< 2026年 5月 店主の独り言 >

 先月は小樽で、今月は札幌のお話し。

 僕は中学の頃からアメリカの音楽が好きでした。そして出来れば良い音で聞きたいので、二十代の頃はいろいろなお店に通い音楽を聴いていました。ワインショップフジヰの音もチョットこだわっていて、スピーカーは札幌のラヴワークスさんが作る小さくても良く出来た物と、アメリカのスピーカーメーカーJBL(ジェービーエル)のコントロール1用の小さなサブウーファーを併用して使っています。しかし僕の夢は40年以上前に憧れた38センチの大きなウーファーを搭載したJBLのスタジオモニターと呼ばれるプロ用のスピーカー。4320から始まるスタジオモニターの各種は当時、世界中の放送局やスタジオで使われていました。でも近年では、スピーカーの流れは大きな太鼓の様なスピーカーではなく、中ぐらいのスピーカーを縦に2~3個並べた形の物が主流。そういった縦型スピーカーもクリアーで音が広がる感じは良いのですが、昔聞いたスピーカーの箱からほとばしる様なエネルギッシュな音に今も憧れています。

 先日ネットを検索していて、偶然、札幌の八軒にあるジャズ喫茶を見つけました。そのジャズ喫茶「にょこ」には憧れのスタジオモニター・シリーズの中でも大型の「スタジオモニター4345」を鳴らしていると書いてありました。40~50年前のジャズ喫茶はタバコの煙が充満した中で大音量の音楽が鳴っていて、今思えばここに1時間も居る事は苦行の様な状態でしたが、当時はそれが当たり前でした。

 そして早速、家内とジャズ喫茶「にょこ」さんに行ってみると、当然ですが店内にたばこの煙は無く、更に40年以上前のスピーカーが新品の様にピカピカなのです。多分専門の業者に依頼し、箱に付いていた各スピーカーを取り外し、各パーツを点検、修理をして新たに組み直したのでしょう。そして当然ですが、スピーカーだけではなくアンプもプレイヤー等の関連機材も最高の物が集められ、音量は控えめですがクリアで素晴らしい音が鳴っていました。お客様は50~60歳以上の男性が一人か、家族連れかで、奥さん連れは早めに帰られる方が多かったです。

 音も良かったですが、いただいたコーヒーも大変美味しく、更にお店の方が大切にレコードやCDを扱っているのを見ていると、本当に音楽が好きな方が運営されているのがこちらまで伝わります。この日は私の好きな所に行ったので、次は家内の為にスーパーへ。八軒まで来たので、もう少し足を延ばしてJR手稲駅横にあるスーパー「キテネ」に向かいます。夕方ここで家内は半額になった毛ガニを見つけ、今夜のメニューは決定!夕食に二人で毛ガニをいただきながら、素晴らしい休日を過ごす事が出来ました。「にょこ」と「キテネ」のドライブコースは夫婦がお互いに楽しめたので、音楽好きとスーパー好きな方にはお勧めします。