Mathilde et Yves Gangloff Cote Rotie Sereine Noire
ミュージシャンであり醸造家である「イヴ・ガングロフ」。赤ワインの醸造は正確性だけでなく芸術性も必要なんだと再認識させてくれます。モダン化が進むコート・ロティにおいてガングロフは造り手の間でも憧れの存在ですが、モダンな味わいではありません。彼のコート・ロティはバリックでの発酵、熟成。一部は新樽も使われますが樽の風味を感じさせない程の葡萄のポテンシャルがあるのです。樽からの試飲では圧倒的な凝縮度と畑毎の個性の違いに驚かされます。このセイレン・ノワールは南部「コート・ブロンド」にあるモラール(1936、1950年植樹)と北部「コート・ブリュンヌ」のロジエル(1980年植樹)のアッサンブラージュで、年によりブレンド比率は変わります。古い樹なので50~70%は除梗せずに全房で発酵。60%新樽で23ヶ月熟成。シラー種、ヴィオニエ種。
完売致しました。