2002年 12月

 当たり前ですが、子供が産まれると外での食事はほとんど出来なくなります。そんなわけで、最近得意先へ伺うことが出来ないのですが、世の中の流れは速く、ウェイティングの列が出来ていたお店が閉店したり、新しいお店もどんどん出来ています。
 そんな中で、平岸の長春飯店(ちょうしゅんはんてん)と言う中華料理店が1年ほど前に閉店したのは結構ショックでした。今でも内臓肉でガツの冷製前菜と紹興酒の組み合わせは思い出してしまうほどです。
 ところが先日弟が偶然お店の方にお会いしたのです。何でも病気をされて治療のために中国へ戻っていたそうで最近、桑園でお店を始めたとのことでした。
 10年以上も通っていた店がまた再開されたうれしさ。そして、ここ数年伺っていなかった間に、良く一緒に行った母が亡くなり、私の結婚と長男誕生。振り返ることをしなかった、ここ数年の出来事が急に自分の頭の中でわき上がりなぜか一人で放心状態になってしまいました。