フジヰニュースが一ヶ月遅れましたが、今年も宜しくお願い致します。
さて今月の独り言はお店の話。年明けの1月17日、当社と同じ南3条西3丁目にある新山ビル(中山ミシン店から西に50歩!3条通り北向き)1階に、得意先である「ソルトピーナッツ」のラーメン店が開店しました。
この店の広さはなんと2坪!カウンター4席のラーメン屋さんです。オーナーの金野氏がインターネットで調べた所、日本最小ではなかったそうですが、充分驚くべき狭さです。
味は今風の濃厚な豚骨タイプとは逆の和風テイストで、体重を気にする私の年代に受けそうなタイプ。私もいただきましたが、身体にしみこむ様な澄んだ味わいは、有機栽培で酸化防止剤を使わない自然派ワインを思わせます。そして店内は意外に落ち着き、子供の頃押し入れで遊んだ事を思い出しました(金野さんごめんなさい!)。
「和風支那そば」は一杯500円。店を任されている高塚さんはイケメンで手際が良く、ヒットする予感を感じました。営業時間は昼から夜11時ぐらいまで(火曜定休)。途中に中休みがあるそうですが、店に電話はありません。こってり系ラーメンが苦手な方はぜひ一度お試しあれ。
さて、今月のおすすめワインは、熟成し飲み頃となった物でお得な値付けのワインを選びました。
まずはラ・シャブリジェンヌのシャブリ1級畑ヴァイヨンの99年。ミネラル感が豊かで12年を経たとは思えないハツラツとした味わいを持ち、この価格は絶対にお得でしょう。数量限定なので、ご希望の方はお早めに!
ボルドーの赤はシャトー・ラ・ヴァリエール95年。16年も前のワインがこの価格!しかもカベルネの風味が今もしっかりとあり、更なる熟成も可能なポテンシャルを充分感じます。
南仏からはサンタ・ジュックのラストー村レ・プロヴァック03年。暑かった03年らしい強さとスパイシーさに、8年を経て開いてきたアニマルの様な熟成香が楽しめます。
イタリアからはボッター・カルロのコペルティーノ・リセルヴァ06年。南特有のふくよかな果実味が5年を経て木樽風味と混じり始め、飲み頃の旨味が出てきました。
スペインからは白、グラン・バザンがリアスバイシャス地区、アルバリーニョ種で造られた芳醇な辛口。6年熟成による複雑な風味は、鳥かブタ肉と合わせたくなる強さを持っています。
そして最後は、飲み過ぎた時に助けられた強力な助っ人、翌ケロと、カラダにしみこむクルクミン。翌ケロは罰ゲームの様に苦く飲みづらいのですが、この苦味が心理的にも身体的にも効くのです。一方グミ・タイプのカラダにしみこむクルクミンも同様に効くのですが、私にとっては何というか飲み易すぎて実感がわいてこなく感じてしまうのです。アンプル入りの翌ケロはやはり脂ぎった男性用で、キュートなグミタイプは女性用という分け方がいいと思います。