Okusiri Winery Chardonnay
北海道奥尻島で始まったワイナリー。海に近い畑は潮風の影響で独自のミネラル感が特徴です。2024年でシャルドネは生産終了となりますので、今回がラストヴィンテージです。特殊冷却による酒石酸落としをおこない早期の瓶詰を行いました。すっきりとした飲み口とシャープな酸、フレッシュな果実味の感じる味わいです。やや辛口。
Okusiri Winery Chardonnay
北海道奥尻島で始まったワイナリー。海に近い畑は潮風の影響で独自のミネラル感が特徴です。2024年でシャルドネは生産終了となりますので、今回がラストヴィンテージです。特殊冷却による酒石酸落としをおこない早期の瓶詰を行いました。すっきりとした飲み口とシャープな酸、フレッシュな果実味の感じる味わいです。やや辛口。
Fourrier Bourgogne Blanc
ジュヴレ村で高評価を受けている若手生産者。88年にはアンリ・ジャイエ氏、93年には米オレゴン州のドルーアンで修行した後、94年からジュヴレ村で父の後を引き継ぎました。醸造は自然酵母を用いてテクニックを求めず、この土地と葡萄の風味を素直に表現しています。自社畑産シャルドネ種からの珍しい白。
Bonny Doon Le Cigare Orange Central Coast
カリフォルニア州でカベルネやシャルドネではなく、南仏の品種にこだわる生産者。品種はグルナッシュ・ブラン種45%、ピノ・グリ種25%、グルナッシュ・グリ種14%、オレンジ・ミュスカ種9%、シュナン・ブラン種7%と多種。除梗後に果皮や種子と共に回転型発酵タンクに入れて2週間以上発酵させる事で、種、皮からにが旨味が抽出され、オレンジワイン独自の味わいが生まれます。ワインは杏やオレンジの風味に、ベルガモット等のスパイス感が香ります。フルーティーさとにが旨味に、爽やかな酸味が調和した味わいは様々な料理と相性が良く、特に中華には最適でしょう。
Bonny Doon Picpoul Central Coast
カリフォルニア州でカベルネやシャルドネではなく、南仏の品種にこだわる生産者。品種は南仏でも貴重なピクプール(舌を刺すの意)種88%、ヴェルメンティーノ種12%。手摘み収穫後に房ごと搾り、果汁を低温でタンク発酵させます。石や油分を思わせる穏やかな香りに、果実味と豊かな酸味が楽しめるメリハリの利いた味わいが舌の上で弾けます。生ガキやチキンフライなど、レモンを搾っていただく料理に合わせてみてはいかがでしょうか。
Domaine Laroche Chablis Saint Martin Magnum
シャブリ村に60haの畑を所有するシャブリで最も歴史あるドメーヌで、広大な畑全域でサステイナブル農法を行い、除草剤、殺虫剤、防腐剤は使用していません。サン・マルタンはドメーヌが所有するアペラシオン・シャブリの畑のブレンドで、土壌は全てキンメリジャンです。多くの区画をブレンドすることにより芳醇さや複雑さをワインに与えています。新鮮さとフィネスと共に強さを持ち合わせ、テロワールの持つ独特なミネラルが感じられます。発酵はステンレスタンクで、熟成は澱と共にステンレスタンクと15%フードル(55hl)を使用。
Fanny Sabre Bourgogne Blanc
2000年に急逝した父の後を継ぐことを大学在学中に決断し、フィリップ・パカレに師事して2007年に設立したドメーヌ。有機栽培を行う畑は小規模ながら質の高い区画を厳選し、現在7ヘクタールから約18種のワインを手掛けています。創業当初よりテロワールの個性を表現すべく、介入を極力行わないワイン造りを行っています。ムルソー村とポマール村の2区画のシャルドネをブレンド。粘土石灰質土壌。樹齢40年。48時間デブルバージュ後、500Lの樽(新樽30%)で発酵・MLF。500Lの新樽と288Lの2年樽で11ヶ月熟成。焼きリンゴのアロマ。 魅力的な甘いフレーヴァーから繊細な酸を伴うフィニッシュへと続きます。
