DRC Romanee St. Vivant
ブルゴーニュにとどまらず、世界最高のワイン生産者と評価されるドメーヌ・ロマネ・コンティ社。「ロマネ・サン・ヴィヴァン」は、コート・ド・ニュイの中心に位置し、しばしば「ニュイの真珠」とたたえられるヴォーヌ・ロマネ村にある6つの特級畑のうちの一つです。この畑は、9.43haのアペラシオンで、DRCはこの半分以上(5.28ha)を所有しています。ロマネ・コンティを取り巻く特級畑の中でも熟成が早いといわれますが、繊細な香り・味わいを持ち、気品溢れるテイスト、バランスが良く柔らかい口当たりが特徴です。ロマネ・サン・ヴィヴァンの大部分は、マレ家が数世紀にわたり所持してきたもので、同家がこの畑を買ったのは1790年のこと。その後多くの区画が切り売りされたものの、子孫のネラン家は1988年までは、ロマネ・サン・ヴィヴァンの半分を保有していました。しかしこの年、巨額の相続税が課せられたためにDRCに売却されれてしまいます。DRCは長い間ネラン家の区画を耕作してワインを造り、DRCのラベルで販売してきましたが、そこには敬意を表して「マレ・モンジュ(MAREY-MONGE)」の名が記されています。
※完売いたしました。