今月は音楽の話。
私は流行りの音楽を聴くのが大好き。中学の頃に流行っていたフォーク・ミュージックから始まり、ロック、ブルース、ソウル、ジャズと、節操なくカッコいいと思うものを聞いて来ました。
そして今の私のお気に入りは「クオシモード」と、「インディゴ・ジャム・ユニット」で、共に今は解散した日本人のジャズ・ユニットです。2つのグループは共にメンバーは4名で、ピアノ、ベース、ドラム、パーカッションという構成。特にインディゴの方は、この4人が自身の楽器で戦うように、他のメンバーと応戦を繰り広げ、もう一方のクオシモードはバトルをしながら、メロディも重視といった所でしょうか。
それでもこの2グループ一番の見せ場は、ドラムとパーカッション二人の打楽器による応戦です。ただ、誰もがこの音をカッコいいとは思わないようで、家内と二人でドライブ中に私がこの2グループのCDをかけていると、「聞いていると、何か急かされているような気持ちになるので、止めて!」と言われてしまいます。
こう考えると家内とは映画の趣味も、音楽も、食べ物も、突き詰めると全ての好みは違っていますが、今のところは夫婦を続けています。子が「かすがい」なのでしょうが、息子は息子で映画はあまり好きではなく、音楽の趣味も全然違います。
でも考えてみたら私の両親も全く好みは別でしたから、何とか妥協点を探りながらでも一緒に暮らすのが家族なのかもしれません。無理して合わせようとはせずに、お互いの個性を尊重しながら家族を続けて行く事こそ、平和の第一歩かなと思います。