい、生産は広がっていません。しかし糖度が高く、実にフルーティーで魅力の詰まった葡萄です。ここのティブーランは80年以上の古木の葡萄を手で収穫し、24時間低温で一定温度に保管され、低温でのスキンコンタクトを施し、樽に移され6か月間熟成。まろやかでフルーティーで高級感を伴う奥行きのある味わいです。ティブーラン種、ガルナッチャ種、ロール種、ムールヴェードル種。
ジュラ

Domaine de La Pinte Arbois Savagnin Ouille
1953年に設立し、現在は34ヘクタールまで畑を拡大。アルボワを象徴するドメーヌとして名声と高い評価を得ています。ステンレスタンクで土着酵母にて発酵し、主醗酵後にマロラクティック醗酵を実施。熟成はオーク樽(仏産228L及び大樽)にて36ヶ月。パッションフルーツやエキゾチックフルーツのアロマに仄かにスパイスやキンモクセイの香りが現れます。持続性がある酸と長い余韻をもつ味わい深いワインです。2009年よりビオディナミを実践。
Fruitiere Vinivole D’Arbois Arbois Vin Jaune
1906年にジュラにある生産者たちによって設立されたフランス最古の協同組合の一つ。テロワールを表現した、高品質のワインを造ろうという強い思いをもって設立されました。現在は、100近いメンバーが集まり、約250ヘクタールの葡萄畑で、年間100万本以上のワインを生産しています。ジュラを代表するワイン。色調は黄金色で、産膜酵母の下で6年と3カ月間熟成させた結果、フレッシュなクルミ、クミン、サフランのようなスパイスのアロマが生まれます。力強く複雑なアロマが永続的に続くかのように口中に留まります。サヴァニャン種
サヴォワ
コルス島

Granajoro Monika Blanc AOP Corse Port Vecchio
コルス島で1974年から有機栽培を実践する生産者。モニカ・ブランは、地元のヴェルメンティーノ種100%。選果した実を、ステンレスタンクで2週間低温発酵。マロ・ラクティック発酵はせずに、タンクで3ヶ月熟成。味わいはフレッシュなグレープフルーツの果実味に、レモンピールと塩味を思わせるミネラル感が余韻を引き締めます。南の島で夕日を眺めながら味わいたい白です。

Umanu Pinot Noir Niellucciu Ile de Beaute
ウマヌ現地語で「コルシカ人」のを表す言葉です。この生産者組合はピノ・ノワールはコルシカ島最大の栽培面積を所有しており、この地特有のシスト土壌から、繊細でエレガントなピノ・ノワールが生まれます。ニリュチュウは、とても華やかな香りを特徴とする、果実味たっぷりのワインです。ピノ・ノワールを主体としてニリュチュウを少しブレンドすることで、いちごのようにジューシーな果実味、爽快な森林の香り、様々なハーブやスパイスを思わせる複雑味、そして豊かなコクを一度に楽しむことができる赤ワインとなります。ピノ・ノワール種80%、ニリュチュウ種20%。
Clos Marfisi Gritole Rouge Patrimonio
コルシカ島北部パトリモニオ地区の生産者。海から800m程のグリトール畑の土壌は粘土と石灰と古い沖積土。葡萄は有機栽培された樹齢25年のニエルチオ(サンジョヴェーゼ)種。除梗後、10日間のマセラシオンを行い、醗酵はステンレスタンク。その後12 ヵ月間セメントタンクで熟成。ピジャージュを減らした優しい抽出を行い、タンニンが柔らかくプラムを思わせる果実味が楽しめます。
クロ・マルフィジ ラヴァニョーラ ルージュ パトリモニオ 2017年 750ml 税込4,290円
Clos Marfisi Ravagnola Rouge Patrimonio
コルシカ島北部パトリモニオ地区の生産者。海から100m程の畑は潮風が葡萄に付着し、ミネラル感豊かな味わいになります。葡萄は佑樹栽培された樹齢50年のニエルチオ(サンジョヴェーゼ)種。除梗後、3日間の低温浸漬をし12日間の醗酵後に12 ヵ月間ステンレスタンクで熟成。味わいはスモークを思わせる香りに、凝縮した果実味があり、余韻にミネラル感とサンジョヴェーゼ種を思わせるタンニンが楽しめます。

Francois Labet Pinot Noir IGP Ile de Beaute
クロ・ド・ヴージョ最大の所有者シャトー・ド・ラ トゥールのオーナー、フランソワ・ラベがコルシカ島で造るワイン。幼年期からこの地を訪れたフランソワは何時かはこの地でワイン造りをと夢見て2009年に実現。コルシカ島東側のプルネリ・ディ・フィウモルボの村の畑の葡萄を使用。100%除梗し、ステンレスタンクにて発酵。熟成は1/3樽、2/3はタンクで4ヶ月行います。濃厚だが洗練された果実味を感じる味わいはブルゴーニュでもニューワールドでもないネオクラシックで近年高騰するブルゴーニュを考えると圧巻のコスパワインです。