Grape Republic Bianco
ナチュラルワイン造りを行うワイナリー。山形県産のデラウェアとナイアガラを使用。 除梗し24時間スキンコンタクトしたデラウェアを軸に、12時間スキンコンタクトしたナイアガラとデラウェアをブレンド。 ステンレスタンクにて発酵、熟成。野生酵母での発酵、無清澄、無ろ過、酸化防止剤無添加。食用葡萄のフレッシュで甘酸っぱい味わいを基調に、和梨のようなみずみずしい味わい。 後口には塩味と共に柔らかいタンニンと青みのある余韻も感じられ、全体をバランス良く引き締めています。デラウェア種90%、ナイアガラ種10%
Weekend Wines Peachy Keen Orenge Central Otago
ウィークエンド・ワインズは2022年設立ニュージーランド セントラルオタゴに設立された新進気鋭のワイナリーです。リリースされるワインは全て有機栽培されたブドウから、人的介入を最小限にしたアプローチで造られます。そのスタイルは真摯なクオリティがベースにありながらも、フルーティでキャッチーな風味に溢れており、オーナーであるメグ・バッタンズビー女史の想いを体現したものとなっています。野生酵母による自然醗酵および7日間のスキン・コンタクト。ステンレスタンクおよび古樽(フランス産)で6ヶ月熟成。ごく少量の亜硫酸と共にボトリング。ノンフィルター、清澄剤不使用。白濁したオレンジカラー。ネクタリンや皮の風味に華やかなアロマ。ポカリ感あるテクスチャー。ピノ・グリ種67%、ゲヴュルツトラミネール種33%。
Wonderwerk Lul Yuze Lite California
旧友であるアンドリュー・ラルディとイサム・カミデがカリフォルニアにて立ち上げたワイナリー。信頼のおける栽培農家から葡萄を購入して、自由な発想と体に優しいヘルシーなナチュラルワインを手掛けています。ステンレスタンクにて葡萄の搾りかすを発酵。別のステンレスタンクにて、リースリングにピューレ状の柚子の皮(宮崎県産)を入れ、4日間マセラシオンし、濾過後にピケットのキュヴェとブレンド。柚子の爽やかな香りと共にほんのりライム、ハーブのアロマ。心地よい柔らかい泡が感じ取れ、柚子などの柑橘系の果実味と綺麗な酸が口内に広がります。余韻には程よい果皮の渋みが残ります。微発泡。リースリング種&ミュスカ種&ピノ・グリ種&ゲヴェルツトラミネール種&モンテプルチアーノ種75%(再発酵分)、リースリング種25%
Marcel Deiss Gruenspiel Premier Cru Blanc Alsace
アルザスに変革をもたらしているマルセル・ダイスのジャン・ミッシェル・ダイス氏。葡萄品種より村や畑の持っている個性を表現しようと取り組んでいます。このグリュエンスピール畑は1.5ha。平均樹齢30年。リースリング種、ピノ・ノワール種、ゲヴェルツトラミネール種が約3分の1ずつの混植・混醸。わずか10cm程度の砂礫質・花崗岩質の表土に、重厚な泥土質・粘土質の基層。ダイス氏曰く「各品種の個性は感じられないでしょう?このワインは、テロワールの個性が品種の個性を上回ることの証明書でもあります」と。ダイスのプルミエクリュの白の中では、もっとも濃密かつ重厚なスタイルで、「ブラインドだと赤と間違える人も多いです」(ダイス氏)。フランスの高級レストランのオンリストがとりわけ多い作品です。リースリング種1/3、ピノ・ノワール種1/3、ゲヴュルツトラミネール種1/3。