今月はカフェのお話。
家内はカフェ好きですが、近年はコーヒーではなく日本茶のカフェがお気に入り。なんでも2025年11月に札幌で行われた「日本茶AWARD2025三次審査 北海道会場」で出品された20種の厳選された日本茶と同じ物を、2026年2月に再度飲み直すという集まりに家内と共に参加しました。会場は家内が時々伺うお店「日本茶にちげつ」さんで、参加者10名程の小規模な会でした。男性は2名のみ、僕以外は皆さん顔見知りのようで、僕だけがアウェー感を持って参加。昨年の日本茶AWARD2025では同じ20種のお茶をブラインド(銘柄名を明かさずに)で試飲したそうですが、今回は銘柄名とそのお茶の説明等を聞きながらの試飲でした。
ワインの試飲はいつもしているので、日本茶の試飲も何とか出来るのでは?と思って参加しましたが、真剣に2時間近く試飲をするとヘとヘとになりました。20種の日本茶リストには、お茶の分類、生産者名、産地の県名、商品名、価格、急須に入れる茶葉のグラム数、注ぐお湯の温度と蒸らす秒数など様々な情報が書かれています。僕は煎茶、ほうじ茶、ぐらいしか知らなかったですが、一番茶、二番茶、釜炒り、深蒸し、更にお茶の品種名で、さえみどり、やぶきた、あさつゆ、つゆひかり等々、とにかく知らない言葉だらけ。渡されたテイスティングノートに自分の言葉でコメントを書きましたが、色も香りも味わいも全て異なりますが、みんなおいしいお茶なので順位を付けるのが難しかったです。
当たり前の事ですが、品質を正しく評価するには経験値を上げて、自分の頭の中に全体を測る「ものさし」が出来ないと、「好き」か、「嫌い」ぐらいしか言えないことが分かりました。勘違いしやすいのですが、自分は感度が高い舌を持っているのでは無く、ワインの試飲に関しては経験値が一般の方よりも高いだけなんだと気付かせてもらえました。まずはその仕事が好きで真剣に取り組み、更に経験値が上がる事で少しずつプロフェショナルへなって行くのがどの業種でも同じなのでしょう。知らない世界を体験することで、自分の仕事を改めて客観視することが出来て貴重な体験となりました。
