今月はコンピューターの話です。4月にマックとウィンドウズのパソコンを一台ずつ買いました。
ワインショップフジヰの商品の値札を作っている家内は、元々デザイン事務所勤務。当然デザイン業界にいただけにパソコンはアップルを使っています。しかし妻が持っているのは約10年前の「パワーマック7600(当時30万円弱)」という骨董品。インターネットで写真の多いホームページを見ると容量を超えて固まってしまうので、画面を10センチ角以下に小さくして、スクロールしながら全体を見ていました。
私はその姿を横で見ているとイライラするので取り替えろと言うのですが、今の機種を買うと全てが新しすぎてプリンターがつながらなく、データも使えなくなるといってそのまま使っていました。そんな時、私の友人でマックを使ってるデザイナーから「今使っている機種より少し新しい機種を中古で買えば安いし、古いプリンターにも何とかつながるよ」と聞き、東橋のそばにあるお勧めの中古パソコン専門店「DOー夢(ドーム)」に行って来ました。
広い店内には数え切れないほどのパソコンが並んでいます。店員さんは皆若いのですが商品知識が非常に詳しく、妻の機種を言うとつながる機種を教えてくれます。ただあまりに台数が多くてどれを選んで良いのか解らなくなり、私の友人に同行してもらってマックのG4(ジーフォー)でも一番古めの物を29,800円で買いました。これにキーボード1,980円と、メモリーを576メガに増やして合計で約4万円。
もう一台は会社で使っているウィンドウズのパソコンがオーバーヒートの後、急にぐずりだしたため取り替えることにしました。コンピューター担当の専務は、会社で付き合いのある業者さんに昼前電話で希望を言って、ショップメイド(パソコンショップが独自に部品を組み合わせて組んだ機械)の新しいパソコンが夕方には店に届けられました。こちらは「セレロン2.53ギガ、ハードディスク80ギガ、メモリー512メガ、液晶17インチ・ディスプレー付き」といったスペックの新品で105,000円也でした。
私自身パソコンは全然詳しくなく専務の言われるままに使っているだけですが、そばやラーメンの様に出前で届くウィンドウズと、つなぐにも色々相性があって手間がかかるマックはまるで違う物なのですね。
さて今月のお勧めワインは、アルザス地方ショフィット社のピノブラン V.V. ’02年。比較的個性に乏しいピノブラン種ですが、このワインには驚かされました。収穫を遅らせたのでしょう、ハッキリと貴腐ワインの香りがたってきます。味わいはドライですが、この芳醇な香りに魅了されない人はいないでしょう。ぜひ一度お試しください。