12月に入り冬本番です。そして、我が家にとって冬になると頭を悩ますのが、窓の結露です。築20年を越える古いマンションは二重ガラスでなく、部屋も一番端にあるため、窓にびっしり水滴が付き、拭き取りを怠るとサッシの下の部分に水が溜まり始めます。そこでサッシの下部にタオルを敷き、朝に取り替える作業を行います。でもその濡れたタオルを干せば、又その水分は室内の空気中に蒸発し、夜の冷気で冷やされると再び窓に結露として現れるのです。これはまさしく輪廻の世界で、メビウスの輪のように終わりがありません。
根本的には室内の水分を減らすことです。しかし子供がいると洗濯は当然毎日で、外に洗濯物を干せない冬場はどうしても湿気が部屋にこもります。一番の解決策は外窓を二重ガラスにする事ですが、1枚10万円以上もするため6枚の窓を換えることは現状では無理。そこで仕方なく近所のホームセンターで結露用の新製品を見つけては試してみることが毎年恒例になってしまいました。
スプレーでガラスにゲル状のモノを吹き付けたり、窓の下部に結露の水受けタンクを付けたりしましたが効果はいまいちでした。今のオススメはスリーエム社が出している薄いビニールのフィルムを窓枠に貼り簡易二重ガラスにする方法です。ただ家の窓枠は4辺の高さが均一でない為、模型飛行機に使うような細長い板を窓枠に加工してフィルムを貼ります。ただ貼ったフィルムは1年経つと隅が剥がれてくるため、今年は不織布を窓内側に貼る新製品を買い、効果をみているところです。
私は性格的に一度買った物は多少使い勝手が悪くても、だましだまし使う方なのですが家内は違います。私がセコセコ使っているのを横で見ているだけで、いらいらするそうなのです。どなたか結露対策に良いアイデアをお持ちの方がいらしゃいましたら、ご一報ください。
- 2004年 11月
- 2005年 1月